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2024/05/05 16:08 |
ボイトレ教室に通う私 レッスン7
先生から、レッスン中に唐突に、
「鼻から声を出してみてください」
と言われました。

鼻歌?鼻歌なの?鼻歌なら超得意よまかしときー。
鼻歌で作曲できるソフト」とかいうのを使ったら、俺の歌ってるはずの歌とは、似ても似つかない曲を作られた過去があるぐらい、鼻歌については一言ありますからね。現代の技術では、俺の鼻歌にはついてこれないようです。
というわけで、超ドヤ顔で鼻歌を披露。
そしたら速攻、止められた。あ、やっぱり違ったか。

大抵の生徒さんが、鼻から声を出せというと、鼻歌を歌うそうです。
マイノリティにカウントされなくて、ちょっと喜ぶ。
口を閉じて、口から声を出すように、鼻から声を出そうとしてみる。なんか上手く行かない。ってか、そんなことできるわけないし!とか思ったけど、じゃあ何で出来ないんだろう?と考えてみる。
これって良く考えたら、ヘンな話だよね。
口も鼻も繋がっているんだから、同じ事が出来て然るべきじゃん?ともすれば耳でも喋れるかもしれない。でも実際は、耳はおろか鼻で喋ってる人って、あんまりいないよね。少なくとも俺の知ってる世界には、そんな人いないわ。

口と鼻の間には、なんとかっていう毎回言われて毎回忘れる骨があって、こいつが喉から出た音を吸収してしまうので、鼻から声を出すのは難しい、ということらしいです。
なので、鼻から声を出すには、このなんとかいう骨を避けて出す必要があります。

なんかこれ、前にも聞いたような。裏声を出す時の説明だ。

えっ?
「もしかして裏声って、鼻から出てるんですか!?」
と聞いたら、先生はさも当然のように
「そうですよ」
と答えました。
なんたることだ!そーだったのかー!
凄いね!裏声って実は鼻を通っていたんだね!みんな知ってた!?
あ、知ってたんだ?そうなんだ。

この裏声で、地声では厳しい高音を担当するんだけど、地声と裏声を両方使ったクロマチックスケールが、人間には不可能と思えるレベルで困難。
徐々に地声を高くしていって、裏声に切り替えてその先を続けるんだけど、裏声に切り替えると、すっげぇ音が飛ぶ。
例えば、地声でド・レ・ミと出して、次に出せる裏声がラぐらいだったりするの。
俺の感覚では、裏声を出すときって、すっげぇ力が必要なのな。なんか地声と裏声の間には、分厚い壁があって、コイツを突破する為には、かなり思い切った声を出さないとならんの。
やたらと飛んだ裏声に切り替えた後、底から裏声のままで音階を下げていく事は出来るんだけど、まず一発目の裏声の音は、かなり高いところからスタートしないと無理。

でもこれが出来たら、相当楽だよね。
好きなところで裏声に切り替えられるんだから、無理に地声で高いところ歌う必要なくなるし。
先生は、これは誰でも出来るようになると断言してくれたから、頑張ってみます。

「誰でも」に、俺も含まれている事を信じて。

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2015/02/15 21:00 | Comments(0) | ボイトレ

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