忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2024/05/17 06:41 |
飲んだくれキャンプ 生石高原
「たまには登山ナシのキャンプでも」
ということで、和歌山の生石高原キャンプ場に行ってきた。
相棒は、おなじみのグラム女。失恋未経験の恋愛常勝女。

適当に昼ぐらいに出発し、夕方前にはキャンプ場に到着。普段の登山では考えられない、ゆるいスケジュール。
高速を降りてからキャンプ場までの道は、わりと細くて交通量もそこそこある。車の運転も絶望的にヘタな俺には、かなり辛い道。対向車が来るたびに、身の縮む思いでした。あんなに身の縮む思いをたくさんしたのに、メタボのままなのは何故でしょうか。
あとガスが凄くて、前がぜんぜん見えないのな。夢の中にいるみたいな景色で、突然対向車が湧き出してくるので、正直泣きそうでした。道も見えにくくて迷うし。

なんとかキャンプ場に到着。
軽く小雨が降っているせいか、先客は一組のみ。
彼らは、中で立って歩けるほどのでっかい陸用テントを張ってて、大層羨ましかったですわ。

車を止めて、横にテントを張る。
1468504b.jpg





テント建ててるときだけは、雨が止んでた。俺にしてはツイてる。
不要なものは車の中に放り込んでおけるし、やっぱ楽だわ。
水場もトイレもすぐ近くにあるし。

拍手

天気がよければ、外でご飯を作る予定だったんだけど、俺のおかげで余裕の雨。
比較的広い、グラム女のテントで夕食および飲んだくれる流れとなった。

これまでに何度か2人で山に登り、テント泊をしてきたけど、彼女のテントに入った事は一度もなかった。それは「男性を意識している」という可愛い理由ではなく、単に彼女が荷物を全部テント内にぶちまける為、2人も居るスペースが無いという、きわめて物理的な理由からであった。今回は荷物が少ない為、テント内には俺の入る余裕が出来たというわけだ。

テントに入る。やっぱ、こっちのがちょっと広いな。
テントが赤いので、軽く赤く染まって見える。おお、いつも水色だからちょっと新鮮。
d1a6c7ad.jpg





早速調理開始。
そもそもがグラム女が「赤ワインと梅酒が余ってるので飲もうぜー」と誘ってくれたのが始りのキャンプであり、それにあわせて料理はビーフシチューにした。
俺がシチューを作ってる間、バゲットとクリームチーズ、サラダなんかが登場。
おおー、なんかセレブー。
1dcde08c.jpg2e0111e8.jpg





作りながら、早速ワインをカパカパ飲む。
赤ワインが2本あるから、俺は白ワインを持っていくぜ!とか言っていたのに、何も考えずに赤ワインを買ってきてしまった。赤ワインが3本も。

シチューも非常に美味で、ワインとパンも相性がよく、ガンガン飲み食いした。
これだけ飲み食いしても、まだ18時とかでした。休日を謳歌できてる幸せ。

それほど高度はないにもかかわらず、やっぱ12月ともなると寒い。
風も相当強いけど、北岳の強風を経験しているおかけで、テントがガンガン揺れても動じない2人。俺たち成長したなー。

20時ともなると、あたりは真っ暗。
着いた時から宴会してた、もう一組のオッチャン等の歓談の声だけ、時々テント越しに聞こえてきてた。
うちらも深夜まで、飲み食いしつつ喋りたおしてた。
話題は、男の性癖について。
コスプレをキモがるグラム女と、何故かそれを変態代表の立場で弁護する俺という、おかしな図式の討論が続く。議論の最後は、男も室伏のコスプレとかすればいい、という、平和な解決法を見出したところで幕を閉じる。

結局ワイン3本、梅酒2リットルをほぼ空けて、0時ごろにお開き。
強風の中にもかかわらず、わりと即寝。

翌朝。
酒が残るかと思ったけど、ワインだったせいかわりと平気。
これが日本酒だったり焼酎だったりすると、確実に翌日世界の終わりを真剣に願うレベルで二日酔いだけど。

グラム女と一緒に行く山の朝は、まず間違いなく俺が先に起きる。その後、眠りこけてる彼女を起こすのが、何故か俺の役割として定着しつつある。山岳会会長のくせに、朝に弱いとかどうよそれ。
彼女は、休日は昼過ぎまで寝ているという、異常なまでの健康優良児なので、へたに7時とかに起こすとキレられかねない。それでも登山なら、山行計画というものがあるので計画に支障を来たさない為にこの時間に起こすしかなかったんですよお願い殺さないでと必至に正当性を伝えて、なんとか怒りを静めてもらうんだけど、今回は山じゃねーからなー。もう帰るだけだし、早起きする必要性もないし。
7時を過ぎて、回りも賑やかになってきたので、そろそろいいだろと声を掛けてみたら、本人的に悪くないタイミングだったらしくて、テント内から刃物とか飛んでこなかった。よかった、今回は無傷で起こせて。

朝は食欲のない彼女を放置し、その横で彼女が持ってきてくれた、ステーキを焼く俺。
becbe34d.jpg





やっぱ山の朝は肉だよな。
非常においしくいただきました。

c2bb8b6b.jpg79977d4b.jpg





天気が回復して、高原の朝!って感じにはなりましたが。
風がものすごく強くて、かなり寒い。
本当は、散策道を軽く散歩でもするつもりだったんだけど、寒いのでヤメ。早々に帰宅。

わざわざ生石まで行ったメリットはあんまなかったけど、飲んだくれキャンプ自体は、楽しかったっす。
たまには、こういうキャンプもアリですなぁ。

2011/12/04 15:59 | Comments(0) | TrackBack() | 日常

トラックバック

トラックバックURL:

コメント

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<サンフランシスコをほっつき歩く その4 | HOME | 暖房器具からの脱却>>
忍者ブログ[PR]