俺のおみや

前回からの続き。

村長に、友好的な足での握手をなぎ払われ、あっさり気絶するリオン君とタンス男。
そのままどこかへ運ばれる。
そして「強くしてやる」とか言われながら、怪しい注射を打たれる。
ええええー。リオン君ゾンビ化計画！？

目が覚めると、さっきのタンス男と後ろ手に縛られて、背中合わせにされてるリオン君。
あの注射は夢？それとも現実？
肘でつついて、タンス男を起こす。
タンス男は元警官だとか、リオン君もそうだとか、大統領の娘は教会に連れて行かれたとかいう話をしている間に、外からなんか血まみれの村人が、でっかい斧を引きずりながらリオン君たちの下へ。
斧男がやってきて、リオン君とタンス男は必死に下がるも、ゆうゆう追いつかれて斧が振り下ろされる！
何の打ち合わせもなく二人はその斧で、手錠を切らせることに成功。
やっと自由になれたリオン君に、再度襲い掛かる斧男。
それを素手で、いとも簡単にやっつけるリオン君。
もういいじゃんそれで。君が操作やってよ俺はずっと見てるよ。
その隙に、素早く逃げるタンス男。
逃げるのはいいけど、この先にも村人はおるんちゃうのかなぁ。一緒にいたほうが明らかに安全だろうに。

監禁されていた部屋から出ようとすると、紫の服を着た男が窓の向こうから
「こっちだ客人」
みたいな事をゆーてくる。
あれ？さっきのタンス男？
あまりにも着替える速度が早すぎる気もするが。

外に出てみると、紫男は武器とかいっぱい見せてきた。商人らしい。
この人から武器を買ったり、宝物を売ったりする事が出来るみたい。

戻って、先のドアを開けるとそこは村人たちの楽園でした。
ドアを開けてすぐのところに、比較的若い村人がこっち指差して大騒ぎ。
そしたらそれにつられて奥のほうから村人が、それぞれ桑とか鎌とか明日への希望とかを手に、俺めがけて走ってくる。ずいぶん遠くから手斧とかブン投げてくる奴もいるのな。それがまたどこの甲子園経験者かしらんけど、的確に俺の顔面を捉えやがるのよ。
慌てて逃げて、ドアを閉めこむ。
こいつらアホだから、ドアにつっかえて入ってこれねーだろうと安心していた。
そしたらこいつら、ドア開けてくるのな。ひー。
さらに奥に逃げ込み、ダイナマイトとか手榴弾とか、ショットガンとか入り乱れての乱痴気騒ぎ。
死にかけては回復薬を使って体力を回復し、そのすぐ後に爆死したりして、もう死と生を何度も行き来しまくりのリオン君。
じりじりと追い詰められて奥へ奥へと逃げていったら、さっきの武器商人のいるところが戦場の最前線になった。
必死にドンパチしていたら、流れ弾が武器商人に当たってしまい、断末魔の悲鳴を上げながら倒れる武器商人。うへー。普通の人を射殺してしまったー。
そんなこと構ってられないぐらい、わらわら目撃者、もとい敵が来る。多すぎ。
何とか撃退した頃には、武器商人はこときれてました。
もう武器を買うことは出来なさそうです。どーすんだこれ。

なんか宝箱から見つけた２枚の石版を合わせて、扉にはめ込んだら扉開いた。
何この仕掛け。
普通に考えておかしいよな。
ゲーム的には面白いけど、いちいちこんな事しないと扉が開かないんじゃあ、外出がめちゃめちゃおっくうやんけ。

その先の地下道みたいなところを抜けて、地上に出るとまた前方に家が。
何の遠慮もなくズカズカ踏み込むレオン君。住居不法侵入もいいところです。
家の中にある弾薬とかお金とか鍵も、ナチュラルに窃盗するリオン君。
こいつ凄腕エージェントなのかもしれんけど、友達にはなりたくねーなー。
扉を開いたところでムービーへ。
なんか扉の奥で話し声がするので、ゆっくり近づいていくリオン君。
突然、後ろから首根っこつかまれて、持ち上げられる！
でたー村長！
なんかここ村長の家らしいよ！そりゃあ村長の家に村長がいるのは当たり前だねーしかもリオン君空き巣だし。でもここは穏便にー。
軽々と片腕で持ち上げられるリオン君。
苦しくて死にそうになるリオン君の目が、赤っぽい色に。
そしたら村長は突然、リオン君を放す。
床に転がって、もだえているリオン君に
「同じ血が混じったようだが、お前はよそ者の上こそ泥。邪魔になれば斬る！」
とか言うようなことを言って去っていく村長。
同じ血ってもしかして、あの注射の事か。
やはり夢ではなかったのか。ということはリオン君も村人みてーになるのは時間の問題？
だからこの任務は止めておけと俺があれほど

chapter１－２　終了。あんなんなるのイヤ。