基本的にギャンブルは苦手だ。
理由は簡単。ものすごく運が悪く、その上へたくそだからだ。
それを自覚しているので、ギャンブルと呼べそうなものは、極力手を出さない。
過去に一番やったギャンブルは競馬。半年に1回ぐらい、友達らと淀に行って、大騒ぎしてた。俺は1番人気複勝1点買いのチキンでしたが。当てても100円が110円になって戻ってくる程度。
株ですら、散々勉強し、毎日のように株価情報をチェックしていたが、どうやらこれは勝ち目が無いと半年ぐらいかけて判断し、1円も使わずに退散。
パチンコは1回だけ、ハタチになった記念にやってみた。
3000円が10分もたたずに消え去り、こんな金持ちの遊びやってられんと退散。
そんなことをぼんやり思っていたのですが、過去に二回、大勝ちした事がありましてね。
そのときの話でもしましょうかね。
理由は簡単。ものすごく運が悪く、その上へたくそだからだ。
それを自覚しているので、ギャンブルと呼べそうなものは、極力手を出さない。
過去に一番やったギャンブルは競馬。半年に1回ぐらい、友達らと淀に行って、大騒ぎしてた。俺は1番人気複勝1点買いのチキンでしたが。当てても100円が110円になって戻ってくる程度。
株ですら、散々勉強し、毎日のように株価情報をチェックしていたが、どうやらこれは勝ち目が無いと半年ぐらいかけて判断し、1円も使わずに退散。
パチンコは1回だけ、ハタチになった記念にやってみた。
3000円が10分もたたずに消え去り、こんな金持ちの遊びやってられんと退散。
そんなことをぼんやり思っていたのですが、過去に二回、大勝ちした事がありましてね。
そのときの話でもしましょうかね。
まぁギャンブルいうか、メダルゲームなんですけどね。
あれは確か中学生の頃。
俺は、というか友人も含めて俺たちは、ゲーセンに入り浸っていた。
田舎なので、自転車で1時間ぐらいかかる遠隔の地にしかゲーセンが無かったんだけど、それでも根性でしょっちゅう行っていた。
ただみんなお金が無いので、大抵は人のゲームを見ていたり、友達と喋ったりすることが大半で、いうなれば社交場みてーなもんだった。
そこのゲーセンは、メダルゲームがたくさん置いてあった。
トランプのゲームや、スロットマシンなど。
俺はそこのポーカーが好きで、よく遊んでいた。
ただし前途の通りバカなのでポーカーのコツがよくわかっておらず、比較的弱い機械にフルボッコにされ、なけなしのコインをあっさりと巻き上げられてた。
ここは変わったサービスがあった。
メダルゲームなんかが、故障してエラーを出したりするじゃないですか。
それを店員に伝えて直してもらうと、数枚のコインをくれるんです。
店からすれば、ゲーム止めちゃってごめんね的な、迷惑料みたいなもんだったんだと思います。
当然、やりますわな。
コインが尽きると、マシンを巡回し、止まっていたり、詰まっていたりするマシンをいち早くチェック。
店員に報告し、コインをせしめる。
あの時の俺は、店員よりよく働いてました。
そんな感じでコインを手にし、ポーカーで負けてする。
この世にこれほど頭の悪い循環は、なかなかお目にかかれない、見事なバカ循環。
ある日、またしてもコインをせしめた俺は、いつものようにポーカーを開始した。
なんでもない手で弱いコンピュータに勝ち、続けて勝てば2倍、負ければ終わりとなるゲームをやっていた。
そろそろ帰ろうと思って、手持ちのメダルを無くす為に、全部賭けてた。
そこでね。なんか負け知らず。どうしても負けられない。
20回ぐらい連続して勝った。毎回全額賭けて。
そしたら凄い事になった。
ものすごい数のメダルが出てきて、マシンのコインが出尽くして、俺がいつも求めているエラーの画面になった。
100とか200じゃないんよ。万とかよ。
メダル、ン万枚。
そんなもってどーすんねん。もちろん換金なんか出来ない。
そんな数のコイン持ち歩けないので、お店に預けたわけだが。
次の日から、もうひたすらメダルゲームしてた。
友達にもばら撒いて、5人がかりぐらいで使い倒してた。
とにかく減らす方向で。
でも全然減らないのな。逆に増えたりもしてるし。
そうなってくると、なんかゲーム自体が、作業みたいになってきて。
わざと大金を賭けて、負けるようにしむけるみたいな。
あれほど楽しかったメダルゲームも、負けても平気という気持ちが出来てしまったせいか、ちっとも面白くなくなってしまった。
いまだに、賭け事に興奮できないのは、勝ってもどーせおもんないとかいう、ネガな気持ちがあるからやもしれませぬ。
でもお金は欲しいね。手に余らない程度に。
あれは確か中学生の頃。
俺は、というか友人も含めて俺たちは、ゲーセンに入り浸っていた。
田舎なので、自転車で1時間ぐらいかかる遠隔の地にしかゲーセンが無かったんだけど、それでも根性でしょっちゅう行っていた。
ただみんなお金が無いので、大抵は人のゲームを見ていたり、友達と喋ったりすることが大半で、いうなれば社交場みてーなもんだった。
そこのゲーセンは、メダルゲームがたくさん置いてあった。
トランプのゲームや、スロットマシンなど。
俺はそこのポーカーが好きで、よく遊んでいた。
ただし前途の通りバカなのでポーカーのコツがよくわかっておらず、比較的弱い機械にフルボッコにされ、なけなしのコインをあっさりと巻き上げられてた。
ここは変わったサービスがあった。
メダルゲームなんかが、故障してエラーを出したりするじゃないですか。
それを店員に伝えて直してもらうと、数枚のコインをくれるんです。
店からすれば、ゲーム止めちゃってごめんね的な、迷惑料みたいなもんだったんだと思います。
当然、やりますわな。
コインが尽きると、マシンを巡回し、止まっていたり、詰まっていたりするマシンをいち早くチェック。
店員に報告し、コインをせしめる。
あの時の俺は、店員よりよく働いてました。
そんな感じでコインを手にし、ポーカーで負けてする。
この世にこれほど頭の悪い循環は、なかなかお目にかかれない、見事なバカ循環。
ある日、またしてもコインをせしめた俺は、いつものようにポーカーを開始した。
なんでもない手で弱いコンピュータに勝ち、続けて勝てば2倍、負ければ終わりとなるゲームをやっていた。
そろそろ帰ろうと思って、手持ちのメダルを無くす為に、全部賭けてた。
そこでね。なんか負け知らず。どうしても負けられない。
20回ぐらい連続して勝った。毎回全額賭けて。
そしたら凄い事になった。
ものすごい数のメダルが出てきて、マシンのコインが出尽くして、俺がいつも求めているエラーの画面になった。
100とか200じゃないんよ。万とかよ。
メダル、ン万枚。
そんなもってどーすんねん。もちろん換金なんか出来ない。
そんな数のコイン持ち歩けないので、お店に預けたわけだが。
次の日から、もうひたすらメダルゲームしてた。
友達にもばら撒いて、5人がかりぐらいで使い倒してた。
とにかく減らす方向で。
でも全然減らないのな。逆に増えたりもしてるし。
そうなってくると、なんかゲーム自体が、作業みたいになってきて。
わざと大金を賭けて、負けるようにしむけるみたいな。
あれほど楽しかったメダルゲームも、負けても平気という気持ちが出来てしまったせいか、ちっとも面白くなくなってしまった。
いまだに、賭け事に興奮できないのは、勝ってもどーせおもんないとかいう、ネガな気持ちがあるからやもしれませぬ。
でもお金は欲しいね。手に余らない程度に。
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