自転車は、人力の乗り物としては一番効率の良い乗り物なんだそうです。
つまり、かけた分のエネルギーに対する移動距離が、最も長いわけです。
滋賀人は、車の免許を取ると必ず琵琶湖一周をするそうですよ。
まぁ必ずって事はないだろうけど、大抵の人はするだろうね。
琵琶湖一周といっても色々あって、難易度的に並べてみると
車、バイク < 自転車 < 徒歩、カヌー < 走り < スキップ(手は腰)、匍匐前進
というような図式になると思われる。
自転車より右は、頭より体で行動するタイプと言おうか、頭の筋肉含有率が相当高いと言おうか、いわゆる体育会系の人でないとやらない。
俺も一応体育会系(マウスより重い物持てない)のはしくれとして、今回琵琶湖一周をやってみた。
自転車、好きだし。
新しい自転車を買ってから、やってみたいとは常々思っていたんですわ。
ようやく気候も涼しくなってきたので、表に出てみようと思います。
ネットで色々調べて、唐橋を回る完全琵琶湖一周、時計回りで行くことにした。
参考にしたのはこちら。
一周約200キロ。
ネットの体験記なんかを見ていると、一泊している人が多いので俺もそのつもりだったんだけど、日帰りも可能と書かれていたので、日帰りを目指してみる。
これまでの自転車最長走記録は、1日130キロ。
これに成功すれば、最長記録は大幅に伸びる。
つまり、かけた分のエネルギーに対する移動距離が、最も長いわけです。
滋賀人は、車の免許を取ると必ず琵琶湖一周をするそうですよ。
まぁ必ずって事はないだろうけど、大抵の人はするだろうね。
琵琶湖一周といっても色々あって、難易度的に並べてみると
車、バイク < 自転車 < 徒歩、カヌー < 走り < スキップ(手は腰)、匍匐前進
というような図式になると思われる。
自転車より右は、頭より体で行動するタイプと言おうか、頭の筋肉含有率が相当高いと言おうか、いわゆる体育会系の人でないとやらない。
俺も一応体育会系(マウスより重い物持てない)のはしくれとして、今回琵琶湖一周をやってみた。
自転車、好きだし。
新しい自転車を買ってから、やってみたいとは常々思っていたんですわ。
ようやく気候も涼しくなってきたので、表に出てみようと思います。
ネットで色々調べて、唐橋を回る完全琵琶湖一周、時計回りで行くことにした。
参考にしたのはこちら。
一周約200キロ。
ネットの体験記なんかを見ていると、一泊している人が多いので俺もそのつもりだったんだけど、日帰りも可能と書かれていたので、日帰りを目指してみる。
これまでの自転車最長走記録は、1日130キロ。
これに成功すれば、最長記録は大幅に伸びる。
当日。
朝4時起床。
起きた瞬間後悔する。
なんでこんな早起きせにゃならんの?琵琶湖一周とかマジ意味ないし。寝たい眠い寝たい眠いぐー。
そのまま寝てしまったのだが、目覚ましのスヌーズ機能の野郎が、5分後にまた俺を起こした。
仕方なく起きる。
毎度のごとく、ありったけの米でおにぎり作り。
最近、おにぎり作成のスキルがどんどん向上している。めっさ三角。
お弁当が腐るのを防止するため、うめぼしも入れる。
しかもこの梅干は蜂蜜漬けで、甘くておいしいのだよ。
家から自転車で琵琶湖へ。
まだ真っ暗で、車もほとんど走ってない。
15分ほど走って、琵琶湖に到着。
ここからいよいよ一周スタート。
まずは20分ほどで、最南端の瀬田の唐橋に到着。
少しだけ明るくなってきた。
唐橋から北を撮る。
遠目に見えるのは近江大橋。
琵琶湖にまたがる2本の橋の内のひとつ。
ってか琵琶湖でけー。
琵琶湖の周りには、こんな感じの道が作られていて、ジョギングしてる人とか多い。特に大津付近は、しっかりした道が作られている。でもこの辺の琵琶湖は汚い。
膳所公園に到着。
桜の季節になると、人でいっぱいになる。
それ以外は閑散としているけど、結構広い公園で緑も多くて、散歩が楽しい場所。
高い建物は大津プリンスホテル。
このあたりは膳所のダンススクールに通う道なので、通いなれすぎた道。
この左手側には、湖沿いに細長く続く公園があり、それがなぎさ公園。
夜でも、走る人や楽器を弾く人、イチャコラしてるカップルなんかをよく見かける。カップルはどっか行けボケ。
琵琶湖ホール、琵琶湖文化館、大津パルコなど、目立つ建物に次々あたる。
さすが滋賀県の県庁所在地、大津。
どちらかというと草津の方が街だけど、
大津 = スマート
草津(特に南草津)= ガラ悪い
というイメージが、なんとなくある。
大津港。
琵琶湖には定期船があり、いくつかの港を船で移動できる。使ったことないけど。
琵琶湖には「うみのこ」と言う名前の大きな船があり、滋賀県の小学生(たぶん全域)は、ここで他校の小学生も混じって、1泊2日の「児童学習航海」というイベントに参加する。
「うみのこ」は、滋賀県で小学生時代を過ごした人共通の話題。
ここで愛車の紹介。
CBAという無名メーカーのCHEVAUX(シェボー)。
マウンテンバイクとロードレーサーの中間にある、クロスバイクという種類です。
前に乗っていたジャイアントのクロスバイクの新型を買うか、それともこちらか、ものすごく迷ったんだけど、品薄でなかなか見つからなかったのと、こっちのほうが断然安かったので、こちらを購入。
ドノーマル。いじる気なし。
軽くて楽なんだけど、ギア比が全体的に低い。一番重くしても30キロ巡航がせいぜい。
細かい部分がショボかったりするけど、街乗りには必要十分な性能。
もうすぐ琵琶湖大橋。
向こうに見えるのはびわこタワー遊園地(故)のイーゴス。
当時としては世界最大級だった観覧車。たしか1000円とかボッてた。
琵琶湖大橋には、道路(車道)に刻んだ溝により「琵琶湖就航の歌」が聞こえるギミックが搭載されている。
残念ながらバイクでは聞こえない。
湖の西を走る、JR湖西線。東を走るのは琵琶湖線。
どちらの線も、京都駅の隣の山科駅までは同じところを走り、山科駅から西と東に分かれてゆく。だから山科で乗り間違えると、とんでもない方向に連れて行かれてしまう。京都から草津などに通う人は、大抵1度や2度は、間違えて湖西線に乗ってしまった経験を持つと思われる。
白髭神社。
ここで休憩していたら、たぶん神社の人と思わしき人が話しかけてきた。
どこまでいくのー普段どれぐらい走るのーと、色々と聞かれたので答える。かなり年配の人なんだけど、最近クロスバイクを買っただとかで、サイクリングにハマってるらしい。
最初に、今日は200キロ走りますって言ったせいか、なんだか熟練した自転車乗りと思われてるみたいで、話に常に「貴方ほどは走れませんが」とか「貴方から見たら距離は短いでしょうが」とか、謙遜の枕詞が付いてくる。
まさか琵琶湖一周も200キロも、今日がはじめてなんて言えない雰囲気に。
ちなみに滋賀県の神社や寺の数は、京都よりも多いらしいよ。
高島町。
雪国なので信号は縦。
滋賀県は彦根あたりで、山脈を境に上下に分かれており、
「上は田舎、下は都会」という認識がある。
特に下の人間は、上を自分たちより田舎者と思ってる。どっちも田舎ものなんだが。
下は春の陽気なのに、上は雪が降っていたりすることもあり、なかなか奇怪な土地である。
風車街道。
まっすぐで先が見えない。
あまりにも単調なので、居眠りしそうになる。
バイクで居眠りして夢まで見た事もあるが、まさか自転車でも居眠りできるとは。
琵琶湖の北、桜で有名な海津大崎に到着。
桜の季節になると、車も人も大渋滞。
それ以外の季節はなーんもなし。超快適。
ここから、地獄の道が始まる。
緩やかなのぼりがえんえんえんえんと続いて、300m近く登る。
300mなんてもう登山ですよ。
心肺機能が唯一の自慢である俺でも、さすがに死ぬかと思いました。ってか降りて歩いた。
おまけに風も強くて、一番軽いギアにしても、ほとんど前に進まない状態。
その横を、バイクや車が楽そうに上がっていく。
展望台なんていらないから、もう降ろしてくれよ。
そう1分間に1024回は思った。
でも道はこれしかない。いや、あるにはあるけど今更別の道は選べないし。
汗もかきまくりで、顔が塩でザラザラしとる。
景色は最高ー。でももう降りたい。
ちょうど出発から100キロ地点ぐらいなんだけど、最大の難関だわコレ。
琵琶湖一周はここ以外は、基本的に上下しないんだけど、その唯一が凄すぎる。
やっと展望台に着いた時には、本当に倒れるかと思うぐらい、フラフラだった。
降りるのは快適だったんだけど、一部にちょっとまた登り坂があったりと、油断ならない。
おまけに一気に降りるので、自転車なのに時速50キロ近くの速度になったりして、さすがにビビってブレーキ引いた。50キロなんてコケたら死ねます。
そしてその時初めて気付いたんだけど、この自転車車高が高いからか、高速時に自転車傾けるとハンドルも一緒についてくるから、押さえててやらないと走行中にハンドルが一回転しかねない。おおコワ。
坂道を抜けたら8号線に出る。
すぐに湖岸に戻り、ここからはずーっと歩行者(+自転車)専用道路があり、道に関しては快適だった。湖西の一部では、細い車道の横を走る必要のあるところが多々あり、結構怖い。渋滞も作るし。
風が強くて波が高い。
自転車乗りにも、上り坂が好きな奴はいっぱいいるが、向かい風が好きな奴はいないと思う。俺も嫌いだ。
琵琶湖は湖なのに、何故か結構な流れがある。
一度だけ琵琶湖で潜ったことがあるが、以外に流れが早くてビビった事がある。
水面にいるだけで、気が付けば随分遠くまで流されてしまうことも。
そのくせ淡水なので、海ほど体は浮かばない。
琵琶湖での水遊びは、くれぐれもお気をつけて。
ロードレーサーに乗るような人は、大抵ピチッと張り付いたような服とヘルメットを身に着けてる。
俺はそこまでいけない軟弱者なので、このようにごく普通の格好。
意外だったのが、自転車乗りたちのフレンドリーさ。
すれ違う時や抜かす時に声をかけてくれたり、1人で休んでいたらわざわざ向こうから来て話しかけてくれたり。
バイクの挨拶返答率よりも、よほど高確率で挨拶が返ってきた。まぁバイクより遅いから気付きやすく、余裕があるってのもあるだろうけど。
長浜城をスルー。寄ってる余裕が無い。
彦根城をスルー。ってか気が付かなかった。
走り続けて、走行距離130キロを越える。ここから先は常に最高記録更新中。
まだ体に異変は無し。
正直、ここまでいけると思ってなかった。
最悪、自転車を置いて電車で帰れるように、エスケープルートをいくつも考察していた。
たった14キロの伴走で膝をぶっ壊した過去を持つ、貧弱な俺の体がなんとかもってるのは、サポーターのおかげかもしれん。
山用に買ったんだけど、今回はじめて使ってみた。
ワコールのCW-Xというもの。下半身ロングタイプ。
効果については半信半疑だったけど、やっぱり相当効果あるっぽい。
これだけ大きな運動をした事後、たった1日で筋肉痛がほぼ完全に無くなったし。
琵琶湖水族館近くの風車も見えてきた。
夕日が綺麗す。
ちょっと暗くなってきたので、道が見えにくくなってきた。
自転車道路には、ところどころにポールが立てられているので、しっかり見てないと危険。
そして感動のゴール!
という程には感動しなかった。でも楽しかった。
翌日は筋肉痛があちこちに来たけど、その日寝たら直ったのには驚いた。
サポーターの力か?
今回の奇跡。GPSで俺の動きを追ってみました。
きせき。
これで200キロまでは行ける事が分かったので、次は泊まりか、淡路島なんかを目指してみたいとおもふ。
朝4時起床。
起きた瞬間後悔する。
なんでこんな早起きせにゃならんの?琵琶湖一周とかマジ意味ないし。寝たい眠い寝たい眠いぐー。
そのまま寝てしまったのだが、目覚ましのスヌーズ機能の野郎が、5分後にまた俺を起こした。
仕方なく起きる。
毎度のごとく、ありったけの米でおにぎり作り。
最近、おにぎり作成のスキルがどんどん向上している。めっさ三角。
お弁当が腐るのを防止するため、うめぼしも入れる。
しかもこの梅干は蜂蜜漬けで、甘くておいしいのだよ。
家から自転車で琵琶湖へ。
まだ真っ暗で、車もほとんど走ってない。
15分ほど走って、琵琶湖に到着。
ここからいよいよ一周スタート。
まずは20分ほどで、最南端の瀬田の唐橋に到着。
少しだけ明るくなってきた。
唐橋から北を撮る。
遠目に見えるのは近江大橋。
琵琶湖にまたがる2本の橋の内のひとつ。
ってか琵琶湖でけー。
琵琶湖の周りには、こんな感じの道が作られていて、ジョギングしてる人とか多い。特に大津付近は、しっかりした道が作られている。でもこの辺の琵琶湖は汚い。
膳所公園に到着。
桜の季節になると、人でいっぱいになる。
それ以外は閑散としているけど、結構広い公園で緑も多くて、散歩が楽しい場所。
高い建物は大津プリンスホテル。
このあたりは膳所のダンススクールに通う道なので、通いなれすぎた道。
この左手側には、湖沿いに細長く続く公園があり、それがなぎさ公園。
夜でも、走る人や楽器を弾く人、イチャコラしてるカップルなんかをよく見かける。カップルはどっか行けボケ。
琵琶湖ホール、琵琶湖文化館、大津パルコなど、目立つ建物に次々あたる。
さすが滋賀県の県庁所在地、大津。
どちらかというと草津の方が街だけど、
大津 = スマート
草津(特に南草津)= ガラ悪い
というイメージが、なんとなくある。
大津港。
琵琶湖には定期船があり、いくつかの港を船で移動できる。使ったことないけど。
琵琶湖には「うみのこ」と言う名前の大きな船があり、滋賀県の小学生(たぶん全域)は、ここで他校の小学生も混じって、1泊2日の「児童学習航海」というイベントに参加する。
「うみのこ」は、滋賀県で小学生時代を過ごした人共通の話題。
ここで愛車の紹介。
CBAという無名メーカーのCHEVAUX(シェボー)。
マウンテンバイクとロードレーサーの中間にある、クロスバイクという種類です。
前に乗っていたジャイアントのクロスバイクの新型を買うか、それともこちらか、ものすごく迷ったんだけど、品薄でなかなか見つからなかったのと、こっちのほうが断然安かったので、こちらを購入。
ドノーマル。いじる気なし。
軽くて楽なんだけど、ギア比が全体的に低い。一番重くしても30キロ巡航がせいぜい。
細かい部分がショボかったりするけど、街乗りには必要十分な性能。
もうすぐ琵琶湖大橋。
向こうに見えるのはびわこタワー遊園地(故)のイーゴス。
当時としては世界最大級だった観覧車。たしか1000円とかボッてた。
琵琶湖大橋には、道路(車道)に刻んだ溝により「琵琶湖就航の歌」が聞こえるギミックが搭載されている。
残念ながらバイクでは聞こえない。
湖の西を走る、JR湖西線。東を走るのは琵琶湖線。
どちらの線も、京都駅の隣の山科駅までは同じところを走り、山科駅から西と東に分かれてゆく。だから山科で乗り間違えると、とんでもない方向に連れて行かれてしまう。京都から草津などに通う人は、大抵1度や2度は、間違えて湖西線に乗ってしまった経験を持つと思われる。
白髭神社。
ここで休憩していたら、たぶん神社の人と思わしき人が話しかけてきた。
どこまでいくのー普段どれぐらい走るのーと、色々と聞かれたので答える。かなり年配の人なんだけど、最近クロスバイクを買っただとかで、サイクリングにハマってるらしい。
最初に、今日は200キロ走りますって言ったせいか、なんだか熟練した自転車乗りと思われてるみたいで、話に常に「貴方ほどは走れませんが」とか「貴方から見たら距離は短いでしょうが」とか、謙遜の枕詞が付いてくる。
まさか琵琶湖一周も200キロも、今日がはじめてなんて言えない雰囲気に。
ちなみに滋賀県の神社や寺の数は、京都よりも多いらしいよ。
高島町。
雪国なので信号は縦。
滋賀県は彦根あたりで、山脈を境に上下に分かれており、
「上は田舎、下は都会」という認識がある。
特に下の人間は、上を自分たちより田舎者と思ってる。どっちも田舎ものなんだが。
下は春の陽気なのに、上は雪が降っていたりすることもあり、なかなか奇怪な土地である。
風車街道。
まっすぐで先が見えない。
あまりにも単調なので、居眠りしそうになる。
バイクで居眠りして夢まで見た事もあるが、まさか自転車でも居眠りできるとは。
琵琶湖の北、桜で有名な海津大崎に到着。
桜の季節になると、車も人も大渋滞。
それ以外の季節はなーんもなし。超快適。
ここから、地獄の道が始まる。
緩やかなのぼりがえんえんえんえんと続いて、300m近く登る。
300mなんてもう登山ですよ。
心肺機能が唯一の自慢である俺でも、さすがに死ぬかと思いました。ってか降りて歩いた。
おまけに風も強くて、一番軽いギアにしても、ほとんど前に進まない状態。
その横を、バイクや車が楽そうに上がっていく。
展望台なんていらないから、もう降ろしてくれよ。
そう1分間に1024回は思った。
でも道はこれしかない。いや、あるにはあるけど今更別の道は選べないし。
汗もかきまくりで、顔が塩でザラザラしとる。
景色は最高ー。でももう降りたい。
ちょうど出発から100キロ地点ぐらいなんだけど、最大の難関だわコレ。
琵琶湖一周はここ以外は、基本的に上下しないんだけど、その唯一が凄すぎる。
やっと展望台に着いた時には、本当に倒れるかと思うぐらい、フラフラだった。
降りるのは快適だったんだけど、一部にちょっとまた登り坂があったりと、油断ならない。
おまけに一気に降りるので、自転車なのに時速50キロ近くの速度になったりして、さすがにビビってブレーキ引いた。50キロなんてコケたら死ねます。
そしてその時初めて気付いたんだけど、この自転車車高が高いからか、高速時に自転車傾けるとハンドルも一緒についてくるから、押さえててやらないと走行中にハンドルが一回転しかねない。おおコワ。
坂道を抜けたら8号線に出る。
すぐに湖岸に戻り、ここからはずーっと歩行者(+自転車)専用道路があり、道に関しては快適だった。湖西の一部では、細い車道の横を走る必要のあるところが多々あり、結構怖い。渋滞も作るし。
風が強くて波が高い。
自転車乗りにも、上り坂が好きな奴はいっぱいいるが、向かい風が好きな奴はいないと思う。俺も嫌いだ。
琵琶湖は湖なのに、何故か結構な流れがある。
一度だけ琵琶湖で潜ったことがあるが、以外に流れが早くてビビった事がある。
水面にいるだけで、気が付けば随分遠くまで流されてしまうことも。
そのくせ淡水なので、海ほど体は浮かばない。
琵琶湖での水遊びは、くれぐれもお気をつけて。
ロードレーサーに乗るような人は、大抵ピチッと張り付いたような服とヘルメットを身に着けてる。
俺はそこまでいけない軟弱者なので、このようにごく普通の格好。
意外だったのが、自転車乗りたちのフレンドリーさ。
すれ違う時や抜かす時に声をかけてくれたり、1人で休んでいたらわざわざ向こうから来て話しかけてくれたり。
バイクの挨拶返答率よりも、よほど高確率で挨拶が返ってきた。まぁバイクより遅いから気付きやすく、余裕があるってのもあるだろうけど。
長浜城をスルー。寄ってる余裕が無い。
彦根城をスルー。ってか気が付かなかった。
走り続けて、走行距離130キロを越える。ここから先は常に最高記録更新中。
まだ体に異変は無し。
正直、ここまでいけると思ってなかった。
最悪、自転車を置いて電車で帰れるように、エスケープルートをいくつも考察していた。
たった14キロの伴走で膝をぶっ壊した過去を持つ、貧弱な俺の体がなんとかもってるのは、サポーターのおかげかもしれん。
山用に買ったんだけど、今回はじめて使ってみた。
ワコールのCW-Xというもの。下半身ロングタイプ。
効果については半信半疑だったけど、やっぱり相当効果あるっぽい。
これだけ大きな運動をした事後、たった1日で筋肉痛がほぼ完全に無くなったし。
琵琶湖水族館近くの風車も見えてきた。
夕日が綺麗す。
ちょっと暗くなってきたので、道が見えにくくなってきた。
自転車道路には、ところどころにポールが立てられているので、しっかり見てないと危険。
そして感動のゴール!
という程には感動しなかった。でも楽しかった。
翌日は筋肉痛があちこちに来たけど、その日寝たら直ったのには驚いた。
サポーターの力か?
今回の奇跡。GPSで俺の動きを追ってみました。
きせき。
これで200キロまでは行ける事が分かったので、次は泊まりか、淡路島なんかを目指してみたいとおもふ。
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コメント
琵琶湖1周は単車とチャリでしましたね~。
たしかにあの峠越えはつらいです。地図でみたら距離は短いのに全然前に進めずでした^^。もう10年以上前の話ですが・・・しかもママチャリでw
たしかにあの峠越えはつらいです。地図でみたら距離は短いのに全然前に進めずでした^^。もう10年以上前の話ですが・・・しかもママチャリでw
posted by きゅんat 2009/09/23 21:00 [ コメントを修正する ]
◇しもふ姉
高島に行くと、必ずしもふ姉のことを思い出しますわ 笑
翌日いっぱいで、ほとんど筋肉痛は消えました。
翌々日に来た背中の痛みは、これのせいじゃないと信じたい。
◇きゅんさん
あの峠は避けるべきでしたわ 笑
ママチャリとは凄いですな。噂によると3段変速のママチャリが一番適しているとかいう話ですが、俺は27段変速でも辛かったです。
高島に行くと、必ずしもふ姉のことを思い出しますわ 笑
翌日いっぱいで、ほとんど筋肉痛は消えました。
翌々日に来た背中の痛みは、これのせいじゃないと信じたい。
◇きゅんさん
あの峠は避けるべきでしたわ 笑
ママチャリとは凄いですな。噂によると3段変速のママチャリが一番適しているとかいう話ですが、俺は27段変速でも辛かったです。
posted by たからat 2009/09/27 10:18 [ コメントを修正する ]
すごい!
風車村通過してるんなら、電話一本寄こしてよ。
旗ぐらい振りに行ったのに!
麦わら帽子姿で(笑)。
でも、湖国民でもなかなか見られない、きれいな景色を
どうもありがとう。
歳をとると、数日後にじわじわきますからね。
お気をつけー☆