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2024/05/17 16:00 |
あの人生、この人生、どちらがどれだけ
仕事が辛い。もう氏ぬ。マジ氏ぬ。
朝から翌朝まで働いて、休日返上でタダ働きして。
社内外から怒られて、痛む胃を薬で抑え込みながら、みんなとっくに帰ったオフィスで必死に働いて。
涙でモニタが滲む。
ここまでしないと、生きていけないもんなんだろうか。
ここまでして、生きていかなきゃいけないもなんだろうか。

ところで結構世の中、適当に生きている人って多いよね。
ほんの数年前まで、世の中の人っていうのは、判で押したような正規ルートを歩いている人がほぼ全てだと思ってた。
ここで言う正規ルートというのは
「卒業→就職→結婚→定年→老後」
という流れのこと。
このルートに従わず、例えば卒業してから就職を何年もしなかったり、突然仕事を辞めて海外を放浪する人は、ほんの数%の異端者であると思ってた。
だから俺なんて、結婚こそできなかったものの、卒業してからずっと社会人だしで、わりと正規ルートの端っこを歩けてると思ってる。
だから、上記のような異端者に出会うと、ちょっと羨ましいと思う反面、
将来どうすんの?
貯金は? 老後の生活は?
なんて事を思って、結果的に俺にはムリムリという結論に至り、弱小といえど安定した身分である自分自身に、ちょっと安心したりしてた。

色々と付き合いが広がって、いろんな人の生き方を見るにつけ、この歳になってようやく、正規ルートであるかどうかなんて、些細なことなんじゃないかと思えるようになってきた。
確かに社会人をずっと続けているってのは、経済的な安定はあるし、いわゆる「世間の目」というものにも、胸を張って応えることが出来る。

たけど。

それが、なんなん?

俺は、独り者だし。
安定を失っても、自分が困るだけだし。

そう思うと、今の今まで信じていた、 「社会人でなければ、生きていくことは出来ない」 という価値観が、ものすごく視野の狭いモノであったことに、34にもなって気付いた。
取れる道は、ひとつではない。
一度しかない人生を、そういうもんだそれしかないんだと自ら枠にはめて、そこからはみ出せずに苦しんでるってのは、非常にこっけいなプレイだったと思う。

限度はあれど強く望めば、望んだものになれるし、望んだ場所に行けるよね。
自分ひとりぐらいなら、わりとどうとでもなりそうな気がする。
会社の中で生きる方法を考えるより、
社会の中で生きる方法を考える方が、よっぽど有意義だって気付いた。

仕事を取ったら何もなくなる人間にならないために、社会で生きる技を身につけて行きたいと思います。

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2012/06/24 00:48 | Comments(2) | 日常

コメント

今月、ダイビングショップをオープンしました。
収入の安定はしてたけど、精神的に苦痛(嫌な事だけではないですが)だったので、その会社から逃げる言い訳にダイビングショップをする。って内容で退職願をだしました。まわりにもその言い訳を言い過ぎて、ホントにやることになりました。
 仲のいい友達からは、「バカ」だと言われます。不安もいっぱいです。

保険に平日に仕事をしてます。収入は半分以下になりましたが、安定がなくなるのも怖くて、中途半端です・・・。
posted by きゅんURLat 2012/06/27 21:12 [ コメントを修正する ]
ダイビングのイントラとか、俺が今の仕事がポシャったとしたら、やりかねない職業のひとつです。
でも当然ながら、大変でしょうなぁ。
いつかは俺も踏み出すでしょうが、果たしてどうなることやら。
posted by たからat 2012/06/28 22:02 [ コメントを修正する ]

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