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2024/04/30 02:56 |
おえかき、はじめました
とりあえず、絵を習うことにしたよ。
いつもながら動機は無いわ。そっちで適当に考えてくれ。

わりとね。絵は見るのも描くのも好きなんです。
美術館もよく行くし、旅行に行ったら時々は、ハガキサイズのスケッチブックに、色鉛筆で絵を書いたりしたことも10年に1回ぐらいはありました。

そいで絵画教室みたいなのを調べてたら、近所に美術学校がありましてね。
メインは、美大とか目指す人が行くところなんですが、社会人向けの一般クラスもありまして。これ幸いと体験入学してきました。

優しそうな先生が対応してくれましてね。
さて何を教えてくれるのかなーと、完全に受身でいたんですが、いきなり目の前の瓶を描けと、紙と各種鉛筆を渡されました。
まさかの展開に動揺を隠し切れない俺に、1時間半ぐらい経ったらダメ出しに来ますと言い残して、去っていく先生。

とにかくこーして、俺にとって、少なくとも社会人になってから初のデッサンが始った。
つってもたかが瓶一本だし、1時間もかからんだろうと思ってたんだけど、一応全体を描いた後も、あっちが気に入らない消し消し、いやいやこっちも気に入らない消し消し、とかやってたら、あっという間に1時間経過してた。

そして、俺の現在の、もてうる力を全て注ぎ込んだデッサンがこちら。

拍手


fa18aaf7.jpg








......

立体感がまるで無ぇ。あと、実際の瓶はもっと細い。
いや、これでも結構頑張ったんだよ。
光の感じを出そうと、左側を薄く塗ったり、影をつけたりしてね。

そして先生が来て、お手本を書いてくれたよ。
描きながら、色々と説明をしてくれて、どれもこれも重要な言葉ばかりだったんだけど、あまりにも多すぎてほとんど覚えられなかったよ。
10分足らずで出来上がった絵には、ちょっと戦慄したわ。
これがプロのデッサンか、と。それが世界の選択か、と。
決定的な違いは、俺が試行錯誤しまくって、結局出来なかった立体感が、ものすごく出てるとこ。でも先生は、最初から立体感が出せる人は少ない、訓練で必ず出来るようになる部分だと言ってくれたよ。
あと、光に着目して、影をつけたりしているところは評価できるって!
でも、左右非対称なところは氏んだほうがいいって!
先生の絵を見てから自分のを見ると、確かに軽く氏にたくなるね!

教室では、水彩画とか油絵とか色々出来るんだけど、何をするにしても最初はデッサンで、描く力をつけたほーが良いって言われた。「目と手を繋げられるようにする」って言ってたよ。かっこいい表現だ。

俺がいつか偉大な画家になったとき、この最初のデッサンが意味を持つようになるかもしれないよ。「名前をつけて保存する」を100000回ぐらい行うといいよ!
あの頃はこんなにヘタだったけど、こんなに上手くなりました的な報告を、いつか行える日を夢見て。
ちょっと頑張ってみるお。

2012/01/22 17:03 | Comments(0) | TrackBack() | 美術

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