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2024/11/28 00:50 |
オシャレカフェのオーナーになりたいのです。その4
スクール初日。
いよいよ今日から、授業開始。
事前に担任からのメールにあったとおり、制服と調理道具一式をもって、えっちらおっちら学校へ。
制服もかさばるけど、調理道具もわりと重い。20リットルぐらいのザックが、ほぼ一杯になるぐらいの荷物。
これを毎回持ってかなきゃならんのは、地味に辛いな。

午前中の1~2限は、講義。
俺は、授業開始15分前ぐらいに到着して、講義室に入る。余裕の一番乗り。
後から徐々にクラスメートが入ってくる。
みんな、初日ほどの固さはなくなってきてて、そこそこお喋りなんかもするようになる。ひとりが名簿つくりをしてくれてたので、俺も記入しとく。
ここでの出会いは、わりと人生において重要な位置づけになる可能性も、結構ある。積極的に交流してかないと。

授業開始時間が近づくにつれ、なんだか緊張する俺達。だんだんと静かになる教室。最後まで「いやーなんか緊張するっスねーアハハはぁ」と無駄口を叩く、迷惑な若干俺一名。

時間になり、授業開始。
初対面の先生に、またしても自己紹介。
しかしオリエンテーションの自己紹介とは違って、みんなかなり深く喋ってた。やっぱみんなそれぞれ、確固たる思いがあって、ここに来てるんだなーと改めて思いました。
授業は、経営についての話。
当然、これまで学んだことの無い世界の話で、先生の経験談なんかも交えて話が聞けたので、わりと楽しく学べました。ただ、後半にカフェの歴史みたいな話になった時は、おもくそ船こぎました。歴史が苦手で、何度も途中で分からなくなってしまうので、心機一転最初から勉強しなおす、と言う愚行を繰り返しまくったため、縄文時代だけに異常に詳しくなった過去を思い出す。

午後からは調理実習。
包丁の使い方を教えてくれるというからワクワクしてたのに、鮮やかにスルー。
いや、数秒くらいの説明はあったけど。押して引いたら切れる、とかそんなレベル。
しかしガツカリしている暇も無く、実習は急速に進む。
シェフは、初回だから楽とかゆーてたけど、プレ授業のときと同様、こっちは必死でした。
シェフが鼻歌交じりで作るのを見ながら、必死にメモをとりまくる。どのタイミングで油(サラダ油、ピュアオリーブ、エキストラバージンオリーブオイルの3種類がある)を入れて、どのタイミングでどの食材をどのように調理するのか。使うコショウは白か黒か。
もちろん事前にレシピなんてないし、もらえるのは材料が書かれた紙だけ。全部自分で作るから、一箇所でも分からない部分があったらそこで調理は止まってしまう。シェフは1回しか作ってくれないので、見落としたらもうそこでアウト。
メモはすばやく、ただし正確に。そしてシェフの手元や喋る内容にも注意を向けなきゃならん。
もうね、こんなにド真剣になったのって、小6の頃に17ページにわたるラブレター書いた時以来よ。ちなみに返事も好反応もありませんでしたが。

今回はツナサラダで、マヨネーズを自作した。
別に難しいことは無く、卵にゆっくりとサラダ油を混ぜていくんだけど、15分ぐらい休まずずーっと混ぜていなきゃいけないので、腕がピキピキゆーてました。ってかマヨネーズって本当に、油の塊なんだな。いつの頃からか、マヨネーズが食べられなくなりました。固形の油を食ってるみたいな感覚になって、吐きそうになってしまう。あの感覚は、わりと間違いではなかったんだな。

制限時間までに作って、すぐに食べて、すぐに後片付け。
ものすごいバタバタ。
今回も、何がなんだか分からんうちに作り上げて、食べてた。

見た目が悪いのは、急いでいるせい。決してセンスがないからではある。

時間が許せば、他の人が作ったのを食べたりもする。同じ材料なのに、味が全然違ったりするのが面白い。大抵は、他の人が作ったものの方が美味しかったりする。

授業終わり。
全員、疲労の色がものすごく濃い。
言葉少なにフラフラと着替えて、パラパラと帰っていく。

しかしまぁ、ものすごく充実した時間でもある。
次はエスプリ(コーヒーの淹れ方)授業!楽しみっす。

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2013/11/06 22:00 | Comments(0) | カフェ
オシャレカフェのオーナーになりたいのです。その3
10月。
いよいよ学校が始まります。
ってか申し込みから間が空きすぎて、ちょっと忘れかけてたわ。

まず授業の前の週に、オリエンテーションを受けます。
今度こそ、話聞くだけだよな?
またノコノコ行ったら、オシャレメニュー作れとか言われないよな?
若干腰が引けつつ、門をくぐりました。

まずは写真撮影があり、その後教室代わりの調理場へ。
そこには、これから一年間共に学ぶ仲間どもの姿が。
ざっと見て20人ぐらい。
老若男女、いろんな人がいる。若干男が少ない。

俺がほぼ最後だったみたいで、席に着いたらすぐに担任が現れて、オリエンテーション開始。
担任の自己紹介の後、生徒も順番に自己紹介。
ちょっと笑いとろうとして見事にスベるという俺を皮切りに、みんな個性あふれた自己紹介をしてく。歳や出身、ここにきたきっかけなどが、担任に示された一応のテンプレート。
それでいくと、誰もサバを読んでないと仮定して。
一番若い人が24歳ぐらい。一番歳いってるのが57歳×2人。
平均は大体35歳くらい。
一番遠い人はなんと静岡から。新幹線通学らしいわ。
滋賀の俺が一番遠いと思っていたけど、余裕で負けましたわ。すげーな。

動機としては、わりとみんなバラバラ。
いついつまでに店を!とかいう、明確なものを見てる人は少なめで、やはり最初のステップとして来ている人が大半。

そのあと制服(キッチン着)と教材(料理道具)をまとめて受け取る。
早速制服を着てみる。とりあえずは着れた。けど暑い。
夏は厳しそうだ。
イメージ図。

見事に、服に着られている感、満載。
でもいいの。そのうち着こなすから。

そして道具。

隣のおじさんが、包丁を仕舞おうとして、ちょっと指を切る。
初日にしていきなり流血。
ケースから出してみるも、なんか当然だけど刃こぼれひとつない、むちゃくちゃ切れそうな包丁。こりゃ危険だわと、そそくさと片付ける。
その後右上の鍋つかみ的な布巾を畳んでいると、さっきまでは無かった赤い線が。
うん。いつのまにか俺も指切ってた。
教室見渡しても、流血してるのは俺とおじさんだけでした。この辺ダメかも。
オシャレ包丁の記念すべき初使用は、わが肉体でございました。
こんなに切れる包丁、はじめて見たわ。
ってかこれを抱えて大阪から帰るの?
職質されたら一発アウトでんがな。

持ちなれないケースのせいでケースから道具が零れ落ち、公衆の面前でスプーンと箸をカンカラカァーーーーンと5メートルほど滑らせる事案が発生。
ものすご見られた。
いったい何者と思われただろうか。

何者でもないですが、次はいよいよ授業開始です。
がんばりますお。

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2013/10/24 20:39 | Comments(0) | カフェ
オシャレカフェのオーナーになりたいのです。その2
俺には「いつか」が多すぎる。
部屋の片付け、新しい習い事、試験勉強などなど。
なんでもかんでも「いつか」やろうと思ったまま、放置プレイしている事案が多すぎると、この道36年の俺の専門家(脳内俺)から指摘を受けました。
昔から、よく言いますよね。
・いつかやろうは馬鹿野郎
・「いつか」は、永遠に来ません(映画 人生がときめく片づけの魔法)
・「いつか」は危険な言葉だ。「永遠に来ない」と同じ意味だ(映画 ナイト&デイ
俺のやるべきことや目標は、いつかまみれなんですよ。
もうね、ほとほと自分のいつか加減に嫌気がさしましてね。
いつかカフェをやりたいっていう子供の頃から放置された夢を、ほんのわずかでも前進させる為に
なんてのはまぁ8割方ウソで、黒髪女子バイトに「オーナー♪」と呼んでもらいたいかために、カフェスクールに入学したんですがねデュフフ。このためなら人生賭けられるわ。

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2013/10/20 22:25 | Comments(0) | カフェ
オシャレカフェのオーナーになりたいのです。
オーナーって、響きがいいですよね。特に「ーナー」のあたりが。

大学在学中から卒業まで2年ぐらい、飲食店でバイトしてました。
仕事はわりとキツめだったんですが、バイト仲間みんなが仲良くて、よくみんなで遊んだりもしてました。
その中で誰と誰がくっついただの別れただの。そんなありがちな話もありーの。俺は一切無関係でしたが。
とにかくまぁ、いわゆる青春って時期だったんだと思います。

そして社会人になり、バイトは辞めてしまったんですが、仕事が辛くなるたびにいつも、またバイトに戻りたいと思ってました。
まだあれからほとんど時間も経ってないし、もしも戻ったとしても、前みたいに他のバイトと仲良く楽しくやっていける!とか思ってました。

幸い仕事は辞めることなく、バイトに戻ることも無かったわけですが、あの頃から飲食業界に興味があっただの。
接客業に向いてると感じていただの。
人のおなかを満たすことに幸せを感じてだの。
そういった御託を並べるつもりだったんですが、面倒になってきたので先に進めます。

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2013/08/11 22:37 | Comments(2) | カフェ

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