辻調の通信講座を始めて、半年が過ぎました。
半年に一度のスクーリングも済み、おおよその体験談を語ることもできそうなので、ここで赤裸々にしてみたいと思います。
まず、通信講座に申し込むと、毎月15日くらいに、教材が届きます。
教材の中身は、
・教本 1冊
・DVD 1枚
・課題(無い月もある)
という内容となっています。
初回に限り
・5000円以上する電話帳みたいなレシピ集。鈍器のような重さ。
・「なんでも質問に答えちゃうよ封筒」が何通か。
が、付いてきます。
あと、辻調ニュース!的なチラシも毎回入ってますけど、うちでは流れるようにゴミ箱にダンクされるので、内容は知りません。
さぁ、では一つ一つ、詳細を語っていきましょうかね。
基本的に、習う品数は1月に2種類。2品ではなく。
ここにあるカリキュラムの通り、例えば最初の月はスポンジ生地に付いて学びます。そして、イチゴのスポンジケーキと、オムレットを学ぶというように、その月のテーマに沿ったお菓子を作ります。作るお菓子は2品とは限らず、もっと多い月もあります。
まずは教本。
その月のお菓子のレシピです。
続いてDVD。
これは辻調の偉い初老パティシエが、教本に沿って、その月のお菓子の作り方を、作りながら説明してくれます。
ここにダイジェストがありますが、まさにこのまんまです。初老だよね?
最後に課題。
大抵は、文章穴埋めのテストです。たまに、作ったケーキの写真を送れ、というのもあったりします。
とまぁ教材についてはこんな感じで、これから感想を述べて行きたいと思いますが。
あくまで俺の価値観であるという予防線を張った上で、結論から先に申し上げますと。
半年に一度のスクーリングも済み、おおよその体験談を語ることもできそうなので、ここで赤裸々にしてみたいと思います。
まず、通信講座に申し込むと、毎月15日くらいに、教材が届きます。
教材の中身は、
・教本 1冊
・DVD 1枚
・課題(無い月もある)
という内容となっています。
初回に限り
・5000円以上する電話帳みたいなレシピ集。鈍器のような重さ。
・「なんでも質問に答えちゃうよ封筒」が何通か。
が、付いてきます。
あと、辻調ニュース!的なチラシも毎回入ってますけど、うちでは流れるようにゴミ箱にダンクされるので、内容は知りません。
さぁ、では一つ一つ、詳細を語っていきましょうかね。
基本的に、習う品数は1月に2種類。2品ではなく。
ここにあるカリキュラムの通り、例えば最初の月はスポンジ生地に付いて学びます。そして、イチゴのスポンジケーキと、オムレットを学ぶというように、その月のテーマに沿ったお菓子を作ります。作るお菓子は2品とは限らず、もっと多い月もあります。
まずは教本。
その月のお菓子のレシピです。
続いてDVD。
これは辻調の偉い初老パティシエが、教本に沿って、その月のお菓子の作り方を、作りながら説明してくれます。
ここにダイジェストがありますが、まさにこのまんまです。初老だよね?
最後に課題。
大抵は、文章穴埋めのテストです。たまに、作ったケーキの写真を送れ、というのもあったりします。
とまぁ教材についてはこんな感じで、これから感想を述べて行きたいと思いますが。
あくまで俺の価値観であるという予防線を張った上で、結論から先に申し上げますと。
この通信講座は、スクーリング(半年に5日間だけ学校で教えてもらえる権利)ありき。
スクーリングが無かったら、本屋で適当なDVD付きお菓子教本を買ったほうが、ずっといい。
です。
つまり、ここで挙げた教本、DVD、課題には、かけるお金に見合う価値はありません。
それでは感想編、行きます。
まず最初にいきなり致命的なのが、お菓子のラインナップに、魅力を感じないということです。
上にあったカリキュラムを見ていただければ分ると思うんですけど、まさに勉強のために作るようなお菓子の数々。フィナンシェとかサブレとか、それほど美味しいものでもないし。
それこそシフォンケーキとか、ザッハトルテとか、シャルロットとか、一般的でいて、パテシエの卵が作ってみたいと思えるお菓子って、いっぱいあるじゃないですか。
なのにハトサブレて。
ついでに言うと、全体的に古いし。何年間、更新してないんだろう。
もちろん。分ってる。
これは製菓学校なんだから、こういったラインナップには意味があるんだって。
ただね。それを全く示してないんよ。このラインナップにした理由を。
例えば、これを作って上手くなれば、その先にはこんな魅力的なお菓子が作れますよーとかいうのがあれば、頑張って目先のニンジン追っかけるじゃないですか。
そういう「今は基礎だからつまんないけど、頑張ればこんないいことあるよ」っていうのが皆無なんです。そういうのがあれば、俺だって作りますよハトサブレでもなんでも。
まぁ、言い訳なんですがね。
次に、レシピの示す量が多すぎる。
オムレット12個、直径18cm2台分、40cm×30cmて。
もてあますわ。
ってかそんなでっかい型を仕舞う場所すら無いわ。日本人のウサギ小屋なめんな。
生クリーム500mlとか、平気で指定してくるからね。いくらかかる思うねん。
学校だからこの量なんだろうけど、家庭向けではないよね明らかに。
次に、使う機材。
初回からいきなり、何十万もする自動ミキサーの使い方や、専用の換え歯の説明をしてくださります。そして何百万もする、上下の温度が設定できるオーブンの説明もあります。
特定のお菓子を作るための、専用の器具も、しょっちゅう出てきます。もちろん1回しか出てきません。
うむ。突っ込んだら負け。
でもオーブンの温度が、常に上下を指定してくるのは勘弁して欲しい。できんわそんな事。
自宅でそんないいオーブン使ってる人が、一体どれだけいる事やら。
最後に課題。これがほぼ無意味。
穴埋め問題は、教科書に全部答えがあるから、ただの答え探しゲームになる。ちゃんと勉強して覚えたとしても、果たして現場で役に立つか?というような知識の数々。お菓子の名前が街の名前に由来しているかとか、とってもどうでもよくない?
唯一、自分の作ったお菓子を写真にとって送る課題については、コメントもらえるのが楽しみだし、否応無く作らざるを得ないから、効果があるかも。
ただ、面倒。いちいち写真を撮って、現像して、専用の用紙に貼り付けて郵送て。いつの時代やねん。ネットで、せめてメールで提出させてくれよ。
ネットから可能なのは料金振込みだけという、なんともイヤンな辻調のオンラインシステム。
この通信講座を受けてプロになろうという人は、まずいないと思います。
じゃあ家庭向けかと言われると、前記の通り、決してそうでもない内容。
その中途半端さが、裏目に出まくっていると思います。
とまぁ色々書きましたが、DVDという媒体は優れてるよね。
いつでも見返せるし、何度も見れるし。
でもそれなら、別に辻調じゃなくてもいいじゃん、という事になります。
ならば、優れているところはどこか。
そこらに売ってるレシピDVDではなく、辻調の通信講座だからこその優位点とは。
それが、スクーリングです。
続きます。
スクーリングが無かったら、本屋で適当なDVD付きお菓子教本を買ったほうが、ずっといい。
です。
つまり、ここで挙げた教本、DVD、課題には、かけるお金に見合う価値はありません。
それでは感想編、行きます。
まず最初にいきなり致命的なのが、お菓子のラインナップに、魅力を感じないということです。
上にあったカリキュラムを見ていただければ分ると思うんですけど、まさに勉強のために作るようなお菓子の数々。フィナンシェとかサブレとか、それほど美味しいものでもないし。
それこそシフォンケーキとか、ザッハトルテとか、シャルロットとか、一般的でいて、パテシエの卵が作ってみたいと思えるお菓子って、いっぱいあるじゃないですか。
なのにハトサブレて。
ついでに言うと、全体的に古いし。何年間、更新してないんだろう。
もちろん。分ってる。
これは製菓学校なんだから、こういったラインナップには意味があるんだって。
ただね。それを全く示してないんよ。このラインナップにした理由を。
例えば、これを作って上手くなれば、その先にはこんな魅力的なお菓子が作れますよーとかいうのがあれば、頑張って目先のニンジン追っかけるじゃないですか。
そういう「今は基礎だからつまんないけど、頑張ればこんないいことあるよ」っていうのが皆無なんです。そういうのがあれば、俺だって作りますよハトサブレでもなんでも。
まぁ、言い訳なんですがね。
次に、レシピの示す量が多すぎる。
オムレット12個、直径18cm2台分、40cm×30cmて。
もてあますわ。
ってかそんなでっかい型を仕舞う場所すら無いわ。日本人のウサギ小屋なめんな。
生クリーム500mlとか、平気で指定してくるからね。いくらかかる思うねん。
学校だからこの量なんだろうけど、家庭向けではないよね明らかに。
次に、使う機材。
初回からいきなり、何十万もする自動ミキサーの使い方や、専用の換え歯の説明をしてくださります。そして何百万もする、上下の温度が設定できるオーブンの説明もあります。
特定のお菓子を作るための、専用の器具も、しょっちゅう出てきます。もちろん1回しか出てきません。
うむ。突っ込んだら負け。
でもオーブンの温度が、常に上下を指定してくるのは勘弁して欲しい。できんわそんな事。
自宅でそんないいオーブン使ってる人が、一体どれだけいる事やら。
最後に課題。これがほぼ無意味。
穴埋め問題は、教科書に全部答えがあるから、ただの答え探しゲームになる。ちゃんと勉強して覚えたとしても、果たして現場で役に立つか?というような知識の数々。お菓子の名前が街の名前に由来しているかとか、とってもどうでもよくない?
唯一、自分の作ったお菓子を写真にとって送る課題については、コメントもらえるのが楽しみだし、否応無く作らざるを得ないから、効果があるかも。
ただ、面倒。いちいち写真を撮って、現像して、専用の用紙に貼り付けて郵送て。いつの時代やねん。ネットで、せめてメールで提出させてくれよ。
ネットから可能なのは料金振込みだけという、なんともイヤンな辻調のオンラインシステム。
この通信講座を受けてプロになろうという人は、まずいないと思います。
じゃあ家庭向けかと言われると、前記の通り、決してそうでもない内容。
その中途半端さが、裏目に出まくっていると思います。
とまぁ色々書きましたが、DVDという媒体は優れてるよね。
いつでも見返せるし、何度も見れるし。
でもそれなら、別に辻調じゃなくてもいいじゃん、という事になります。
ならば、優れているところはどこか。
そこらに売ってるレシピDVDではなく、辻調の通信講座だからこその優位点とは。
それが、スクーリングです。
続きます。
辻調のお話ありがとうございます!
まさに実際受講された方ならではの、現実的な視点での感想を聞けて嬉しいです。
そうなんですよね、使う道具も揃えないといけないんですよね…材料も…
しかもうちは丸皿のオーブンレンジです(+_+)
ただお菓子の基礎は学べそうですね
お忙しいのにブログ更新ありがとうございます(別に私の為ではないのはわかってますが(^-^;)
ちなみに朝9時から朝5時まで働いていらっしゃるというのは冗談ですよね??