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2024/11/22 18:06 |
忘れられない映画のワンシーン
忘れられない映画のワンシーンを、ひとつ上げるとするならば。

映画 守護神
ケビン・コスナー主演
海難救助のエキスパートの話。

ベン(ケビン・コスナー)はかつて、様々な海難救助で人を救ってきた、伝説の英雄。そこへ、スイマーとして好成績を収めてきたジェイク(アシュトン・カッチャー)がやってきて、ベンの教え子となる。
厳しい訓練に、ほとんどの生徒が脱落する中、ジェイクは残り、また、事あるごとにベンに尋ねた。
「今までに、いったい何人救った?」
なにせ相手は、途方も無い数の人間を救ってきた、伝説の英雄。ベンは半人前のジェイクなんぞ相手にせず、その質問に対する答えも、常に見送られてきた。

やがて、厳しい海難救助の現場を乗り越えたジェイクは、改めてベンに、何度目になるか分からない質問をする。

「今までに、いったい何人の人を救ってきた?」

とうとうベンは、その答えを口にする。

「22人だ」

予想外に少ない数字に、ジェイクは戸惑いながらも
「そ、そうか...流石は英雄だ。立派な数だ」
と答える。

そこに畳み掛けるように、ベンが言う。

「救えなかった人の数だ。それ以外は覚えていない」

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2014/08/19 00:24 | Comments(0) | 映画

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