ネットにあふれる
「夫/妻が、〇〇なのが我慢できないんです」
に対する回答は、ほぼ2択で、
「離婚しろ」もしくは「話し合え」
なんですよね。
俺も独身の頃は、コミュニケーション不足からくる、問題を抱える夫婦を見るにつけ、
「そんなもん、話し合ったら即解決やんアホちゃうか」
と、常々思ってました。仕事中に発言小町を見ながら。
そして今。
俺も何をどう間違ったのか、結婚して夫婦となった立場でなら言える。
「そんなもん、話し合ったら即解決やんアホちゃうか」
に対するアンサーソングは、
「そんなこた分かっとる。ド正論はいらんねんアホちゃうか」
です。
話し合うことが大切なんてのは、分かり切ってますよ。
ただその話し合いってのが、ある種の人間にとっては、本当に本当に大変なんです。
では一例として、Tさん夫婦の夫が、嫁が家事をしてくれない事に対する不満を伝えた場面の、再現VTRをご覧ください。(暴力シーンやグロテスクな表現が含まれています)(※公序良俗違反により、動画は削除されました。文字起こしによる対応となります)
22時頃に、やっと仕事から帰るT氏。
まず帰って着替えて、外に干されっぱなしになっている洗濯物を取り込んで畳み、ピサの斜塔みたいになってるシンクの洗い物を片付ける。その間、嫁様は、T氏の大嫌いなテレビを大音響で見ながら、ビールとポテチでご満悦。
(今日こそは、ガツンと言ってやらにゃ!男として!)
T氏は、勇気を奮い起こして、嫁様に話しかけます。
T氏「な、なぁ?」
嫁様「は?(イラッ)」
T氏「洗濯物、とっ、ととととりこんでおいてほしいんだけど」
嫁様「後でやるって」
やらない。
絶対やらないことは、過去3年間の統計が示している。
でもそれを指摘するとキレるので、
T氏「あ、そうなんだそうだよねあはは。ごめんねテレビの邪魔して。面白いよねギター侍(精一杯の話題合わせ)」
はい。
はいじゃないが。
もうね、どこから手を付けていいやら。
立場が変わり、改めて夫婦の悩みみたいなのを見ていくと、なんかこう、ストンと胸に落ちてくる。
そうだよね。「話し合う」というのが、唯一の、そしてベストな解であることは重々承知の上で、それでも、それが簡単でないから悩んでいるんですよね。
そして、世の中に同じようなことに悩んでいる人は五億といるってーのに、自分たち夫婦の悩みは特別だ!みたいに思ってる人が大半であるということも、分かってきました。
でもうちみたいに、嫁が家事を手伝ってくれないとか、嫁が常に酔っぱらってて暴言吐いてくるとか、嫁が働いてくれないとかは、あんまり見かけないよね。男女逆ならよくあるけど。
さて。
問題があるのなら、解決しなければならない。
そうして人類は成長してきたのだし、俺だってあたしらしく理系らしく問題解決を。
悩んでないで、次の一手をさっさと打つべき。
まず重要なのが、そもそも何が原因なのか、ということですよね。
状況を冷静に鑑みて、そのうえでジャッジを下し、そこから解決策を導く。
そうなると、当事者である自分には厳しいので、誰かにジャッジを下してもらいたくなるわけで。
解決し難い悩みを、誰に相談したらいいのかというのも、これまた難しい。
知り合い程度では親身になってもらえんだろうし、かといって仲のいい友人というのも、ましてや女友達なんかだと、余計に話がこんがらがって来かねないし。
家族は近すぎて、あっちがヒートアップしそうだし。
近すぎず遠すぎず、利害関係がなく、それでいて冷静な判断ができる関係。
そんなやつおらんやろ。
となると、プロに頼むのがベストか。
日本では夫婦カウンセリングとか一般的とは言い難いですが、他の国ではポピュラーらしいですし。映画でもよく見ますし。
というわけで「夫婦の悩み 相談」的なワードでぐぐって、何日も躊躇しながらも、このままでは俺が失踪しかねないと判断し、カウンセリングの予約を試みました。
愕然としましたね。
日本では一般的とは言い難い、とか言うたのに。
半年先まで、予約が埋まってる状態だなんて。
やっぱ、失踪かな。
「夫/妻が、〇〇なのが我慢できないんです」
に対する回答は、ほぼ2択で、
「離婚しろ」もしくは「話し合え」
なんですよね。
俺も独身の頃は、コミュニケーション不足からくる、問題を抱える夫婦を見るにつけ、
「そんなもん、話し合ったら即解決やんアホちゃうか」
と、常々思ってました。仕事中に発言小町を見ながら。
そして今。
俺も何をどう間違ったのか、結婚して夫婦となった立場でなら言える。
「そんなもん、話し合ったら即解決やんアホちゃうか」
に対するアンサーソングは、
「そんなこた分かっとる。ド正論はいらんねんアホちゃうか」
です。
話し合うことが大切なんてのは、分かり切ってますよ。
ただその話し合いってのが、ある種の人間にとっては、本当に本当に大変なんです。
では一例として、Tさん夫婦の夫が、嫁が家事をしてくれない事に対する不満を伝えた場面の、再現VTRをご覧ください。(暴力シーンやグロテスクな表現が含まれています)(※公序良俗違反により、動画は削除されました。文字起こしによる対応となります)
22時頃に、やっと仕事から帰るT氏。
まず帰って着替えて、外に干されっぱなしになっている洗濯物を取り込んで畳み、ピサの斜塔みたいになってるシンクの洗い物を片付ける。その間、嫁様は、T氏の大嫌いなテレビを大音響で見ながら、ビールとポテチでご満悦。
(今日こそは、ガツンと言ってやらにゃ!男として!)
T氏は、勇気を奮い起こして、嫁様に話しかけます。
T氏「な、なぁ?」
嫁様「は?(イラッ)」
T氏「洗濯物、とっ、ととととりこんでおいてほしいんだけど」
嫁様「後でやるって」
やらない。
絶対やらないことは、過去3年間の統計が示している。
でもそれを指摘するとキレるので、
T氏「あ、そうなんだそうだよねあはは。ごめんねテレビの邪魔して。面白いよねギター侍(精一杯の話題合わせ)」
はい。
はいじゃないが。
もうね、どこから手を付けていいやら。
立場が変わり、改めて夫婦の悩みみたいなのを見ていくと、なんかこう、ストンと胸に落ちてくる。
そうだよね。「話し合う」というのが、唯一の、そしてベストな解であることは重々承知の上で、それでも、それが簡単でないから悩んでいるんですよね。
そして、世の中に同じようなことに悩んでいる人は五億といるってーのに、自分たち夫婦の悩みは特別だ!みたいに思ってる人が大半であるということも、分かってきました。
でもうちみたいに、嫁が家事を手伝ってくれないとか、嫁が常に酔っぱらってて暴言吐いてくるとか、嫁が働いてくれないとかは、あんまり見かけないよね。男女逆ならよくあるけど。
さて。
問題があるのなら、解決しなければならない。
そうして人類は成長してきたのだし、俺だってあたしらしく理系らしく問題解決を。
悩んでないで、次の一手をさっさと打つべき。
まず重要なのが、そもそも何が原因なのか、ということですよね。
状況を冷静に鑑みて、そのうえでジャッジを下し、そこから解決策を導く。
そうなると、当事者である自分には厳しいので、誰かにジャッジを下してもらいたくなるわけで。
解決し難い悩みを、誰に相談したらいいのかというのも、これまた難しい。
知り合い程度では親身になってもらえんだろうし、かといって仲のいい友人というのも、ましてや女友達なんかだと、余計に話がこんがらがって来かねないし。
家族は近すぎて、あっちがヒートアップしそうだし。
近すぎず遠すぎず、利害関係がなく、それでいて冷静な判断ができる関係。
そんなやつおらんやろ。
となると、プロに頼むのがベストか。
日本では夫婦カウンセリングとか一般的とは言い難いですが、他の国ではポピュラーらしいですし。映画でもよく見ますし。
というわけで「夫婦の悩み 相談」的なワードでぐぐって、何日も躊躇しながらも、このままでは俺が失踪しかねないと判断し、カウンセリングの予約を試みました。
愕然としましたね。
日本では一般的とは言い難い、とか言うたのに。
半年先まで、予約が埋まってる状態だなんて。
やっぱ、失踪かな。