俺のおみや

フットサルやりてーなぁ。
ある日そう思ったわけですよ。

元々、小学校の時サッカーやってんたですわ。少年サッカー団とかいうんですかね。
でも、今はどうか知らないですけど、あの頃のサッカーってすげー適当だったんです。
全員がボールめがけて猪突猛進。
ポジションもフォーメーションも一切無し。
ジーコ監督もびっくりの、無策の策。

ポジションは、キーパーとそれ以外。
それぐらいの区分けしかなくて。
当時、デブ　＝　キーパーみたいな法則があって、流れるように自然に俺はキーパーになりました。
ちなみに、俺を含めて誰一人、キーパーの練習をしたこと無かったです。

んで、俺のいたチームって結構強くて、ほとんど常時攻め続けてる状態だったんですね。
だからキーパーの仕事皆無で、すっげー干されてんの。
滋賀は寒冷地なので、冬なんか雪とか降りまくるんですけど、雪の降る中ゴールの前で俺１人仁王立ち。
みんなが楽しそうに攻めあがって、点をガンガン取ってるのを遠くから見てるだけ。
あまりにも暇なので、ゴールによじ登って遊んだりしてました。それぐらい暇だった。

まぁそんな暗い過去があるわけですが、サッカーやるのはちょっと怖いけど、ミニサッカーと呼ばれるフットサルなら、気軽にやれそう。
そんな思いがあったんです。

んで、近場でフットサルやってる連中がいないかなーと探してみました。

そしたら、ネット上で仲間募ってるサークルが見つかりましてね。
早速連絡を取って、次の練習に参加する事にしました。

行ってみてびびった。
すげー人数。１００人越えしてた。
ほとんどが今回初参加。
どんなけみんなフットサルしたがりやねん。ってかリピーターが少ないって事は．．

んでまぁゲームとかやるんですけど、元々サッカーやってた人とかは当然ながら、めちゃ上手いんですよね。
しかも本気出して蹴ってくるもんだから、恐ろしいボールの速さなんですよ。
フットサルはコートが狭いから、その気になればどこからでもシュート打てるし、奴らの打つシュートがゴールポストに当たったとき、金属製のゴールが一瞬浮いてました。
そんなん直撃したら死にますよ普通に。

ここの主催者が揃いも揃って元々サッカーやってたらしくて、なんかすげー技を次々見せてくれるんですわ。
人数が多いから交代ばっかりで、ゲームに参加してる時間なんてほとんど無い。
ほとんど無いのに、そやつらがボールキープしちゃってるもんだから、俺たち参加者は見てるだけ状態。

なんか．．．つまんね。

おまけにびっくりするぐらい女性優遇。
ゲームでも、場所代名目で集めたお金に関しても。
もう痛くて見てられんかった。
ちなみに、すんごい余剰金が出たはずだけど、あの金がどこ行ったのか、知りたくも無いわ。
リピーターがほとんど居ないって事に納得。
しかし、女性も行かないって事は、あのあからさまな優遇を快く思ってないって事かいな。

まぁとにかく、俺は二度とそのフットサルサークルに参加する事はありませんでした。
そこで知り合った数人の男と、それから少し遊んだりはしました。
フットサルの技術としては、リフティングが１０回ぐらいは続くようになったところで、寒くなったので放置してそのまま。

また機会作ってやろうかねぇ。