俺のおみや

いよいよ来週に迫りました。
ほたるのまち守山ハーフマラソン。
俺が初めてハーフを走った、記念すべきマラソン。
その時は確か、有森裕子さんが来てましたね。明るい人でした。

まぁ今回は、トレーニング不足もいいところなので、ハーフではなく１０キロ走るんですが。
今日は休みで天気も良かったんで、昼間ずーっと走ってました。

今って、走るにはベストなシーズンなんですよね。
風が冷たくて気持ちいいし、紅葉も楽しめる。
走ってるはずなのに、歩行者をなかなか抜かせないという、超スローペースですが走ってました。

改めて思うんですけど、なんで走るんでしょうね？
走ってるというと、人に奇人変人扱いされるので、改めて考えてみました。
俺は元々走ることなんて大嫌いでした。今も昔ほどではないにせよ、比較的嫌いです。
ただ、伴走者として、せめて足手まといにならんレベルの走力が欲しくて、嫌々ながら走ってきました。

伴走という、特殊な状況を除いても、走ることの楽しさは結構有るんですよね。
春には桜、夏には海風、秋には紅葉、冬には雪景色。
それらを車や自転車でなく歩くでもない、走るという独特のスピードで眺め、感じるだけでも、十分楽しかったりします。

あとはやっぱし、走り終えた達成感でしょうね。
誰の力も借りず、自分だけの力で、ここまで来られた！っていう達成感。
どの１歩も小さいけど、ゴールするまでに絶対必要な１歩で、どの１歩が抜けてもゴールにはたどり着けない。
その積み重ねがどんどん大きくなり、これだけの結果を生んだ！ってな感動。
走ってる間、もう絶対走らないと、毎分２億飛んで９５回ぐらいは固く誓うし、歩きたい、ってか止まりたいっていう欲求がありながらも、それに甘えず、自分に打ち勝つことが出来た達成感。
俺、意外にけっこーやるやんけ。という、達成感から来る自信。
そういうのが、今は走る理由なのかもしれませんねー。
昔より、ほんのちょっとだけ走ることが好きかもしれません。

ただし走力は相変わらずで、横を走る視覚障害者の方に５分に１回は
「大丈夫ですか？ちょっと休みますか？」
って心配そうに聞かれちゃいますからねーーやさしいなぁ～あははは泣きたい。