2020年10月03日に行われた、陸上自衛隊予備自衛官補(技能公募)採用試験を受けてきました。
簡単なまとめは別記事にしています。
※こっちの記事は、無駄に、すっげぇ長いです。
※こっちの記事は、無駄に、すっげぇ長いです。
ネット上に、予備自衛官採用試験の内容を書いている記事自体が少なく、技能に関しては更に少ないので、最新（現時点）での試験内容を、書いておきたいと思います。
たまには有用な内容も載せとかんと。極々々一部の人向けですが。
当日朝。
自宅から微妙に遠い、陸上自衛隊、大久保駐屯地（京都 宇治）へ。
試験会場は選択できるわけではなく、おそらく住んでいる場所から決められて、大抵は数週間前に来る試験要綱にて、初めて知ることになります。俺の場合は広報の方が、あらかじめ教えてくださってましたが。
コロナで延期となった初回は伊丹（大阪）だったので、結構遠くが指定されることもあるっぽい。参加者の中には、スーツケース引きずってる人がちらほらいたので、前泊が必要なぐらい試験会場が遠いこともあるようです。
大久保駅はもちろん、行ったことない駅。
特に何かがあるという場所でもないので、こんなことでもなければ、おそらく一生降り立つことがなかったかもしれない駅です。
俺は、たぐいまれなる小心者なので、普段から約束の３０分前には現地に着いてるんですが、今回はビビッて１時間前には着いてました。
だって、ザ・自衛隊ですよ。
体育会系の最高峰、体育会系のプロが集まるわけですよ。
そんなところ、１秒でも遅刻しそうなもんなら、いや、時間通りにきてても、なんやかんやと理由をつけられて、恫喝されそうじゃないですか。
恫喝は、毎日の職場だけで十分おなか一杯なんです。
恫喝こわい。体育会系こわい。
大久保駅からは徒歩数分で、塀で囲われた、ものすごく広い駐屯所の入り口に到着。
入り口では早速、迷彩服のマッチョが数人待ち構えていて、受付してくれました。
人生初の、オンのナマ自衛官との接触ということで、前足と後足が同時に前に出るぐらい緊張して歩を進めたんですが、そんなほぼ四足歩行の俺にも、迷彩軍団は紳士的に接してくれました。
あと、バーコード読む機械みたいなので、熱も測られました。
特に問題なかったので、試験会場への道を行くように告げられます。
自宅から微妙に遠い、陸上自衛隊、大久保駐屯地（京都 宇治）へ。
試験会場は選択できるわけではなく、おそらく住んでいる場所から決められて、大抵は数週間前に来る試験要綱にて、初めて知ることになります。俺の場合は広報の方が、あらかじめ教えてくださってましたが。
コロナで延期となった初回は伊丹（大阪）だったので、結構遠くが指定されることもあるっぽい。参加者の中には、スーツケース引きずってる人がちらほらいたので、前泊が必要なぐらい試験会場が遠いこともあるようです。
大久保駅はもちろん、行ったことない駅。
特に何かがあるという場所でもないので、こんなことでもなければ、おそらく一生降り立つことがなかったかもしれない駅です。
俺は、たぐいまれなる小心者なので、普段から約束の３０分前には現地に着いてるんですが、今回はビビッて１時間前には着いてました。
だって、ザ・自衛隊ですよ。
体育会系の最高峰、体育会系のプロが集まるわけですよ。
そんなところ、１秒でも遅刻しそうなもんなら、いや、時間通りにきてても、なんやかんやと理由をつけられて、恫喝されそうじゃないですか。
恫喝は、毎日の職場だけで十分おなか一杯なんです。
恫喝こわい。体育会系こわい。
大久保駅からは徒歩数分で、塀で囲われた、ものすごく広い駐屯所の入り口に到着。
入り口では早速、迷彩服のマッチョが数人待ち構えていて、受付してくれました。
人生初の、オンのナマ自衛官との接触ということで、前足と後足が同時に前に出るぐらい緊張して歩を進めたんですが、そんなほぼ四足歩行の俺にも、迷彩軍団は紳士的に接してくれました。
あと、バーコード読む機械みたいなので、熱も測られました。
特に問題なかったので、試験会場への道を行くように告げられます。
人生で初めて、自衛隊の駐屯所を歩く。
もうそれだけで感動してて、ちょっと泣きそうになってた。
プログラマという、陰の代表格みたいな俺の人生に、こんな瞬間があるとは。
しばらく歩くと、Ｔ字路に別の迷彩マッチョが立ってた。
ここを曲がるんですよーと伝える役ね、はいはいと気軽に近づいたら、わりとまだ距離があるところから、気持ちの良い挨拶とともに、突然の敬礼。漫画なら彼の腕の周りに「シュババッ！！ビシッ！！」とか擬音が書かれそうなぐらい、まさにガチの敬礼。
う、生まれて初めて啓礼されちゃったし！！
敬礼＝相手に敬意を表すこと（礼）。一般的には下位の者が上位の者に対して行う動作を指し、受礼者たる上位の者はこの「敬礼」に対し「答礼（とうれい）」で応え、また同位の者でも相互に「敬礼」は交換しあう。by wikidedia
とかいう基本情報が頭に浮かんできたけど、俺敬礼なんて出来んし絶対にあなたの上位のものでもありませんし日陰者ですしおすしと、敬礼ひとつでヘッドショット。
ここに来てよかった。受験できてよかったと、一人でひたすら感動してた。
実際、ちょっと泣いた。
で、試験会場に集まり、採用試験開始の時間になるんですが、結構遅刻者がいて驚きました。
それを待って開始の時間が後ろにずれたことも、驚きでした。
採用試験に遅れるとか、普通の企業でもありえんだろ。ましてや時間に世界一厳しそうな、自衛隊なのに。
おまけにそんな不届き者どもに対して、時間ずらして待ってくれるとか、どんなけ優しいの。
ちなみに遅れてきたのは全員男。これだから男は。
それでも特に怒号が聞こえることもなく、１５分遅れぐらいで、試験の説明から始まりました。
試験の時間割はこうなってました。
もうそれだけで感動してて、ちょっと泣きそうになってた。
プログラマという、陰の代表格みたいな俺の人生に、こんな瞬間があるとは。
しばらく歩くと、Ｔ字路に別の迷彩マッチョが立ってた。
ここを曲がるんですよーと伝える役ね、はいはいと気軽に近づいたら、わりとまだ距離があるところから、気持ちの良い挨拶とともに、突然の敬礼。漫画なら彼の腕の周りに「シュババッ！！ビシッ！！」とか擬音が書かれそうなぐらい、まさにガチの敬礼。
う、生まれて初めて啓礼されちゃったし！！
敬礼＝相手に敬意を表すこと（礼）。一般的には下位の者が上位の者に対して行う動作を指し、受礼者たる上位の者はこの「敬礼」に対し「答礼（とうれい）」で応え、また同位の者でも相互に「敬礼」は交換しあう。by wikidedia
とかいう基本情報が頭に浮かんできたけど、俺敬礼なんて出来んし絶対にあなたの上位のものでもありませんし日陰者ですしおすしと、敬礼ひとつでヘッドショット。
ここに来てよかった。受験できてよかったと、一人でひたすら感動してた。
実際、ちょっと泣いた。
で、試験会場に集まり、採用試験開始の時間になるんですが、結構遅刻者がいて驚きました。
それを待って開始の時間が後ろにずれたことも、驚きでした。
採用試験に遅れるとか、普通の企業でもありえんだろ。ましてや時間に世界一厳しそうな、自衛隊なのに。
おまけにそんな不届き者どもに対して、時間ずらして待ってくれるとか、どんなけ優しいの。
ちなみに遅れてきたのは全員男。これだから男は。
それでも特に怒号が聞こえることもなく、１５分遅れぐらいで、試験の説明から始まりました。
試験の時間割はこうなってました。
０８００－０８１５ 全般説明
０８３０－１２００ 身体検査・面接
１３００－１４００ 小論文試験
１４１０－１４４５ 適性検査
１５００－１６３０ 身体検査（総合判定）
最初に４つの班に分けられて、各人に番号が付けられます。
班ごとに、真ん中が透明の衝立で遮られた長椅子に座ります。基本的にこの席が、この日を最も長く過ごす場所になります。
部屋の前半分ぐらいが男、後ろ半分ぐらいが女性となっていたようです。
これまた驚きなのが、女性と男性の受験者が、同じぐらいの数がいたこと。
ついでに言えば、大体みんな俺よりはるかに若い。
わざわざ後ろを振り返って確認することもなかったけど、女性陣も若かったように思います。
班ごとに数人のグループが集まって、それぞれの会場に移動します。
移動時は自衛官の方が一人か二人、ついてくれます。
移動はやっぱ、号令とともに手足を振り上げて行進すんのかな、とドキドキしてたんですが、自衛官の方も含めて、普通にみんなだらだら歩いて移動してました。
上記の予定はかなりアバウトで、身体検査の前に面接の人もいれば、適性検査の後に面接、という人もいたようです。確定しているのは昼休みと小論文、適性検査で、これは例の長椅子の席に戻って、全員で同時に受けます。
それ以外は、基本的に呼ばれるのを待つだけです。
この待ち時間が、すっげぇ長い。１時間とかザラに待ちます。
音一つたてられないという雰囲気ではなく、わりとゆるいんですが、それでも周りの人たちと楽しく会話、というような雰囲気でもなく、大抵の人はスマホ見てました。俺は翌週の英検に備えて勉強してました。何人かは、前後の人と話をしている人もいました。コミュ症には無理。
最初の身体検査。
入り口で籠を渡され、そこに荷物（渡されたビニール袋に入れた靴を含む）を入れ、それを持って移動します。
まず最初に、歯の検査がありました。
続いて身長体重の測定、視力検査もあります。
視力検査は、かなり遠くにあるボードを見ることになるので、メガネの人は必須です。
俺は視力０．２ぐらいですが、裸眼ではボードがあるかどうかも自信がないレベルで見えません。
色盲検査もあります。変な色の丸で構成された、大きな丸の中に見える道を、刷毛みたいなのでなぞる検査です。
聴力検査もありました。心電図もとるし、レントゲンも取ります。
ちょっと詳しい健康診断、といった内容で、別段何も困ることはありませんでした。
続いて面接。
ドアの前のパイプ椅子に座って待機し、案内されるのを待ちます。
前の人が終わって、中から声をかけられたら入ってくださいと、最初に言われていたにもかかわらず、前の人が終わって即飛び込み、待ってくれと追い返されてしまいました。
命令に従わない不適合者、確約です。
面接官は３人で、正面とその左右にそれぞれ座られてます。
間には透明の衝立があり、マスクを外すかどうかはこちらで決めていいということでした。
俺は外して話しました。
で、基本は真ん中の方と話すのですが、真ん中の人の質問が終わったら次は左の方、終わったら右の方、というように、質問する方と内容が変わります。
俺が聞かれたのと答えた内容は、以下の内容でした。
真ん中の方
０８３０－１２００ 身体検査・面接
１３００－１４００ 小論文試験
１４１０－１４４５ 適性検査
１５００－１６３０ 身体検査（総合判定）
最初に４つの班に分けられて、各人に番号が付けられます。
班ごとに、真ん中が透明の衝立で遮られた長椅子に座ります。基本的にこの席が、この日を最も長く過ごす場所になります。
部屋の前半分ぐらいが男、後ろ半分ぐらいが女性となっていたようです。
これまた驚きなのが、女性と男性の受験者が、同じぐらいの数がいたこと。
ついでに言えば、大体みんな俺よりはるかに若い。
わざわざ後ろを振り返って確認することもなかったけど、女性陣も若かったように思います。
班ごとに数人のグループが集まって、それぞれの会場に移動します。
移動時は自衛官の方が一人か二人、ついてくれます。
移動はやっぱ、号令とともに手足を振り上げて行進すんのかな、とドキドキしてたんですが、自衛官の方も含めて、普通にみんなだらだら歩いて移動してました。
上記の予定はかなりアバウトで、身体検査の前に面接の人もいれば、適性検査の後に面接、という人もいたようです。確定しているのは昼休みと小論文、適性検査で、これは例の長椅子の席に戻って、全員で同時に受けます。
それ以外は、基本的に呼ばれるのを待つだけです。
この待ち時間が、すっげぇ長い。１時間とかザラに待ちます。
音一つたてられないという雰囲気ではなく、わりとゆるいんですが、それでも周りの人たちと楽しく会話、というような雰囲気でもなく、大抵の人はスマホ見てました。俺は翌週の英検に備えて勉強してました。何人かは、前後の人と話をしている人もいました。コミュ症には無理。
最初の身体検査。
入り口で籠を渡され、そこに荷物（渡されたビニール袋に入れた靴を含む）を入れ、それを持って移動します。
まず最初に、歯の検査がありました。
続いて身長体重の測定、視力検査もあります。
視力検査は、かなり遠くにあるボードを見ることになるので、メガネの人は必須です。
俺は視力０．２ぐらいですが、裸眼ではボードがあるかどうかも自信がないレベルで見えません。
色盲検査もあります。変な色の丸で構成された、大きな丸の中に見える道を、刷毛みたいなのでなぞる検査です。
聴力検査もありました。心電図もとるし、レントゲンも取ります。
ちょっと詳しい健康診断、といった内容で、別段何も困ることはありませんでした。
続いて面接。
ドアの前のパイプ椅子に座って待機し、案内されるのを待ちます。
前の人が終わって、中から声をかけられたら入ってくださいと、最初に言われていたにもかかわらず、前の人が終わって即飛び込み、待ってくれと追い返されてしまいました。
命令に従わない不適合者、確約です。
面接官は３人で、正面とその左右にそれぞれ座られてます。
間には透明の衝立があり、マスクを外すかどうかはこちらで決めていいということでした。
俺は外して話しました。
で、基本は真ん中の方と話すのですが、真ん中の人の質問が終わったら次は左の方、終わったら右の方、というように、質問する方と内容が変わります。
俺が聞かれたのと答えた内容は、以下の内容でした。
真ん中の方
「予備自衛官に志願した動機は？」
福島にボランティアで参加して以来、集団で行動することに対する教育を受けたいと思ってた。そういった意味で自衛官は、最高の教育機関であると思っており、そこで教育を受けたいというのが志望動機、みたいな話をしました。
福島にボランティアで参加して以来、集団で行動することに対する教育を受けたいと思ってた。そういった意味で自衛官は、最高の教育機関であると思っており、そこで教育を受けたいというのが志望動機、みたいな話をしました。
「予備自衛官になると招集や訓練があるが、家族・職場の理解は得ているのか」
得ている。福島に行ったときも、社長は応援してくれた。
「あなたの国家資格を、自衛官としてどのようなことに活かせるか」
「あなたの国家資格を、自衛官としてどのようなことに活かせるか」
過去にボランティア支部の立ち上げで、ネットワーク環境を整備した経験から、専門のプログラミングだけでなく、割といろいろ何でもできますよ的な話をしました。
左の方
「何かスポーツ、運動をしているか」
最近はしてない。マラソンとかトライアスロンが好きで大会出てた、的な話をしました。
これ以外にもそれに付随した細かい質問があり、体を動かすことに苦手意識がないか、ということが聞きたいようでした。
左の方
「何かスポーツ、運動をしているか」
最近はしてない。マラソンとかトライアスロンが好きで大会出てた、的な話をしました。
これ以外にもそれに付随した細かい質問があり、体を動かすことに苦手意識がないか、ということが聞きたいようでした。
右の方
「趣味は何か」
それこそ色々言いましたが、山登りが一番興味もってくれたっぽいです。
戻って真ん中の方
「最近の気になるニュース」
コロナにより変わってしまった世界に対応するべく、様々な技術革新が起きているので、それが気になる。あとトランプ大統領がコロナ感染した翌日だったため、その話題も出しました。
「特技、自己PR」
プログラマなんで、デジタル関係は臨機応変に何でもできます、とかいう繰り返しの話をした程度で、ここはあんまりアピールできんかったように思います。
「趣味は何か」
それこそ色々言いましたが、山登りが一番興味もってくれたっぽいです。
戻って真ん中の方
「最近の気になるニュース」
コロナにより変わってしまった世界に対応するべく、様々な技術革新が起きているので、それが気になる。あとトランプ大統領がコロナ感染した翌日だったため、その話題も出しました。
「特技、自己PR」
プログラマなんで、デジタル関係は臨機応変に何でもできます、とかいう繰り返しの話をした程度で、ここはあんまりアピールできんかったように思います。
料理や英語ができる、みたいな話に、少し食いついてもらえた程度。
大体事前に調べていた通りなので、これは例年変わらないと思います。
雰囲気は、かなりゆるいです。３人のマッチョも大体、終始にこやかでした。
まとまったことが言えてなくても、きれいにまとめてくださったりします。
おそらく全員年下なのに。
採用面接なんて２０年ぶりぐらいで、わりと楽しかった。
次に小論文
大体事前に調べていた通りなので、これは例年変わらないと思います。
雰囲気は、かなりゆるいです。３人のマッチョも大体、終始にこやかでした。
まとまったことが言えてなくても、きれいにまとめてくださったりします。
おそらく全員年下なのに。
採用面接なんて２０年ぶりぐらいで、わりと楽しかった。
次に小論文
テーマは「自衛隊において自分の技能をどう活用するか。あなたの考えを述べよ」といった内容でした。
Ａ４用紙１枚が、まるまる解答用紙です。
事前に調べた限りでは、大体以下の３つが出題されるようです。
「予備自衛官補を志望した理由」
「自衛官の世界的な立場についてどう思うか」
プラス、今回出されたもの。
予想していた内容だったので、書けなくて筆が止まることは無かったんですけど、想像以上に俺が漢字を書けなくて、そっちで筆が止まりまくりでした。
内容的には、面接でも話したようなことを書いてました。
・福島にボランティア参加して、集団の力に感動し、教育うんぬん～
・支部立ち上げに貢献したよー
・仕事ではこんなにすごいんだよ
・仕事以外でもわりとすごいんだよ
・これらを使って、目的遂行の支えになりたいお
みたいなことを書きました。
手書きで、これだけの文字を書くのは何年振りかで、無茶苦茶字が汚かった。
あと、持ち物に鉛筆と書かれていたので、馬鹿正直に慣れない鉛筆で書いてましたが、みんな普通にシャーペン使ってたっぽいです。
時間いっぱい書きっぱなしでも、Ａ４を埋めるのは、あんまり余裕ありませんでした。
次に適性検査
自動車教習所なんかで受ける、適性検査と同じです。
５０問ぐらいの質問に、当てはまるか当てはまらないかに〇をしていきます。
・私はいつも悲しい
・誰かが私を狙っている
・おなかが減ると怒りっぽくなる
そんなアンケートみたいな試験です。
右上の試験官が書く欄に「正解／不正解」の数を書く場所がありました。
こんな試験に、正解や不正解があるのか。
それを狙うのもアレなので、普通に思った通りに書きました。
最後に２度目の身体検査。
ここで持ち物に書かれていた、短パンに着替えます。
ちなみに忘れてきている人もチラホラいました。どうなんそれ。
これも、自動車の免許取得時などでやるものと同じです。
片足で立ってみましょう。両手を挙げてみましょう。
腰を回してみましょう。しゃがんでみましょう。
といった内容です。
俺を含めて歳食ったやつらは、片足立なんかで普通にふらついてましたが、それは問題ないそうです。
また、問診もあります。
試験要綱に同封されていた、過去のいつどこでどんな怪我や手術、病気をしたかを事細かに書いた紙をもとに、内容について聞かれたりします。
来ましたね。問診。ついに来た。
落ちるとしたら、きっとここだね。
ここでアトピーに対して突っ込まれて、汗をかくと悪化するという事実を暴露させられて、それじゃあ自衛官なんて無理ですよお疲れさまでした今後ますますのご活躍をナムナムーとなる流れが見えます。
他の人が
「手術は？」「ありません」
「持病は？」「ありません」
で、数秒（１５秒ぐらい）で問診を終えていく中、どちらもがっつりお持ちの俺が、いざ行かん。
「手術は？」「顎関節症と、数年前に膝の前十字靭帯切りました」「もう治ってるね。はい」
「持病は？」「アトピーをはじめ、数々」「あそ」
うん。俺も１５秒で終えました。
全く気にも留めてない感じでした。正直、仕事しろよと思ったのは内緒です。
えええ。落ちた言い訳に使うつもりだったのに。
「いやー。能力や人間性は問題なかったのに、アトピーがあったから落とされてさー」
という、変なアピールで自尊心を保つつもりでいたのに、アトピーのせいにできなくなりました。これで落ちたら、普通に能力や人間性に問題があったということになりかねません。自覚してますけども。
で、試験の詳細についてはこんなところなんですが、ここからは受けた感想・感触を。
これね。多分落ちてるわ。
上の内容を見てもらえればわかる通り、すべての試験が、優越を示す試験内容じゃないのな。
仮に国語や英語なんかの試験ならば、点数でもって、優越を示すことができるし、出来具合による手ごたえなんかもあるじゃないですか。でもこの試験には、それがない。
おそらくこれらの試験の意味は、相当な病気や障害を持ってたり、素行不良のヤバい人間を振り落とすためだけのもので、これらの試験や検査結果に優れているから採用、とかいうものでは無い、と思われます。
結果がほぼ横並びとなるであろうこの試験において、では何で採用／不採用を決めるのか。
おそらくは
「資格の強さ」
「年齢」
が大きな割合を占めるのではないかと、解析いたしました。
そのどちらもすっげぇ弱い俺には、合格の目は無いのではないかと、冷静に思うわけです。
そして、この試験内容では、もっとしっかり準備をして、仮にもう一度受けたとしても、今回よりもずっと良くできた、とはならないと思うんです。今回、それほど失敗したって内容も無かったし。
なので今回落ちたら、おそらく今後受け続けたとしても、落ち続けると思われます。俺以外の参加者が全員丸１日寝坊、とかいう奇跡が起きない限りは。
なのでおそらく、次は受けないと思います。
タイトルに偽りありの「予備自衛官補に任用されるまで」は、次（結果発表）で最終回となりそうです。
まぁでも、駐屯所を闊歩できたことと、自衛官に敬礼されたことは、人生のおみやとして持ち続けていようと思います。
「いやー。能力や人間性は問題なかったのに、なかったのに、年齢がアウトでさー」という言い訳と共に。
Ａ４用紙１枚が、まるまる解答用紙です。
事前に調べた限りでは、大体以下の３つが出題されるようです。
「予備自衛官補を志望した理由」
「自衛官の世界的な立場についてどう思うか」
プラス、今回出されたもの。
予想していた内容だったので、書けなくて筆が止まることは無かったんですけど、想像以上に俺が漢字を書けなくて、そっちで筆が止まりまくりでした。
内容的には、面接でも話したようなことを書いてました。
・福島にボランティア参加して、集団の力に感動し、教育うんぬん～
・支部立ち上げに貢献したよー
・仕事ではこんなにすごいんだよ
・仕事以外でもわりとすごいんだよ
・これらを使って、目的遂行の支えになりたいお
みたいなことを書きました。
手書きで、これだけの文字を書くのは何年振りかで、無茶苦茶字が汚かった。
あと、持ち物に鉛筆と書かれていたので、馬鹿正直に慣れない鉛筆で書いてましたが、みんな普通にシャーペン使ってたっぽいです。
時間いっぱい書きっぱなしでも、Ａ４を埋めるのは、あんまり余裕ありませんでした。
次に適性検査
自動車教習所なんかで受ける、適性検査と同じです。
５０問ぐらいの質問に、当てはまるか当てはまらないかに〇をしていきます。
・私はいつも悲しい
・誰かが私を狙っている
・おなかが減ると怒りっぽくなる
そんなアンケートみたいな試験です。
右上の試験官が書く欄に「正解／不正解」の数を書く場所がありました。
こんな試験に、正解や不正解があるのか。
それを狙うのもアレなので、普通に思った通りに書きました。
最後に２度目の身体検査。
ここで持ち物に書かれていた、短パンに着替えます。
ちなみに忘れてきている人もチラホラいました。どうなんそれ。
これも、自動車の免許取得時などでやるものと同じです。
片足で立ってみましょう。両手を挙げてみましょう。
腰を回してみましょう。しゃがんでみましょう。
といった内容です。
俺を含めて歳食ったやつらは、片足立なんかで普通にふらついてましたが、それは問題ないそうです。
また、問診もあります。
試験要綱に同封されていた、過去のいつどこでどんな怪我や手術、病気をしたかを事細かに書いた紙をもとに、内容について聞かれたりします。
来ましたね。問診。ついに来た。
落ちるとしたら、きっとここだね。
ここでアトピーに対して突っ込まれて、汗をかくと悪化するという事実を暴露させられて、それじゃあ自衛官なんて無理ですよお疲れさまでした今後ますますのご活躍をナムナムーとなる流れが見えます。
他の人が
「手術は？」「ありません」
「持病は？」「ありません」
で、数秒（１５秒ぐらい）で問診を終えていく中、どちらもがっつりお持ちの俺が、いざ行かん。
「手術は？」「顎関節症と、数年前に膝の前十字靭帯切りました」「もう治ってるね。はい」
「持病は？」「アトピーをはじめ、数々」「あそ」
うん。俺も１５秒で終えました。
全く気にも留めてない感じでした。正直、仕事しろよと思ったのは内緒です。
えええ。落ちた言い訳に使うつもりだったのに。
「いやー。能力や人間性は問題なかったのに、アトピーがあったから落とされてさー」
という、変なアピールで自尊心を保つつもりでいたのに、アトピーのせいにできなくなりました。これで落ちたら、普通に能力や人間性に問題があったということになりかねません。自覚してますけども。
で、試験の詳細についてはこんなところなんですが、ここからは受けた感想・感触を。
これね。多分落ちてるわ。
上の内容を見てもらえればわかる通り、すべての試験が、優越を示す試験内容じゃないのな。
仮に国語や英語なんかの試験ならば、点数でもって、優越を示すことができるし、出来具合による手ごたえなんかもあるじゃないですか。でもこの試験には、それがない。
おそらくこれらの試験の意味は、相当な病気や障害を持ってたり、素行不良のヤバい人間を振り落とすためだけのもので、これらの試験や検査結果に優れているから採用、とかいうものでは無い、と思われます。
結果がほぼ横並びとなるであろうこの試験において、では何で採用／不採用を決めるのか。
おそらくは
「資格の強さ」
「年齢」
が大きな割合を占めるのではないかと、解析いたしました。
そのどちらもすっげぇ弱い俺には、合格の目は無いのではないかと、冷静に思うわけです。
そして、この試験内容では、もっとしっかり準備をして、仮にもう一度受けたとしても、今回よりもずっと良くできた、とはならないと思うんです。今回、それほど失敗したって内容も無かったし。
なので今回落ちたら、おそらく今後受け続けたとしても、落ち続けると思われます。俺以外の参加者が全員丸１日寝坊、とかいう奇跡が起きない限りは。
なのでおそらく、次は受けないと思います。
タイトルに偽りありの「予備自衛官補に任用されるまで」は、次（結果発表）で最終回となりそうです。
まぁでも、駐屯所を闊歩できたことと、自衛官に敬礼されたことは、人生のおみやとして持ち続けていようと思います。
「いやー。能力や人間性は問題なかったのに、なかったのに、年齢がアウトでさー」という言い訳と共に。