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2024/11/22 11:57 |
ライフセーバ CPR 心肺蘇生法講習
二日目。
今日は心配蘇生法の講習です。
今日に関しては、海に出て走ったり泳いだりしないはずなので、わりと楽勝だと思ってた。
うん。そーでもなかった。むしろ飛んだり跳ねたりしている方が、楽だったかもしれない。

簡単に言うと、運転免許を取る際にも行う、応急救護の講習の上級編みたいな感じ。
ぶっ倒れている人を見つけるところからスタートし、
・周囲の安全確認
・全身の確認(出血など)
・反応の確認(声をかける)
・呼吸の確認
・周りの誰かを指名して、救急車を呼ぶことと、AEDを探してきてもらうことをお願いする
(指名せずに「誰かーお願いしまーす」と呼びかけても、誰も動かないので、指名は必須)
・CPR(心臓マッサージと人工呼吸)
・AED装着
・救急車(救命士)に引継ぎ
という事を、指差し声出ししながら、繰り返す。
そりゃあもう、徹底して繰り返す。
一連の流れとして、体に身につけさせないことには、実際にこのような場面に出くわしたら何も出来ない、ということらしく、本当に何度も何度も繰り返す。
朝から夕方まで、シュチュエーションは違えど、ほとんどこれを繰り返し繰り返しやった。
CPRってわりと体力的にも、キツい。

このとき、始めてAEDを使いました。AEDの存在は知っていたけど、使うのは初めてなので、ためになりました。
心臓が停止している(しかけている)パターンってのは4種類あって、そのうちのいくつかは、AEDによる電気ショックで、回復する可能性があるそうです。
AEDのパッドを心臓に貼り付けることにより、AEDが自動的に「電気ショックでなんとかなるタイプの心停止かどうか」を判断してくれて、なんとかなりそうなら自動で電気ショックを与えてくれます。もちろん、逐一音声で、次にすることとかを指示してくれます。

みんなそれぞれ、やり方をしっかりと身につけたところで。
指導員が、
「誰か代表で、一連の流れを見せてください」
といわれました。
当然、誰も手を上げず。
仕方ないので俺が手を上げる。
指導員は、みんなに
「これが、目の前で誰かが倒れたときに、一歩踏み出せるかどうかの違いです。今の気持ちを忘れないでください」
と言われました。
みんな、できるはずなのに、
「誰かがやるだろう」
「自分よりふさわしい人が、他にいるはず」
と考えて、自分からは何もしない。
これこそが、現場で起きている人間心理ということなんだそう。ものすごく納得しました。
俺は特に、なにもやらされることも無かったので、こういう気持ちを知ってほしいと思って出した課題だったみたい。

最後に、何人かでチームを組んで、日常生活の中で人が倒れたというシュチュエーションで、訓練をする事になりました。
邪魔をする野次馬とか、好奇心で写真を撮ろうとするギャラリーなんかも交えての、本格的なトレーニング。
俺がやったのは、朝の通勤時に電車を待つ列の、前のほうで女性が倒れた場合。
声かけで倒れている人の肩を叩いている間に、触らないほうがいいとドヤ顔で言う野次馬とかに対応したり、AEDは服を脱がせる必要があるので、周りの女性を呼んで壁になってもらったりとか、何がおきているのかしつこく聞いて来る人に対処するとか、次々変化する状況に対して、色々と考えながら、それでも次々と処置をしていく必要があって、物凄く疲れました。
通り一遍等の流れを知っているだけじゃ、実際の現場では、なかなか思ったとおりに出来んやろなぁ。

二日間の講習が、ようやく終わりました。
最後に指導員が
「みなさん、自分の両手を見てください」
と言われました。
CPRのしすぎで、赤くなったりしている事を言われるのかなとぼんやり思ってたら
「その手は今日から、人を救える手になりました」
とか言われて、ちょっと泣きそうになりました。

次はいよいよ、4日間にわたる講習になります。
受けるのは多分来年ですが、それまでに、この2日間で習った知識と技術をさび付かせないよう、日々精進したいと思います。

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2014/08/24 21:25 | Comments(0) | ライフセーバ
ライフセーバ Water Safety講習 その3
つづき。

午後からは、実際に海に出ての実技編です。
まずはウエットスーツに着替えます。
ウエットスーツについては、申し込みのときには、絶対自分で用意して来いみたいな感じだったのに、わりと持ってこなくても貸してくれたみたい。半分ぐらいが借りてた。タダで。
こちとら、わざわざレンタルして持ってきたってのに。

まずはウォーミングアップ。
炎天下の元、焼けた砂浜を裸足で走る。足の裏熱い。熱すぎ。
どんなけ走らされるのかとビビってたら、ちんたら数分走っただけでした。
その後はストレッチ。汗だく。はよ海入りたい。

海に入って、スカーリングの練習。
スカーリングってのは、浮いた状態で、手足の先だけの最小限の動きで移動する方法のことです。体力を極力消耗させること無く、持続的に泳ぎ続けることが出来ます。スキューバダイビングのときにもこれで遊んだりしているから、この辺は特に目新しくもなかった。

後は水に成れると言う名目で、水中で逆立ちとかバク転とか、水中でビート板に立って、スカーリングで板と共に移動とか、色々楽しく遊んでました。わりと休憩ナシで次々やらされるから、きつかったけども。

次にPFD、いわゆるライフジャケットを着ての訓練。
装着した状態で、体温を奪われないように体を浮かせる姿勢や、固まって救助を待つ方法などをみんなでワイワイやりながら学ぶ。
グループを作って、リーダの指示に従ってみんなで輪になったり、波が来たことを想定して輪をといて縦列になったりと、実際の遭難を意識した訓練なんかもやってみる。
遭難したらお互いに励ましあうことが大切とかいう事なので、生きて帰り着いたら何を食うかとかいう話で盛り上がってました。おっさんどもはビール言うてた。それあんたが今飲みたいもんやん。

最後に、溺れた人を発見したというシチュエーションで、午前に習った5つの救助を実践。
声をかけ、浮力のある物を投げて、指示を出す。
最初はぎこちなかったものの、溺れる役と助ける役の演技力がどんどん上がってきて、
「も..もうだめだ。妻に、今までありがとうと伝えてくれ」
「バカヤロー!それは生きて、自分の口で伝えるんだよ!」
みたいになってた。
でもスローはヘタで、溺れ役のはるか向こうにペットボトル落としてた。溺れ役が泳いで取りに行ってた。わりかし余裕のある溺死役。

そんな事を夕方まで繰り返して、実習は終了。
あとは着替えて、修了書をもらって解散。

続いて明日は、心肺蘇生の講習となります。

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2014/08/17 16:42 | Comments(0) | ライフセーバ
ライフセーバ Water Safety講習 その2
つづき。

自己紹介が終わって、講習へ。
一番最初に教わったことは、沖で溺れた人を見つけたら、すばやく飛び込んで、泳いで要救助者の元へ。という事だけは「やってはいけない」ということでした。
まず何よりも重要なのは、救助者自身の安全を確保すること。被害の拡大や、ミイラ取りミイラは絶対に避けなきゃならんので、これは絶対守れよとしつこいぐらい言うてはった。

なので、安全に誰もが出来る、水の中に入らないで行える救助方法を学びます。
救助の方法は5つ。
1.トーク
2.リーチ
3.スロー
4.ウェイド
5.ロウ

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2014/08/16 09:03 | Comments(0) | ライフセーバ
ライフセーバ Water Safety講習 その1
というわけで、女子にキャーキャー言われたいが為に、ライフセーバを目指す事になったわけですが。
ライフセーバになるには、日本ライフセービング協会が主催している、いずれかの講習を受ければいいだけ。つまり、座学を1日こなすだけでもライフセーバになれちゃいます。
でもせっかくやるんだし、さすがにそれだけじゃおもんないだろうという事で、実技やテストも豊富な、ベーシックライフセーバというランクを目指したいと思います。
このランクの受講資格として、まず最初に2つの講習をこなして試験に合格しなければなりませぬ。それが「Water Safety」と、「JRC(心肺蘇生)」です。
資格体系図

ライフセーバってのは、海を対象としたりプールを対象としたりイントラのイントラだったりと、専門を何にするかによって、様々なジャンルに枝分かれしています。ただ、どのジャンルで成り上がっていこうとしても、上記の二つの講習は絶対に必要となり、いわばライフセーバの入り口みたいな講習です。

申し込みはまず、ライフセーバのHPから、該当資格の開催日と開催場所を探してきます。
日本全国に散らばっているんですが、関西圏からは神戸、若狭ぐらいしか選択肢がない。
しかも開催されるのが年に1回だから、気がついたら終わってたりもする。ライフセーバ人生を志したのは去年なんですが、もうその頃には終わってましたし。今年は、半年前ぐらいからマークしてて、なんとか申し込みに成功。
申し込みは、講習開催者とメールで連絡を取って、書類を書いて郵送。講習代を振り込めば完了。アナログ過ぎて地味に面倒。

という訳で今回、講習を受けてきました。

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2014/08/13 08:33 | Comments(0) | ライフセーバ
アンジャッシュのせいでライフセーバーを目指す事になりました。
ライフセーバーの資格をとることにしました。
今回は珍しく、誰にも納得してもらえる、分りやすいきっかけがあります。

まずはこの動画を見てください。
ただし、気をつけてください。この動画を見たら、貴方もライフセーバを目指す事になってしまうと思います。閲覧注意!


ね?

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2014/06/01 21:26 | Comments(0) | ライフセーバ

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