mixiのイベントで、近所の三上山へ行きました。
20人近くの大所帯での山行で、しかも先頭はモロ体育会系。人よりゴリラに近いタイプ。
ペースがかなり早かったんだけど、俺はリーダーちゃうし、小さく「はえーよ」とは抗議しといたんだけど、ペースは変わらず。
予想通り、あっという間にバテ人続出。
結局チームを2つに分けて、俺は後ろからのんびり行く方の先頭をやったんですが。
これまで、何度か10人前後のチームの先頭をやってきました。
最近なんとなく、自分のスタイルが確立してきたような気がする。
気にしていることは色々あるけど、まずは
・全体の中で一番遅い人を見つけ、その人を自分の後ろ(2番目)に配置。
・その人の足音と呼吸を背中で聞きながら、ペースを決める。
これが出来れば、ペースは大体なんとかなる。
大抵の人にとっては遅いペースになるけど、そこは団体行動なので諦めていただく。
チームで行くと、どうしてもチームのペースに合わせざるを得ないわけで。
ペースが速すぎても、特に初心者は文句も言えず、そういうものかと思って、必死について行っちゃうんですよね。迷惑かけちゃいけないって思って、本格的にヤバくなるまで、何も言えない。
んでバテて足止まっちゃうと、必然的に全体も止まる訳で。その時、あー迷惑かけてるなーとか責任感じちゃって、心が折れるんですよね。自分には無理だ、って。
実際は、そんなもん想定の範囲内なので、それほど迷惑がかかるわけでも無いんですが。
そうなっちゃうと、もう本人的には、全然楽しく無くなる。
降りたい帰りたいで、頭の中は一杯ですわ。
俺が昔味わったのは、そんな味でした。
だからチームのペースは、一番遅い人に合わせなきゃいけない。
ソロではわりとガンガン行くのが好きだけど、チームの時はかくあるべきと思ってます。
チーム分け前にバテまくってた人が、一緒にゆっくり歩くようになってから、みるみる元気が戻ってきて、最後には
「私には登山は向いてないと思いかけてましたが、また行きたいと思えるようになりました」
とか言われて、俺涙目。
きっとあたし、間違ってないよね。
20人近くの大所帯での山行で、しかも先頭はモロ体育会系。人よりゴリラに近いタイプ。
ペースがかなり早かったんだけど、俺はリーダーちゃうし、小さく「はえーよ」とは抗議しといたんだけど、ペースは変わらず。
予想通り、あっという間にバテ人続出。
結局チームを2つに分けて、俺は後ろからのんびり行く方の先頭をやったんですが。
これまで、何度か10人前後のチームの先頭をやってきました。
最近なんとなく、自分のスタイルが確立してきたような気がする。
気にしていることは色々あるけど、まずは
・全体の中で一番遅い人を見つけ、その人を自分の後ろ(2番目)に配置。
・その人の足音と呼吸を背中で聞きながら、ペースを決める。
これが出来れば、ペースは大体なんとかなる。
大抵の人にとっては遅いペースになるけど、そこは団体行動なので諦めていただく。
チームで行くと、どうしてもチームのペースに合わせざるを得ないわけで。
ペースが速すぎても、特に初心者は文句も言えず、そういうものかと思って、必死について行っちゃうんですよね。迷惑かけちゃいけないって思って、本格的にヤバくなるまで、何も言えない。
んでバテて足止まっちゃうと、必然的に全体も止まる訳で。その時、あー迷惑かけてるなーとか責任感じちゃって、心が折れるんですよね。自分には無理だ、って。
実際は、そんなもん想定の範囲内なので、それほど迷惑がかかるわけでも無いんですが。
そうなっちゃうと、もう本人的には、全然楽しく無くなる。
降りたい帰りたいで、頭の中は一杯ですわ。
俺が昔味わったのは、そんな味でした。
だからチームのペースは、一番遅い人に合わせなきゃいけない。
ソロではわりとガンガン行くのが好きだけど、チームの時はかくあるべきと思ってます。
チーム分け前にバテまくってた人が、一緒にゆっくり歩くようになってから、みるみる元気が戻ってきて、最後には
「私には登山は向いてないと思いかけてましたが、また行きたいと思えるようになりました」
とか言われて、俺涙目。
きっとあたし、間違ってないよね。
山を本格的にやりだした頃は、山は春から秋までしか入らないと決めてた。
「雪山行く=すなわち自殺志願者」という数式が俺の中に定義されており、雪山だけは決して手を出す事は無いだろうと思ってた。
おととし、残雪期に西穂に入り、雪と戯れて、その楽しさと厳しさにハマって、あっさりと陥落した。
それからはちょくちょく、雪山に出かけては、雪と戯れて遊んでます。自殺は志願してないけど。
先日、山岳会の方々と、冬の綿向山(わたむきやま)へ行ってきました。
比較的人気の高い山で、かなりの人が入っているし、山頂ピストンなら短いコースだしで冬山初心者にオススメの山。
「雪山行く=すなわち自殺志願者」という数式が俺の中に定義されており、雪山だけは決して手を出す事は無いだろうと思ってた。
おととし、残雪期に西穂に入り、雪と戯れて、その楽しさと厳しさにハマって、あっさりと陥落した。
それからはちょくちょく、雪山に出かけては、雪と戯れて遊んでます。自殺は志願してないけど。
先日、山岳会の方々と、冬の綿向山(わたむきやま)へ行ってきました。
比較的人気の高い山で、かなりの人が入っているし、山頂ピストンなら短いコースだしで冬山初心者にオススメの山。
まいど。登山およびそれに順ずる道具たちをこよなく愛する、たからんだよ。
ついさっき、
「テントの選び方を教えろなう」
的なメッセージが約1通も届けられて、危うく俺のPCはフリーズしかけたよ。
そこで今回は、登山道具の中でもかなり特殊な位置を占める、テントの選び方についてウザく語るよ。
テントを持ってるかどうかでその人が、もう一般人にはおよそ理解できない、取り返しのつかないところまでいっちゃってるかどうかの目安にもなるよ。ようこそこちら側へ。
テントには用途によっていろんな種類があるけど、ここでは主に「登山用」に限定するよ。
本当は1000円ぐらいの、使い捨てレベルのテントを登山用として使う事についても語りたいんだけど、どう考えても一般的じゃないので、ここでは泣く泣く省略するよ。
ついさっき、
「テントの選び方を教えろなう」
的なメッセージが約1通も届けられて、危うく俺のPCはフリーズしかけたよ。
そこで今回は、登山道具の中でもかなり特殊な位置を占める、テントの選び方についてウザく語るよ。
テントを持ってるかどうかでその人が、もう一般人にはおよそ理解できない、取り返しのつかないところまでいっちゃってるかどうかの目安にもなるよ。ようこそこちら側へ。
テントには用途によっていろんな種類があるけど、ここでは主に「登山用」に限定するよ。
本当は1000円ぐらいの、使い捨てレベルのテントを登山用として使う事についても語りたいんだけど、どう考えても一般的じゃないので、ここでは泣く泣く省略するよ。
渋滞に時間をとられすぎて、そろそろテン場に戻ったほうがいい時間。
目の前の奥穂高岳を往復したら、日が暮れてしまう。
泣く泣く断念し、そのままテン場へ降りることにする。
ザイテングラードと呼ばれる、ちょっとガレた道を行く。
途中も渋滞しまくり。
左下に見えるのがテン場。
まだまだ先は長い。
半分ぐらい降りたところで、ここに来て初めて紅葉らしい紅葉が。
ちょっと綺麗。でも渋滞。
降りてからタクシーの運転手に聞いたんだけど、今年の紅葉はダメらしい。葉っぱに霜が降りて、色づく前に枯れてしまったから、綺麗に紅葉しなかったとか。
紅葉がダメなので、連休初日で帰った人も多かったみたい。それでもテント1200張り。
ようやく現実的な距離になってきた。
テントの数は激減しているけど、それでもやっぱ多い。
右下に離れたところに建ててるテント、完全に一枚岩の上ですな。
あれのほうがゴツゴツしてないから快適かもしれん。
ようやく帰り着いて、自分のテントを探す。
俺のテントは重くて不人気だから、見つけるのは簡単...
その時、俺は信じられない景色を見てしまった。
ガチ2度見した。
目の前の奥穂高岳を往復したら、日が暮れてしまう。
泣く泣く断念し、そのままテン場へ降りることにする。
ザイテングラードと呼ばれる、ちょっとガレた道を行く。
途中も渋滞しまくり。
左下に見えるのがテン場。
まだまだ先は長い。
半分ぐらい降りたところで、ここに来て初めて紅葉らしい紅葉が。
ちょっと綺麗。でも渋滞。
降りてからタクシーの運転手に聞いたんだけど、今年の紅葉はダメらしい。葉っぱに霜が降りて、色づく前に枯れてしまったから、綺麗に紅葉しなかったとか。
紅葉がダメなので、連休初日で帰った人も多かったみたい。それでもテント1200張り。
ようやく現実的な距離になってきた。
テントの数は激減しているけど、それでもやっぱ多い。
右下に離れたところに建ててるテント、完全に一枚岩の上ですな。
あれのほうがゴツゴツしてないから快適かもしれん。
ようやく帰り着いて、自分のテントを探す。
俺のテントは重くて不人気だから、見つけるのは簡単...
その時、俺は信じられない景色を見てしまった。
ガチ2度見した。
わりと強めの岩場を行く。
日陰は所々凍ってるんだけど、ぱっと見では分からなくて、滑ることもしばしば。豪快に滑っちゃうと、さよなら現世になるような場所が続く。
前後の人と、危険箇所を伝え合いながら進む。
たまたま一緒に歩くような形になった若いカップルの、彼女の方は今時の山ガールだった。いいよなー女性は可愛い格好とか出来て。俺もカラフルな靴下とかスカートとか履いてみたい。来世に期待。
涸沢岳からいくつかピークを越えて、もう少しで穂高岳山荘ってところで、気づいた。
あ、さっき休憩したところに、カメラ(一眼レフ)置いてきた!沢女には先に行ってもらい、俺は音速で来た道を戻る。
ここまで、周りに合わせたのんびりペースで歩いていたのに、凍った岩場の下りを全速力。
そんなに高いものじゃないから、最悪無くなってても買えばいいんだけど、撮った写真が無くなるのが辛い。それでもあのカメラと過ごした、数ヶ月の想い出がキラキラした背景と共に思い出される。やべぇ、ちょっと泣きそう。
きっとある!俺を待っててくれるはずだ。
すれ違う人たちをすり抜け、人生最速で現場へ。
はたしてカメラは!
日陰は所々凍ってるんだけど、ぱっと見では分からなくて、滑ることもしばしば。豪快に滑っちゃうと、さよなら現世になるような場所が続く。
前後の人と、危険箇所を伝え合いながら進む。
たまたま一緒に歩くような形になった若いカップルの、彼女の方は今時の山ガールだった。いいよなー女性は可愛い格好とか出来て。俺もカラフルな靴下とかスカートとか履いてみたい。来世に期待。
涸沢岳からいくつかピークを越えて、もう少しで穂高岳山荘ってところで、気づいた。
あ、さっき休憩したところに、カメラ(一眼レフ)置いてきた!沢女には先に行ってもらい、俺は音速で来た道を戻る。
ここまで、周りに合わせたのんびりペースで歩いていたのに、凍った岩場の下りを全速力。
そんなに高いものじゃないから、最悪無くなってても買えばいいんだけど、撮った写真が無くなるのが辛い。それでもあのカメラと過ごした、数ヶ月の想い出がキラキラした背景と共に思い出される。やべぇ、ちょっと泣きそう。
きっとある!俺を待っててくれるはずだ。
すれ違う人たちをすり抜け、人生最速で現場へ。
はたしてカメラは!