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2024/05/06 20:16 |
映画「るろうに剣心 京都大火編」に見る芝居と老齢について
映画、るろうに剣心 京都大火編を見ました。


あれだね。凄いね。
実写化の完全なる成功例だね。
ラスボスの志々雄真実が「クズをやらせたら世界イチ」とか「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーの人」とか言われるあの人だったのは驚いたけど、これまたハマり役。
変換ツールまであるんだね。愛されすぎでしょ。

さて、この映画を観ていて、地味に気になったのが2点。

1点目。
ご周知の通り、お芝居での会話ってのは、一般的な会話と全く違います。
会話がぶつかったりしないし、順番でひとりずつ喋るし、必要のない会話もしないし、いいまつがいもしないし。
それはお話に没頭できるように、スムーズに理解してもらう為に必要な事なんだけども、あまりにやりすぎると、逆に気になってしまいます。
この映画でも、会話があまりにも不自然な箇所が、いくつもあって気になりました。

例えば中盤。
警官達が日本地図を広げて、志々雄真実に占領された村を奪還する方法を、けんけんがくがくしているところに、剣心が登場するってシーン。
警官達が地図を広げて、開口一番に
「軍隊を使えば奪還できる!」
「そんなもん使ったら内戦があることが諸外国にばれるだろう!」
「ではどうすれば!!」
「...」
みたいなやりとりがあるんです。
いやいや、それ、そのタイミングで議論する事か?
今はじめて出たアイデア!みたいに言い合ってるけど、その程度のやり取りは、もうとっくに議論されているべきでしょうに。
あまりにもとってつけたというか、無理やり押し込んだ感が否めず、ちょっと現実に戻ってこられました。

2点目。
江口 洋介さん演じる斉藤一は、当然のように剣豪なんですけど、いかんせん動きが鈍いんですよね。いや、47歳という歳のわりには、物凄く動けているとは思いますが、この映画ってアクションじゃないですか。剣豪がいっぱい出てくるじゃないですか。
明らかに、敵の方が早いし、強そうなんですよね。イケメンだから許すけども。
江口さんのアクションも、そのうち観られなくなるのか..と、少し切なくなりました。
ってか今、47歳という事実に驚いたわ。

毎度毎度、異常な着目点のレビューだね。
そうだねなんかごめんね。

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2015/01/05 20:57 | Comments(0) | 映画

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