俺のおみや

前回、超合法的な手段によりリコッタチーズおよび、伝説のカルピスバターを入手し、最高のパンケーキを作る準備は整いました。

手順は簡単です。
黄身にリコッタと砂糖と薄力粉を混ぜたものと、メレンゲを混ぜたら生地の完成。
後はバターをひいたフライパンで、弱火で蓋をしてじっくり焼くだけ！
あたしメレンゲだけはマジ得意！幼少の頃から、成功も失敗も数限りなくやってきたからね！

焼きあがったら、粉砂糖をかけていただきますっ！
ワーンダホー！

スフレもばっちり決まってふわふわー！
それでは、実食！

んん！？
おおっ！？

いや、普通に美味しいわ。
生地としては、今まで食べたパンケーキの中で最高だわ。
何故か物事を斜めに見る俺としては、こんなに凄い材料なのに、大して美味しくないーとかいう流れがおいしいかな、とか思ってたんですが。
こんなもんに１７００円とか！って、ものすご叩いてやろうかと思ったんだけどわりと美味しいわ。そんなにお金は出せないけども。

そして、後日談。
このまま放置した生地を、翌朝に焼いてみました。
これでも美味しいならカフェで、朝仕込み→提供という流れが可能になるからね。

やっぱ、格段に薄くなりますね。
メレンゲの泡がつぶれてしまったために、スフレ成分が皆無になってしまったわけです。
理論どおりに実験結果が出ると、スッキリするわー。

でも味は、問題なく美味しかったです。
ふわふわ感は無くなったけど、しっとり感は増してますし。
見た目はイマイチだけど、これはこれで。

パンケーキ道、というか製菓道、まだまだ歩んでいきたいと思います。