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2024/05/17 08:05 |
えいご学習
気が付いたら、もうン10年も英語を勉強し続けてきてました。
それでも、せいぜいが日常会話までで、英語での活発な議論など望むべくも無い実力ですが。

ネットをうろついてると、嫌でもいろんな英語学習の紹介が見られますわな。
最近よく聞くのが「聞くだけでペラペラ話せるになりました」的な英語学習法。
まぁ、ありえんよね。
確かに「話せる」の定義は人それぞれだから、聞いたことをそのまま呟けるようになれば「話せる」ようになったと言えなくも無いけど。

俺も最近ようやく、こーすれば近道だったんじゃないかなぁという英語学習法が見えてきました。
それをここで、上から目線で披露するよ!喋れないくせにね!

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まず、英語を学ぶ人は大きく2つに分けられると思う。

ひとつは、法則好きな人。
SVOとかやりましたよね。ああいうシステマチックなのを好む人です。
英語は日本語と違って、かなり法則にのっとった言語なので、こういうの好きな人は仕組みを覚えてしまえば、あとは語彙を増やすだけで完成ですね。

あとは残りの、法則嫌いな人。
携帯のマニュアルとか絶対読まないタイプの人。
大人になってから英語学習を始めた人、つまり学生時代に身に付かなかった人の大半は、こちらのタイプと思われます。俺ももちろんこっち。
俺が良いと思う学習法は、こちらの人向けです。
そういう人には法則好きとは違い、名詞がどーとか、過去完了がどーとか言うても、英語熱に冷水をぶちこむ効果しかありません。
俺も5文型とか200回ぐらい取り組んだけど、未だによく分かってません。

俺が思うに日本人はとにかく、型にはまった学習をしがち。
歴史なら紀元前から学習し、縄文、弥生、と順番に学習していかないとダメ!みたいな思い込みがある。もちろんそれはそれでひとつの方法なんだけど、学習法はそれだけじゃない。
特に大人になると、好きと思える事しか続かないので、幕末の頃が知りたいのに紀元前から勉強してたら、明治に来るまでに挫折するのはほぼ確実。

だからもう、そういう基本はすっとばして、いきなり好きな事からスタートすればいいと思うんですわ。

ここでようやく本題なんですけど、俺が最近ベストだと思う英語学習方は、
「正しい構文を片っ端から覚える」という方法です。
映画で見たフレーズでも良いし、教科書に載った英文でも良いし。
自分がカッコイイとか、使えると思った言葉を、ボソッと呟いてバイリンガル気分になればいいと思います。
文法を気にせず話せるといえば、
How are you?
とかは、多分誰もが知ってるフレーズですけど、これにいちいち主語がどうとか考えないですよね。それと同じで、フレーズまるごと覚えてしまえば、文法なんかどーでもいいんです。

たとえば俺が10000000回は観た映画マトリックスで、ネオとモーフィアスの会話で
「運命を信じるか?Do you believe in fate?」
「いいや No」
「何故? Why Not?」
「運命は自分で切り開くもんだ I don't like this idia that I can't control of my life」
っていうやとりがあるんです。
こういう、間違いの無い英文を覚えていくんです。このやり取りそのものは、多分一生使わないと思いますが、このやり取りだけでもたくさんの法則が盛り込まれていて、ものすごく応用できるフレーズだったりするんです。
こうして、自分の好きなフレーズをたくさんたくさん覚えていくと、いつの間にか英語のリズムみたいなものが分かるようになります。これが実はSVCとかの文型になるんですが。

たとえば「元気してる?」ってフレーズで
I hope you are well.ってのがあるんですが、これを順序間違えて
I you hope are wellってなると、なんか収まり悪いと感じますよね。
この「収まり悪い」という気分こそ、英語のリズムを乱している=間違ったフレーズに他ならないんです。
これを感じ取れるようになれば、覚えたフレーズの一部を変えて、自分でフレーズを作れるようになります。そしてそのフレーズが正しいのかどうかは、なんとなく分かるようになります。
さらにオマケとして、こういった「リズム」を知った上で、法則が書かれた教科書なんかを読むと、自分の感じている事がそのまま、間違いの無い法則として書かれていたりします。
こうなってから教科書を読むと、いままで「これはそういうものだ」と必死に覚えていた法則が、すんなり理解できたりします。
法則好きな人からいえば遠回りの学習法ですが、実はこれが一番の近道なんじゃないかと最近思ってます。

本来、教科書的に覚えるべき「英語の法則」を、自ら感じ取ることが出来れば、自分の話している英語が間違ってるかどうかは、いちいちSVOCとか考えなくても、なんとなく分かるようになります。
まさに、習うより慣れろ、という方法です。

多分、こっちの方が大人には合ってるんじゃないかなぁ。

以上、TOEIC450点、英語弱者からの主張でした。

2012/02/08 22:01 | Comments(2) | TrackBack() | 中国語・英語

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コメント

後者で勉強しましたよ!ヒアリングマラソンより断然いいし、好きな映画だから飽きないしね☆
一年くらいつづけ、海外にいった時に現地のテレビ見てなに言ってるか聞こえたときの感動は今でも覚えてまする。
posted by たらちゃんat 2012/02/10 08:27 [ コメントを修正する ]
おおー。ありがとうバイリンガルからのお墨付きもらいました!
back to the futureなら100000回は観たから、ほとんどのセリフが言えてしまう!
ただ、ちょっと言い回しが古いのが欠点!そいつはヘビーだね!
posted by たからat 2012/02/21 13:41 [ コメントを修正する ]

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