全裸で脱水機に追われたのは、どこのどいつだい?
あたしだよ!
俺における最新お笑い情報を駆使して、お伝えしました。
年に1回有るか無いかという程度ですが、母親と旅行に行きます。
その際には大抵、ツアーに申し込みます。ツアーの方が、何かと楽ですからね。
とりわけ、JTB様のツアーを利用することが、一番多いです。
俺も、社員旅行の幹事をやったりして、色々な旅行会社の方々とお話しして、プランを作ってもらったりしましたけど、やっぱりJTB様は、頭ひとつ飛び抜けてます。
値段は頭ふたつぐらい飛び抜けてますけども。
そしてツアーで参加すると、改めて日本の高齢化社会を実感することになります。
びっくりするぐらい、若者皆無。
70過ぎのおかんが、ツアー内で俺を除けば最年少とかいう事が、わりとよく起こります。
まぁ若者は、ツアーなんか使わないしね。
そもそも国内旅行に、若者はあんまり興味ないだろうし。
JTB様のツアーに参加すると、毎回、泊まれるホテルの質がもう、ハンパないのな。
俺個人としては、旅行の際に泊まれるところなんて、屋根があればOK、雨風がしのげれば御の字とか思ってます。
JTB様のツアーで泊まるホテルは、雨風がしのげるとかそういうレベルではなく、ホテルの中に教会があったり、テニスコートがあったりと、俺個人なら絶対に泊まれないであろうホテルばっかりなんです。
先日も旅行に行った際に、水着で入れる温泉がいっぱいある、豪華なホテルに泊まりました。
ホテルに着いて風呂-食事というコンボが完了した時点で、19時ぐらい。
ツアー参加者≒高齢者はもう、お休みの時間です。
ここからは俺のターン!
ツアー内ぶっちぎり最年少の俺は、嬉々として温泉に行きました。
もしかしたら、水着の美女を遠目に見るぐらいはできるかも!あわよくばお近づきに!とか思ってフガフガしてましたが、美女どころか、まず人がいない。
かなり長い事入ってましたが、誰かが入ってくる気配は皆無皆無でした。
ものすごく豪華な施設なのに、お客さんの入りもわりとあるのに、閑古鳥カーニバル。
淡い期待を投げ捨て、トボトボと温泉を後にしました。
脱衣所で体を拭いていると、でっかい炊飯器みたいな脱水機が鎮座しているのを見つけました。
すさまじい存在感。
最初は掃除機かと思ったんですが、よく見ると脱水機みたいでした。
でけぇ!
似たような画像が見つかりませんでしたが、大体このページの右下にあるようなタイプです。
http://www.yokohamashakyo.jp/ayumiso/kannai/b_yoku.html
実際はこれの倍ぐらいの横幅でした。
あまりにもでかいけども、こんなものに海水パンツ1丁だけ入れて、大丈夫なのだろうか?
俺が子供の頃は、洗濯機は洗濯するところと脱水するところが分かれている物が主流で、脱水するところに、洗った洗濯物を入れる際には、色々とコツがありました。
それを無視して脱水ボタンポチーすると、脱水のカゴが外壁にぶち当たりまくり、ガンゴンゴンガンゴン!!と、とてつもない異音を放ちます。
直後に、ブチ切れたおかんにより、俺の頭がガンゴンゴンガンゴン!!と、とてつもない異音を放ちます。
そのトラウマがあるので、脱水機への洗濯物のセットは、必要以上に緊張します。
こわごわとパンツを脱いで放り込み、全裸で蓋をロックし、全裸で恐る恐るスイッチポチー。
...動きません。
よく見たらコンセント刺さってませんでした。
ますます、使っていいのかどうかの不安が募るものの、もうパンツ入れちゃったしと、機体に巻かれた電源コードを解いて、壁のコンセントに差し込みます。
改めてスイッチポチー。全裸で。
次の瞬間。
ガゴガゴガゴ!という大音響とともに、踊りだす脱水機。
内容物(俺のパンツ)が軽すぎて、脱水のための回転によって生じる力を、抑えきれない様子。
そのパッションが走り出て、彼をブレイクダンスさせずにはいられなくしてしまったみたい。
きっかけは、罪な俺のパンツ。
あまりにも想像を上回る、脱水機におけるあなただけのステージパフォーマンスに、しばし呆然。
脱水機は最初のうちは、片足を軸にしてその場を回っていたのですが、やがてガタガタガタガタ両足を小刻みに震わせながら、俺ににじり寄ってきました。
後ろは壁。俺は全裸。爆音だけど無言でにじり寄る脱水機。
かっ、壁ドン?壁ドンされちゃうの俺!?
わりかし憧れだけども、今は色々と準備が!服とか!
そしたら俺の目の前で、活動を停止する脱水機。
移動しすぎたため、電源コードが伸びきってコンセントから抜けたために、止まったみたいでした。
恐る恐るふたを開けてみると、あんなに熱狂的に踊り狂ってくれたのに、意外に乾いていませんでした。
手で絞ったら、普通に水ジャー出たし。
とりあえず証拠隠滅のために、機体にコードを巻いて、元の場所に移動させておきました。全裸で。
もしかしてコードが抜けていたのは、おんなじことを誰かも体験させられた結果なのかもしれんなぁと、無駄に推理してみる。
あたしだよ!
俺における最新お笑い情報を駆使して、お伝えしました。
年に1回有るか無いかという程度ですが、母親と旅行に行きます。
その際には大抵、ツアーに申し込みます。ツアーの方が、何かと楽ですからね。
とりわけ、JTB様のツアーを利用することが、一番多いです。
俺も、社員旅行の幹事をやったりして、色々な旅行会社の方々とお話しして、プランを作ってもらったりしましたけど、やっぱりJTB様は、頭ひとつ飛び抜けてます。
値段は頭ふたつぐらい飛び抜けてますけども。
そしてツアーで参加すると、改めて日本の高齢化社会を実感することになります。
びっくりするぐらい、若者皆無。
70過ぎのおかんが、ツアー内で俺を除けば最年少とかいう事が、わりとよく起こります。
まぁ若者は、ツアーなんか使わないしね。
そもそも国内旅行に、若者はあんまり興味ないだろうし。
JTB様のツアーに参加すると、毎回、泊まれるホテルの質がもう、ハンパないのな。
俺個人としては、旅行の際に泊まれるところなんて、屋根があればOK、雨風がしのげれば御の字とか思ってます。
JTB様のツアーで泊まるホテルは、雨風がしのげるとかそういうレベルではなく、ホテルの中に教会があったり、テニスコートがあったりと、俺個人なら絶対に泊まれないであろうホテルばっかりなんです。
先日も旅行に行った際に、水着で入れる温泉がいっぱいある、豪華なホテルに泊まりました。
ホテルに着いて風呂-食事というコンボが完了した時点で、19時ぐらい。
ツアー参加者≒高齢者はもう、お休みの時間です。
ここからは俺のターン!
ツアー内ぶっちぎり最年少の俺は、嬉々として温泉に行きました。
もしかしたら、水着の美女を遠目に見るぐらいはできるかも!あわよくばお近づきに!とか思ってフガフガしてましたが、美女どころか、まず人がいない。
かなり長い事入ってましたが、誰かが入ってくる気配は皆無皆無でした。
ものすごく豪華な施設なのに、お客さんの入りもわりとあるのに、閑古鳥カーニバル。
淡い期待を投げ捨て、トボトボと温泉を後にしました。
脱衣所で体を拭いていると、でっかい炊飯器みたいな脱水機が鎮座しているのを見つけました。
すさまじい存在感。
最初は掃除機かと思ったんですが、よく見ると脱水機みたいでした。
でけぇ!
似たような画像が見つかりませんでしたが、大体このページの右下にあるようなタイプです。
http://www.yokohamashakyo.jp/ayumiso/kannai/b_yoku.html
実際はこれの倍ぐらいの横幅でした。
あまりにもでかいけども、こんなものに海水パンツ1丁だけ入れて、大丈夫なのだろうか?
俺が子供の頃は、洗濯機は洗濯するところと脱水するところが分かれている物が主流で、脱水するところに、洗った洗濯物を入れる際には、色々とコツがありました。
それを無視して脱水ボタンポチーすると、脱水のカゴが外壁にぶち当たりまくり、ガンゴンゴンガンゴン!!と、とてつもない異音を放ちます。
直後に、ブチ切れたおかんにより、俺の頭がガンゴンゴンガンゴン!!と、とてつもない異音を放ちます。
そのトラウマがあるので、脱水機への洗濯物のセットは、必要以上に緊張します。
こわごわとパンツを脱いで放り込み、全裸で蓋をロックし、全裸で恐る恐るスイッチポチー。
...動きません。
よく見たらコンセント刺さってませんでした。
ますます、使っていいのかどうかの不安が募るものの、もうパンツ入れちゃったしと、機体に巻かれた電源コードを解いて、壁のコンセントに差し込みます。
改めてスイッチポチー。全裸で。
次の瞬間。
ガゴガゴガゴ!という大音響とともに、踊りだす脱水機。
内容物(俺のパンツ)が軽すぎて、脱水のための回転によって生じる力を、抑えきれない様子。
そのパッションが走り出て、彼をブレイクダンスさせずにはいられなくしてしまったみたい。
きっかけは、罪な俺のパンツ。
あまりにも想像を上回る、脱水機におけるあなただけのステージパフォーマンスに、しばし呆然。
脱水機は最初のうちは、片足を軸にしてその場を回っていたのですが、やがてガタガタガタガタ両足を小刻みに震わせながら、俺ににじり寄ってきました。
後ろは壁。俺は全裸。爆音だけど無言でにじり寄る脱水機。
かっ、壁ドン?壁ドンされちゃうの俺!?
わりかし憧れだけども、今は色々と準備が!服とか!
そしたら俺の目の前で、活動を停止する脱水機。
移動しすぎたため、電源コードが伸びきってコンセントから抜けたために、止まったみたいでした。
恐る恐るふたを開けてみると、あんなに熱狂的に踊り狂ってくれたのに、意外に乾いていませんでした。
手で絞ったら、普通に水ジャー出たし。
とりあえず証拠隠滅のために、機体にコードを巻いて、元の場所に移動させておきました。全裸で。
もしかしてコードが抜けていたのは、おんなじことを誰かも体験させられた結果なのかもしれんなぁと、無駄に推理してみる。