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2024/11/23 05:31 |
ブラジリアンと仕事する
中学2年生 14歳の頃やってたバイト。

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これもまたしても夏である。
バイト先は小学校の時と同じ工場だけど、仕事内容は前と違っていた。
普通の社員と同じ仕事内容である。

比較的楽な仕事をまわしてもらっていたとはいえ、真夏の工場内、380℃の釜の前に立って、重い鉄板や金具を常に持ち運んでいなければならないこの仕事は、想像以上に過酷で大変なモノでした。
お金を稼ぐと言う事の大変さを、この時更に身にしみて覚えたわけでござる。

一緒に仕事をしている人の中に、ブラジル人が二人いて、もちろんこっちはブラジル言葉なんてさっぱりワカランし、向こうは片言の怪しげな、何故か東北弁を喋る程度で、意志の疎通がナカナカに上手くいかず、仕事がそのせいで上手くいかないことが多々あった。
つまりはよ言えば俺のせい。

しかしそのブラジアンは、とんでもない勉強家、及び努力家であるらしく、俺が見ていても分かるぐらい、短期間でメキメキ日本語が上達していったのである。
そして、あっという間に、俺との意思の疎通も可能なほどに上達していった。
感動である。
すこぶるかんどーした俺は、早速本屋で、『君にも出来るブラジル言葉』みたいな本を見て、ブラジル用語を覚えようと努力した。
この結果、俺もブラジル言葉を覚えた...りしたらいい話で終わるのだが、俺がそんな世間様を感動させるようなこと、出来るはずがない。
当然、光の速さで挫折し、パタンと本を閉じ、当時買っていた『ファミコン通信』と言う雑誌をすんなり買って、何事もなかったかのように帰宅した。

感動的なお話でした。
まる。

2007/04/17 12:06 | Comments(0) | TrackBack() | 仕事

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