「...陣内が...CDで...」
「花火...これが...」
なんか、聞こえる。
微妙に聞こえる会話は、すげー気になる。
真っ暗な中、時間を確認する。
21時でした。山ではもう深夜です。下界では普通に仕事している時間ですが。
なんかね。2つくらい離れたテントの子供2人が、
「今まで見た中で一番面白かったコントの説明大会」
を始めちゃいましてね。
テント張ってるとき、横にいたのが家族連れって事で、嫌な予感はしていたんだけど。
最初のうちは、父親がたしなめて止んでいたんだけど、いつの間にかその監督役も寝てしもたみたいで、もう子供らの独壇場。
子供の声って響くんだよねぇ。
んー。流石に21時はあかんやろ。
これは寝られないなーどうしようかなー文句言いに行こうかなー。
あ、そのネタ知ってる。確かに面白いよねーサンドイッチマン。
ぐー。
いつの間にか、普通に寝てました。
「キャー綺麗!」
「あ、流れ星!」
今度は別の方面から、集団の話す声、というか歓声が。
真っ暗な中、時間を確認する。
22時でした。山ではもう丑三つ時です。
なんかもれ聞こえた話を総合すると、彼ら彼女らは「星を見る会」みたいなのの集団らしい。
それで、ここまでわざわざ、星を見るためにやってきたのだとか。
夜中に山道を?こんな時間、ロープウェイも運行していないのに?
まさか逆方向から、ジャンダルム(岩だらけの難所。毎年死人が出てる)を通ってきたなんて事はあるまいに。
声を聞く限り、若い男女の集団っぽかったけど、彼ら彼女らは一体どこから...?
謎の集団だ...
流石に煩すぎたのか、宿の人が出てきて注意してくれてからは、静かになりました。テント場の人が寝られないだろ!と恫喝してくてれました。お心遣い物凄く感謝。
後から知ったんですが、注意してくれたのは宿の人じゃなく、うちのツアーのお客さんの一人でした。
流れ星ってことは、流星群とか来ているのかな?
一瞬、俺もテントから出て空を見ようかと思いましたが、眠さが勝ちました。
続く。
「花火...これが...」
なんか、聞こえる。
微妙に聞こえる会話は、すげー気になる。
真っ暗な中、時間を確認する。
21時でした。山ではもう深夜です。下界では普通に仕事している時間ですが。
なんかね。2つくらい離れたテントの子供2人が、
「今まで見た中で一番面白かったコントの説明大会」
を始めちゃいましてね。
テント張ってるとき、横にいたのが家族連れって事で、嫌な予感はしていたんだけど。
最初のうちは、父親がたしなめて止んでいたんだけど、いつの間にかその監督役も寝てしもたみたいで、もう子供らの独壇場。
子供の声って響くんだよねぇ。
んー。流石に21時はあかんやろ。
これは寝られないなーどうしようかなー文句言いに行こうかなー。
あ、そのネタ知ってる。確かに面白いよねーサンドイッチマン。
ぐー。
いつの間にか、普通に寝てました。
「キャー綺麗!」
「あ、流れ星!」
今度は別の方面から、集団の話す声、というか歓声が。
真っ暗な中、時間を確認する。
22時でした。山ではもう丑三つ時です。
なんかもれ聞こえた話を総合すると、彼ら彼女らは「星を見る会」みたいなのの集団らしい。
それで、ここまでわざわざ、星を見るためにやってきたのだとか。
夜中に山道を?こんな時間、ロープウェイも運行していないのに?
まさか逆方向から、ジャンダルム(岩だらけの難所。毎年死人が出てる)を通ってきたなんて事はあるまいに。
声を聞く限り、若い男女の集団っぽかったけど、彼ら彼女らは一体どこから...?
謎の集団だ...
流石に煩すぎたのか、宿の人が出てきて注意してくれてからは、静かになりました。テント場の人が寝られないだろ!と恫喝してくてれました。お心遣い物凄く感謝。
後から知ったんですが、注意してくれたのは宿の人じゃなく、うちのツアーのお客さんの一人でした。
流れ星ってことは、流星群とか来ているのかな?
一瞬、俺もテントから出て空を見ようかと思いましたが、眠さが勝ちました。
続く。