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2024/05/19 12:38 |
帯の色と印象
柔術の帯の色は、白・青・紫・茶・黒、があります。
最初はもちろん白で、黒が一番強いわけです。

合気道なんかは、白の次がいきなり黒で、大体2年もあればとれちゃったりします。
かたや柔術の昇段(昇帯)までの一般的な期間は、他の格闘技に比べて、すっげぇ長い。ひとつ上の帯になるまでに、2年ぐらいかかるそうです。
つまり、白から黒まで上がろうと思ったら、一般人なら8~10年かかるとかいわれています。俺なら8~10世紀ぐらいはかかると思います。長生きしよう。

ひとつ上の帯を巻く為に、長い鍛錬の日々が必要で、もちろん試合での実績も重要になってきます。だから、たった一つ上の帯の人とでも、とんでもない実力の差があります。
その差は、スパーリングをすると顕著に現れ、こちらがいくら全力で挑んでも、軽くいなされてしまいます。

柔術をはじめて一ヶ月。
今の俺が思う、各帯の強さの印象は、大体こんな感じ。

・白
相手の体重が自分よりもずっと軽くて、相手がすっげぇ疲れていれば、俺でもたまに技をかけるチャンスを見出したりする事もあるかもしれない、という期待が持てる色。でも大抵は裏切られる。

・青
手加減してもらわないと強すぎて話にならない。
白と同じく、奇跡的な条件が揃って技をかけられたとしても、1秒後には鼻歌交じりでひっくり返されて、逆にピンチに陥らされる色。

・紫
もはや別次元。ここからは先生クラス。
こちらのほうが体重が重くて有利!とか、そんなものはほぼ無関係。力任せに技を振り回しても、ただ体の向きを変えるとか、手を振るとか、そういった何気ない最小限の一動作で、こちらの全力の技がことごとく流されてしまう。
まさに、柔よく剛を制すを体言。
こ、この動きは!! 
トキ!


・茶
達人クラス。完成された先生。
考えなくても体が勝手に防御および攻撃に動いてしまうようで、よそ見しながらでも、いかなる状況からも技をかけられ放題。こちらが攻撃しても逃げても何もしなくても、その先にあるのは極められた挙句のギブアップ一択。

・黒
神々の領域。
接待柔術に徹してくれているはずなのに、対峙するだけで泣きたくなる。それも号泣。
仮に、黒帯と熊と、どちらかと本気で戦わなきゃならないのなら、かなり考えるけど、最終的には熊を選ぶと思う。熊のほうが、まだ助かる見込みがある。

俺も稽古頑張って、2世紀後には青帯になりたいです。

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2016/12/28 23:56 | Comments(0) | 柔術

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