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2024/11/23 14:12 |
音速の貴公子
かつて、最速の男を目指した事がありました。
キーボード入力の。

当時16歳の俺は「ローマ字打ち」ではなく、「かな打ち」を極めることが、最速となる最低条件だと確信していました。

一般的なローマ字打ちの人は
「あ、と入力してください」と言われたら、真っ先に「A」のキーを思い浮かべると思いますが、マイノリティかな打ちラーは「3」のキーを思い浮かべます。

まぁ確かに、かな打ちの方が打鍵数は少なくなるとは思います。
でも、かな打ちは、左上の「ぬ」から右下の「ろ」まで、キーボードの隅々まで意識しなければならないのに比べて、ローマ字はキーが限られていますからね。
常識的に考えて、打鍵数は多くなっても範囲が狭いローマ字打ちの方が、入力は圧倒的に早いでしょうよ。

しかし、今も昔も変わらない残念な頭を持つ俺には、そんな常識は一切通用しませんでした。そして単純に、かな打ちの方が希少であり、希少であるということは価値がある、希少に俺もなりたい!とかいう思いも手伝いました。むしろこちらがメインかも。
「希少価値=手厚く保護される≒モテる」
とかも考えてました。結果は、言うまでもないかと思います。この有様です。
モテは諦めたから、せめて保護してほしい。

さて、これまでのローマ字打ちを捨て、かな打ちへと移行したわけですが、これがなかなかどうして、わりと大変でした。
今でもその苦労は、よく覚えています。

まず、キーの配置を覚えないといけないんですけど、これがかなり癖があるんですよね。
みなさんも是非、キーボード上で「あいうえお」を探してみてください。
いずれかのキーが見つかれば、他のものも近い場所に固まっているので、続けて見つけることができるかと思います。
次に「かきくけこ」を探してみてください。「け」と「こ」の難易度が、やや高め。
これがすんなり見つけられた人は、ウォーリーを探せとかめちゃめちゃ得意な人だと思います。

こんな風に、かなの並びも時々唐突に飛んだりしてあまり綺麗ではなく、配置を覚えるのは大変でした。
練習方法としては、「あ」から「ん」まで、できるだけキーボードを見ずに、ひたすら打ち続けるという、何のひねりも工夫も無い、単純な練習方法を採用していました。ひたすら続けたら、1週間ぐらいでタッチタイプができるようになりました。

一番早かったと思える時期では、タイピング速度を競うサイトなんかで、上位30%ぐらいの順位はコンスタントにとれていました。最速には程遠いですが。
当時はタイピングをする人が現在よりも、圧倒的に少なかったせいもあったと思います。
今ここで
http://www.e-typing.ne.jp/kana/check/
にて、タイピングテストをやってみたら、「スコア169、レベルB-」という、パソコンを触った事がない人よりはちょっと早いかな?、程度でした。
これが最速を目指した男の、なれの果てです。

ちなみに今でも、かな打ちです。
「。」はshiftキーと「る」を同時に押す必要があるのですが、shiftキーが押せてなかったりすると
「よろしくお願いしまする」
とかいう文章になってしまいます。どこの御公家様やねん。しりとり最強か。
「、」も同じで、
「先日はねありがとうございました。」
となったりします。ちょっと可愛い。

この「かな打ちあるある」で盛り上がりたいんですが、あんまりいないよね、かな打ち。
マイノリティがかっこいいとか思ってた16歳の俺を、抹消したい。
ついでに今の俺ごと。

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2015/03/04 18:50 | Comments(0) | 日常
出張の夜
わりとよく出張があります。
行き先は地方もありますが、主に関東、特に東京が多いです。
営業でもない、いちソフトウェア担当者が現場に出向く目的は、大体限られています。
大きく分けると、以下の2つになります。

1.これから作るものの打ち合わせ
2.トラブル対応

1.は、ポジティブな出張なのでいいのですが、2.は非常にネガティブな出張になります。
会社で怒られ、お客さんにも怒られ、現場の方にも怒られながら、必死に対処します。雨の中、横に張り付くお客さんに怒られながら、傘もさせずに濡れながら復旧の為にキーボードを叩いた事も1度や2度ではありません。

話は変わりますが、うちの会社では宿泊代が一律料金で支払われます。
つまり、それよりも高いホテルに泊まれば、足が出た分は自腹ですし、逆に安いホテルに泊まれば、差額は自分のものというわけです。
そしたら日本一安いホテルに泊まりますよね常識的に考えて。

でも、いつも躊躇するんです。
特にトラブル対応なんかで、お客様にボッコンボッコンにヘコまされた日なんかは、疲れて帰る部屋がボッコンボッコンにヘコんだ安宿だったりしたら、「このままジョン・ドゥになるのもありかな?」とかいう心境になりかねないじゃないですか。
それが、ちょっと良い部屋だったりしたら、「もう少しだけ、頑張って生きてみようかな?」とか思えるじゃないですか。

だから毎回、出張先でその仕事を終えた俺が、どの程度ボコベコになっているかを予測して、部屋のグレードを決めています。

先日の出張はわりと気楽なもんだったので、適当に近くて安いところにしました。
そしたらちょっと、凄いところでした。

ユニットバスなのはもちろんなのですが、特筆すべきは洗面台の位置。
ここまで圧縮されたユニットバスは、初めて見ました。ある意味、空間の有効利用です。
バスタブに入るためには、便器を大きくまたいでいかなくてはなりません。全裸で。
更に、このカーテンがほとんど動かず、全部開いてもバスタブに体を入れることの出来る空間は、ごく僅か。バスタブに入ったら入ったで狭すぎて、体を回転させるのは相当大変で、トントン相撲みたいな動きで小刻みに回転する必要があります。全裸で。

そしてベッド。これがまた凄い。

地べたにマットレスOnふとん!
なにこれ?盗まれたの?奴はとんでもないものを盗んでいきました
おまけにこのマットレスが絶望的に硬い。骨組みがバッチリ背中で感じ取れるの。鉄格子の上で寝ているみたいでした。

それでも安眠余裕だった俺も、わりとたくましい気がするわ。

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2015/02/28 23:06 | Comments(0) | 日常
IT飲み会 滋賀県
IT飲み会に参加してきました。
ここまでのあらすじ

開催3日前ぐらいに参加人数を確認したところ、合計4人という会場を埋め尽くさんばかりの大人数であったため、物凄く不安でした。
テーブル一個で十分ですがな。イメージとしては、井戸端会議に近くなるのではないかと。

蓋を開けてみれば、主催の方もおられたので、10人ぐらいは集まってました。

タイムスケジュールはこんな感じ。
19:00 受付開始
19:15 飲み放題スタート
19:30 会の説明・かんぱい、食事・交流タイム
20:00 ゲストのプレゼン、食事・交流タイム
21:45 飲み放題終了
21:45 「30秒プレゼン」
22:00 〆の挨拶

飲み会案内ページの複数個所に、受付開始時間が書いてあるんだけど、18:30だったり19時だったりと、ITを謳いながら基本的なミスが目立ちます。
いきなり試されています。社会人として、当然早いほうの18:30をチョイスしたら、ものの見事にまだ準備中&ほとんど誰も来てない状態。早く誰か来ないかな...と願いながら、壁の花になってました。なれてませんでしたが。

本当の受付時間である19時ぐらいに、ぽつぽつと人が集まりだしました。
このあたりから、来られた人と名刺交換したり、そこから仕事の内容を聞いたりして、少しずつそれっぽくなってきました。
デザイナー系、インフラ系、WEB系、セキュリティ系などなど、多種多様でした。
割合的には、個人事業主が多かった。この業界独立する人、本当に多いし。

初対面の場合、相手の趣味に合わせて話をする事は難しくないですが、ITとはいえほとんど関わりの無い分野だと、地味にキツい。
過去の経験から、無理やりに関連事項をひねくりだしてきて、お話したりしてました。何で俺こんなに頑張ってんだ?お見合いパーティでもあるまいに。

今回は男しかいませんでした。
参加予定には女性もいたのですが、仕事の都合で来られなくなったそうです。この業界、仕事の都合で飲み会ドタキャンする人、本当に多いし。
なので、基本的に普通におっさんトークでした。

そして、ゲストのプレゼンが始まりました。
プレゼンは、飲み会に4回以上参加すれば誰でも講師になれるそうです。お、やってみたいけど、素人相手ならいざ知らず、プロ相手に講師になれるようなこと、あるかなぁ?

今回のテーマは
「 ITで浮気調査をするなら俺ならこうする! 」
でした。
過去の恋愛の9割を、相手の浮気で終わらせてきた俺としては、大変大変興味深いものでした。

講師は、セキュリティの会社代表をされてる方で、この日も滋賀県警の知能犯を担当する方々に、講習をしてきたばかりだとか。
内容は...物凄くここで書きたいんですが、自粛しておきます。
簡単なITの知識があれば、物凄く簡単に安価で、相手を追跡したり記録したり出来るんだよ、世の中怖いねー、だから清く正しく生きようねー、という話です。

俺を含めた参加者からも様々な質問が出て、セキュリティの専門家からの具体的なアドバイスなんかも頂けて、非常に有意義なプレゼンでした。まぁプレゼンの合間に、著書の紹介が10回ぐらい入ってたのはご愛嬌。

非常に楽しく、大いにためになるプレゼンでした。
プレゼン俺もやってみたいけど、ここまで充実したものを出していくとなると、難しそうだな...

とまぁこんな感じで。ちなみに今回が、開催以来の最少人数だったそうです。
俺ってザ・疫病神。
この後2次会もあるみたいでしたが、人も少ないし、何より明日も仕事だしで、そのまま帰りました。

とまぁこんなお話。

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2015/02/21 22:01 | Comments(0) | 日常
みんなの検索ワード
このブログでは、どのようにして流れ着いたのかが、分かるようになっています。
どのサーチエンジンから、どのような言葉で流れ着いたのか、とか。
上級ブログ師は、その情報を元に、もっと人が来るように記事を書いたりするそうです。

このブログでも過去に何度か、ここにたどり着いたユニークな言葉を紹介していました。

ここに流れ着いた言葉
アクセス解析
アクセス解析2

世の中には、色んな検索ワードがあるもんですよね。

最近ここにたどり着いた検索ワード。

「大阪で銀座いちごケーキ売ってますか?」

知らんがな。

他人が入力している検索ワードを眺めているのも、わりと楽しかったりします。

サーチストリーム

たまに、なんだよそれ?ってなワードが流れてきます。

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2015/02/17 23:16 | Comments(0) | 日常
会社でのバレンタイン廃止について
かつていた会社の話。
今の会社での話じゃないよ。今の話じゃないからね。
ほんとマジで、そこんとこ気をつけてね。

かつていた会社では、菓子屋のでっち上げ企画であるバレンタインデーイベントを、遵守していました。これ、男にとってもめんどくさいし、多分女性にとっても、すげぇめんどくさい、悪しき風習だったと思うんですよね。

まず男性サイドからは
・もらった時のリアクションがめんどくさい
やけに喜んでもキモいし、ノーリアクションだと陰でなに言われるか分らんし。
「あぁ、どうもどうも」ぐらいの、電車で席を譲られた程度のものに留めておく必要があります。このさじ加減が面倒。
・おかえしがめんどくさい
受け取ったものの金額を推察して、それに見合ったお返しを考えなければなりません。
バレンタインデーはチョコレートとほぼ決まってますが、ホワイトデーは特にフォーマットが無いので、色々と頭をひねる必要があります。
さらに「お返しは○倍」とかいうマスコミの情報操作により、金銭的なダメージまで受けるようになりました。勝手に送りつけておいて倍返し強要とか、ほぼ犯罪ですやん。

女性サイドからしても、
・お金を集める手間
・買いにいく手間
・選ぶ手間
・渡す手間
などがあると想像できます。

ましてや。
一番恐ろしいのが、全員に配ってるように見えたにもかかわらず、自分にはもらえなかった、という事態が発生する可能性があることです。
「男としてはカス」
社内における女性たちからの冷酷な評価が、言い訳の余地もなく示される瞬間です。
これはあかんよね。差別だよ。区別か。そうか。

この、百害あって一利なし(少なくとも男性は)のイベント。
何とかならんものかと常々思っていたんですが、ある年とうとう、チョコレートが配られなくなりました。よかったよかった、あの忌まわしいイベントが、少なくとも会社では終わったんだとホッとしました。

その後、同僚と雑談の中で、バレンタインイベントの話をしました。
彼「また今年も、お返し考えなあかんのが憂鬱だよなぁー」

えっ。

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2015/02/16 16:28 | Comments(0) | 日常

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