ひとつめの失態。グリルに入らないグリル用フライパンを滋賀くんだりから持ってきた。
ふたつめの失態。から揚げに使う片栗粉を持ってくるのを忘れた。
上記2失態の合計値は、俺がヘコむには必要十分条件を満たしているので、俺はヘコみました。
でもここで、お手伝いさんが入店。
よし、気持ちを一新して、ここから巻き返すえー!
当たり前かもしれないけど接客が女性だと、確実に売り上げがあがります。
まぁ、俺一人だと試作で遊んでるか本読んでいるかで、営業活動らしきことを一切していないという事も、敗因のような気がしますが。
ついでに俺の風貌も、敗因のような気がします。あと性格も。
俺の残念な字で書かれたメニュー黒板も、お手伝いさんに書き直してもらって、素晴らしい出来に変化しました。
おおー。こうして見るとメニュー増えたなぁ。
参考:俺がひとりで店に入った時の、残念メニューがこちら。
10000000000000歩譲って字の汚さには目を潰すとして、実質オムレツしか作る気ないですからね、これ。どうよこれ。
あれから1ヶ月しか経ってませんが、少しはマシになってきたようです。
この店にはビールが置いていません。
ビールは、向かいにある大谷茶屋さん(本店?)が対応してくれます。
ただし今日は、その大谷茶屋さんがなかなか現れず、何人かのお客さんに
「ビール無いの?」
「向かい今日休み?」
とか聞かれました。
ビールなんてキラーメニュー、出せるもんなら出したいですけどもももも。
でもうちも、ビールのあてみたいなものを出すので、ビール無いとわりと困るんですよね。
つづく
ふたつめの失態。から揚げに使う片栗粉を持ってくるのを忘れた。
上記2失態の合計値は、俺がヘコむには必要十分条件を満たしているので、俺はヘコみました。
でもここで、お手伝いさんが入店。
よし、気持ちを一新して、ここから巻き返すえー!
当たり前かもしれないけど接客が女性だと、確実に売り上げがあがります。
まぁ、俺一人だと試作で遊んでるか本読んでいるかで、営業活動らしきことを一切していないという事も、敗因のような気がしますが。
ついでに俺の風貌も、敗因のような気がします。あと性格も。
俺の残念な字で書かれたメニュー黒板も、お手伝いさんに書き直してもらって、素晴らしい出来に変化しました。
おおー。こうして見るとメニュー増えたなぁ。
参考:俺がひとりで店に入った時の、残念メニューがこちら。
10000000000000歩譲って字の汚さには目を潰すとして、実質オムレツしか作る気ないですからね、これ。どうよこれ。
あれから1ヶ月しか経ってませんが、少しはマシになってきたようです。
この店にはビールが置いていません。
ビールは、向かいにある大谷茶屋さん(本店?)が対応してくれます。
ただし今日は、その大谷茶屋さんがなかなか現れず、何人かのお客さんに
「ビール無いの?」
「向かい今日休み?」
とか聞かれました。
ビールなんてキラーメニュー、出せるもんなら出したいですけどもももも。
でもうちも、ビールのあてみたいなものを出すので、ビール無いとわりと困るんですよね。
つづく
開店準備の傍ら、ピザを作るためのグリル用フライパンが、グリルに入らないという根本的ミスをお菓子。大いにヘコむ。
試作にすらたどり着けなかった。
グリルを使う手段は、少し見直す必要がありそうだなー。
黒板にメニューを書いていると、いつもどおり、まだ開店前なのに常連さんが入店。
最初のオーダーは大抵、常連さんの誰か。
「今日何があるかな?」
「ええと...」
必死に、この常連さんのお気に召しそうなメニューから、順番に読み上げていく。
この瞬間が、いつも緊張する。
常連さんに受け入れられるメニューを作ってきたかどうか、テストされているような気になってしまう。
逆に言えば、ここで受け入れられたくて、あれこれ考えたりするんだけど。
最初なんてメニューが少なかったので、何も注文されなかったりもしたけども、試行錯誤の末に少しずつ注文してもらえるようになりました。嬉しい。
まだ全然少ないけど。
今回は、から揚げ×2の注文をもらいました。
そして、書きかけの黒板からフレンチトーストにも目をつけてもらい、
こちらも注文もらいました。
というわけで、まだ9時ぐらいだし、お手伝いさんもまだ来てないけども、強制的に開店です。
前の晩から漬け込んだ鶏肉を出してきて、揚げ開始。
なんとなく違和感を感じながらも、フレンチトーストの用意も進める。
鶏肉がわりと上がってきた瞬間に、気がついた。
あぁころも!つけてない!
裸、裸!ネイキッドスネーク!
ってか片栗粉、持ってくるの忘れた!
せめてどこかに小麦粉でもないかと、冷蔵庫をかき混ぜてみたけども、都合よくあらわれるはずも無く。洞窟中を発掘する勢いで探し回ったけど、やっぱダメでした。もはやこれまで。
あんなに頑張って持ち物リスト作ったのに、まさかの致命的な忘れ物。
小物を忘れた事はあるけども、まさか材料を忘れるとは。
仕方なく、お客さんに謝罪と説明に行く。
「すみません。一部の調味料を忘れてきてしまって、作れなくなりました...」
そしたらお客さん、
「素揚げにしたらええやん」
と、神提案。
この世のどこにもいないと思っていたけど、こんなところに神はいた。
という訳で気を取り直し、少し油温を上げて素揚げにしました。
メニューも「から揚げ→素揚げ」に、こっそり書き換えました。
結果的にお客さんの優しさに救われましたが、ピザに引き続きのイタイ失敗に、テンションダダ下がりでした。
つづく。
試作にすらたどり着けなかった。
グリルを使う手段は、少し見直す必要がありそうだなー。
黒板にメニューを書いていると、いつもどおり、まだ開店前なのに常連さんが入店。
最初のオーダーは大抵、常連さんの誰か。
「今日何があるかな?」
「ええと...」
必死に、この常連さんのお気に召しそうなメニューから、順番に読み上げていく。
この瞬間が、いつも緊張する。
常連さんに受け入れられるメニューを作ってきたかどうか、テストされているような気になってしまう。
逆に言えば、ここで受け入れられたくて、あれこれ考えたりするんだけど。
最初なんてメニューが少なかったので、何も注文されなかったりもしたけども、試行錯誤の末に少しずつ注文してもらえるようになりました。嬉しい。
まだ全然少ないけど。
今回は、から揚げ×2の注文をもらいました。
そして、書きかけの黒板からフレンチトーストにも目をつけてもらい、
こちらも注文もらいました。
というわけで、まだ9時ぐらいだし、お手伝いさんもまだ来てないけども、強制的に開店です。
前の晩から漬け込んだ鶏肉を出してきて、揚げ開始。
なんとなく違和感を感じながらも、フレンチトーストの用意も進める。
鶏肉がわりと上がってきた瞬間に、気がついた。
あぁころも!つけてない!
裸、裸!ネイキッドスネーク!
ってか片栗粉、持ってくるの忘れた!
せめてどこかに小麦粉でもないかと、冷蔵庫をかき混ぜてみたけども、都合よくあらわれるはずも無く。洞窟中を発掘する勢いで探し回ったけど、やっぱダメでした。もはやこれまで。
あんなに頑張って持ち物リスト作ったのに、まさかの致命的な忘れ物。
小物を忘れた事はあるけども、まさか材料を忘れるとは。
仕方なく、お客さんに謝罪と説明に行く。
「すみません。一部の調味料を忘れてきてしまって、作れなくなりました...」
そしたらお客さん、
「素揚げにしたらええやん」
と、神提案。
この世のどこにもいないと思っていたけど、こんなところに神はいた。
という訳で気を取り直し、少し油温を上げて素揚げにしました。
メニューも「から揚げ→素揚げ」に、こっそり書き換えました。
結果的にお客さんの優しさに救われましたが、ピザに引き続きのイタイ失敗に、テンションダダ下がりでした。
つづく。
六甲山カフェの営業は、10時から。
最初の頃こそ守っていたものの、最近は大幅に拡張しています。
メニューが多い→仕込みに時間がかかる→ならば早く行こう→ほぼ始発
という流れで、メニューが増えれば早起きになるわけです。
そんなに早く開店しても、朝のお客さんは常連さん以外は来ないんだけども。
どうせやるなら、早く作業開始したいという気持ちが、朝に弱い俺の尻を叩くわけです。
今回も5時起きで、7時30分にはお店に到着していました。
夏に比べて、随分と洞窟内の湿度も低下しました。
本を机の上においておいただけで、1時間後には反り返っていたりと、すさまじき湿度をほこっていましたが、ようやく落ち着いてきたようです。
ドアを開けた瞬間の、ジメっぽい空気もなくなりました。
虫も減るし、冬のほうがいいかもしれんわ、ここ。
ただし洞窟内の気温は8℃でした。近畿のシベリアで鍛えた俺は、余裕の半袖生活でしたが。
いつものように食器類を煮沸消毒し、毎回中身の配置が微妙に変わる、不思議の冷蔵庫を探索。
どこに何が入っているか、大体把握。
一息ついたところで、まだ8時過ぎ。
さすがに開店するには早すぎるので、楽しい試作大会に入ります。
まずはグリル堪能、ベーコンピザです。
まずはグリル用フライパンを温めるために、グリルに入れて。
入れて。入れ? ん? おおっ!
バッ、馬鹿なー!
これ以上つかえて入らない!
ちゃんと計ったのに、微妙に入らない!
縦にしたり横にしたりガッチャンガッチャンしたけど、やっぱり入らない!
もうこうなった以上は、フライパンを曲げるか、ガス台をひん曲げるしかない。
うちのグリルは余裕で入ったのに、まさかそんなにおちょぼ口だったとはよー。
これは完全に予想外。
せっかく夜なべしてピザ生地作ったのに、試作すらできなくなってしまった。
一発目からいきなりの挫折。
無駄に持ってきた重いフライパンを眺めて、ため息ひとつ。
つづく。
最初の頃こそ守っていたものの、最近は大幅に拡張しています。
メニューが多い→仕込みに時間がかかる→ならば早く行こう→ほぼ始発
という流れで、メニューが増えれば早起きになるわけです。
そんなに早く開店しても、朝のお客さんは常連さん以外は来ないんだけども。
どうせやるなら、早く作業開始したいという気持ちが、朝に弱い俺の尻を叩くわけです。
今回も5時起きで、7時30分にはお店に到着していました。
夏に比べて、随分と洞窟内の湿度も低下しました。
本を机の上においておいただけで、1時間後には反り返っていたりと、すさまじき湿度をほこっていましたが、ようやく落ち着いてきたようです。
ドアを開けた瞬間の、ジメっぽい空気もなくなりました。
虫も減るし、冬のほうがいいかもしれんわ、ここ。
ただし洞窟内の気温は8℃でした。近畿のシベリアで鍛えた俺は、余裕の半袖生活でしたが。
いつものように食器類を煮沸消毒し、毎回中身の配置が微妙に変わる、不思議の冷蔵庫を探索。
どこに何が入っているか、大体把握。
一息ついたところで、まだ8時過ぎ。
さすがに開店するには早すぎるので、楽しい試作大会に入ります。
まずはグリル堪能、ベーコンピザです。
まずはグリル用フライパンを温めるために、グリルに入れて。
入れて。入れ? ん? おおっ!
バッ、馬鹿なー!
これ以上つかえて入らない!
ちゃんと計ったのに、微妙に入らない!
縦にしたり横にしたりガッチャンガッチャンしたけど、やっぱり入らない!
もうこうなった以上は、フライパンを曲げるか、ガス台をひん曲げるしかない。
うちのグリルは余裕で入ったのに、まさかそんなにおちょぼ口だったとはよー。
これは完全に予想外。
せっかく夜なべしてピザ生地作ったのに、試作すらできなくなってしまった。
一発目からいきなりの挫折。
無駄に持ってきた重いフライパンを眺めて、ため息ひとつ。
つづく。
のんびりとした午後のカフェ前。
ひとりだちしてから、通算五度目の六甲山カフェ。
まだまだ試行錯誤を続けています。
季節も変われば客層も変われば天気も変われば気候も変われば求められるものも変わるので、手を変え品を変え、色々と試しています。
今回のメニューにも、たくさんのお初メニューがあります。
・グリルを使った料理の1発目「ベーコンピザ 4種のチーズ乗せ」
これを使って、まずは定番のピザを出してみたいと思います。
提供の難易度と、お客さんのウケが良ければ定番メニューにして、続いて他のグリルメニューも開発していく予定。そのための第一歩。
・カプチーノ、モカ珈琲
これとこれを使って、ドリンクメニューを充実させます。
いっぱい出るようなら、エスプレッソマシンを持ち込んで、ラテアートなんかもやりたい。そのための第一歩。
・ケーキ
チーズケーキと宇治抹茶モンブランを用意。
元々ケーキは出したかったけど、滋賀からの移動に耐えられそうに無いから、諦めていた。
でもスイーツプロさんの存在を知り、今回の挑戦にこぎつけました。
冷凍状態のケーキを冷蔵庫で解凍する事により、通常のケーキとして提供できるというもの。
ケーキがいっぱい出るようになったら、それを口実に自宅に製菓を作れる工房をたてて、憧れのオーナーパテシエになるのが夢です。そのための第一歩。
・フレンチトースト
前回、試作してみたらわりといけそうだったので、今回メニューに加えてみました。
・チヂミ
他の店長さんが出しているメニューを盗み見したところ、チヂミがあったので、出るもんなのかなぁとパクってみました。
・鶏のから揚げ
定番だけども、油の処理が面倒なのと、なかなか納得いくから揚げの味が調わなかったけど、明らかにスイーツよりは需要がありそうなので、今回やってみることにしました。
あとは、これまでにも出した事のあるメニューたちを引っさげ、カフェにはせ参じました。
荷物と器具が多すぎて、100リットルザックが満タンでした。
持ち込んだ点数は50点を超えていて、多分忘れ物するだろうなーと思ってはいたけど、やっぱり致命的な忘れ物をしていました。
つづく。
リコッタチーズを探し求めて、早15分。
あまりにも長すぎた時間に、当初の目的を忘れそうになるも、必死に自分を奮い立たせ、探し続けました。
そしてね。
とうとうね。
スタッフが日本中を、一生懸命探しましてね。
リコッタさん。ええ。
見つかりましたよ!
ではスタジオにお呼びいたしましょう!
こちらにぃぃぃぃ!!
あまりにも長すぎた時間に、当初の目的を忘れそうになるも、必死に自分を奮い立たせ、探し続けました。
そしてね。
とうとうね。
スタッフが日本中を、一生懸命探しましてね。
リコッタさん。ええ。
見つかりましたよ!
ではスタジオにお呼びいたしましょう!
こちらにぃぃぃぃ!!