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2024/04/19 16:43 |
プログラマの怒られ率低下について
仕事で、壮大なヘマをしまして。

プログラマになって二十ン年。今の会社に十ン年という、通常ならベテランの部類に入ってないといけない立場にもかかわらず、いまだにちょくちょく失敗をお召しになってます。
「壮大なヘマ」言いましたけど、ショボい失敗ならわりとよくあって、それこそ今年入った新人と、わりといい勝負するぐらいにありまし。
ごめん見得張った。質、量共に勝ってしまってる体たらくなんですが。

しかし今回のは、わりと派手な部類でしてね。
それこそ久しぶりに、明日の朝刊飾るかなってぐらいの、どでかい問題を引き起こしてしまいました。そして、まぁ当然のごとく怒り狂った客からの電話を受けて、永遠とも思える説教タイムを味わいました。

メンタル豆腐の俺は、あぁすべて投げ出して逃げてしまいたい、明日の電車止めるかもしれないなぁ、などと思いつつ、また一方で、なんか、懐かしいなこの感覚、と思いました。


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2020/05/16 09:10 | Comments(0) | 仕事
都会の濁流
Microsoftの講習に参加してきました。
「C# ではじめる次世代 UI プログラミング XAML 基礎編/応用編」
https://www.microsoft.com/ja-jp/maic/seminar/seminar.aspx
無料です。

たまに、業務(学習)の一環で、こういったソフトウェアの講習を受けます。
あんまり自分の仕事に関係なさそうでも、面白そうな技術が学べそうであれば、片っ端から会社に申請しまくります。
プログラマという、それ以外の人にはイマイチ何やってるか、何言うてるかわからん立場をいいことに、今はあれがスタンダード!だの、今後はあの技術がクル!だのと、口八丁手八丁かまして、まんまと会社から勉強に行かせてもらうことも、でもやっぱ申請却下されて、おめおめ自腹で行かせてもらうことも、どちらもしばしばあります。

東京、というか関東はあれだね。
こういった、無料のものも含めて、講習がいっぱいあるよね。
やっぱり、人が多いっていうのは、それだけで単純に便利だし、催しも多くなるし、必然的に学習機会も多くなるよね。これまでいろんな人と一緒に仕事してきた、個人的な感覚だけど、関東で出会うプログラマは、なんとなく関西圏より、よく勉強している人が多い気がする。

俺は基本的に人が多い場所が苦手で、できれば山奥で一人暮らしたいと願う、地球規模での引きこもり体質ですので、これまで東京は「仕事で行くところ」であり、住むことなんて考えられない場所でした。マツヤスーパー無いし。マルエツあるけど。

でも、ホワイトハッカー目指せるセキュ塾とか、暗闇キックボクシング(?)とか、面白そうなことは、まず東京から始まることが多いよね。
こういうの見るにつけ、あぁ、東京に住むというのも、なるほどありかもしれないなと思いました。

この講習を受ける最初の日。
滋賀の片田舎から、朝9時前ぐらいの品川駅に降り立ちまして。
新幹線口から出て、在来線の方々と同様に、出口に向かう流れに向かったのですが。
うん、人、多すぎない?
 赤い矢印が俺。青い矢印が群集。
決して狭くない通路なのに、ほとんどギチギチに埋まって前進する、莫大な数の社会人たち。
そのすさまじい数と流れに、リアルに足がすくみました。

この感覚は、あれと同じだ。
山に登って下山時に、大雨で濁流になった川を、目の当たりにした時と同じ感覚だ。
本能が、渡っては危険だと告げている。

やっぱここで暮らすのは、あたしには無理だべ。

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2019/10/21 21:03 | Comments(0) | 仕事
満足に社畜もさせらんない、こんな世の中
先月の残業時間が、100時間を越えました。

こんな話をすると、IT業界の歴戦の社畜猛者どもが、
 俺は300時間。そして残業代ゼロ。
 半年で3人辞めた。うち一人は人生も。
 1ヶ月ぶりに家帰ったら、嫁出てってた。
とか、わりとシャレんならん戦歴を、ガンガンぶつけてくるので、こんなショボい数字、あんまり言いたくは無いんですが。

よわい41歳。
プログラマ35歳定年説とか、色々言われていた時代も有りましたが、未だに現役でデジタル丁稚をしております。
昔はプログラマといえば鬱、徹夜、エスタロンモカと、就業時間も住民票も無視して、無限に働き続ける景色が珍しくなかったんですが、これも時代の流れなのか。
最近では36協定とか言うて、あんまり長く働かせないようにする仕組みを、お上が出してきたりしてますよね。

確かに、巷を騒がせた飲食業や運送業の、寝る間もないような長時間労働によって、心や身体を病む人はいるでしょうし、そのような人の労働時間を削減することで、不幸な人を減らす事に一定の効果はあるかもしれません。

でも、その人にとっての仕事の大変さを、絶対的な「時間」で計るなんて、無理でしょ。
こんなの究極的には「人による」もんじゃないですか。
人によっては100時間ぐらい平気な人もいれば、20時間でもダメな人もいるでしょうよ。
職場環境、本人の体調、仕事内容、納期などの圧力、職場の雰囲気、作業時間などなどの、複雑な要因を数値化でもしないかぎり、絶対的な指標は出せないでしょ。
それを単に「時間」だけで判断するって、まさに愚の骨頂。
これを決めた偉い人たちは、単位の違うものは掛けたり割ったりしたらアカンて、誰か一人ぐらい習わなかったのか。

と言うわけで、今月は仕事もあるのに片付けたいのに、残業禁止で代休も消化せなならんという状況に追い込まれています。

本人が良いって言ってるんだから、好きなだけ働かせてくれたらいいのに。

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2018/12/01 09:53 | Comments(0) | 仕事
結婚すると出世する
結婚しました。出世しました。
どちらも年単位で前なのですが、今回は後者の話です。

出世するのは大体が既婚者という状況が、不可思議であり、不満でもありました。

結婚に対する、社会人的な側面として、よく言われるのが
・男は家庭を持って一人前
・家庭を持つと、仕事に責任感が生まれる
・家庭を妻に任せ、仕事に集中できる
なんてーのがありますよね。

いやいやいやいや、いやいやいやいや。
独身でも、責任感あるやつはあるし、既婚者でも無いやつは無いでしょうよ。
土曜に緊急の仕事が入ったとき、既婚者のアイツは出てこなかったけど、俺はプライベートを犠牲にして、颯爽と出てきたじゃないですか。予定なくて暇だったからだけど。

こういった、いわゆる「結婚が社会人に効く」とかいうのは、何の根拠もない、ふざけたレッテルです。
猫が顔を洗うと雨とか、黒人はバスケ上手いとかと同じ。

いやまぁ、もちろんやっかみもありますよ。
結婚まで出来たくせに、仕事まで評価されちゃうのかよ、と。
どっちも得られない俺を、少しでも可哀想だと思わないの、いややっぱ思わないで。
とにかく、こんな非論理的な話、理系としては、どだい認めるわけにはいきません。

しかし、色々とあれこれあった末に、俺なんかが結婚しまして。
ザ、二人暮らしが始まりまして。
一人大好きの俺は、案の定初日から、鬱発症。
生活も生き方も違う人との生活に疲れ。
あぁ独身での一人暮らし、最高だったなぁと、楽しかった記憶に触れることが唯一の、心のよりどころとなり。
近所の公園で一人、過ごす時間が長くなり。
こんな生活が、一生続くのかと絶望し。

そこで、ふと気付いたんです。
そうだ、もっと仕事をすればいいんじゃね?
早く帰ると顔合わしている時間が増えるし、遅く帰れば顔合わせることないし。
朝も早く家を出れば、全く顔を合わせることも無くなる!
人生に、光が差した瞬間でした。

そっからはもう、仕事の鬼ですよ。
自分の仕事の量なんかじゃ、たかが知れてるので、人の仕事にも積極的に手を出して、頼まれてもいないのに企画立案。無関係な会議にも参戦。
それには飽き足らず、新人を集めて勉強会やイベントを開催。
無給でも余裕で働きます。遅く帰るためならば。社畜万歳!

そんなことしてたら「結婚してからアイツは変わった」とかいう事を言われだしまして。
今までは毎年の面談で、もっと会社に貢献しろとか、人の仕事の面倒見てやれとか、肝心なときにいないとか10年近く言われ続けてきて、一切改善してきませんでしたが、いつの間にか全部クリアしとった。
そして出世です。

なるほど。こういう事か。

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2018/07/21 13:49 | Comments(0) | 仕事
怒られなくなった日
うちの会社は2月ごろに、社内面談があります。
直属の上司と取締役、場合によっては社長なんかも交えて、けんけんがくがく。

あらかじめ、昨年度にどんな事をしていたかをまとめたレポートを出して、それを元に面談をするわけです。
レポートには、いかに俺が会社の役に立っているかということを、無いこと無いこと書きまくっているわけですが、大抵その内容には触れられないんです。ほぼスルー。

もう10年以上今の会社にいるわけですが、毎年の面談内容をまとめると、だいたいこんな感じ

会社:もっと協調性を持て。人として最低限の。
俺:仕事はちゃんとやってるじゃねーか。鼻ホジー

細かいところは違えど、毎回コピペしたように同じ。
俺の人間性がアレなままなので、今年度もダメだったね、来世に期待だね、という流れで終了します。

ところがなんと。
ついにコピペ面談にも変化が。
今年は怒られませんでした。

もうね、逆に怖い。
今から思うと、ダメ出しをされるというのは、つまりはそこを改善すれば評価されるという事が、明確に分かるということじゃないですか。
これって、むちゃくちゃ有り難いですよね。
「評価を上げるにはどうしたらいいですか?」という質問に対する、ダイレクトな回答がもらえている状態ですよね。ほぼカンニングですよこれ。

でも、そんなダイレクトアドバイスが無くなってしまった。
これからは、自分でその答えを見つけ出していかなきゃならんというわけです。
今後評価される為には、マイナスをゼロにするのではなく、ゼロ(以上)のものをプラスに引き上げる必要があるわけです。
えっ、普通に無理ですけど?

普通の人は、20代終わりぐらいには、この状態になってるんだろうね。
あたしは40代でようやく到達しましたが、今更こんなとこ立たされても周りに誰もおらんし、途方にくれますわ。

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2018/05/03 09:24 | Comments(0) | 仕事

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