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2026/01/25 08:43 |
12/06版 六甲山カフェの日常 その3
うららかな午後。


毎回、新しいメニューを引っさげて登場してはいるのですが。新しいメニューが生まれるまでには、様々な試行錯誤があります。
この試行錯誤を「試作」と称して、片っ端から気になったレシピを試して食べているので、俺の体重および体脂肪率は不況知らずの右肩上がり。オミヤノミクスは大成功です。

メニューに載せる一品を作り出すまで。
まず気にしているのが、提供速度。
料理やドリンクを作って、お客さんに出すまでの時間の事です。
一般的には、お客さんが不快感を感じない時間は、10分がリミットと言われています。
だから、提供する時間が短くなるように、工夫が必要です。

ベストなのは、そのまま提供できるものです。
これに該当するのは、主に買い物ですね。例えば購入したケーキなどを、お皿に乗せて出す場合。これなら待ち時間はほぼ0です。でもこれは味気ないですよね。お客さんの立場なら「これなら家で食うよ」って思えちゃいますし。
次は下ごしらえ済みのものを、温めるだけ、なんてものですね。
俺のバターチキンカレーなんかも、このジャンルに当たると思います。
もちろん、下ごしらえにかかる時間は、提供時間には無関係ですので、どんなにかかってもOKです。提供時間が短く出来るように、どこまで作っておくか、それをどんな手を加えて出すかを、一番に考えています。

よくやるのは、夜に下ごしらえをしておいて、朝に作ってみる方法です。
これで、ゼロから作ってそのまま出すのと比較して、どのくらい味に変化があるのかを見てます。冷凍したり、冷蔵したり。あれやこれや。

六甲山カフェでは、俺がひとりでやっている事から、注文が重なると10分を超えることもわりとあります。それでも、今のところありがたいことに、トラブルはありません。

あとは価格です。
一般的には、フードは原価の20%以下、ドリンクは10%以下に抑えるのがベストと言われています。六甲山カフェでは、そもそもドリンクの時点で30%ぐらいになっちゃってるので、このセオリーから思いっきり外れています。フードはメニューにもよりますが、50%を超えているものもあります。
なるべく売りたいものの原価を低くするというのが鉄則ですが、幸いにして六甲山カフェは家賃が安いので、その分を買い入れにまわすことで、なんとかなっています。
加えて、俺を含めてここのカフェの店長たちは、他に仕事を持っていますので、儲けを度外視している事が多いです。だから50%なんてアホみたいな原価が、まかり通ってしまうのです。

主に気にしているのは、この2点です。

この試行錯誤が、たまらなく楽しいです。
あれやこれやを経て、味的にも作業的にも時間的にも、満足できそうと思えたものが、メニューに追加されます。

まだまだ俺の女子力は、上がっていきそうです。(ふくよかになっているという点で)

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2014/12/27 20:27 | Comments(0) | カフェ
パテシエの挫折と再生 その5
前回までのあらすじ。
シュークリームつくりに失敗したけどもう一回やって成功しかけたにみえたけどまだカスタードクリームという難関が待ち構えていた。

というわけで、クリームも頑張ってみました。
カスタードクリームは、牛乳とかあれとかこれとかを混ぜて、煮詰めていって、ちょうどいいところで火を止める必要があります。火を入れる時間が短いと、シャバシャバのクリームになってしまいますし、逆に長いと、焦げてしまいます。
なので、ここぞ!という時にピタリと火を止めなくてはなりません。
そういうの、苦手やわー。
そんなこ難しい決断が華麗に出来る男なら、37まで独身じゃないわなー。

でも、意外になんとかなりました。
DVDで何度もイメージトレーニングをしたおかげです。
非モテ37独身弩貧民のわりには、頑張ったほうです。

こいつを冷やしてー戻してーシューに詰めてー



上にクレームシャンティ(=生クリーム)を乗っけて、粉砂糖をふりかけて完成!
今度こそ出来ましたん!


まぁ、生クリームに砂糖入れすぎて、甘すぎたってのはありますけども。
初回の失敗に比べたら、可愛いもんです。うん。そうしとこ。

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2014/12/26 23:04 | Comments(0) | 料理・レシピ
パテシエの挫折と再生 その4
前回、まっこと見事な大失敗を経て、シュークリーム作りリトライを行う事となりました。

生地の柔らかさが敗因である事は間違いないと思いますので、なるべく固めにしてみました。
具体的には、生地の固さを見ながら少しずつ慎重に卵を加えていきます。
おそるおそる。
よく見たらレシピにも、
「固さを見て追加する事。全部入れたら多すぎる」
みたいに書いてあったわ。
そ、それをちゃんと読ませるように書かない、著者が悪くね?俺は悪くねー?


ドラゴンクエストの序盤に出てくる奴に、めっちゃ似てる...
絞り技術のマズさを露呈。でも、生地の固さはキープ。
ちなみに、ケーキにクリーム塗りたくるナッペって技術よりも、クリームをいろいろな形に絞り出す方が簡単だと思ってたけど、実際は絞りの方がずっとムズいと思うわ。どっちもまともに出来ませんけどね。テヘペロ。

こいつに黄身を塗ります。ついでに刷毛で形を整え、フォークでバッテンを入れます。
意味は知りません。辻調の教授がDVDでゆーてたのを、真似しているだけです。


こいつをオーブンにIN!
前はレシピの時間通りにしたら焦げたので、若干短めで!


よっしゃー!やれば出来る子!
1度目の失敗にめげずに、二度目で勝つとか超かっこよくね?

これで辻調の製菓通信講座の課題も、完璧にこなせた!とか思って、課題をよく読んでみたら、
「クレームパテシエール(=カスタードクリーム)の写真も必要」とか書かれてました。
つまり、これも作らないと課題が完成しない事になります。

えっ..
あの絶妙な火加減が必要な、しち面倒くさいクリーム、つくらなあかんのん?
生クリームでごまかしてやろうと企んでいたのに。

つづく。

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2014/12/25 18:49 | Comments(0) | 料理・レシピ
パテシエの挫折と再生 その3
前回、シュークリームの帝王と呼ばれた(主に俺に)俺が、惨敗を喫したわけです。
そしておかんはブツブツ言いながらも、それを持っていきまして。

おかんいわく。

「よくある失敗例やなー、言われたわ」
「パテシエ(自称)の息子が作ったって言いにくくて、私が作った言うてもうたわ」
「誰一人として、おいしい言わなかったわー」

うちのおかんは、基本的にデリカシーが無い
多分普通の人なら、こんなこと言うと相手が傷つくんじゃないかな?とか思うレベルの事でも、何のフィルターもかまさずに大放流してくる。
その下流住民である俺は、いい迷惑ですよ。
決して、こうはなるまいと、反面教師にしようと心がけているわけですが、多分俺も似たより寄ったりなんだと思います。

あたしは傷つきました。
というよりも、作った時点で傷ついてました。
まさか、こんなにも製菓が出来ない子になっていたとは。

しかし、泣いてばかりもいられません。
幸いにしてシュー作成の工程は少ないので、失敗の原因は把握しやすいです。
どう考えても、生地がやわらかすぎたのが犯人であることは、ジッチャンの名にかけなくても分ります。
リベンジだっ!

つづく。

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2014/12/24 18:49 | Comments(0) | 料理・レシピ
パテシエの挫折と再生 その2
前回、シュークリーム成功率100%(ただし試行回数1)の、伝説の英雄である俺が、様々な事情により再び戦場に赴くこととなりました。
その死に様を、とくとごらんあれ。

まずは生地!
混ぜて混ぜて搾り出しッ!

あれれ?なんか、柔らかすぎね?
DVDで見たときは、もう少ししっかりしていたような気がする。
なんかこれ、どこまでも広がって行っちゃいますし。


どう考えてもやわらかい。
作り主に似て軟弱すぎる。あまりにも草食系。
行く先には暗雲しか見えねぇ。

と、とにかく焼いてしまえっ!
あとはオーブン先生の力で、なんとかしてもらいましょう。
先生!お願いしやす!


.....せ、先生。信じてたのに。

これぞ、失敗の王道、ザ・膨らまない!
シュークリーム道の手荒い洗礼、あたしも受けましたん!

と、とにかくデコしてしまえっ!
あとはクリーム先生方の力で、なんとかしてもらいましょう。
先生方!お願いしやす!


....アカン(確信)
さすがのカスタード+生クリーム&粉砂糖でも、庇いきれない事があることを学びました。

作り直す時間も気力も無かったんで、おかんにもそのままお渡ししまして。
そして後日談があります。

つづく。

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2014/12/23 22:53 | Comments(0) | 料理・レシピ

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