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2024/05/04 03:18 |
バイクさよならの日
先日とうとう、バイクにお別れを告げた。

譲り受けた時から、既にン年放置されていた状態で、ボロボロだった。
それを少しずつ直し、累計すると計算するのが怖いぐらいの修理費をかけて、これまでとりあえず乗ってきた。
ちょっと乗らないと、すぐにエンジンがかからなくなり、押しがけスタートを強いられた。
標高が高いと空気が薄いためか、すぐにあっぷあっぷなって、ものすごく気を使ってアクセルを回した事もあった。
そんな奴とも約7年。乗り続けてきたわけだが。

おかんにも手放すことは伝えてあったので、今日売ってくるわと告げると
「いっぺん後ろに乗せてくれ」
という、意外なお願いが。


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バイクの準備をして、後ろに乗るための心得をおかんに伝える。
おかんを後ろに乗せて、このバイクでのラスト・超ショートツーリング開始。

思えば約15年前は、バイクで後ろに女子を乗っけて走るというのが、俺の夢だった。
友達や恋人なんかを、後ろに乗せたこともあった。
そんな夢を見たバイクが、最後に母親を乗せる事で締めるというのも、非モテかつマザコンの俺としては、なかなか悪くないかもしれない。

後ろに人を乗せると、1人で走っているようには走れない。
急発進、急停車は、前が見えない後ろの人にとって、常に突然の出来事。
だからものすごく気を使って、アクセルとブレーキを操る。
曲がる際にも、後ろの人が荷物の気分になっていてくれれば、運転手は楽。
だけど、たまにバイクが倒れる恐怖から、とんでもない行動をする人がいるので、ヘタに動かれてもリカバーできる程度の、余裕を持った走行になる。
1人で走るときは、アスファルトタイヤを切りつけながら暗闇走り抜けるゲットワイルドな俺でも、誰かを乗せてる時はレンタル猫。
こんな感覚も久しぶりだなーと、ガチガチになっとるおかんを後ろに感じつつ、近所のお気に入りコース約30分を、軽く一周する。
おかんにも最後に、楽しんでもらえたようでなにより。

そして、えんらく長い審査と交渉を経て、手放すことになりました。ってか故障多すぎて、危うくマイナス査定になるとこだったわ。

いつかまた。

2011/07/29 23:12 | Comments(3) | TrackBack() | バイク

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コメント

ナイスおかん♪ 
posted by にゃんこat 2011/07/29 23:47 [ コメントを修正する ]
バイクの後ろに乗るのが夢だったので、付き合っていた人に「バイクの後ろに乗りたい!」言うてみたら安全のため色々な装備してくれたんだけど、たった1度乗っただけでした。その頃から手がかかるのは変わらずです。
posted by maruat 2011/08/01 10:30 [ コメントを修正する ]
おかんナイス。

あぁ、確かに現実問題として、色々必要なんですよね。
でもメットだけで、あとは半袖と足だしでバイクの後ろに乗ってる女性なんかを見ると、いろいろともにょります。
posted by たからat 2011/08/08 17:27 [ コメントを修正する ]

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