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2024/11/23 13:54 |
劔岳に、いざ参る その3
やがて観光客はいなくなり、登山道に入る。
標識がいっぱいあるので、迷うことなく雷鳥平へ。
道は岩だらけで、結構険しい。
しばらく歩くと、遠目に色とりどりのテントの花が咲いてるのが見えてきた。

b9db07c9.jpgbf7910ac.jpg72a4e7df.jpg





人の営みにホッとする。
しかし、近いなオイ。室道から1時間ぐらいでテン場ですがな。
綺麗だし川も近いし、ここもいいなぁ。
雨だし、もうここでオウチ建てたい。
重い荷物をとっとと投げ捨てたい。そりゃあもう豪快に、投げ捨てたい。
でも俺の目指すテン場はまだ先なので、くつろぐ人たちを横目で見ながら、泣く泣く先を目指す。
 

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2011/08/11 21:39 | Comments(0) | TrackBack() | 登山
劔岳に、いざ参る その2
今回は、ある消息筋からのお願いで
「登山の魅力をもっと書け」
というのが有りました。
なので今回は、所々に、俺が思う登山の魅力ってのを伝えたいと思いますん。思いますん。

それでは残念な劔岳登頂日誌の、はじまりはじまりー。

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2011/08/09 21:48 | Comments(1) | TrackBack() | 登山
劔岳に、いざ参る その1
俺ね、劔岳を過大評価してた。
もっともっと、シャレんならんぐらい、難易度高いと思ってた。
そりゃあね、あんな有名な山なんだから、ある程度観光地化して、危険を少なくしてあるだろうなとは思ってた。
それでも、ゆーてもザ・劔っすよ。
映画にもなったような山ですし、雑誌とかでも「最高難易度の登山道」とかって煽ってるし、ある程度は期待しちゃうじゃないですか。
期待といえば、大学の時に飲み会で知り合ってから、メールは毎日来るし2人で遊びにも行くし、これはいけるかもって、普通期待するじゃないですか。
それで告ったら「無理」とか、無いでしょこれ。吐血するか思たわ。
これは期待する。期待した俺を誰も責められないはずだ。

劔は、そりゃあもう険しくて、今の俺では全く太刀打ちできなくて、散々挑んだものの、
結局登頂できないまま下山して
「敗退なう」
とか呟いちゃうぐらいを予想してたの。
それでその後、劔に勝つために血反吐の出るような修行を積み、強くなる俺。
もてうる全ての技術と知恵と勇気を振り絞り、ギリギリで劔に勝利する!
しかしその裏では
劔(秋)「劔(夏)がやられたようだな...」
劔(春)「しかし奴は四天王の中でも最弱...」
劔(冬)「山屋ごときにやられるとは、四天王の面汚しよ...」
とかいうのがあって、あれだけがんばって攻略したはずの劔以上が、
まだまだ存在することに愕然としながらも、
更なる強敵(とも)の存在に高揚感を抑えきれない俺!

とかいうのを期待していたんですよ。
10人行ったら7人は死ぬ、ぐらいの世界を期待してた。

それがどーだ。
ふたを開けてみたら、難所には鎖がかけられてるし、立派な足場が作られているし、
これじゃあただのアスレチックやないですか。
そりゃあ、ここで足滑らしたら、さよなら現世よろしく来世な場所はたくさんありますよ。
でもそんなの、滋賀の山にもあるし(俺の口癖)。
誰だよ劔が最難とかゆーたのは。
あたしはガツカリしましたよ。

そんなガツカリな登山日誌のはじまりー。

つづき。

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2011/08/08 17:18 | Comments(0) | TrackBack() | 登山
唐突に、木曽御嶽山へ その2
駐車場から山頂まで、約1000メートル。
ひたすら登り。
ひたすら直射日光。
ひたすら虫。
わりと楽勝だと思っていたのに、これらの条件に加え、眠いというおまけステータスが、俺たちの歩みを遅らせる。
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手前は残雪。
緑と空のコントラストがステキ。夏山はこれがいい。
ただしこの暑さと虫は辟易すわ。

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上を見上げると、かなりロックな世界。
頂上山荘が、随分近づいてきた!
最後の方は、100メートル毎ぐらいに休憩してた。

そして迎えた山頂。
山頂から見える池は「一の池」
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この時ちょうど、突然湧いてきた雲がサーっと右から左へ、池を覆い隠していく景色に出会えた。
この山頂付近に他にも池があり、五の池ぐらいまであるらしい。
これらの池は日本にある池のうち、最高高度にある池なんだってさー。

ちょっと降りたところで食事。
時間はまだ10時前だし、これが朝飯になるのか昼飯になるのかわからんけど、とりあえずお湯を沸かす。この暑い山頂で、さらに暑いスープやラーメンを食って、とっても元気激減。
あー冷たいソーメンとか食いてぇ。流してぇ。

小さいながらもお鉢めぐりが出来るようなので、せっかくなので行ってみる事に。

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かつて噴火経験を持つ、キレると何するか分からないタイプである御嶽山。そら「御」も付けて呼ばれるようになるわな。
その頂上付近は、荒野みたいでした。
全然関係ないけど、昔ネットで見た
電球「俺キレると、周りが見えなくなるタイプだから」
っていう一文には笑った。

微妙なアップダウンが、バテ気味の足に効果てきめん。
踏ん張りが利かなくて滑る砂利の道を、頑張って降りる。

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2011/07/21 21:00 | Comments(0) | TrackBack() | 登山
唐突に、木曽御嶽山へ その1
深夜にネットの海を徘徊していると、友人よりメッセージ。
「明後日、山行かね?」
「OK」
レベルのやり取りで急遽、日帰りで木曽御嶽山に登る事に。

三連休の初日なので、混むことを予想して前日深夜に出発。
高速は問題なかったけど、降りてから一般道を経て登山道までが、ムチャクチャ遠かった。
だーれも走らない深夜の山道を、ただひたすら走り続ける。
霊験あらたかな山なので、いたるところに、石碑関連のオブジェがあり、たまにヘッドライトで浮かび上がるそれらが、とっても不気味。
一体どこまで登り続けるの?という道をひたすらひたすら走って、ようやく登山口前の駐車場に到着。

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2011/07/18 18:29 | Comments(0) | TrackBack() | 登山

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