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2024/11/23 13:34 |
グリルを使って
六甲山カフェには、オーブンがありません。
あまり凝った料理はせんといて、という保健所からのお達しを受けて...という事でもないようですが、とにかくありません。
コンロと電子レンジ、トースターのみです。
ですが、このコンロには、魚焼きグリルがついています。
これを使ってみようかなと思ったわけですが。

でも、魚焼きグリルって、文字通り魚を焼くイメージが強いですよね。
そして魚を焼いてしまうと、もう何を焼いても魚の匂いがついてしまいそうです。
おまけに、グリルの網に魚の皮がこびりついたりして、洗い物も増えるし、掃除も地味に面倒です。

グリルで作るレシピみたいな物を探していたら、これが引っかかりました。
魚焼きグリルでかんたん本格レシピ (グリル・プレートつき!)

小さな鉄のフライパンがついたレシピ本です。
このフライパンをグリルに入れて、調理するって寸法です。
これならグリルに匂いがつきにくそうだし、掃除も楽かも。
早速購入してみました。
試してみました。

アサリの酒蒸しです。
ちょっとショウガ多すぎですが。そして辛さに弱い俺には、辛すぎですが。

でも確かに、これは楽です。
グリル汚れないし、掃除も楽。

唯一の注意点といえば、これは鉄のフライパンなので、テフロンのフライパンみたいな使い方をすると、すぐにサビてしまうと思われます。
使い終わったら、火にかけて水気を飛ばして、薄く油を塗っておく必要があります。

31ある他のレシピも、ガンガン試してみたいと思います。

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2014/10/13 15:14 | Comments(0) | 料理・レシピ
辻製菓専門学校 別科 通信教育 製菓技術講座 その6
スクーリング2日目の午後。

パイ生地は、伸ばして冷やしてを何度も繰り返します。
何回伸ばして冷やしたかわからんくなるので、伸ばした回数が分るように生地に指で跡をつけて、目印をつけたりします。
1回に付き、大体30分ぐらいは冷やすので、その間は先生のトークを聞いたり、質疑応答の時間にしてもらったり、隣の教室で出来上がっている完成品を見たりして過ごしてました。1日実習だけんども、わりと休憩が多くて楽。

目指すべき完成品。ピティヴィエ。
何階聞いても覚えにくい名前。フランスの街の名前らしいけど。
これまでこういったお菓子の断面なんて、まじまじと見たこと無かったけど、層が沢山出来ているのを感慨深く見てました。この層ひとつに付き、1回折って伸ばして冷やして、という作業が必要なわけですわ。

それと同時進行でパイも作成。

すっげー時間かかるけど、やはり冷凍パイシートとは全然違う。もう別物。
この穴を開けるのに、ピケローラーという拷問道具みたいなもんを使うんだけど、多分普通にフォークで代用可能。ローラーが楽しくて、必要以上に穴あけてまうけど。
フルーツタルトにしたい。

2台作って、これは何も足さない何も引かない状態の、このままで持って帰りました。割れないように気をつけて持って帰ったつもりが、かなり割れまくってました。1つなんて、もう粉末に近かったし。これだけで食べても、流石にあんまり美味しくないんで、わりと持て余しました。

ピティヴィエ再開。
パイにアーモンドクリームを詰めて、ナイフで表面の模様をつけます。
この模様がまた、曲面に曲線を描くという、1か0しか解さない俺には非常に困難な作業で、すっげぇひどい出来だった。攻め過ぎた前衛芸術みたいになっとった。流石の先生も絶句して、俺のんは無かったことにして、次の生徒の対応に移ってたもん。

オーブンにポイ。


表面が盛り上がってきたら取り出して、砂糖をまぶしてまたオーブンへ。
そして出来上がりがこちら。

   
うずまき太陽模様のはずが、歪なせいで、うごめく陰謀模様に見える。
まぁそれでも一応、爆発したり変形したりすることも無く、出来ましたし。良しとしましょう。
ちなみにこれ、半分はバターで出来てます。ヒー。

今回も、先日の女性が、食べきれないから持って帰れないと言い出しました。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
空気を読んで2回ぐらいは発言をスルーした後に、昨夜何度も何度も練習したとおりに
「よかったら俺、いただきますよ?」
と、言ったった。言い放ったった。何故か若干の、上から目線。
あの瞬間の俺、ものすごイケメンだったわ。噛んでたけども。
快諾してもらって、2台持ち帰りに成功しました。

これで2日間のスクーリングはおしまい。
帰りに受付に寄る。
...あれ?イベントが発生しないんですけど?
ってか、なんか受付しても「お疲れ様でした」とかだけ言われちゃって、普通にこのまま帰れそう。帰ろうとする俺に、必死に縋りつきながらインタビューを懇願されちゃう場面を想像してたのに。
そ、そうですか。なら帰りますよ?帰っちゃいますよ?
いいんですか?いいんですね?
そっちがその気ならこっちだって考えが、無いけど。
で、でもやっぱインタビューされたい...でもがっついてると思われたくない...大和ナデシコでいたい...でもでもあのそのあのその。

仕方なく、
「あのーインタビューは無いんですかね...?」
とか自分から聞く始末。これじゃあまるで、俺がインタビューされたくてされたくてしょうがないみたいやん。まぁそうなんだけども!
辻調のブログとかマジ載りたい。

そしたらしばらくしてインタビュアーの人が来てくれたんだけど、なんかほとんどの人がインタビュー快諾したみたいで、ものすご忙しそう。
な、なんだ。俺だけじゃないんだ。ちょっと寂しい。

忙しいのでまとめていくでー!って感じで、他の方と一緒にインタビューを受けることになりました。他の方ってのが、一緒の班でケーキくれた、くだんの女性でした。
まず学校の前で写真を撮られました。人が多すぎて順番待ちさせられたけど。
インタビューが始まるまで、しばし彼女と雑談。
話した感じが随分若いなと思ってたら、就職活動中の学生でした。

ほどなくインタビュー開始。
朝の受付の時点で、あらかじめ「このようなことを聞きますよー」という事が書かれた紙をもらっていたので、大体はその紙の通りに、一人ずつ交互に質問されました。
・通信を受けようとしたきっかけ。
・いいところ、わるいところ。
・スクーリングに参加して、よかったところ。悪かったところ。
などなど。

ここに書いたような、良い所と、特に悪いところに熱を入れまくって、語り散らしたった。
でもインタビュアーさんは出来た大人で、常に冷静でした。
俺が語ったことを、できる限り改善していきたいとゆーてはりました。
今後に期待。

さて。
こうして、まずは1回目のスクーリングを終えました。

最初に結論から書いたとおり、この通信講座はスクーリングありき。
ただこれは、スクーリングだけに価値があり、DVDは無価値というわけではありません。
確かにDVDだけでは、よくある教材に過ぎませんが、スクーリングを受けた後なら、このDVDの価値がかなり高くなります。
というのも、スクーリングでやった事と、DVDの中でやっていることは基本的に同じです。なので、スクーリングの後でDVDを見返すと、一度実際に自分でやった事なので、理解度が段違いです。忘れかけている事や、細かい注意点なんかも、DVDを見ることで思い出せますし。
だから可能であれば、全日参加することをオススメします。簡単には休めない社会人の方は、5人親戚を用意しましょう。

というわけで、通信講座の体験記は、ひとまず一段落です。
あと半年間、楽しもうと思います。

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2014/09/09 21:30 | Comments(2) | 料理・レシピ
辻製菓専門学校 別科 通信教育 製菓技術講座 その5
スクーリング2日目。
今日はパイ生地です。

またしても天王寺駅から学校へ。
さすがに初日よりは随分慣れて、スムーズにたどり着けました。
たった2回目なのに、もう通い慣れた顔して、当然のように辻製菓専門学校の門をくぐる。俺の理系デジタル丁稚人生において、製菓の学校に通う日が来るとは。たった2日間だけども。

今回も同じように、受付を済ませてコックコートを受け取る。
そしたら別の人に呼び止められて、お話を聞くことに。
要約すると、今日の学校が終わってから、通信教育講座についての感想なんかの、インタビューをさせてもらえないかとのことでした。辻調のブログにも載せるとかなんとか。
当然、OKしました。
そりゃあもう、言いたい事がいっぱいありますからね。主にここに書いてますが。

今日は講習は無しで、朝からいきなり実習。一日中。
といってもパイ生地ってのは、休み時間が多いので、実際に手を動かしている時間は少ない。

パイは、粉と水を混ぜて生地にした後は、基本的にルーチンワーク。
生地を冷やして、バターを包んで一緒に伸ばす。
あとは、冷やす。伸ばす。冷やす。伸ばす。
これをひたすら繰り返します。

ここでも、小技をいっぱい学びました。
一番楽しかったのが、打ち粉です。
プロがやるみたいに、横からパッと粉を台全体に散らすのが物凄くカッコよくて、是非ともやってみたかったんだけど、このやり方を教わりました。
文字にすると難しいけど、こう、粉をぐっと掴んで、スナップを聞かせてパッと撒く。
これをやると、物凄く広範囲に粉が広がって、とても綺麗。加えて、生地に満遍なく粉をつけられるので、生地に無駄に粉を付ける事もなくなるし。

ただしこれを家でやると、広範囲に粉が飛び散りまくって、掃除が大変です。
でも、学校には大理石のでっかい作業台があるから、んもぅ撒き放題。思う存分撒きまくりました。すげー楽しい。

あと、麺棒を使った生地の伸ばし方。
同じ厚さ、思ったような四角にするためには、力の入れ方とか肩の位置なんかに、わりと色々コツがある。
そして、生地が長方形になったり、いびつな形になった時に、どのようにしてリカバリするかも、教わりました。実習中にも、俺の生地はいびつな形になりまくったので、いきなりその技が役に立ちまくりました。

生地を休めている間、お昼を食べました。
今回もオサレでした。

5日間のスクーリングのうち、俺と同じように、2日目と4日目に参加している人が重なっていたので、今回のメンバーは前と同じでした。一人減って3人でしたが。
2回目という事で、ほんの僅かに打ち解けた感じはありました。

つづく。

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2014/09/08 20:18 | Comments(2) | 料理・レシピ
辻製菓専門学校 別科 通信教育 製菓技術講座 その4
では、ナッペです。
ナッペとは...
napper... クリームやチョコレート、ジャム、シロップなどを塗ること。料理全体を包み込むようにソースをかけることも指す。」
だそうです。
ここでは、スポンジケーキにクリームを塗りつける作業のことを指します。

これがまた、簡単そうでいて難しいの。
ナッペの動画なんて山ほどありますけど、まぁ大体こんな感じですね。

これを習います。

まず。練習です。
生クリームとスポンジケーキは本番用にとっておいて、ここでは
・白い樹脂で出来た、スポンジケーキの形をしたナッペ練習専用土台を使用。
・クリームの代わりにバタークリーム(やや安価)を使用。食べられるけど練習を続けると金粉が入ったりするので、基本的に食べません。
この白い樹脂の練習台は、何度も練習できるし、発泡スチロールのように劣化したり削れたりしないので、凄く優秀です。めちゃめちゃ欲しいんですが、何故かどこにも売ってません。個人では購入できないようにしているっぽい。やだやだこれが談合社会?
誰か売ってるところを知ってたら、教えてください。ものすごく喜びます。

先生が実践するナッペのやり方を目の前で見ながら、これまた様々な細かいコツを教わります。
クリームを操作するナイフの握り方や角度、クリームを塗る場所に応じた、回転台の回転方向、塗っている際の目線の置く場所などなどなどなど...
1時間ぐらいはナッペの練習に時間を充ててくれるので、もう本当に、思う存分練習できます。やり方を間違えていたり、なかなか上手く行かなかったりしても、先生がすくさま個別に指導してくれるので、すぐに矯正してもらえます。
これこれ!これが本当にやりたかった!
動画を見るだけじゃなかなか分らない、自分の間違えているところとかが、リアルタイムに修正されていくのは、わりと痛快でした。
どんなことでもそうなんだけど、自分ひとりじゃ、何回やってもなかなか上達しない事が、プロの指導があると、格段に上達するよね。
これこそ、お金を払ってプロに習う醍醐味だと思うわ。
理系的にも、非常に効率的で大満足です。

その後、缶詰のモモを切って、飾りつけ。
モモ缶をわざわざ使ったのは、家庭でも年中同じものが作れるように配慮したそうです。
絞り袋にクリームを詰めて、これまた飾りつけ。
絞りも難しいけど、これはぶっつけ本番でした。出来る人はわりと出来ていたみたいだけど、俺は余裕でダメでした。
先生のデモとして、切り分けたケーキにセロファンと底紙を敷く作業も見せてくれました。

綺麗です。分割器って絶対不要と思ってましたけど、切り分けることを想定して、等分に飾りつけしようと思ったら、必要かも知れんわ。

俺達は切り分けることはなく、一台として作りました。
これが先生のもの。


これが俺達のもの。一番左のくずれが、俺のん。

あちゃー。です。

デコ難しいわ。永遠のテーマだわ。

そんなこんなで、今日のスクーリングはおしまい。
学校から手提げの簡易クーラーバックをもらえますので、こいつを箱につめて、もうひとつ焼いたスポンジケーキも一緒に、持って帰ります。でも保冷パックは、小さいの一つしかもらえませんでした。大阪市内居住者が家に帰るぐらいまでしか、もちません。まぁ流石に腐ることはないけども。

持って帰る段になって、参加している女性の一人が、ホテルに一人出来ているので、せっかく持って帰っても食べきれないと言い出して、結局先生がもらうことになりました。
美人恐怖症を患っているために「よかったら、俺がもらいますよ」の一言が言えなかったために、みすみす1ホールケーキ無料ゲットの機会を逃したことを、死ぬほど後悔しました。家に帰るまで、ずっと反省会しながら過ごしました。

最後に着替えて、帰宅となりました。
こういうのにありがちな、帰りにみんなで飲みに行くみたいな話には、全然なりませんでした。
ちょっと寂しいけど、基本主婦が多いですし、まぁしょうがないかなー。

次はパイ生地です。

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2014/09/07 21:47 | Comments(2) | 料理・レシピ
辻製菓専門学校 別科 通信教育 製菓技術講座 その3
スクーリングの続きです。
朝から2時間ほどで、先生方による、今日俺達がやることについての一通りのデモが終わりました。
これでお前ら楽勝やろ、とドヤ顔の先生方と、次から次へとコツや技を詰め込まれて飽和してて「?」と表現するしかない顔をしまくった生徒たち。
この温度差はそのままに、実習するべく教室を移動することになりました。
やべー。歩いたら覚えたことが、こぼれ落ちそう。

その前に、着替えがあります。
受付時に渡されたコックコート、エプロン、帽子を身につけます。
わー。コックコートとか半年ぶり。ちなみにコックコートは、ひじの少し下ぐらいまで袖をまくります。あとエプロンは、紐を通すのに少しコツがいります。いきなり着ろといわれたらキツいと思います。特に男性は。
着方について、説明は一切ありませんでした。女性側にはあったのかもしれませんが。
物凄く広い男子更衣室代わりの教室で着替えていると、男性が入ってきました。俺以外でこのスクーリング唯一の、男性参加者です。
色々と話して、彼は5日間とも参加するそうで、つまり今日が2日目でした。初日の感想を聞いてみたりと、軽く会話しました。
案の定、エプロンを着けるのに苦戦されていたので、お手伝いしました。
帽子は紙で、使い捨てでは無く、期間中ずっと使うことになります。俺は初日早々に破りましたが、破れたまま2日間をこなしました。すげぇ格好悪かったと思うよ。

着替えたら、教室に入って、指定された番号のグループ机へ。
本日は4名のグループでした。もちろん俺以外は全員女性。まぁ俺も含めて、全員女性と言ってもいいかもしれんけど。1グループに一人ずつ先生がつくんだけど、先生も女性でした。
先生はわりと気さくで、教え方も流石に上手でした。
ほぼ全員が一人参加ということもあってか、グループ内では、あまり和気藹々という感じではないのですが、先生がわりと気を使って会話を引き出すので、かろうじて保たれてました。

最初はスポンジ作り。
基本的にはDVDのやり方と同じですが、温度の取り方や、ミキサーの羽に付いた生地を綺麗にとる方法とか、ボウルの生地を綺麗にとる方法とか、その都度その都度細かい技を教えてくれました。
そうそう。こういうのが欲しいの。プロが当たり前のように流してしまう技も、教えて欲しいのよわてら素人は。これまで随分苦労してたような作業も、凄く楽に綺麗に出来たりと、わりと目からウロコな小技をいっぱい教えてもらいました。

スポンジを一人2台焼きます。それぞれオーブンへ。
その後、お昼になりました。

お昼は、他の先生方が作ったという、やたらとオシャレな品々でした。
クリームチーズにスモークサンド。
スープも付きますです。
紅茶はティーバッグでしたが、もちろん美味しく頂きました。
スープはおかわりまでしましたわ。

普通にコンビニおにぎりとサンドイッチみたいなのを想像していたので、これは嬉しい誤算でした。さりげなく、パン講座ではこんなの作りますよーとか宣伝されてましたが。

午後からはいよいよ。ナッペです。
続きます。

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2014/09/07 00:01 | Comments(2) | 料理・レシピ

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