ここ一週間というもの。
夕食は、常にペペロンチーノ。
0時回って仕事から帰ってきてから、おもむろに大量の湯を沸かしてニンニクを剥くような毎日。
もうね、いい加減にして欲しい。さすがに飽きるわ。
ってか辛いもの苦手なのに、唐辛子とか無いわ。
何故、こんな事になってしまったのか。
理由は簡単。テストされるから。
ペペロンチーノって、製作工程はものすごく単純なんですよね。
ニンニク剥いて切って唐辛子とオリーブオイルと一緒にいためて湯を入れてソースを乳化させて茹でたパスタに絡める。以上。
なので、ものすごく腕がそのまま味に出てしまうという、非常に恐ろしい一品なのです。
授業で習ってからというもの、それから毎日毎日、付け焼刃もいいとこですが、練習しました。
ちなみに学校で初めて作ったとき、ソースに湯を投入するところで、火を消さずにやったもんだから、フライパンから火柱上げましたよ。ちょっと唖然として、吹き上がる火柱をぼんやり眺めてましたよ。
さすがに火柱は家では上げてないけど、成功しているのかどうかも良く分からない。
パスタを茹でるお湯に入れる塩加減、湯を投入するタイミング、絡める時間なんかが毎回微妙に違うせいで、毎回味も大幅に違う。
なんか日々、マズくなっていってるような気がしつつも、毎日試行錯誤してました。
そして当日。
味は日々低下してましたが、速度だけは向上していたので、クラス内でも1,2を争う速度で作り上げました。
シェフに試食してもらいました。無言でした。まぁ誰にでも無言なんですが。
そして翌週。結果。
10点満点で10種類のスキルを評価してもらえるんですが、高かったのが
・準備
・作業速度
でした。
低かったのが
・湯の塩加減
・茹で上げ技術
・加熱、フライパンの煽り技術
・ソースの乳化
・商品の品質、味
・盛り付け
でした。
ん、まぁ、どう好意的に解釈しても、ほぼ全滅ですよね。テヘペロ。
そしてシェフより
「せっかく料理学校に来ているんだから、早さよりも様々な試行錯誤をしたほうがいいよ」
と、俺の唯一の高評価である、早さを全否定。
あのー。
そこ否定されちゃうと、もう俺の褒めるとこ無いよ?いいの?いいんだね?泣くよ?
最後にすかさずフォローとして、言ってくれました。
「1日カフェ企画やったり調理実習したりと、みんなをひっぱってくとこは凄く良いよ!」
ウイシェフ!料理とびた一文関係ねぇッス!
夕食は、常にペペロンチーノ。
0時回って仕事から帰ってきてから、おもむろに大量の湯を沸かしてニンニクを剥くような毎日。
もうね、いい加減にして欲しい。さすがに飽きるわ。
ってか辛いもの苦手なのに、唐辛子とか無いわ。
何故、こんな事になってしまったのか。
理由は簡単。テストされるから。
ペペロンチーノって、製作工程はものすごく単純なんですよね。
ニンニク剥いて切って唐辛子とオリーブオイルと一緒にいためて湯を入れてソースを乳化させて茹でたパスタに絡める。以上。
なので、ものすごく腕がそのまま味に出てしまうという、非常に恐ろしい一品なのです。
授業で習ってからというもの、それから毎日毎日、付け焼刃もいいとこですが、練習しました。
ちなみに学校で初めて作ったとき、ソースに湯を投入するところで、火を消さずにやったもんだから、フライパンから火柱上げましたよ。ちょっと唖然として、吹き上がる火柱をぼんやり眺めてましたよ。
さすがに火柱は家では上げてないけど、成功しているのかどうかも良く分からない。
パスタを茹でるお湯に入れる塩加減、湯を投入するタイミング、絡める時間なんかが毎回微妙に違うせいで、毎回味も大幅に違う。
なんか日々、マズくなっていってるような気がしつつも、毎日試行錯誤してました。
そして当日。
味は日々低下してましたが、速度だけは向上していたので、クラス内でも1,2を争う速度で作り上げました。
シェフに試食してもらいました。無言でした。まぁ誰にでも無言なんですが。
そして翌週。結果。
10点満点で10種類のスキルを評価してもらえるんですが、高かったのが
・準備
・作業速度
でした。
低かったのが
・湯の塩加減
・茹で上げ技術
・加熱、フライパンの煽り技術
・ソースの乳化
・商品の品質、味
・盛り付け
でした。
ん、まぁ、どう好意的に解釈しても、ほぼ全滅ですよね。テヘペロ。
そしてシェフより
「せっかく料理学校に来ているんだから、早さよりも様々な試行錯誤をしたほうがいいよ」
と、俺の唯一の高評価である、早さを全否定。
あのー。
そこ否定されちゃうと、もう俺の褒めるとこ無いよ?いいの?いいんだね?泣くよ?
最後にすかさずフォローとして、言ってくれました。
「1日カフェ企画やったり調理実習したりと、みんなをひっぱってくとこは凄く良いよ!」
ウイシェフ!料理とびた一文関係ねぇッス!
1日カフェ計画が、ようやく具体的になってきました。
というわけで告知!
「俺のおみや見ました!」で、俺の苦笑いをプレゼント!
お店の名前アンジュールは、俺が決めました。1回目なのでoneを入れた言葉「one day」をフランス語にした名前にしましたー。俺にしては珍しくセンスが良かったと、自画自賛。
山ごはんで調理実習開催した時もそうだったけど、1日カフェを開催する側の情報が、全然ネットに転がってません。
なのでその第一人者となるべく、これまでの経緯をだらだら語っていきます。
<場所探し>
自宅がカフェである、とかいう人を除いて、場所を見つけ出す必要があります。
「カフェ レンタル 大阪」なんかでググると、色々とヒットします。
めぼしいのはこんなところ。
Daily REPUBLIC│コミュニティカフェ デイリーリパブリック
Colabo Cafe - tsubomi
大阪京橋キッチン付きレンタルスペースoks(大阪府大阪市都島区)|レンタルカフェ.com
ちなみに東京はいっぱいあるよね。羨ましいよね。
候補が見つかったら、連絡を入れて場所の見学!
立地、客席の数、厨房の広さ、道具やお皿の数や種類などなど。
実際の目で見て話を聞いて、雰囲気を感じてくるのは超重要。
ちなみに今回場所を借りるのは、一番上のリンク、デイリーリパブリックさん。
俺の行ってる学校の卒業生がやってるお店で、わりと広めで料金も比較的安め。
コラボカフェつぼみさんの方にも行ったけど、かなり小さい。基本的にひとりで回すためのお店なので、今回はパス。
<仲間と役割分担>
小さめの店で、かつ一人で何もかも出来る人なら問題ないけど、やっぱ仲間がいると超心強い。
学校の仲間に声をかけ、今回集まったのは計5人。
クラスは20人以上いるけど、やはりいきなりは躊躇する人が多いみたい。
裏を返せばこの5人は「見る前に飛んでから考える」タイプの人たち。そんな人ばかりが集まりました。
<メニュー決め>
普通はまず、コンセプトを決めて、逸れに沿ったメニューを考えるべきなんだけども。
例えばコンセプトは健康で、自然食を中心にしたメニューにするとか。
ただ計画立案時点で俺達は、学校に入って一ヶ月も経っていなかったので、あまり知識も技術も増えてない。よって、今出来るベストなものを出そう、ということで、色々と考えた。
この時点で、話題性が必要で、かつライバルが多すぎるパンケーキは、お流れとなりました。
元や現飲食で働く仲間や、主婦の力を存分に借りまくって、あっちこっちとアイデアが飛びまくりながらも、なんとかメニューを決める。ケーキとドリンクも決める。値段も決める。
何に決めたかは、来てみてのお楽しみです。
<告知>
1日カフェはその性質上、常連が来てくれるということがありえない。また、場所や曜日によっては、通りすがりの人が来る可能性が皆無、というところもある。
俺達がやるところは、オフィス街の日曜日という事で、ほっといたら客ゼロも夢じゃない。
というわけで、客の数は関係者の関係者をどれだけ呼びまくれるかにかかってる。
そのために、なるべく早い告知が必要ということで、元広告関係の仕事をしてたメンバーの一人に、告知広告(てっぺんのん)を作ってもらった。
これの内容も、もちろんみんな初めて作るし、メンバー全員から意見が飛びまくったしで、ものすごく楽しかった。
今はここまで。
これから、メニューの写真を撮る為に、試作します。
盛り付けなんかも考えなきゃいけないし、当日の役割分担やおつりの準備などなど、細かいことをあげたらきりがないくらい、やることは一杯あります。
でもこれはもう間違いなく、今後の糧になると思います。1回とはいわず、2回3回とやっていきたいし!
夢の途中、ものすげー楽しいです。
おたおたする俺を、是非見に来てね!
というわけで告知!
「俺のおみや見ました!」で、俺の苦笑いをプレゼント!
お店の名前アンジュールは、俺が決めました。1回目なのでoneを入れた言葉「one day」をフランス語にした名前にしましたー。俺にしては珍しくセンスが良かったと、自画自賛。
山ごはんで調理実習開催した時もそうだったけど、1日カフェを開催する側の情報が、全然ネットに転がってません。
なのでその第一人者となるべく、これまでの経緯をだらだら語っていきます。
<場所探し>
自宅がカフェである、とかいう人を除いて、場所を見つけ出す必要があります。
「カフェ レンタル 大阪」なんかでググると、色々とヒットします。
めぼしいのはこんなところ。
Daily REPUBLIC│コミュニティカフェ デイリーリパブリック
Colabo Cafe - tsubomi
大阪京橋キッチン付きレンタルスペースoks(大阪府大阪市都島区)|レンタルカフェ.com
ちなみに東京はいっぱいあるよね。羨ましいよね。
候補が見つかったら、連絡を入れて場所の見学!
立地、客席の数、厨房の広さ、道具やお皿の数や種類などなど。
実際の目で見て話を聞いて、雰囲気を感じてくるのは超重要。
ちなみに今回場所を借りるのは、一番上のリンク、デイリーリパブリックさん。
俺の行ってる学校の卒業生がやってるお店で、わりと広めで料金も比較的安め。
コラボカフェつぼみさんの方にも行ったけど、かなり小さい。基本的にひとりで回すためのお店なので、今回はパス。
<仲間と役割分担>
小さめの店で、かつ一人で何もかも出来る人なら問題ないけど、やっぱ仲間がいると超心強い。
学校の仲間に声をかけ、今回集まったのは計5人。
クラスは20人以上いるけど、やはりいきなりは躊躇する人が多いみたい。
裏を返せばこの5人は「見る前に飛んでから考える」タイプの人たち。そんな人ばかりが集まりました。
<メニュー決め>
普通はまず、コンセプトを決めて、逸れに沿ったメニューを考えるべきなんだけども。
例えばコンセプトは健康で、自然食を中心にしたメニューにするとか。
ただ計画立案時点で俺達は、学校に入って一ヶ月も経っていなかったので、あまり知識も技術も増えてない。よって、今出来るベストなものを出そう、ということで、色々と考えた。
この時点で、話題性が必要で、かつライバルが多すぎるパンケーキは、お流れとなりました。
元や現飲食で働く仲間や、主婦の力を存分に借りまくって、あっちこっちとアイデアが飛びまくりながらも、なんとかメニューを決める。ケーキとドリンクも決める。値段も決める。
何に決めたかは、来てみてのお楽しみです。
<告知>
1日カフェはその性質上、常連が来てくれるということがありえない。また、場所や曜日によっては、通りすがりの人が来る可能性が皆無、というところもある。
俺達がやるところは、オフィス街の日曜日という事で、ほっといたら客ゼロも夢じゃない。
というわけで、客の数は関係者の関係者をどれだけ呼びまくれるかにかかってる。
そのために、なるべく早い告知が必要ということで、元広告関係の仕事をしてたメンバーの一人に、告知広告(てっぺんのん)を作ってもらった。
これの内容も、もちろんみんな初めて作るし、メンバー全員から意見が飛びまくったしで、ものすごく楽しかった。
今はここまで。
これから、メニューの写真を撮る為に、試作します。
盛り付けなんかも考えなきゃいけないし、当日の役割分担やおつりの準備などなど、細かいことをあげたらきりがないくらい、やることは一杯あります。
でもこれはもう間違いなく、今後の糧になると思います。1回とはいわず、2回3回とやっていきたいし!
夢の途中、ものすげー楽しいです。
おたおたする俺を、是非見に来てね!
卵料理はヤバい。
ついにこの日が来てしまったか。
料理の世界では、卵料理は基本だそうです。
新人シェフの実力を見るのには、オムレツかペペロンチーノを作らせるというほど、力量がモロに表れてしまう品だそうな。
なんせ、卵料理は繊細です。
俺みたいな、不足している頭脳を体力で補おうとする、間違い残念シェフにとって、力技でなんとかならないたぐいの料理は、全て苦手となります。
ちなみに、理系は多分、料理よりお菓子つくりに向いてると思うよ。料理は感性だけど、お菓子は科学だからね。俺は両方、芳しくないけど。
そんな卵料理の授業が来てしまった。
まぁなんというか、ひたすらふわとろオムレツ作りましたよね。
ひっくり返す段階で失敗して、ガス台にぶちまける仲間もたくさんいましたよね。
泣きながら掃除してましたよね。
もう1品として、エビフリャーも作ったんですが、ふわとろオムレツに120%ぐらい労力を注いでいたので、ほとんど忘れてましたよね。
まぁ、オムレツは普通に失敗でした。
火の回りの早さにビビッたのと、向かいの仲間が速攻ガス台にぶちまけたので、すげぇ逃げ腰で作ってた。ガス台にぶちまけたら、掃除がものすごく大変。ガスが出る小さな穴に詰まった卵を、爪楊枝ですべてほじくり返さなきゃならない。鑑識じゃなきゃ無理。
放課後。1日カフェの打ち合わせ。
この日にメニューだけは決めておきたいということで、事前に、メインも張れる補佐役と相談して決めた叩き台である、ランチプレートの案ですすめる。
やはり話し出すと、みんなあれもやりたいこれもやりたいと話が出てきて、脱線しまくる。
事実上進行役となってる俺は、心苦しさを感じながらも、いろんな発展系アイデアを必死に押し戻し、ひとまず初回はランチプレート2種類と、各種ドリンク、ケーキという形でまとまった。
これでなんとか、場所とメンバーと日時とメニューが決まった。
場所はビジネス街で、しかも通りから奥まったところにあるので、通りかかった人が入ってくる可能性は、かなり低いと予想。おまけに1日だし、広告もないしね。これは、客ゼロも夢じゃない環境。
そのため、集客には参加メンバーの告知行動が全て。
友人知人家族を巻き込みまくる為に、告知用の広告も欲しいよねーという話をしていたら、仲間のひとりがたった1日で、原案を作ってくれた。仲間が有能過ぎて、相対的に俺がますます無能な気がする。気だけじゃない気もする。
原案を見て、あーでもないこーでもないと、みんなで意見を詰め込み、完成度がどんどん上がってく。やっぱ集団の力ってすげーな。
広告が出来たら、ここでも告知するよ。
来てね!1日だけど20回ぐらい来てね!
「俺のおみや見ました」で、俺の苦笑いをプレゼントするよ!
ついにこの日が来てしまったか。
料理の世界では、卵料理は基本だそうです。
新人シェフの実力を見るのには、オムレツかペペロンチーノを作らせるというほど、力量がモロに表れてしまう品だそうな。
なんせ、卵料理は繊細です。
俺みたいな、不足している頭脳を体力で補おうとする、間違い残念シェフにとって、力技でなんとかならないたぐいの料理は、全て苦手となります。
ちなみに、理系は多分、料理よりお菓子つくりに向いてると思うよ。料理は感性だけど、お菓子は科学だからね。俺は両方、芳しくないけど。
そんな卵料理の授業が来てしまった。
まぁなんというか、ひたすらふわとろオムレツ作りましたよね。
ひっくり返す段階で失敗して、ガス台にぶちまける仲間もたくさんいましたよね。
泣きながら掃除してましたよね。
もう1品として、エビフリャーも作ったんですが、ふわとろオムレツに120%ぐらい労力を注いでいたので、ほとんど忘れてましたよね。
まぁ、オムレツは普通に失敗でした。
火の回りの早さにビビッたのと、向かいの仲間が速攻ガス台にぶちまけたので、すげぇ逃げ腰で作ってた。ガス台にぶちまけたら、掃除がものすごく大変。ガスが出る小さな穴に詰まった卵を、爪楊枝ですべてほじくり返さなきゃならない。鑑識じゃなきゃ無理。
放課後。1日カフェの打ち合わせ。
この日にメニューだけは決めておきたいということで、事前に、メインも張れる補佐役と相談して決めた叩き台である、ランチプレートの案ですすめる。
やはり話し出すと、みんなあれもやりたいこれもやりたいと話が出てきて、脱線しまくる。
事実上進行役となってる俺は、心苦しさを感じながらも、いろんな発展系アイデアを必死に押し戻し、ひとまず初回はランチプレート2種類と、各種ドリンク、ケーキという形でまとまった。
これでなんとか、場所とメンバーと日時とメニューが決まった。
場所はビジネス街で、しかも通りから奥まったところにあるので、通りかかった人が入ってくる可能性は、かなり低いと予想。おまけに1日だし、広告もないしね。これは、客ゼロも夢じゃない環境。
そのため、集客には参加メンバーの告知行動が全て。
友人知人家族を巻き込みまくる為に、告知用の広告も欲しいよねーという話をしていたら、仲間のひとりがたった1日で、原案を作ってくれた。仲間が有能過ぎて、相対的に俺がますます無能な気がする。気だけじゃない気もする。
原案を見て、あーでもないこーでもないと、みんなで意見を詰め込み、完成度がどんどん上がってく。やっぱ集団の力ってすげーな。
広告が出来たら、ここでも告知するよ。
来てね!1日だけど20回ぐらい来てね!
「俺のおみや見ました」で、俺の苦笑いをプレゼントするよ!
本日の学校は午後のみ。
「お昼からは復習的な事をします」というぐらいしか聞かされておらず、詳しい内容は良く分からない。
まぁでも復習ってことは、これまでにやった事を練習するって事だし、これまでみたいに大変なことはあるまい。もしかして今回こそ、わりと楽なんじゃないかなーと、いつものように楽観的な思想下げてノコノコ行ってみた。
今回はシェフが、いつもの人と違う。
見た目はちっこくて可愛い女性。声がモロ好み。
しかしてその実態はついこの間まで、俺でも知ってるような某有名リストランテで料理長を務めてたという、本物シェフ。
「声が好み」なんて声に出して言おうものなら、次の瞬間に俺の体に、所狭しと包丁が刺さりまくりかねない、ガチのシェフ。もっかい言うけど本物シェフ。
ここの学校の先生方は、経歴がいちいち凄い。
シェフはもちろんとしても、授業のサポートをする補助の先生ですら、10年現場にいましたみたいな人達。
そして授業開始。
今回は改めて、包丁の使い方を学ぶ。
前回みたいなサラっとしたものではなく、主に野菜のみじん切りから、様々な切り方を教えてもらう。
そして実践は、ひたすら野菜を切る。切る切る切る。切りまくる。
一応、全部切ったらそれの一部でサラダを作るっていう目標はあるけど、主目的はひたすらひたすら切りまくる。あー、ちょうどこういう練習やりたかったから嬉しい。嬉しいけど、わりと疲れる作業だなこれ。
そうやって、ただひたすらに切りまくって、今日の授業はおしまい。
膨大な千切りにんじん、だいこん、セロリ、たまねぎなどなどの野菜は、全部スープにしました。でも家に帰るまでに、カバンから猛烈にたまねぎとセロリの匂いが放出されているにもかかわらず、その状態で電車に乗ってた。
どう控えめに解釈しても、臭いテロだったと思います。すみませんでした。
「お昼からは復習的な事をします」というぐらいしか聞かされておらず、詳しい内容は良く分からない。
まぁでも復習ってことは、これまでにやった事を練習するって事だし、これまでみたいに大変なことはあるまい。もしかして今回こそ、わりと楽なんじゃないかなーと、いつものように楽観的な思想下げてノコノコ行ってみた。
今回はシェフが、いつもの人と違う。
見た目はちっこくて可愛い女性。声がモロ好み。
しかしてその実態はついこの間まで、俺でも知ってるような某有名リストランテで料理長を務めてたという、本物シェフ。
「声が好み」なんて声に出して言おうものなら、次の瞬間に俺の体に、所狭しと包丁が刺さりまくりかねない、ガチのシェフ。もっかい言うけど本物シェフ。
ここの学校の先生方は、経歴がいちいち凄い。
シェフはもちろんとしても、授業のサポートをする補助の先生ですら、10年現場にいましたみたいな人達。
そして授業開始。
今回は改めて、包丁の使い方を学ぶ。
前回みたいなサラっとしたものではなく、主に野菜のみじん切りから、様々な切り方を教えてもらう。
そして実践は、ひたすら野菜を切る。切る切る切る。切りまくる。
一応、全部切ったらそれの一部でサラダを作るっていう目標はあるけど、主目的はひたすらひたすら切りまくる。あー、ちょうどこういう練習やりたかったから嬉しい。嬉しいけど、わりと疲れる作業だなこれ。
そうやって、ただひたすらに切りまくって、今日の授業はおしまい。
膨大な千切りにんじん、だいこん、セロリ、たまねぎなどなどの野菜は、全部スープにしました。でも家に帰るまでに、カバンから猛烈にたまねぎとセロリの匂いが放出されているにもかかわらず、その状態で電車に乗ってた。
どう控えめに解釈しても、臭いテロだったと思います。すみませんでした。
今日も学校へ。
午前中はコーヒーについての理論と実践。
いよいよカフェスクールらしくなってきた!
しかし、一抹の不安がある。
俺は普段からコーヒーを飲まないので、コーヒーの味なんて分かるだろうか。
でも、心配は無用でした。
コーヒーの味って言うのは、個人の好みに結構左右されるので、これが正解という味は無いそーだ。もちろん、確実に失敗ってのはあって、それをクリアしていることが最低条件なんだけども。
授業ではコーヒ豆を、荒く挽いた場合、細かく挽いた場合の味の違い。抽出時間の違いなどによる味の違い。アイスコーヒーの作りかた(冷やし方)の違いにおける、味の違い。
なんてーのを、理論と同時に実験にて教わる。
もちろん作った端から自分で飲んでみるので、数時間で10杯近くのコーヒーを飲むことに。
この日、人生最大にコーヒー飲んだわ。さすがに夜は寝辛かったわ。
実は事前に個人的にミルを手に入れてて、自分で豆を挽いて見様見真似でコーヒーを淹れたりしてたんだけど、べつに美味しいとは感じなかった。ってかぶっちゃけ、インスタントのが美味しいレベルだった。そしてこの授業を経て分かったのは、俺は抽出しすぎの失敗作を量産していた、ということでした。
だってやっぱ、豆からコーヒー成分を全て搾り出したいと思うのが、底辺の当然の思想じゃん?でもその思想は、コーヒーを無駄にしていたようです。
ここでまともに作ったコーヒーは、俺でも美味しい、というかコーヒーらしい味と感じました。
コーヒーでガボガボの腹を抱えて、昼休みへ突入。
初日はお弁当を持ってきて食べたりしていたけど、午後の調理実習で確実に腹いっぱい食うことになるので、昼は何も食わないことにした。
午後の授業へ。
ミネストローネとラタトゥイユを作ります。
本日はとうとう、本格的に料理。絶望的に切れる包丁も、使いまくります。ものすげぇ火力が出る、業務用コンロも使います。負傷者が出ない事を祈りたいと思います。主に俺に。
例によって、一番前の調理台でシェフが流れるように作り上げていくのを、生徒が取り囲んでガン見&メモ取り。作り上げたシェフに、見たんだから作れるだろう後は頑張れと放流されて、全員青い顔でそれぞれの調理台へ散り散りになる。ここからは基本的に個人戦。
となりで「あ、ジャガイモ皮剥くの忘れた」とかいう危険な発言が聞こえても、構っている余裕はありません。制限時間までに、いかに失敗せずかつ効率よく品々を作り上げるか。頭も体もフル回転です。
そしてなんとか、大きな失敗もすることなく作り上げました。
味もまぁ、なんかいつもどおり薄い気もしなくもないけど、味見はしてきたし、わりと塩は入れられたと思うのでよしとする。
疲労困憊で忘れかけていたけど、今日はクラスメート全員に提案があるんだった。
そこにいた全員に、クラスの意見交換や情報共有のために、ネット上にコミュニティを作成するので、そこに任意で参加してくれって話をする。
今後、実習の復習をどこかの調理室を借りてやるとか、レンタルカフェで一日カフェするってイベントなんかも考えるって話をしたら、みんな予想以上に食いついてきてくれた。
これはわりと近いうちに、イベントを実現できそうな雲行き。
これで、俺が脳内で暖めていた一日カフェ企画も、少し前進したわけで。
これからますます楽しくなりそう。
午前中はコーヒーについての理論と実践。
いよいよカフェスクールらしくなってきた!
しかし、一抹の不安がある。
俺は普段からコーヒーを飲まないので、コーヒーの味なんて分かるだろうか。
でも、心配は無用でした。
コーヒーの味って言うのは、個人の好みに結構左右されるので、これが正解という味は無いそーだ。もちろん、確実に失敗ってのはあって、それをクリアしていることが最低条件なんだけども。
授業ではコーヒ豆を、荒く挽いた場合、細かく挽いた場合の味の違い。抽出時間の違いなどによる味の違い。アイスコーヒーの作りかた(冷やし方)の違いにおける、味の違い。
なんてーのを、理論と同時に実験にて教わる。
もちろん作った端から自分で飲んでみるので、数時間で10杯近くのコーヒーを飲むことに。
この日、人生最大にコーヒー飲んだわ。さすがに夜は寝辛かったわ。
実は事前に個人的にミルを手に入れてて、自分で豆を挽いて見様見真似でコーヒーを淹れたりしてたんだけど、べつに美味しいとは感じなかった。ってかぶっちゃけ、インスタントのが美味しいレベルだった。そしてこの授業を経て分かったのは、俺は抽出しすぎの失敗作を量産していた、ということでした。
だってやっぱ、豆からコーヒー成分を全て搾り出したいと思うのが、底辺の当然の思想じゃん?でもその思想は、コーヒーを無駄にしていたようです。
ここでまともに作ったコーヒーは、俺でも美味しい、というかコーヒーらしい味と感じました。
コーヒーでガボガボの腹を抱えて、昼休みへ突入。
初日はお弁当を持ってきて食べたりしていたけど、午後の調理実習で確実に腹いっぱい食うことになるので、昼は何も食わないことにした。
午後の授業へ。
ミネストローネとラタトゥイユを作ります。
本日はとうとう、本格的に料理。絶望的に切れる包丁も、使いまくります。ものすげぇ火力が出る、業務用コンロも使います。負傷者が出ない事を祈りたいと思います。主に俺に。
例によって、一番前の調理台でシェフが流れるように作り上げていくのを、生徒が取り囲んでガン見&メモ取り。作り上げたシェフに、見たんだから作れるだろう後は頑張れと放流されて、全員青い顔でそれぞれの調理台へ散り散りになる。ここからは基本的に個人戦。
となりで「あ、ジャガイモ皮剥くの忘れた」とかいう危険な発言が聞こえても、構っている余裕はありません。制限時間までに、いかに失敗せずかつ効率よく品々を作り上げるか。頭も体もフル回転です。
そしてなんとか、大きな失敗もすることなく作り上げました。
味もまぁ、なんかいつもどおり薄い気もしなくもないけど、味見はしてきたし、わりと塩は入れられたと思うのでよしとする。
疲労困憊で忘れかけていたけど、今日はクラスメート全員に提案があるんだった。
そこにいた全員に、クラスの意見交換や情報共有のために、ネット上にコミュニティを作成するので、そこに任意で参加してくれって話をする。
今後、実習の復習をどこかの調理室を借りてやるとか、レンタルカフェで一日カフェするってイベントなんかも考えるって話をしたら、みんな予想以上に食いついてきてくれた。
これはわりと近いうちに、イベントを実現できそうな雲行き。
これで、俺が脳内で暖めていた一日カフェ企画も、少し前進したわけで。
これからますます楽しくなりそう。