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2024/11/22 18:02 |
ボイトレ教室に通う私 レッスン5
今回は、クロマティックスケールのお話です。
普通に生きていれば、一生知る事の無い言葉を、また心に刻み込みました。

クロマティックスケール(半音階)というのは、鍵盤で言うところの、白と黒の鍵盤を全部使った、半音ずつ上げ下げする音階の事です。

僕も大好きwikipediaさんによると、こうあります。

半音階(はんおんかい、クロマティック・スケール 英語: chromatic scale)とは、隣り合う音の音程関係がすべて半音で構成されるような音階。十二平均律に含まれる半音階はただ一種類である。本来は、全音階における音階音が半音変化した音を伴って構成される音階であり、結果的に音階構成音の音高が半音の間隔で配置されている。

凄いね!わりと日本語で書いてあるのに、なに言ってるのか全然わかんないよ!

音階っていうと大抵は、
「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ」
を思い浮かべると思います。
これは、ピアノ鍵盤でいうところの、白い鍵盤だけを抜き出したものなんですね。

かたや、半音階ってーのは。
「ド、ド#、レ、レ#、ミ、ファ、ファ#、ソ、ソ#、ラ、ラ#、シ」
という、白も黒も全ての鍵盤を含めた音階のことを言います。

白い鍵盤と黒い鍵盤って、同じ数無いじゃないですか。
昔っから、これが不思議だったんですよね。
「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ」は、なんとなく等間隔だと思ってましたけど、実はミとファの間には黒鍵盤が無い=半音階なんですよね。
ド→レ(全音。半音×2)
レ→ミ(全音。半音×2)
ミ→ファ(半音)
ファ→ソ(全音。半音×2)
ソ→ラ(全音。半音×2)
ラ→シ(全音。半音×2)
だったんだよ!!びっくりだよね!知ってた!?
え。あ、そう。知ってたんだ。

音楽やってる人には常識なんでしょうが、そしてあたしも弦楽器からカウントすると、もうあまり人に言いたくないぐらいの長い経験歴がありますが、あんまり分ってませんでした。

俺を含めて一般人は、ドレミファソラシドーって歌う事は、わりと出来るんですよね。幼少の頃から、ずっとこれに慣らされてきてますからね。もちろん音が合ってるかズレてるかはおいといて。
ただ、半音を含めた全ての音階、クロマティック・スケールのように歌うってのは、物凄く難しいです。だってそんな中途半端な音、知らないですからね。

半音ずつ上げたり下げたりする先生のピアノに合わせて、声を出してみたんですが。
何とか言うか、もどかしい。
今まで最小単位だと思っていた全音同士の、中間の音を意識することになるとは。飛行機で隣の家に行くみたいな感覚とでも言いましょうか。ごめん全然違うわ。

でも、歌うたいには絶対必要な感覚らしいので、がんばってみたいと思います。
もののけ姫も、がんばってみたいと思います。とりあえず歌詞は覚えた。

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2015/01/22 20:23 | Comments(0) | ボイトレ
ボイトレ教室に通う私 レッスン4
ボイストレーニング教室 4回目のレッスンにて。
「高い声を出すとき、ミックスボイスを使ってますね」
先生に、唐突にそんな事を言われました。
なんぞ、それ?

今回は、ミックスボイスについて教わりました。
ミックスボイスというのは、地声と裏声をミックスした声のことだそうです。
裏声のように高い声を、地声のように楽に出す事ができるとかなんとか。
長い時間を歌うためには、必須の能力みたいです。過去に、ひとりカラオケ6時間とかこなせたのも、この技のおかげなのかもしれません。

誰でも、訓練すれば出せるようになる声なのですが、訓練無しでも出せる人もいるみたいです。俺もそういった類の人らしく、意識せずに使ってたみたいです。
おおっ!
ちょっと、これって、ついに、天賦の才能見つけちゃった系!?
ありとあらゆるジャンルに手を出し、才能と呼べるものは一切見つからなかった私ですが、ここに来てとうとう第二のウタダになれちゃいますん?

先生いわく。
ただし、その特性を理解せずに使ってても、あんまり意味はないとか。それどころか多用したら、ただのキンキン声としか認識されないそうです。
全然、天賦の才じゃなかった。調子乗ってすいませんでしたすごすごといつもの日陰に戻りますおめおめと。

というわけで地声、ミックス、裏声をコントロールできるようになる事が、当面の目標となります。まずは、全然使ってない裏声を練習します。

裏声の出し方。
声を一番低いところから、一番高いところまでつなげて出してみます。地声での一番高いところから、更に無理くり声を高くすると、ひっくり返って裏声になりました。我ながら気持ち悪い声です。
ここの、地声と裏声の切り替えがスムーズにできたら良いらしいですが、今はおもいっきり引っ掛かりがあります。
裏声って、とてつもない違和感。まともに出した事の無い声ですし。綺麗に出せたらいいんですが。率直に言って、素直にキモい。またひとつ、新しいキモ要素を手に入れてしまいました。
そして、裏声のままで音階練習とかしました。
裏声を出すだけでも大変なのに、さらに高低の操作までするとか。自分の声なのに、全然ままならないです。頑張っても3音ぐらいしか出せず、死にそうでした。死因は裏声。

そして、裏声の練習のために、課題曲として選んだ「熱視線」は、しばらくお休みとなりました。替わりに課題曲をもらいました。

「もののけ姫を歌ってください」
江っ...?

もののけ姫って、あれすか?

声楽ですやん。全部裏声ですやん。
先生いわく、裏声の練習には、とてもいいそうです。
まぁそれは分りますが。
俺がこれを歌う?ってか歌える?

と、とりあえずCD借りてきます。

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2015/01/02 08:59 | Comments(0) | ボイトレ
ボイトレ教室に通う私 レッスン3 後半
前回からの続き。

俺が体験レッスンのときに、洋楽で好きな歌手は誰か、という質問にアヴリル・ラヴィーンと答えました。別にファンというわけでもなく、ただいくつかの曲を知っている程度でしたけど、洋楽自体をあまり聞かないので、わりと適当に答えました。

そしたら先生に、俺と、アヴリル・ラヴィーンとの違いを挙げてください、と言われました。
ちっ、違い!?
あちらは、超有名な歌手で、こちらは超無名な会社員。そんな二人の違いとか。逆に共通点なんて、あるの?って話じゃないですか。
真っ先に
「性別」
「国籍」
「収入」
という言葉が頭に浮かびました。
ですが、そんな事言おうものなら
「いやいや、そういう事ではなく(呆)もっと音楽的な」
と言われてしまうのではないかと思い、ちょっと躊躇したものの。
でもせっかくだから、恐る恐る言うてみる。

そしたら先生、膝をポンとうたんばかりに、
「そうです!性別が違います。性別が違うという事は・・・」
と言った感じで、まさにそれこそが大正解!と言った感じで話してくれました。
こういう場合答えると、苦笑いされるか激怒されるかの、2択の人生を歩み続けてきた俺にとって、このような好意的な反応があるというのは衝撃的でした。
この先生は、もしかしたら凄くいい人かもしれない...
薦められたら、壷もイルカの絵も買っちゃうかもしれない。

この質疑応答の意味をまとめてしまうと、
・人それぞれ出せる声が違うので、誰かのようになろうというのは無理。
・自分の声を高めて、自分の歌に磨きをかけるといいよ。
・歌を聞いて、色々言う人はいるでしょう。けども、これが、あたしの歌ですと胸を張れるように。
というお話でした。
本当はもっと色々と言うてもろてたんですが、脳の記憶容量が追いつかず、華麗にだだ漏れ。その時は覚えたつもりでメモを取らないという、ダメ生徒代表にふさわしい行動の結果、全てを把握する事ができませんでした。

もったいない。次こそはメモを...

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2014/12/14 18:28 | Comments(0) | ボイトレ
ボイトレ教室に通う私 レッスン3 中盤
前回からのつづき。

声を出すときに、自分の口がちゃんと開いているのか、鏡のオノレの姿を凝視しました。頑張った。
でも同時に、音も合わせないといけないから、わりと注意力散漫になりがち。
声を出したときに一瞬「あれ?ズレてる?」とか思ってしまうと、声を合わせる方に意識が集中してしまい、鏡の監視は置いてけぼり。
二つの事柄を同時に注意するって、難しいわ。

まだ、低いところの1オクターブ未満しか出してないんだけど、それでもなんか俺の声、早くも限界くさい。一番低いのは、かなり真剣に低くしないと出ないし、一番高いのは、コウモリの気分で音波出さないと無理。
俺って、出せる音域すんげー狭いのな。
なんか6オクターブだの出せるとかいう人、いたよね。
えんだーいやぁーの人?
やっぱ歌手って、すげーな。

今回は、理論の話をしてもらいました。
完全理系畑をズカズカ歩む、まずはじめに理論ありきで、融通の効かない俺としては、理論から入るのは大好きです。
声を出すための理論について、教えてもらいました。
ざっと箇条書きにすると
・声帯は男女差、個人差がある 画像はちょっとグロいので注意
・高い音を出す時は、声帯が伸びている。女性のほうが伸びやすく、高い声が得意なのもそのため。
・鼻と口が繋がる部分を、分けてる蓋の骨(名前忘れた)が開いていると、いわゆる「鼻に抜けた」声が出てしまう
・この骨を閉じる感覚をつかめ
とかなんとか。でもかなり曖昧。
次からはメモとろうと固く決意。

蓋骨に関しては、あくびをするときに声を出すと、感覚を掴みやすいそうです。
あくびを心待ちにしてみたいと思います。

つづく。

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2014/12/14 00:35 | Comments(0) | ボイトレ
ボイトレ教室に通う私 レッスン3 前半
ボイトレ教室は、最寄り駅から1駅隣の駅前にあります。
なので、自転車で行くにせよ、電車で行くにせよ、とっても楽。

レッスン15分前の準備時間。
前回はどう過ごしていいか分からず、普通にカラオケしてました。「つぐない」とか涙を流しながら熱唱して過ごしてましたけど、今回は、ストレッチに重きを置いてみたいと思います。
ストレッチなんか、声を出す事と無関係だと思ってました。ですが、ボイトレで検索したところ、みんな口をそろえてストレッチの重要性を突きつけてくるんですよね。
ネットの情報を簡単に鵜呑みにする俺は一瞬で、ボイトレ前ストレッチ教信者となりました。もしかしたら、また騙されているかもしれません。でも琵琶湖のビッシーも、まじ居ると思うんだよね。

ストレッチしてたら、体が暖まりました。理論上、これで最高の歌声が出せる準備が整ったはずです。
それでは早速、いつもの音階発声練習から。

低い音から、徐々に上げながら発声してくんだけど、自分の出している声が、先生の弾くピアノの音階と合ってるかどうかが、イマイチ分らない。
そしてなんといっても、目前には大きな鏡があります。
そこに写る姿は、いつも事務的な魔法の鏡ですらも空気読んで
「いやまぁ、白雪姫ほどではないけど、あんたもそこそこ良い線いってるよ?俺はわりと好きだよ?」
的な同情の言葉をかけてくれかねない、俺の残念さらけ出し、歌う御姿。
これは目を逸らさざるを得ない。DEENでも無理。

そしたら先生から、口が十分に開いていないと指摘。
それを防ぐ為に、鏡に映った自分の顔をしっかり見て、口の開きを監視せよという、あまりにも非常なミッション指令。流石の鬼軍曹も「司令官、それはちょっと...」と横から意見するレベル。

明るいところで、自分の顔をまじまじと見せられるって、キッツイよね。
現実って、基本的に直視したくないもんやん?言い訳不可能だし。
でも大抵の生徒さんが、そうらしいわ。極たまにいる、自分の顔大好きな人以外は。

続く。

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2014/12/12 19:46 | Comments(0) | ボイトレ

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