前回の続き。
緑の布の前で4つの動画を撮り終えたら、4つの動画を結合して、ひとつの動画にします。
これに関しては、
・クロマキー機能
前回書きましたように、背景の上に動画を重ね、動画の背景を透けさせる機能のことです。
・マスク機能
動画の必要な部分のみを抜き出す機能です。
動画にある、余計な部分をカットするために必要です。
・動画の結合/尺カット機能
複数動画の結合、および不要な部分のカット機能です。
これにより、1パートを失敗することなく弾ききらなくても、上手くできた部分だけを繋ぎ合わせて、ひとつの演奏動画にする事ができます。また、カメラの撮影ボタンを押してから、演奏にいたるまでの部分などは完全に不要ですので、そこらあたりをカットする必要もあります。
ちなみにこの動画の場合は、
ヴァイオリン1のみ通しで撮影に成功していますが、
ヴァイオリン2 2個
ヴィオラ 3個
チェロ 4個
の動画をくっつけてます。
なのでこの1本の動画を作るために、実に10個もの動画を結合している事になります。
実際は失敗もしまくったので、30本近く撮ってますがね。これでもその中から、マシな部分を抽出して作ってあるんです。これでも。
さて、上記の機能を持ったパソコンソフトを使って加工するわけですが、巷には色々な動画ソフトがあり、売り物の動画編集ソフトであれば、大抵上記の機能は満たしていると思います。
無料のフリーソフトでも、多分何とかなると思うのですが、色々なソフトを組み合わせる必要があるのと、やはりクセを覚えていくのが大変なので、製品を購入しました。
学生の頃はフリーソフトで何でもかんでもまかなっていたのに、プロになってからは、フリーで何とかなりそうでも、ソフトを買うようになりました。
みんな、ソフトはちゃんと買ってね。フリー版でなんとかするのはいいとしても、無料で落としたり借りたりしちゃダメっすよ。わてらプログラマの血と血がいっぱい詰まっているんだよ。社蓄からのお願いだよ。
さて、俺が使ったのはこちら。
PowerDirector 12 Ultra [ダウンロード]
いくつかのソフトを使ってみたけど、大体の使い方は似てる。
元となる動画を選んで、タイムラインに貼り付けていく感じ。
一般人でも理解しやすいように、作られていると思います。
ただ、もうちょっとかゆいところに手が届かないつくりではありますが。
タイムラインってのは、こんな感じ。
この5本の行が、それぞれの動画のタイムライン。
時間の経過と共に、右に進みます。
つまり、まず最初に1のサクラの背景が表示され、時間が経つと5のチェロ動画が再生されます。
それからまた時間が経過すると、3のヴァイオリン2と、4のヴィオラが再生されます。
最後に2のヴァイオリン1が再生されて、最後にみんな同時に消える、という流れが分かるようになっています。
同じ行で、縦線が入っているのは、そこに同じ楽器演奏動画のつなぎ目があるからです。
このつなぎ目をスムーズに繋げるのも、一苦労でした。
映像的には、やはり微妙に座っている位置がズレてたり、弓の位置が飛んだりするのはしょうがないんですが、音がズレるのだけは避けたかったので、音をスムーズに繋げるための微調整が、大変でした。
動画でひとりに集中していると、一瞬ワープしたりするので、そのつなぎ目がよく分ると思います。
こんな感じで、この残念動画は作られました。
以上、ひとり4重奏の動画メイキング、舞台裏編でした。
緑の布の前で4つの動画を撮り終えたら、4つの動画を結合して、ひとつの動画にします。
これに関しては、
・クロマキー機能
前回書きましたように、背景の上に動画を重ね、動画の背景を透けさせる機能のことです。
・マスク機能
動画の必要な部分のみを抜き出す機能です。
動画にある、余計な部分をカットするために必要です。
・動画の結合/尺カット機能
複数動画の結合、および不要な部分のカット機能です。
これにより、1パートを失敗することなく弾ききらなくても、上手くできた部分だけを繋ぎ合わせて、ひとつの演奏動画にする事ができます。また、カメラの撮影ボタンを押してから、演奏にいたるまでの部分などは完全に不要ですので、そこらあたりをカットする必要もあります。
ちなみにこの動画の場合は、
ヴァイオリン1のみ通しで撮影に成功していますが、
ヴァイオリン2 2個
ヴィオラ 3個
チェロ 4個
の動画をくっつけてます。
なのでこの1本の動画を作るために、実に10個もの動画を結合している事になります。
実際は失敗もしまくったので、30本近く撮ってますがね。これでもその中から、マシな部分を抽出して作ってあるんです。これでも。
さて、上記の機能を持ったパソコンソフトを使って加工するわけですが、巷には色々な動画ソフトがあり、売り物の動画編集ソフトであれば、大抵上記の機能は満たしていると思います。
無料のフリーソフトでも、多分何とかなると思うのですが、色々なソフトを組み合わせる必要があるのと、やはりクセを覚えていくのが大変なので、製品を購入しました。
学生の頃はフリーソフトで何でもかんでもまかなっていたのに、プロになってからは、フリーで何とかなりそうでも、ソフトを買うようになりました。
みんな、ソフトはちゃんと買ってね。フリー版でなんとかするのはいいとしても、無料で落としたり借りたりしちゃダメっすよ。わてらプログラマの血と血がいっぱい詰まっているんだよ。社蓄からのお願いだよ。
さて、俺が使ったのはこちら。
PowerDirector 12 Ultra [ダウンロード]
いくつかのソフトを使ってみたけど、大体の使い方は似てる。
元となる動画を選んで、タイムラインに貼り付けていく感じ。
一般人でも理解しやすいように、作られていると思います。
ただ、もうちょっとかゆいところに手が届かないつくりではありますが。
タイムラインってのは、こんな感じ。
この5本の行が、それぞれの動画のタイムライン。
時間の経過と共に、右に進みます。
つまり、まず最初に1のサクラの背景が表示され、時間が経つと5のチェロ動画が再生されます。
それからまた時間が経過すると、3のヴァイオリン2と、4のヴィオラが再生されます。
最後に2のヴァイオリン1が再生されて、最後にみんな同時に消える、という流れが分かるようになっています。
同じ行で、縦線が入っているのは、そこに同じ楽器演奏動画のつなぎ目があるからです。
このつなぎ目をスムーズに繋げるのも、一苦労でした。
映像的には、やはり微妙に座っている位置がズレてたり、弓の位置が飛んだりするのはしょうがないんですが、音がズレるのだけは避けたかったので、音をスムーズに繋げるための微調整が、大変でした。
動画でひとりに集中していると、一瞬ワープしたりするので、そのつなぎ目がよく分ると思います。
こんな感じで、この残念動画は作られました。
以上、ひとり4重奏の動画メイキング、舞台裏編でした。