はい。
甲子園風に言うと、8年ぶり2度目の入院生活を決めました。
改めて思ったけど手術&入院て、めちゃくちゃ面倒くさい。
当然のことながら、入院期間は行動が大幅に制限されるわけだけど、面倒なのはそれだけではないんですよね。
まず、仕事の事です。
次に...
あ、他には無かったわ。
まず、手術の1日前に入院しておく必要が在ると言う事で、前日朝から入院しました。
前回、入院中にアレもコレもやろうと、亡命すんのかってくらいの荷物を持ち込んだものの、高熱と痛みに耐えるだけの肉と化し、結局手付かずのままだった経験を活かし、ほとんど物は持ち込まず。
ただし会社から当然のように、仕事用ノートPCは持たされる。
むしろ、これが一番の大荷物でした。
手術後は歩けなくなるので、松葉杖も借り受ける。
ン十年前に、バイクでトラックにノリツッコミして、病院送りにされた時に使って以来の再会。
前の入院前にも、こんな時間があったと思うけど、その時と同じ事思った。
暇。
暇なのに、流れ作業のように時間になると食事だけが出くる。
執刀医が説明に来たり、書類手続きしたりと、一応何回か用事はできるものの、それぞれ数時間おきと言う、贅沢な時間の使い方。
そしてこの、病院と言う空間。
やっぱあれだね。何かをやろうという、活力が奪われるね。
仕事をする気にもなれず、ただダラダラするだけの肉となりはてる。
そんな調子で夜を迎え、ようやく手術室に。
つづく。
甲子園風に言うと、8年ぶり2度目の入院生活を決めました。
改めて思ったけど手術&入院て、めちゃくちゃ面倒くさい。
当然のことながら、入院期間は行動が大幅に制限されるわけだけど、面倒なのはそれだけではないんですよね。
まず、仕事の事です。
次に...
あ、他には無かったわ。
まず、手術の1日前に入院しておく必要が在ると言う事で、前日朝から入院しました。
前回、入院中にアレもコレもやろうと、亡命すんのかってくらいの荷物を持ち込んだものの、高熱と痛みに耐えるだけの肉と化し、結局手付かずのままだった経験を活かし、ほとんど物は持ち込まず。
ただし会社から当然のように、仕事用ノートPCは持たされる。
むしろ、これが一番の大荷物でした。
手術後は歩けなくなるので、松葉杖も借り受ける。
ン十年前に、バイクでトラックにノリツッコミして、病院送りにされた時に使って以来の再会。
前の入院前にも、こんな時間があったと思うけど、その時と同じ事思った。
暇。
暇なのに、流れ作業のように時間になると食事だけが出くる。
執刀医が説明に来たり、書類手続きしたりと、一応何回か用事はできるものの、それぞれ数時間おきと言う、贅沢な時間の使い方。
そしてこの、病院と言う空間。
やっぱあれだね。何かをやろうという、活力が奪われるね。
仕事をする気にもなれず、ただダラダラするだけの肉となりはてる。
そんな調子で夜を迎え、ようやく手術室に。
つづく。
独身時代。
その家事能力を見込まれ、幾多の女性から
「嫁として欲しい」
と言われ、返す刀で
「じゃあアンタが嫁にしてよ」
と言うと、みな判で押したような困り顔を浮かべてスルーする景色を、40年近く見送ってきたわけですが。
そんなアタシの結婚後の、一般的な習慣はこちら。
朝。
その家事能力を見込まれ、幾多の女性から
「嫁として欲しい」
と言われ、返す刀で
「じゃあアンタが嫁にしてよ」
と言うと、みな判で押したような困り顔を浮かべてスルーする景色を、40年近く見送ってきたわけですが。
そんなアタシの結婚後の、一般的な習慣はこちら。
朝。
嫁を見送り、布団と洗濯物を干し、朝ご飯を作って、後かたづけ。
ゴミを出し、夕食の下拵えを済ませ、出勤。
仕事帰りにスーパーに寄り、見切り品や半額の誘惑と戦いながら、必要な食材だけを買う。
帰宅後、洗濯物を取り込み、同時にご飯を作る。嫁の弁当も意識して、そのまま使えるおかずもチョイス。
完成手前まで作り、嫁の帰るコールを待つ。ビールを冷やしておくことも、もちろん忘れない。
嫁の帰宅に合わせ、夕食を出し、後かたづけ。
嫁が風呂に入ってる間に、嫁の布団を準備。
無くなってれば、作り置きスイーツを作る。パテシエの名にかけて、冷蔵庫にスイーツは切らさない。
嫁の就寝を見送り、俺も風呂に入り、ついでに風呂を洗う。
やがて俺も就寝。
この世には共働きでも、家事を手伝ってくれる女性がいる、なんて夢物語を半信半疑で聞いていましたが、自身の結婚により確証が取れました。都市伝説です。
さて、幾多ある家事の中でも、とりわけ面倒だと思うのが、床掃除とアイロンがけです。
アイロンのほうは、そう頻繁にするわけではないので、まだいいんです。
問題は、床掃除。
ある程度こまめにやらないと、わりと埃が積もり積もる。
家では、基本的に年中裸足でいるので、姑の指ツツツーに勝る俺の足裏感覚により、歩くとすぐに床掃除していない事がバレます。
しかし、掃除機による床掃除は、大変に面倒くさい。
1.掃除機がしまってある押入れの扉を開けて
2.コードを引っ張り出して
3.コンセントにさす
掃除する前に、まずこれだけの任務をこなさないとならない。
人間はある目的の為に、3つの作業が伴う行為を、面倒だと感じるらしいですが、まさにそれ。しかもこれがほぼ毎日とか。マジ無理ゲー。
というわけで必然的に、掃除をサボる日が少しずつ増え、結果的に、姑による指ツツツー叱責を受けるという、涙の日々。姑役も嫁役も、俺なのですが。
しかしそこに、ガチの救世主が光臨いたしました。
クイックルワイパー様です。
結婚のお呪いでもろた、カタログギフトから選びました。
まず朝起きて、埃が落ち着いている状態のときに、部屋中をコイツでくまなくスリスリ。
たったこれだけで、大半の埃は掃除できてしまいます。
基本的に棒なので、わざわざ押入れにしまわなくても、その辺に立てかけておく事ができます。
当然電気も不要なので、俺をネチネチ苦しめ続けた上記123の工程が、全て解消されるという夢のような事態に。
しかも、布巾部分をウエットなモノと取り替えることによって、水拭きまでできてしまったりします。価格も手頃。
さらに、実家でも使っていたのですが、新居であらためて購入してみると、最新版では本体も微妙に進化していて、より軽く、扱いやすくなってました。まだ進化しとる!
クイックルワイパー様のおかげで、俺の世界に光が差しました。
というわけで予備自衛官補になりたいと思ったわけで、募集要項を隅々まで読みつくしました。
まず、応募資格の全貌としてはこんな感じなんですが、まとめると
「18歳以上34歳未満、または、18歳以上で、保有する技能に応じ53~55歳未満」
の、いずれかに該当している必要があります。
戦争体験は無いけど、余裕で昭和生まれの俺としては、後者しかないわけです。
あとは「保有する技能」ということで、それっぽい国家資格を持っている必要があります。
情報処理の資格を抜粋したのがこちら。
とりあえず情報処理に関する資格を、全てまとめてみました、みたいな内容。
学生が、まず取ろうとする比較的難易度の低い資格から、合格率数パーセントの、かなりマニアックな資格まで、一緒くたにされています。
ちなみに、私が知る限りこの業界、これらの資格はなんら重要視されておらず、むしろ軽視されています。プログラマーとして20年以上やってきてますが、情報処理の資格を保有している事を、高く評価する人や会社に、出会った事がありません。まぁこれは、どんな業界も大抵そうなんでしょうが。
俺も、ここに書かれているような資格は持っていません。何度か気まぐれに受けた資格もあるのですが、毎回会心の不合格。
ならば、改めて資格をとる必要があるわけですが、そもそも本当に資格が必要なのだろうか?
「技能を保有している」ということが対外的にアピールできる材料があれば、資格が無くても許されたりしないのだろうか?
また、資格の種類とか、取った時期(保持期間の長さ)によって、試験に有利/不利があったりするのだろうか?
年齢による有利/不利なんかも気になるところ。
そういった疑問がワンサと湧いて来たところで、HPに以下の文言を見つけました。
「※ 受験手続等については、最寄りの自衛隊地方協力本部にお問い合わせください」
最寄の自衛隊地方協力本部?
そんなもんどこにあるんだよとググってみたら、駅前のわりと良い場所にありまして。
こんな事でもない限り、普通の人は一生関わる事のない施設だな。
残念ながら、開いているのは平日のみとのこと。
仕方ないのでこのためだけに休みを取り、電話してアポをとる。
予備自衛官補の話を聞きたいというと、後数時間で無人になるから今すぐなら話できますといわれ、慌てて出かけました。
つづく。
まず、応募資格の全貌としてはこんな感じなんですが、まとめると
「18歳以上34歳未満、または、18歳以上で、保有する技能に応じ53~55歳未満」
の、いずれかに該当している必要があります。
戦争体験は無いけど、余裕で昭和生まれの俺としては、後者しかないわけです。
あとは「保有する技能」ということで、それっぽい国家資格を持っている必要があります。
情報処理の資格を抜粋したのがこちら。
とりあえず情報処理に関する資格を、全てまとめてみました、みたいな内容。
学生が、まず取ろうとする比較的難易度の低い資格から、合格率数パーセントの、かなりマニアックな資格まで、一緒くたにされています。
ちなみに、私が知る限りこの業界、これらの資格はなんら重要視されておらず、むしろ軽視されています。プログラマーとして20年以上やってきてますが、情報処理の資格を保有している事を、高く評価する人や会社に、出会った事がありません。まぁこれは、どんな業界も大抵そうなんでしょうが。
俺も、ここに書かれているような資格は持っていません。何度か気まぐれに受けた資格もあるのですが、毎回会心の不合格。
ならば、改めて資格をとる必要があるわけですが、そもそも本当に資格が必要なのだろうか?
「技能を保有している」ということが対外的にアピールできる材料があれば、資格が無くても許されたりしないのだろうか?
また、資格の種類とか、取った時期(保持期間の長さ)によって、試験に有利/不利があったりするのだろうか?
年齢による有利/不利なんかも気になるところ。
そういった疑問がワンサと湧いて来たところで、HPに以下の文言を見つけました。
「※ 受験手続等については、最寄りの自衛隊地方協力本部にお問い合わせください」
最寄の自衛隊地方協力本部?
そんなもんどこにあるんだよとググってみたら、駅前のわりと良い場所にありまして。
こんな事でもない限り、普通の人は一生関わる事のない施設だな。
残念ながら、開いているのは平日のみとのこと。
仕方ないのでこのためだけに休みを取り、電話してアポをとる。
予備自衛官補の話を聞きたいというと、後数時間で無人になるから今すぐなら話できますといわれ、慌てて出かけました。
つづく。
子供の頃からずっとなりたい職業が、2つあります。
看護師と自衛官です。
幼少期。
今と変わらず、病弱界隈では最弱の名を欲しいままにしておりました。
ちょっと体調悪いかな?と思う日が、年に500日ほどあり、そのほぼ全ての日で、良くて保健室、悪くて火葬場送りの小学生生活をおくっておりました。
これは、一般の方々は知らない事実だと思うのですが、我々病弱界の住人には、必ず主治医がいます。大抵は、近所の診療所の先生が、通いすぎた結果として、そのポジションを担ってくれたりするのですが、たまに専任の主治医が居るガチ勢もいます。
主治医は、ぶっ倒れたときに診てくれるのはもちろんの事、時に厳しく、時に激怒しながら、病弱でも生きるためのアドバイスをくれます。ヘタすると、家族よりも一緒に過ごす時間が長かったりします。
もちろん主治医のいる病院も、第二の住家状態になります。
子供であるという特性をフル活用し、関係者以外立ち入り禁止などガン無視で、院内のありとあらゆる場所に入り込みます。そして、あらゆるスタッフが、俺が子供ゆえに、優しく扱ってくれます。
そんな彼らと接するうちに、病で弱気になる心を支える、彼ら彼女らのような存在に憧れるのは、もはや当然のこと。中点連結定理よりも、分かりやすいストーリーだと思います。
自衛官はもっと単純です。
小学生の頃、これを観たせいです。
俺も美人教師とイチャついたり、音速で空を駆け抜けたり、あと美人教師とイチャついたりしたいので、憧れました。
しかしながら俺は、それぞれの職業に絶対不必要な、特殊な超能力を持っている為に、断念しています。
・血を見ると倒れる。採血では、起きてるのに寝違えるぐらいに首をそむける。
・視力が悪い。伸ばした手の指の本数が怪しいぐらいに。
はい。絶望的ですね。
お疲れ様でした。
しかしながら、トップガンは無理かもしれませんが、もしかしたら自衛官にはなれるかもしれないという話を、偶然知りまして。会議中にネットサーフィンしてた時に。
それこそが「予備自衛官補」と呼ばれる制度の事です。
看護師と自衛官です。
幼少期。
今と変わらず、病弱界隈では最弱の名を欲しいままにしておりました。
ちょっと体調悪いかな?と思う日が、年に500日ほどあり、そのほぼ全ての日で、良くて保健室、悪くて火葬場送りの小学生生活をおくっておりました。
これは、一般の方々は知らない事実だと思うのですが、我々病弱界の住人には、必ず主治医がいます。大抵は、近所の診療所の先生が、通いすぎた結果として、そのポジションを担ってくれたりするのですが、たまに専任の主治医が居るガチ勢もいます。
主治医は、ぶっ倒れたときに診てくれるのはもちろんの事、時に厳しく、時に激怒しながら、病弱でも生きるためのアドバイスをくれます。ヘタすると、家族よりも一緒に過ごす時間が長かったりします。
もちろん主治医のいる病院も、第二の住家状態になります。
子供であるという特性をフル活用し、関係者以外立ち入り禁止などガン無視で、院内のありとあらゆる場所に入り込みます。そして、あらゆるスタッフが、俺が子供ゆえに、優しく扱ってくれます。
そんな彼らと接するうちに、病で弱気になる心を支える、彼ら彼女らのような存在に憧れるのは、もはや当然のこと。中点連結定理よりも、分かりやすいストーリーだと思います。
自衛官はもっと単純です。
小学生の頃、これを観たせいです。
俺も美人教師とイチャついたり、音速で空を駆け抜けたり、あと美人教師とイチャついたりしたいので、憧れました。
しかしながら俺は、それぞれの職業に絶対不必要な、特殊な超能力を持っている為に、断念しています。
・血を見ると倒れる。採血では、起きてるのに寝違えるぐらいに首をそむける。
・視力が悪い。伸ばした手の指の本数が怪しいぐらいに。
はい。絶望的ですね。
お疲れ様でした。
しかしながら、トップガンは無理かもしれませんが、もしかしたら自衛官にはなれるかもしれないという話を、偶然知りまして。会議中にネットサーフィンしてた時に。
それこそが「予備自衛官補」と呼ばれる制度の事です。
ここでカランメソッドを、ステージ2(ドベから二番目)から開始した話を書きました。
この後、ひたすらカランメソッドのレッスンを、受け続けてみました。
レッスンのイメージは、大体これで合ってる。
「講師が2回、質問文を読み上げて、それに即返答する」
ということだけを、ただひたすら繰り返します。
返答も、YES、NOだけでなく、質問文を全て含むような返答をします。
例えば
Do you like bread without butter? (バターを塗らないパンは好きか?)
という質問に対しては
Yes, I like bread without butter
No, I don't like bread without butter, I only like bread with butter.
の、いずれかの回答をする必要があります。
また、もたついてると講師が回答を補佐してくれます。
これだと、相手の言う事を、最後までしっかり聞いておかないと正確な解答が出来ないので、そういう訓練にはなりそうです。
で。
仮にも帰国子女(仮)な俺が、まず最初にレベルチェックテストでステージ2(1が最初級)と診断されまして。
正直言って、簡単すぎた。やっぱりあのレベルチェック、ちょっとおかしい。
ほとんど自己学習も必要ないまま、次々進めていきました。
休日は朝から晩まで、十時間ぐらいやってました。
結果、ステージ5まで来ました。
ステージを上げる為にテストなどがあるわけではないので、誰でも時間さえかければステージは上がります。
あと、講師によっては、質問からこちらに回答させるまで待つ時間が極端に短く、ちょっとモタついてると講師が全て回答してしまい、こちらはそれをなぞるだけ、という状態にもなったりします。こうなるとただのシャドーイングになってしまうわけで、カランメソッドの思想からは外れているのではないかと思いますが、講師はただ淡々と、先へと進めます。
で、ステージ5まで来ると、さすがにこれまでのように復習ナシでは厳しくなってきまして。
ここからはちょっと時間をかけて、進めていこうと思っとります。
あとそもそもの話、カランメソッドは「英語脳」を作るのが、主な目的と聞きました。
ここで言う「英語脳」ってのは、英語で聞かれたことに対して、日本語で考えて英語を話す、という脳内変換をせずに、英語で考えて英語で話す、という事が出来るようになる状態を指します。
カランメソッドでは、英語で間髪要れずに回答する必要があるので、この英語脳を身につけられる、という触れ込みなのですが。
薄々気付いていたけど。
うん。俺、英語脳、既に有るわ。
十ン年前に留学した頃には既にこの状態で、英語で話すときは英語だけを考えてたし、日本語で話すときは、当然日本語の事だけ考えてた。
脳の容量が極端に低いもんだから、英語で話すときに日本語で考えてしまうと、一旦日本語モードに切り替えないといけなくて、これに少しとは言え時間もかかるし、何より億劫。
プログラマー三大美徳と言われる「怠惰、短気、傲慢」を、非常に高度なレベルで所有している俺には、この面倒くささに耐え切れなかった。
だから当時、日本語と英語を交えて話すのが、すんげぇ面倒臭かった。
向こうでできた、住んで長い友人が、日本人と話すときもずっと英語で話してて、その気持ち、物凄くよく分かった。
まぁ俺も正直、自分のこれが世間で言うところの「英語脳」なのかは分かってませんが、もし仮に近いものであるならば、カランメソッドをやる必要性は一体。
ってな事も考えたり、実は他にもっとやるべきことに気付かされたりと色々ありまして、まぁ止めはしないけど、少し他の教材にも手を出そうと思っております。
この後、ひたすらカランメソッドのレッスンを、受け続けてみました。
レッスンのイメージは、大体これで合ってる。
「講師が2回、質問文を読み上げて、それに即返答する」
ということだけを、ただひたすら繰り返します。
返答も、YES、NOだけでなく、質問文を全て含むような返答をします。
例えば
Do you like bread without butter? (バターを塗らないパンは好きか?)
という質問に対しては
Yes, I like bread without butter
No, I don't like bread without butter, I only like bread with butter.
の、いずれかの回答をする必要があります。
また、もたついてると講師が回答を補佐してくれます。
これだと、相手の言う事を、最後までしっかり聞いておかないと正確な解答が出来ないので、そういう訓練にはなりそうです。
で。
仮にも帰国子女(仮)な俺が、まず最初にレベルチェックテストでステージ2(1が最初級)と診断されまして。
正直言って、簡単すぎた。やっぱりあのレベルチェック、ちょっとおかしい。
ほとんど自己学習も必要ないまま、次々進めていきました。
休日は朝から晩まで、十時間ぐらいやってました。
結果、ステージ5まで来ました。
ステージを上げる為にテストなどがあるわけではないので、誰でも時間さえかければステージは上がります。
あと、講師によっては、質問からこちらに回答させるまで待つ時間が極端に短く、ちょっとモタついてると講師が全て回答してしまい、こちらはそれをなぞるだけ、という状態にもなったりします。こうなるとただのシャドーイングになってしまうわけで、カランメソッドの思想からは外れているのではないかと思いますが、講師はただ淡々と、先へと進めます。
で、ステージ5まで来ると、さすがにこれまでのように復習ナシでは厳しくなってきまして。
ここからはちょっと時間をかけて、進めていこうと思っとります。
あとそもそもの話、カランメソッドは「英語脳」を作るのが、主な目的と聞きました。
ここで言う「英語脳」ってのは、英語で聞かれたことに対して、日本語で考えて英語を話す、という脳内変換をせずに、英語で考えて英語で話す、という事が出来るようになる状態を指します。
カランメソッドでは、英語で間髪要れずに回答する必要があるので、この英語脳を身につけられる、という触れ込みなのですが。
薄々気付いていたけど。
うん。俺、英語脳、既に有るわ。
十ン年前に留学した頃には既にこの状態で、英語で話すときは英語だけを考えてたし、日本語で話すときは、当然日本語の事だけ考えてた。
脳の容量が極端に低いもんだから、英語で話すときに日本語で考えてしまうと、一旦日本語モードに切り替えないといけなくて、これに少しとは言え時間もかかるし、何より億劫。
プログラマー三大美徳と言われる「怠惰、短気、傲慢」を、非常に高度なレベルで所有している俺には、この面倒くささに耐え切れなかった。
だから当時、日本語と英語を交えて話すのが、すんげぇ面倒臭かった。
向こうでできた、住んで長い友人が、日本人と話すときもずっと英語で話してて、その気持ち、物凄くよく分かった。
まぁ俺も正直、自分のこれが世間で言うところの「英語脳」なのかは分かってませんが、もし仮に近いものであるならば、カランメソッドをやる必要性は一体。
ってな事も考えたり、実は他にもっとやるべきことに気付かされたりと色々ありまして、まぁ止めはしないけど、少し他の教材にも手を出そうと思っております。