ある能力を0から1へ、つまり、
やったことない→やったことある
に上げるのは、全然難しくないわけです。ただ、やりゃあいいだけです。
当然ですが「やったことない」と「やったことある」の間には、ものすごい差があります。
1度やれば、かなりのことが身につきます。例えばヴァイオリンを1回習えば
・人間構造を無視した、無理のある「構え方」
・役に立つのか立たないのか分からない、謎の「肩当という存在」
・弦の、ピンポイントでの「押さえにくさ」
・「E線」の「怪音」
などなど、一気にたくさんのことを知ることができます。
これは、いくら本を読んだり動画を見ても絶対に掴むことができない、自分の経験から得られる感覚的なものです。「やったことない」と比べたらそりゃあもう、到底埋めることの出来ない差です。
そして一ヶ月も続けていれば、やった事無い人に「すごーい」ぐらいは言ってもらえるレベルには、余裕で到達すると思います。
ここまでは簡単。
でもこの次。更に上達して、人からほんのわずかでもお金をいただいたり、調子に乗ってセミプロとかほざいちゃったりしちゃうレベルに到達するまでには、0から1とは比べ物にならないくらい、ハンパ無い隔たりがあるわけです。
ここまで来ると0と1の時には関係なかった、
・本人の適性
・誰にどこで習うか
というような要素も重要になってきます。
回りの経験者と比べて、自分のほうがヘタ、ウマイなどと一喜一憂することも出てくるでしょうし、あまりの上達の無さ、むしろ下手になってるような気がするというスランプ時期にも遭遇するでしょうよ。これまでの経験上。
それでも、やりたいことはやれるうちにやっときたい。少なくとも0から1にはしときたい。
自転車に一度乗れたら、たとえ10年乗らなくても、またすぐに乗れるように、体で覚えた感覚は、一度覚えたら絶対になくならない。劣りはするかもしれないけど、ゼロにはならない。
そして楽しいと思えたものを、できる範囲でガンガン突き詰めたい。
というわけで、辻調の製菓通信講座、申し込んじゃいました。これが言いたかった。
いやね、本当はちゃんと学校に行って、本格的に習いたいんです。でもね、9時5時(両方AM)で働く社蓄に、そんな時間は無いじゃないですか。
だけど製菓習いたいなーってなると、選択肢は2つ出てきます。
ひとつは、俺が行ってるカフェスクールみたいに、土日でやってるとこに通う。
二つ目は、こういった通信教育です。
通信に比べたら、そりゃあ土日であっても、対面で習える学校のほうが良いんですけどね。今行ってるカフェスクールには、パティシエのクラスもあるんで、そこに行くってのも可能なわけです。
ただ、高い。高すぎる。
授業の数は少ないのに、全日制の学校と、それほど変わらないくらいの授業料かかってきますからね。割り算したら一回あたりの授業料、ハンパないですよ。
ちょっとだけ具体的に言うと、辻調理師専門学校の学費が年間200万とか聞いて、わりとアリだな...とか思ったりしてしまうぐらいには、バカ高い。土日しか通えない社会人の、足元ガン見してる。
というわけで通信教育という選択になりました。
色々調べたら、製菓の通信にも大きく分けて2種類あって、製菓衛生師という資格がとれるものと、とれないものに分かれます。
資格の受験資格に、最低○時間の講習と実技、というのがありますので、資格をとれる学校のほうは、スクーリングと呼ばれる学校に通う期間が長いです。また、衛生の勉強などが、授業全体のかなりの割合を占めてきます。資格がとれない方は、このあたりがほとんどありません。
製菓衛生師って資格は、これがあれば
・「あたし製菓衛生師」と名乗れる。
・資格を取るために、そこそこ勉強して実習も受けたんだね、という事をアピールできる
以上。
あとはオマケとして、飲食店開業に必要な、食品衛生責任者認定もついてくるんですが、これは単品でも1日講習を受けたら誰でももらえます。俺も持ってるぐらいだし。
やはりこういった資格は、就職や現場で役に立つとかじゃなくて、素人相手にハッタリ効かす程度にしかならんみたい。プログラマの情報処理とかと同じですわ。
ンーまぁ、資格という目標があった方が楽しいかもしれんけど。
と思って、資格が取れる側のほうも色々調べていて、一番現実的だったのがここ。
京都製菓技術専門学校
製菓だけでなく、パンも習えるわけで、なんでも手を出したい俺としてはまさにうってつけなんだけども。
スクーリングがね。多いんだわ。
夜間にスクーリングしてくれるコースもあるんだけど、18時なんて余裕で仕事してますわ。
せめて土日にスクーリングしてくれるのなら、まだ希望があったんだけど。土日はガン閉めの潔さ。社会人をうたってる割には、あんま力入れないみたい。社蓄は社会人ではないか、そうか。
あとはル・コルドン・ブルーという選択肢も、あるっちゃーあるけど。
学費高いよね。でも憧れだよね。でも高いよね。
そして消去法で、というかもうこれぐらいしか見つけられんくて、辻調のんにしました。
なんたって、憧れの辻調ですよ。俺の人生に、辻調に関われる日が来るとは思ってもいませんでした。
でもなんか、学費の振込みはオンラインで出来るくせに、証明写真の送付は郵送(しかも自費)という、なんとも中途半端なデジタル化ぶり。あんまり近代的じゃない。
こりゃあ、教材も昭和の香り漂うモンが来るかもしんねーなぁ。
でもこれで「辻調の製菓出てますし」ってドヤ顔出来る!
辻調の通信がなんぼのもんか、ここでお伝えしていきたいと思いま。
やったことない→やったことある
に上げるのは、全然難しくないわけです。ただ、やりゃあいいだけです。
当然ですが「やったことない」と「やったことある」の間には、ものすごい差があります。
1度やれば、かなりのことが身につきます。例えばヴァイオリンを1回習えば
・人間構造を無視した、無理のある「構え方」
・役に立つのか立たないのか分からない、謎の「肩当という存在」
・弦の、ピンポイントでの「押さえにくさ」
・「E線」の「怪音」
などなど、一気にたくさんのことを知ることができます。
これは、いくら本を読んだり動画を見ても絶対に掴むことができない、自分の経験から得られる感覚的なものです。「やったことない」と比べたらそりゃあもう、到底埋めることの出来ない差です。
そして一ヶ月も続けていれば、やった事無い人に「すごーい」ぐらいは言ってもらえるレベルには、余裕で到達すると思います。
ここまでは簡単。
でもこの次。更に上達して、人からほんのわずかでもお金をいただいたり、調子に乗ってセミプロとかほざいちゃったりしちゃうレベルに到達するまでには、0から1とは比べ物にならないくらい、ハンパ無い隔たりがあるわけです。
ここまで来ると0と1の時には関係なかった、
・本人の適性
・誰にどこで習うか
というような要素も重要になってきます。
回りの経験者と比べて、自分のほうがヘタ、ウマイなどと一喜一憂することも出てくるでしょうし、あまりの上達の無さ、むしろ下手になってるような気がするというスランプ時期にも遭遇するでしょうよ。これまでの経験上。
それでも、やりたいことはやれるうちにやっときたい。少なくとも0から1にはしときたい。
自転車に一度乗れたら、たとえ10年乗らなくても、またすぐに乗れるように、体で覚えた感覚は、一度覚えたら絶対になくならない。劣りはするかもしれないけど、ゼロにはならない。
そして楽しいと思えたものを、できる範囲でガンガン突き詰めたい。
というわけで、辻調の製菓通信講座、申し込んじゃいました。これが言いたかった。
いやね、本当はちゃんと学校に行って、本格的に習いたいんです。でもね、9時5時(両方AM)で働く社蓄に、そんな時間は無いじゃないですか。
だけど製菓習いたいなーってなると、選択肢は2つ出てきます。
ひとつは、俺が行ってるカフェスクールみたいに、土日でやってるとこに通う。
二つ目は、こういった通信教育です。
通信に比べたら、そりゃあ土日であっても、対面で習える学校のほうが良いんですけどね。今行ってるカフェスクールには、パティシエのクラスもあるんで、そこに行くってのも可能なわけです。
ただ、高い。高すぎる。
授業の数は少ないのに、全日制の学校と、それほど変わらないくらいの授業料かかってきますからね。割り算したら一回あたりの授業料、ハンパないですよ。
ちょっとだけ具体的に言うと、辻調理師専門学校の学費が年間200万とか聞いて、わりとアリだな...とか思ったりしてしまうぐらいには、バカ高い。土日しか通えない社会人の、足元ガン見してる。
というわけで通信教育という選択になりました。
色々調べたら、製菓の通信にも大きく分けて2種類あって、製菓衛生師という資格がとれるものと、とれないものに分かれます。
資格の受験資格に、最低○時間の講習と実技、というのがありますので、資格をとれる学校のほうは、スクーリングと呼ばれる学校に通う期間が長いです。また、衛生の勉強などが、授業全体のかなりの割合を占めてきます。資格がとれない方は、このあたりがほとんどありません。
製菓衛生師って資格は、これがあれば
・「あたし製菓衛生師」と名乗れる。
・資格を取るために、そこそこ勉強して実習も受けたんだね、という事をアピールできる
以上。
あとはオマケとして、飲食店開業に必要な、食品衛生責任者認定もついてくるんですが、これは単品でも1日講習を受けたら誰でももらえます。俺も持ってるぐらいだし。
やはりこういった資格は、就職や現場で役に立つとかじゃなくて、素人相手にハッタリ効かす程度にしかならんみたい。プログラマの情報処理とかと同じですわ。
ンーまぁ、資格という目標があった方が楽しいかもしれんけど。
と思って、資格が取れる側のほうも色々調べていて、一番現実的だったのがここ。
京都製菓技術専門学校
製菓だけでなく、パンも習えるわけで、なんでも手を出したい俺としてはまさにうってつけなんだけども。
スクーリングがね。多いんだわ。
夜間にスクーリングしてくれるコースもあるんだけど、18時なんて余裕で仕事してますわ。
せめて土日にスクーリングしてくれるのなら、まだ希望があったんだけど。土日はガン閉めの潔さ。社会人をうたってる割には、あんま力入れないみたい。社蓄は社会人ではないか、そうか。
あとはル・コルドン・ブルーという選択肢も、あるっちゃーあるけど。
学費高いよね。でも憧れだよね。でも高いよね。
そして消去法で、というかもうこれぐらいしか見つけられんくて、辻調のんにしました。
なんたって、憧れの辻調ですよ。俺の人生に、辻調に関われる日が来るとは思ってもいませんでした。
でもなんか、学費の振込みはオンラインで出来るくせに、証明写真の送付は郵送(しかも自費)という、なんとも中途半端なデジタル化ぶり。あんまり近代的じゃない。
こりゃあ、教材も昭和の香り漂うモンが来るかもしんねーなぁ。
でもこれで「辻調の製菓出てますし」ってドヤ顔出来る!
辻調の通信がなんぼのもんか、ここでお伝えしていきたいと思いま。
コメント
リクエストありがとうございます。
ちょっとまとまった時間が取れたら書こうと思ってましたが、ずるずると半年もたってましたね。
ご要望にお答えして、いいことも悪いことも、めいっぱい書かせてもらいます。
ちょっとまとまった時間が取れたら書こうと思ってましたが、ずるずると半年もたってましたね。
ご要望にお答えして、いいことも悪いことも、めいっぱい書かせてもらいます。
posted by たからat 2014/09/04 18:51 [ コメントを修正する ]
拍手コメントいただきました「けりー」さんへ
拍手コメントは表示されないのですが、質問頂いたので回答します。
結論から言うと、おススメはできないけど、得るものはあるかと思います。あのお値段が、それほど深刻にならずに許容できるのであれば、ですがー。
通信講座で得た知識よりは、数日間学校で受けた授業と、そこで勧められた本を読んだ事の方が、効果があったように思います。
課題は数か月に一回程度、実際に焼いて写真を送る的な内容なので、それほど大変でもないです。
今でしたら、近所のプロのパティシエを「ココナラ」とかで探してみるってのも、ありかと思いますよ。オンラインでもできると思いますし。
語りだしたら無限にしゃべれますが、このへんにしときます。
参考になればこれ幸いどす。
拍手コメントは表示されないのですが、質問頂いたので回答します。
結論から言うと、おススメはできないけど、得るものはあるかと思います。あのお値段が、それほど深刻にならずに許容できるのであれば、ですがー。
通信講座で得た知識よりは、数日間学校で受けた授業と、そこで勧められた本を読んだ事の方が、効果があったように思います。
課題は数か月に一回程度、実際に焼いて写真を送る的な内容なので、それほど大変でもないです。
今でしたら、近所のプロのパティシエを「ココナラ」とかで探してみるってのも、ありかと思いますよ。オンラインでもできると思いますし。
語りだしたら無限にしゃべれますが、このへんにしときます。
参考になればこれ幸いどす。
posted by たからat 2022/01/24 21:30 [ コメントを修正する ]
辻調の製菓の通信を受けたいなと思って検索していたら、たからさんのブログに辿り着きました。
このあとは辻調に関する内容が見当たらなかったんですが、まだ続けていらっしゃいますか?
他のお話もいろいろ読ませていただいていたら、ほぼ同い年くらいだったようでなんだか嬉しくなりました。いろんなことに積極的で楽しそうですね。
辻調のお話待ってます。