俺のおみや

花が好きなんですわ。
そうなると自分で飾りたくなるし、何の知識もなくゴムで束ねた、花屋でもらったまま飾るより、キリ戻して整理して飾った方がずっと良いと思ったわけで。

フラワーアレンジメントの教室に通ってました。数年前まで。
仕事がアホみたいに多忙になった時に、ひとまず休止してます。近々復帰予定。

そもそものきっかけは、友人の結婚からはじまった。
夫婦ともに俺の友人で、特に彼女とはかなり仲が良かった。
んで、結婚式のブーケを、俺が作りたいという話をしたのがきっかけ。
その時点で、俺にブーケを作る知識はゼロ。
速攻花の教室を探して、ブーケの作り方を教えてくれる先生の元で修行。
数ヶ月しかなかったから必死やった。
結局、ブーケの持ち込みがダメになって、デビューは果たせなかったんだけど、それ以降その教室に居座って、ブーケのあとも、通常のアレンジメントを習う日々が続いた。

俺が過去に教室で作った花の数々。

ブーケ編。

初めて作ったラウンド(丸型)のブーケ。
ピンクのガーベラとバラをふんだんに使ったもの。
ブーケは手に持って移動することを前提にしてるので、花をしっかりオアシスに刺しておかないと、移動中にポロポロ落ちるなんて事に成りかねないので、けっこー気を使う。






ブトニア。
ブーケの始まりとして、こんな話がある。
太古の昔、男が婚姻の印として、恋人に花束を送った。
女は、その花束から１本の花を取り出し、男に送った。
とかいう話がブトニアの始まりとかそうでないとか。

新婦のブーケと同じ花を使い、新郎の胸に付けておく花。
ワイヤーを駆使したり、少しでも長持ちさせるために水をしみこませた紙を茎に貼り付けるなど、小さい割に苦労する。胸に付けるものだから、重すぎるのもNGで、３つ作るだけでもすごく時間かかった。








バスケットブーケ。
俺は、横広がりがとんでもなく苦手と言うことが、この作品にて発覚した。













だらんと長く垂れ下がる、俺が新婦だったら持ちたいタイプのブーケ。

ブーケに使う花とか形は、新婦のキャラクタとか、ドレスの色によって使い分ける必要がある。
基本は新婦の好みなんだけど、やはりドレスの次に注目されるのがブーケなので、合わない色はマズイ。
色の組み合わせとか、花とは違う部分でも勉強させられた。
まぁ、色々と教わったけど、今では残念ながらほとんど忘れたんだけど。