病院が決まるのは早かったけど、到着するのは大分かかった。気がする。
そこからの記憶は飛び飛び。
病院について、血圧、採血、レントゲン、CT、なんやかんやと目まぐるしくイベントがやってくる。
そして点滴。これがキツかった。
なんせ腕全体が痺れているもんだから
「痺れている≒敏感になりすぎている」
という、法事のときに文字通り痛いほど痛感する常識を完全に忘れていて、
ああ針でしょ?刺せば?的なアウトローで斜めに構えていたら、これが痛い!
痺れた腕をつかまれるだけでも痛いのに、そこに針を刺すなんてギャー!
思わず声が出た。ぐおおおおぐらいはゆーてた。
思わず声が出た。ぐおおおおぐらいはゆーてた。
そもそも点滴は苦手。
移動もわずらわしくなるし、たまに血が逆流してるのが見えてキモいしで、俺のようなベテランも苦手とする医療器具。
得意と豪語する奴は、あんまおらんと思うけど。
移動もわずらわしくなるし、たまに血が逆流してるのが見えてキモいしで、俺のようなベテランも苦手とする医療器具。
得意と豪語する奴は、あんまおらんと思うけど。
点滴が1パック終わってホッとしてたら、おかわり持ってこられた。
それからしばらくしたら、汗はかきまくってるんだけど寒気が酷くなってきて、布団を3枚ぐらいかぶったんだけど、それでも寒くてガタガタ震えてた。
普段は天国に感じるクーラーの冷風が辛い。設定を10度ぐらい上げて欲しかった。
普段は天国に感じるクーラーの冷風が辛い。設定を10度ぐらい上げて欲しかった。
なんかその寒気は、点滴を早くしすぎた弊害らしい。おいおい人災かよ!
点滴をゆっくりにしてもらえたら、数時間後には寒気は収まった。
医療事故だ!訴訟したる!と怒鳴り散らしたった(脳内で)。
医療事故だ!訴訟したる!と怒鳴り散らしたった(脳内で)。
前に入院していたときも思ったけど、救急の現場って、緻密な計算の元に動いているわけじゃなくて、割と個人の裁量に任されてる部分が多いんだよな。
まぁそうでもしないと回らないんだろうけど。
そして家族登場。離れて暮らす姉貴まで来てくれてた。
会社からは
「麻痺と意識不明で、救急車で運ばれた」
と聞かされ、あわてて飛んできてくれたらしい。
道中でおかんは、
「もうダメ息子でもいいから、生きてさえいてくれたら...!」
と願ってたらしいけど、俺が普通に生きてるので、やっぱダメ息子は嫌だわ、と考えを戻したらしい。
点滴が1パック終わるたびに、これで点滴の管から開放か!?と期待する俺を黙殺して、天使がパックを追加。
とうとうパックは3杯目。もうカウントするの止めた。
でも点滴のお陰か、痺れはほとんど無くなったし、寒気も無い。
あとはおなかがちょっと痛いのと、熱が39度ぐらいある程度。
これならもう帰れるだろ!と思ってたら、ドクターからまさかの入院指令。
「いやーこのまま帰って寝てたら、そのうち回復するんじゃないかと思うんですけどねーヘラヘラヘラ」
と、媚びへつらいながら大分食い下がったんだけど、夜に悪化する可能性は高いと言われ、説得される。
うーん。確かにそれは一理ある。
前に入院していたときも、日中はわりと平気でも、夕方から明け方までが最高に具合悪くなってたもんな。
しぶしぶ了承。
入院する部屋について。
大部屋に空きが無いということで、個室に収まることになった。
個室!俺もとうとうここまで来たか!
さすが病弱エリートは格が違うな、と思ったけどエリートは金が心配なので、まず料金の確認をした。
1泊4000円ぐらいらしい。
ま、まぁそれなら仕方ないか..またしばらく、ふりかけごはんのごはん抜きで過ごす事になるけど。
それだけで具合悪くなってる俺に、さらに追い討ちをかけるように
「2~3日は入院することになると思います」
という、ドクターからの恐ろしい一言が。
ギャー!ボーナス飛ぶー!
そ、そんなことになったらあたし、いったい何の為に働いているの?
医療費を稼ぐ為に仕事し、その仕事のせいで医療が必要なんて、これなんて悪循環?
つづく
Xデー前日。
7日間連続東京出張(軟禁)という激務を終え、普通の生活に戻れた日。
久しぶりに仕事帰りにジムに行けた俺は、超張り切っていた。
一週間運動できなかった不満をぶつけるべく、そりゃあもう日本の発電は俺に任せろと言わんばかりに、あっちこっちの器具をガンガン振り回した。
そして猛腹筋後、続けて背筋を鍛えるマシンに座った瞬間、事件は起きた。
おなかが、痛い..のか?
いや、腹痛というよりも、おなか付近に、ものすごい違和感。
腹筋のし過ぎで内臓の位置が変化してしまい、それを体が強引に元に戻そうとしているかのような。
あまりの激痛に、座ったまま動けず。
頭にぱっと浮かんだのは「腸捻転」。これが一番しっくり来る病名だった。
でも数秒で回復したので、そうか上半身は限界かでは他の部分をば、と
自転車20キロこいで、その後普通に1キロ泳いで帰った。
その間も、ずっとおなかはなんか、内部がうにょうにょ動いている感じがして、落ち着かなかった。
そしてXデー当日。
朝起きても、おなかは相変わらずうにょうにょ。
そして猛烈にダルい。
まぁダルいのはいつものことだし、俺も今流行の「仕事中だけ鬱」だし。
これは石油でも掘り当てない限り改善されることは無い精神的なものだしで、気にせず出勤。
しかし、何かがおかしい。
おなかが少しずつ、痛みを伴ってきた。
おまけになんか頭痛い。
病弱な俺にとっては、腹痛や頭痛ごとき日常茶飯事で、特技欄にも自信を持って書けるレベルなんですが、それでもこれは、なかなかに強烈だった。
あー、昼から外せない会議あるからそれだけは出て、早退すっかなぁと、痛む頭の中で思った。
早退なんか今まで一度もしたこと無いけど、そう思うぐらいにはキツかった。
そして昼休み。
これはきっと休めば治るようん寝てしまおう、と、いつものように昼寝開始。
もう3年ほど毎昼使用している、お気に入りのおやすみ羊
と共に、安眠を開始した。
昼休みの終わりごろ、目が覚める。苦痛と共に。
症状は一気に進行しまくっていた。
吐き気、おなかの強烈な痛み、噴出しまくる汗。
手足と足先および顔全体の強烈な痺れ、まさに指一本動かせない状態。
多分高熱も。
とりあえず吐き気をなんとかしないと。
動けるうちにトイレへ..と思ったけど、俺の経験が、椅子から立ち上がったら、一気に症状が進行すると告げている。
あかん、今は動けない。
尋常でない汗が出て、上半身のシャツをベトベトに濡らしていくのが分かる。
呼吸が小さく荒くなり、痺れの範囲もどんどん広がってる。
かつて半身が痺れた時に、救護の人から
「痺れが心臓に到達したらアウト」
とか聞いていたので、痺れの範囲を自己診断しながら、まだ大丈夫?もうすぐアウト?
アウトならもう早く終わらせて欲しい、と朦朧とした頭で考えていた。
周りでキーボードを打つ音が、極端に遠ざかったり戻ってきたりしている。
こりゃホワイトアウトすんな。その前に床に落ちておかないと、頭打つとやばい。でも動けない。
俺のように数ヶ月に1回ぐらいはホワイトアウトしているベテランでも、さすがに麻痺はヤバいと思った。
そこに上司が通りかかったので、必死に顔を向けて、体調悪いと伝えようとしたら、口が半分ぐらい麻痺してて
「たいひょうわいい」
みたいな言葉が、かろうじて口から出た。
即座に異常を察知した上司は、救急車呼ぶか?と聞いてきた。
うっ、救急車か。
最近では酔っ払いとか、たいした症状でもないのに救急車を呼ぶ人が増えていて、本当に必要な所に行き渡らないとか言う話をよく聞く。
俺ももしかしたら、安静にしていれば回復するかもしれない。
そう思ってしばらく二の足を踏んでたんだけど、またホワイトアウトしかけたので、もうとりあえず頷いておいた。
救急車を呼ぶ際に上司が症状を説明し、
「過呼吸になってるから、息を止めるよう心がけよ」
という救急センターからのアドバイスを、上司経由でもらう。
そうか過呼吸か。
病弱マスターの俺としたことが、こんなローキック並みに基本である技を忘れていたとは。
過呼吸の場合は、深呼吸もダメ。
ベストは自分の吐いた息をまた吸うのがいいんだけど、手も動かないのでそれはできない。代わりに時々息を止めて、吸気を抑える。
そしていると、なんかだんだん痺れが回復してきた。
症状の半分は、俺が勝手に過呼吸で作り上げてたくさい。
つまり、ほとんど詐病!おれおれ!おれおれ!
あれ?もしかしてわたし、このまま治っちゃう系男子?
これだと、救急車の人に怒られね?
うそじゃないよーほんとだよーほんとに狼はいたんだよー。
過呼吸が落ち着き、意識がはっきりしてくると、周りの状況が認識できるようになってきた。
もう昼休みは終わって、ほとんどの人が普通に仕事しているけど、
通路の真ん中で椅子に座って、プルプル震える俺を、みんなちらちらと西野カナを見るような目で見てくる。
うわー、顔面麻痺ってるからよくわからんけど、いつもと大して変わらない酷い顔してるだろうなー。いつもどおり恥ずかしいなぁ。
背後左右には社長と部長が、たまに肩をさすったり、手を触ったりしてくれるんだけど、痺れてるから地味に痛い。
でもせっかくしてくれてるのにと思って耐えてたけど、あまりにも痛いので
「痛いです」
と伝え、止めてもらう。ホンマすんません。
体感的には20分ぐらいで救急車登場。
というより、ドヤドヤとオフィスに人が入ってきたから分かった。
救急車の音の記憶が無いけど、来るときは鳴らさないんだったっけ。
救急隊員の人に、名前とか生年月日とか身長とか色々聞かれる。
なんか同じこと何度も聞かれたけど、多分意識があるかどうかとか試しているのかなーと推察。
それで車椅子に移動ということになって、嫌な予感はしていたけど、やっぱり足はまともに動かなかった。
俺がプルプルしてた現場は2階にある。うちの会社はバリアフリーじゃないので、その車椅子のまま、階段をガンガン降りた。なんかそういう特殊な車椅子らしいけど、割と後ろに体重かけてないと、前に転がり落ちそうな雰囲気は醸し出してた。
救急車に突っ込んで、そこでも改めて色々と聞かれる。
個人情報保護とかいうのがあるので、会社の人の目があるところではダメで、車内でしか聞けない事もあるらしい。
まず最初に
「発症する直前に、上司に叱責されるような、強いストレスを受けることはありませんでしたか?」
と真顔で聞かれ、ちょっと苦笑い。
「多分無いと思います。今日はまだ、怒られてません」
と回答。
ストレスに起因する症状に近いのかなーと思った。
つづく
7日間連続東京出張(軟禁)という激務を終え、普通の生活に戻れた日。
久しぶりに仕事帰りにジムに行けた俺は、超張り切っていた。
一週間運動できなかった不満をぶつけるべく、そりゃあもう日本の発電は俺に任せろと言わんばかりに、あっちこっちの器具をガンガン振り回した。
そして猛腹筋後、続けて背筋を鍛えるマシンに座った瞬間、事件は起きた。
おなかが、痛い..のか?
いや、腹痛というよりも、おなか付近に、ものすごい違和感。
腹筋のし過ぎで内臓の位置が変化してしまい、それを体が強引に元に戻そうとしているかのような。
あまりの激痛に、座ったまま動けず。
頭にぱっと浮かんだのは「腸捻転」。これが一番しっくり来る病名だった。
でも数秒で回復したので、そうか上半身は限界かでは他の部分をば、と
自転車20キロこいで、その後普通に1キロ泳いで帰った。
その間も、ずっとおなかはなんか、内部がうにょうにょ動いている感じがして、落ち着かなかった。
そしてXデー当日。
朝起きても、おなかは相変わらずうにょうにょ。
そして猛烈にダルい。
まぁダルいのはいつものことだし、俺も今流行の「仕事中だけ鬱」だし。
これは石油でも掘り当てない限り改善されることは無い精神的なものだしで、気にせず出勤。
しかし、何かがおかしい。
おなかが少しずつ、痛みを伴ってきた。
おまけになんか頭痛い。
病弱な俺にとっては、腹痛や頭痛ごとき日常茶飯事で、特技欄にも自信を持って書けるレベルなんですが、それでもこれは、なかなかに強烈だった。
あー、昼から外せない会議あるからそれだけは出て、早退すっかなぁと、痛む頭の中で思った。
早退なんか今まで一度もしたこと無いけど、そう思うぐらいにはキツかった。
そして昼休み。
これはきっと休めば治るようん寝てしまおう、と、いつものように昼寝開始。
もう3年ほど毎昼使用している、お気に入りのおやすみ羊
昼休みの終わりごろ、目が覚める。苦痛と共に。
症状は一気に進行しまくっていた。
吐き気、おなかの強烈な痛み、噴出しまくる汗。
手足と足先および顔全体の強烈な痺れ、まさに指一本動かせない状態。
多分高熱も。
とりあえず吐き気をなんとかしないと。
動けるうちにトイレへ..と思ったけど、俺の経験が、椅子から立ち上がったら、一気に症状が進行すると告げている。
あかん、今は動けない。
尋常でない汗が出て、上半身のシャツをベトベトに濡らしていくのが分かる。
呼吸が小さく荒くなり、痺れの範囲もどんどん広がってる。
かつて半身が痺れた時に、救護の人から
「痺れが心臓に到達したらアウト」
とか聞いていたので、痺れの範囲を自己診断しながら、まだ大丈夫?もうすぐアウト?
アウトならもう早く終わらせて欲しい、と朦朧とした頭で考えていた。
周りでキーボードを打つ音が、極端に遠ざかったり戻ってきたりしている。
こりゃホワイトアウトすんな。その前に床に落ちておかないと、頭打つとやばい。でも動けない。
俺のように数ヶ月に1回ぐらいはホワイトアウトしているベテランでも、さすがに麻痺はヤバいと思った。
そこに上司が通りかかったので、必死に顔を向けて、体調悪いと伝えようとしたら、口が半分ぐらい麻痺してて
「たいひょうわいい」
みたいな言葉が、かろうじて口から出た。
即座に異常を察知した上司は、救急車呼ぶか?と聞いてきた。
うっ、救急車か。
最近では酔っ払いとか、たいした症状でもないのに救急車を呼ぶ人が増えていて、本当に必要な所に行き渡らないとか言う話をよく聞く。
俺ももしかしたら、安静にしていれば回復するかもしれない。
そう思ってしばらく二の足を踏んでたんだけど、またホワイトアウトしかけたので、もうとりあえず頷いておいた。
救急車を呼ぶ際に上司が症状を説明し、
「過呼吸になってるから、息を止めるよう心がけよ」
という救急センターからのアドバイスを、上司経由でもらう。
そうか過呼吸か。
病弱マスターの俺としたことが、こんなローキック並みに基本である技を忘れていたとは。
過呼吸の場合は、深呼吸もダメ。
ベストは自分の吐いた息をまた吸うのがいいんだけど、手も動かないのでそれはできない。代わりに時々息を止めて、吸気を抑える。
そしていると、なんかだんだん痺れが回復してきた。
症状の半分は、俺が勝手に過呼吸で作り上げてたくさい。
つまり、ほとんど詐病!おれおれ!おれおれ!
あれ?もしかしてわたし、このまま治っちゃう系男子?
これだと、救急車の人に怒られね?
うそじゃないよーほんとだよーほんとに狼はいたんだよー。
過呼吸が落ち着き、意識がはっきりしてくると、周りの状況が認識できるようになってきた。
もう昼休みは終わって、ほとんどの人が普通に仕事しているけど、
通路の真ん中で椅子に座って、プルプル震える俺を、みんなちらちらと西野カナを見るような目で見てくる。
うわー、顔面麻痺ってるからよくわからんけど、いつもと大して変わらない酷い顔してるだろうなー。いつもどおり恥ずかしいなぁ。
背後左右には社長と部長が、たまに肩をさすったり、手を触ったりしてくれるんだけど、痺れてるから地味に痛い。
でもせっかくしてくれてるのにと思って耐えてたけど、あまりにも痛いので
「痛いです」
と伝え、止めてもらう。ホンマすんません。
体感的には20分ぐらいで救急車登場。
というより、ドヤドヤとオフィスに人が入ってきたから分かった。
救急車の音の記憶が無いけど、来るときは鳴らさないんだったっけ。
救急隊員の人に、名前とか生年月日とか身長とか色々聞かれる。
なんか同じこと何度も聞かれたけど、多分意識があるかどうかとか試しているのかなーと推察。
それで車椅子に移動ということになって、嫌な予感はしていたけど、やっぱり足はまともに動かなかった。
俺がプルプルしてた現場は2階にある。うちの会社はバリアフリーじゃないので、その車椅子のまま、階段をガンガン降りた。なんかそういう特殊な車椅子らしいけど、割と後ろに体重かけてないと、前に転がり落ちそうな雰囲気は醸し出してた。
救急車に突っ込んで、そこでも改めて色々と聞かれる。
個人情報保護とかいうのがあるので、会社の人の目があるところではダメで、車内でしか聞けない事もあるらしい。
まず最初に
「発症する直前に、上司に叱責されるような、強いストレスを受けることはありませんでしたか?」
と真顔で聞かれ、ちょっと苦笑い。
「多分無いと思います。今日はまだ、怒られてません」
と回答。
ストレスに起因する症状に近いのかなーと思った。
つづく
数年前からお中元とお歳暮に、毎回欠かさず物を贈り合っている友人がいる。
大学からの友人で、郵便局勤めなのでノルマがあるらしく、贈ってきてくれたのがきっかけで、それから毎年続いている。
最初は、わりと普通のクッキー詰め合わせとかだったのに、徐々にランクを上げてきやがった。
こちらも負けじと上げていくため、最近では双方、割といいものを贈り合っている。
どちらが先に降りるかという、とってもショボいチキンレースで、俺たちは日本経済を小さく支えてる。
友人と物を贈りあうのは、割と楽しい。
これが、付き合いのある人に義務で贈るような物だと、間違いなく苦痛だと思うけど。
贈る人の生活とか趣味、仕事や好みをあれこれと考えて、何がいいかなーって贈るものを選んでいる時間が、結構楽しい。
あたしももう齢34。
普通なら、恋人とか恩人に物を贈るべきなんだろうけど、そんな気配は欠片も見せず、同い年のオッサンの為に、ショッピングサイトを毎夜うろつくオッサンそれはあたし。
いったいどこで道を間違ってしまったのか。
今年も友人から、お中元が届きました。
開けてみたらゼリーだったので、こりゃ安価だろ、ついに降りたなとホッとしてたら、なんやええとこのゼリーらしい。
くっ、奴め!
油断させておいて、先に降りさせようという魂胆か!
そっちがその気なら、こっちだって必殺の「近江牛」出すぞコラ!
あ、すいません嘘ですごめんなさいボーナスとんぢゃうから無理す。
大学からの友人で、郵便局勤めなのでノルマがあるらしく、贈ってきてくれたのがきっかけで、それから毎年続いている。
最初は、わりと普通のクッキー詰め合わせとかだったのに、徐々にランクを上げてきやがった。
こちらも負けじと上げていくため、最近では双方、割といいものを贈り合っている。
どちらが先に降りるかという、とってもショボいチキンレースで、俺たちは日本経済を小さく支えてる。
友人と物を贈りあうのは、割と楽しい。
これが、付き合いのある人に義務で贈るような物だと、間違いなく苦痛だと思うけど。
贈る人の生活とか趣味、仕事や好みをあれこれと考えて、何がいいかなーって贈るものを選んでいる時間が、結構楽しい。
あたしももう齢34。
普通なら、恋人とか恩人に物を贈るべきなんだろうけど、そんな気配は欠片も見せず、同い年のオッサンの為に、ショッピングサイトを毎夜うろつくオッサンそれはあたし。
いったいどこで道を間違ってしまったのか。
今年も友人から、お中元が届きました。
開けてみたらゼリーだったので、こりゃ安価だろ、ついに降りたなとホッとしてたら、なんやええとこのゼリーらしい。
くっ、奴め!
油断させておいて、先に降りさせようという魂胆か!
そっちがその気なら、こっちだって必殺の「近江牛」出すぞコラ!
あ、すいません嘘ですごめんなさいボーナスとんぢゃうから無理す。
またしても富士登山してきました。
甲子園風に言うと、2年ぶり4回目の出場です。

決して、富士登山が好きなわけではなく、人多いし道は歩きにくいし展望も変化無いしで、むしろ嫌いな方に属する山なんですが、それでもなんとまぁ4回目となってしまいました。
今回は、会社の上司と2人での山頂トライ。
上司とは、3年前から富士登山の計画を打ち立ててましたが、
初年:前日に、大型台風が緊急来日。
翌年:プロジェクトが大炎上しててそれどころじゃなかった。
という理由により、毎回延期。
今年もわりと、関わってるプロジェクトが炎上気味だったんですが、
「強引にでも出てこなきゃたぶん一生無理」という結論に至り、強引に決行。
1日しか休みが取れないので、以下のような日帰りプランとなった。
前日の22時頃、滋賀を出発。
富士宮口に、4時到着。仮眠。
6時から登山開始。
13時ごろには下山。
富士山の登山ルートは4つあるけど、一番山行距離の短い富士宮口を選択。
今回はね。
富士山初心者である上司を、ガイドするような気分で来たんよね。
水も二人分持ってたし、最悪彼の持ち物も放り込めるよう、ザックもデカいの持ってきたし。
うん、わりと富士山なめてた。もう4回目だし。
でもね。
登った瞬間、体の異変に気づいた。
「体、重てー」
一般的に登山は、登りだしてからの5分ぐらいの体の反応で、その日のコンディションとか大体把握できるんだけど、この日は数秒で把握した。
俺、絶不調!
これまでの登山で、最も調子悪かった。
多分、直前までの激務と、睡眠不足がモロに影響したんだと思う。
上司に対し、登山の先輩風をパーフェクトストームばりに吹かせまくってきた都合上、弱音を吐くという選択肢は死んでもとれないわけですが、上司の軽やかなステップについていくのに、文字通り必死でした。
一歩一歩が重てー。
あんなに辛い登山は、生まれて初めてでした。
登山が嫌いという人の気持ちが、割と深く理解できた瞬間でもありました。
迷彩服に身を包んだ自衛隊(衛生兵)の卵達がいたり、なぜか自転車を押しながら下山している人とか、相変わらず富士山は、他では見られない人たちが色々見られました。
あと、山ガール的な人も増えてた。ソロの山ガールも何人かいたわ。可愛いお。
わてらも何とか頂上までたどり着き、あまりの疲労からお鉢めぐりはせずに、早々に引き上げたわけですが。
富士山は、帰り道も辛い。
登山道は基本的に砂利道で、小さな岩もゴロゴロしているので、しっかりブレーキをかけていかないと簡単に転ぶ。
帰り道に差し掛かった時点で、既に足が満点大笑いの俺は、いちいち踏ん張るのが辛くなってきまして。
走って降りることにしたのはいいものの、あまりにもスピードがついて止まらなくなって、派手に正面からズッこけました。顔面着地。
両腕は擦りむくわ、おなかも擦りむくわで、ショボいながらも流血騒ぎ。
おまけに富士山の黒土のお陰で、シャツも真っ黒に。
疲れていながらも完全無傷の上司と、フルボッコでバッテバテの俺という景色。
もはや先輩風は、イオンエンジン並みの風力すら発揮できなくなってしまいました。
擦りむくなんて小学生以来の怪我だけど、これがなかなか治らないのな。
半月たってもまだ完治せんし。これが歳か...
まぁとにかく、3年越しの計画をようやく無事に完遂することができて、まずはよかったす。
上司は家庭がある都合上、日帰りでいける山に興味津々らしいので、西穂とか薦めときました。
さすがの俺も西穂なら、擦りむくこともあるまいよ。
甲子園風に言うと、2年ぶり4回目の出場です。
決して、富士登山が好きなわけではなく、人多いし道は歩きにくいし展望も変化無いしで、むしろ嫌いな方に属する山なんですが、それでもなんとまぁ4回目となってしまいました。
今回は、会社の上司と2人での山頂トライ。
上司とは、3年前から富士登山の計画を打ち立ててましたが、
初年:前日に、大型台風が緊急来日。
翌年:プロジェクトが大炎上しててそれどころじゃなかった。
という理由により、毎回延期。
今年もわりと、関わってるプロジェクトが炎上気味だったんですが、
「強引にでも出てこなきゃたぶん一生無理」という結論に至り、強引に決行。
1日しか休みが取れないので、以下のような日帰りプランとなった。
前日の22時頃、滋賀を出発。
富士宮口に、4時到着。仮眠。
6時から登山開始。
13時ごろには下山。
富士山の登山ルートは4つあるけど、一番山行距離の短い富士宮口を選択。
今回はね。
富士山初心者である上司を、ガイドするような気分で来たんよね。
水も二人分持ってたし、最悪彼の持ち物も放り込めるよう、ザックもデカいの持ってきたし。
うん、わりと富士山なめてた。もう4回目だし。
でもね。
登った瞬間、体の異変に気づいた。
「体、重てー」
一般的に登山は、登りだしてからの5分ぐらいの体の反応で、その日のコンディションとか大体把握できるんだけど、この日は数秒で把握した。
俺、絶不調!
これまでの登山で、最も調子悪かった。
多分、直前までの激務と、睡眠不足がモロに影響したんだと思う。
上司に対し、登山の先輩風をパーフェクトストームばりに吹かせまくってきた都合上、弱音を吐くという選択肢は死んでもとれないわけですが、上司の軽やかなステップについていくのに、文字通り必死でした。
一歩一歩が重てー。
あんなに辛い登山は、生まれて初めてでした。
登山が嫌いという人の気持ちが、割と深く理解できた瞬間でもありました。
迷彩服に身を包んだ自衛隊(衛生兵)の卵達がいたり、なぜか自転車を押しながら下山している人とか、相変わらず富士山は、他では見られない人たちが色々見られました。
あと、山ガール的な人も増えてた。ソロの山ガールも何人かいたわ。可愛いお。
わてらも何とか頂上までたどり着き、あまりの疲労からお鉢めぐりはせずに、早々に引き上げたわけですが。
富士山は、帰り道も辛い。
登山道は基本的に砂利道で、小さな岩もゴロゴロしているので、しっかりブレーキをかけていかないと簡単に転ぶ。
帰り道に差し掛かった時点で、既に足が満点大笑いの俺は、いちいち踏ん張るのが辛くなってきまして。
走って降りることにしたのはいいものの、あまりにもスピードがついて止まらなくなって、派手に正面からズッこけました。顔面着地。
両腕は擦りむくわ、おなかも擦りむくわで、ショボいながらも流血騒ぎ。
おまけに富士山の黒土のお陰で、シャツも真っ黒に。
疲れていながらも完全無傷の上司と、フルボッコでバッテバテの俺という景色。
もはや先輩風は、イオンエンジン並みの風力すら発揮できなくなってしまいました。
擦りむくなんて小学生以来の怪我だけど、これがなかなか治らないのな。
半月たってもまだ完治せんし。これが歳か...
まぁとにかく、3年越しの計画をようやく無事に完遂することができて、まずはよかったす。
上司は家庭がある都合上、日帰りでいける山に興味津々らしいので、西穂とか薦めときました。
さすがの俺も西穂なら、擦りむくこともあるまいよ。
ちょっとはソフト屋らしい記事も書こうかなと思いまして。
遅まきながら、androidのアプリ開発に着手しました。
作りたいアプリのアイデアはいくつかあるんだけど、まずはひとつ、作ってみようと思います。
プログラム的には簡単なんだけど、簡単すぎるせいか、マーケットで探しても似たようなものは見つけられなかったんですよね。
無い物は作ればいい、ということで、あたしが作ります。
まずアプリ開発環境をPCに作り上げるわけですが、これがまず大変だった。
何が大変って、あっちこっちのサイトから、様々なものをダウンロードしてこなきゃいけなくて、環境変数の設定なんかも必要で。
パスの設定とか失敗してると、いざプログラミング!って時になって
「エラーです。」
とか、味も素っ気もない、どう対処していいかもわからないツンのみのメッセージが表示されて止まっちゃいます。
ようやく作り上げたと思ったら、開発環境が尋常でないくらい重い。
シミュレータが起動するのに30秒もかかるなんて知らなくて何度も何度も起動したら律儀にその回数分のシミュレータが起動して今度はメモリ不足でアプリ落ちまくってギャー。
とまぁ、何日か理不尽なエラーメッセージと格闘して、ようやくある程度対処できるようになって来ました。
しかしあれだね。
androidのソフト開発環境(Eclipse)の使い勝手は、MSの10年前ぐらいを彷彿とさせる出来だね。
AS3の開発環境も酷かったけど、これもなかなか。
具体的にいうとVisual Studio 5.0のC++ぐらい。
VSは.NETになって、劇的にUI設計の性能は向上してるし、何より入力補完の力はマジ、パない。
プログラム言語に「continue」という命令があるんだけど、昔はちゃんと「continue」って自分でキーボードから全文入力する必要があったんだけど、いまは「c」と入れるだけで、cから始まる命令がズラっと並んで、一覧から選ぶだけで残りのontinueは勝手に補完してくれる。
もう5年も前から当たり前の機能だけど、最初は衝撃を受けましたわ。
方やEclipseちゃんは、このあたりが弱い。
もちろん補完もあるんだけど、.NET開発に慣れちゃってると、すんげーまどろっこしい。
クラスメソッドとかをヘルプやネットの情報から調べて、スペルミスで怒られ、それでもがんばって、ようやくひとつのメソッドを作り上げたときの充実感。
確かに快適さとは程遠い。だけど何か、便利さと引き換えに失ってしまった、大切なものを思い出したような気がするよいやごめん嘘やっぱ開発は快適なほうがええわ誰かなんとかしてくれよ。
そいで、俺がようやくソフト開発にこぎつくまでにハマった、いくつかの罠とその対策を紹介するよ!
といっても、WEBで検索したけどあんま似たような現象はみあたらんかったし、俺の環境でのみ生じた問題やもしれんけどね!
◆64bit OSの人は、Program files(X86)ではなく、Program filesにAndroid sdkとEclipseを入れるべし
もしかしたら86に両方入っていてもいいのかも知れんけど、こっちに両方入れたらうまく動くようになった。
◆外部のプロジェクトをロードすると、エラーの嵐になる場合は、エラーが発生してるファイルを開いてやると、エラーが解除されるっぽい
◆「Error in an XML file: aborting build.」とか言うエラーが出る。
◆コンパイル時になんとかかんとかoutとかいう空のファイルを勝手に作っておいて、それの中身がない!と怒られる。
Eclipseを落として、なんとかかんとかoutを削除する。(outで検索して出てきた空ファイルは全部消してもいいかも)
Eclipseを起動したら、ファイルがないって怒るけど、プロジェクト右クリックでrefreshをすればOK。
あと、プロジェクト以外を選択した状態でrunすると、これが出たりするかもしれんです。
とりあえず今はこんなとこ。
まだまだ苦労しそうだけど、これを乗り越えてショボアプリの作成にいそしむよ!
遅まきながら、androidのアプリ開発に着手しました。
作りたいアプリのアイデアはいくつかあるんだけど、まずはひとつ、作ってみようと思います。
プログラム的には簡単なんだけど、簡単すぎるせいか、マーケットで探しても似たようなものは見つけられなかったんですよね。
無い物は作ればいい、ということで、あたしが作ります。
まずアプリ開発環境をPCに作り上げるわけですが、これがまず大変だった。
何が大変って、あっちこっちのサイトから、様々なものをダウンロードしてこなきゃいけなくて、環境変数の設定なんかも必要で。
パスの設定とか失敗してると、いざプログラミング!って時になって
「エラーです。」
とか、味も素っ気もない、どう対処していいかもわからないツンのみのメッセージが表示されて止まっちゃいます。
ようやく作り上げたと思ったら、開発環境が尋常でないくらい重い。
シミュレータが起動するのに30秒もかかるなんて知らなくて何度も何度も起動したら律儀にその回数分のシミュレータが起動して今度はメモリ不足でアプリ落ちまくってギャー。
とまぁ、何日か理不尽なエラーメッセージと格闘して、ようやくある程度対処できるようになって来ました。
しかしあれだね。
androidのソフト開発環境(Eclipse)の使い勝手は、MSの10年前ぐらいを彷彿とさせる出来だね。
AS3の開発環境も酷かったけど、これもなかなか。
具体的にいうとVisual Studio 5.0のC++ぐらい。
VSは.NETになって、劇的にUI設計の性能は向上してるし、何より入力補完の力はマジ、パない。
プログラム言語に「continue」という命令があるんだけど、昔はちゃんと「continue」って自分でキーボードから全文入力する必要があったんだけど、いまは「c」と入れるだけで、cから始まる命令がズラっと並んで、一覧から選ぶだけで残りのontinueは勝手に補完してくれる。
もう5年も前から当たり前の機能だけど、最初は衝撃を受けましたわ。
方やEclipseちゃんは、このあたりが弱い。
もちろん補完もあるんだけど、.NET開発に慣れちゃってると、すんげーまどろっこしい。
クラスメソッドとかをヘルプやネットの情報から調べて、スペルミスで怒られ、それでもがんばって、ようやくひとつのメソッドを作り上げたときの充実感。
確かに快適さとは程遠い。だけど何か、便利さと引き換えに失ってしまった、大切なものを思い出したような気がするよいやごめん嘘やっぱ開発は快適なほうがええわ誰かなんとかしてくれよ。
そいで、俺がようやくソフト開発にこぎつくまでにハマった、いくつかの罠とその対策を紹介するよ!
といっても、WEBで検索したけどあんま似たような現象はみあたらんかったし、俺の環境でのみ生じた問題やもしれんけどね!
◆64bit OSの人は、Program files(X86)ではなく、Program filesにAndroid sdkとEclipseを入れるべし
もしかしたら86に両方入っていてもいいのかも知れんけど、こっちに両方入れたらうまく動くようになった。
◆外部のプロジェクトをロードすると、エラーの嵐になる場合は、エラーが発生してるファイルを開いてやると、エラーが解除されるっぽい
◆「Error in an XML file: aborting build.」とか言うエラーが出る。
◆コンパイル時になんとかかんとかoutとかいう空のファイルを勝手に作っておいて、それの中身がない!と怒られる。
Eclipseを落として、なんとかかんとかoutを削除する。(outで検索して出てきた空ファイルは全部消してもいいかも)
Eclipseを起動したら、ファイルがないって怒るけど、プロジェクト右クリックでrefreshをすればOK。
あと、プロジェクト以外を選択した状態でrunすると、これが出たりするかもしれんです。
とりあえず今はこんなとこ。
まだまだ苦労しそうだけど、これを乗り越えてショボアプリの作成にいそしむよ!
