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2024/11/23 05:05 |
甘やかさない恩恵
はい。私の部屋の室温が現在、0度となりました。
本日の予想最低気温は6度でしたので、俺の部屋の圧勝ですね。

俺の部屋は何故か、冬は最低気温、夏は最高気温を軽く凌駕します。多分、呪われているんだと思います。

そんな中でも、ストーブやらコタツやら、暖房器具は一切不使用。
フローリングに裸足。頭も坊主。
少しも寒くないわ。

とかいうプレイを、もう何十年も続けてきています。
かつて冬はしもやけに悩まされていましたが、ノーDANBO生活を始めてから、もう何十年もしもやけが出来ていません。暖房費もかからず、良い事尽くめです。
ただし毎回、来客がキレます。部屋でもコート脱ぎません。

ノーDANBO生活にはちゃんと、理由があるんです。
もちろん、エコを意識しているとか、苦しい先にある快感を求めているとか、そういう事ではありません。俺がドMであることは全面的に認めますが、ちゃんと考えがあっての行動なのです。

以下が、あたしの持論です。
「体を甘やかすと、人間が本来持っている耐久力が低下する(逆もまた然り)」
だからあえて、なるべく体を甘やかす事のないように、安易な環境解決手段は使わないようにしているんです。

この考えに至った最大の原因は、過去のある経験にあります。
その時の俺は3日間、冬山にこもっていました。
しかも、今みたいに登って即宴会&就寝、みたいな飲み登山ではなく。
雪を掻き分け、自分で道を作りながら進んでいく、ガチの冬山登山です。
当然、雪山は寒いです。全身を服で覆っていても、寒さは体の芯に響きます。
でもそうやって、寒さに耐え続けていると、やがてじんわりと体が温かくなってきます。これが、冬山における耐久力のひとつ、というわけです。

そして後日。
外に出て寒いと感じてもしばらくすると、ほかほかと体が温かくなってくるんです。むしろ着込んでいたら熱いぐらいに。Tシャツ一枚になっても、風が冷たくて気持ちいい、というぐらいにホカホカです。
冬山で寒さに耐え続けた結果、耐久力が向上したのではないかと推理しています。

その後も何度か冬山にホームステイすることがありましたが、山から下りてしばらくは、いつもこのように、寒さに対して体内の暖房がすぐに反応するかのような感覚がありました。
あえて厳しい環境に身を置く事で、体が本来持っている耐久力が向上するのではないかと。逆に言えば、空調などで環境事態が快適になってしまうと、耐久力など不要となり、より寒さ暑さに弱くなってしまうのではないかと、我々は睨んでいます。

快適な環境からあえて一歩離れる事により、自分自身を変えることが出来るかもしれません。
出来ないかもしれません。

というわけで現在、部屋の中で白い息を吐きながら、冷たいキーボードを叩いています。

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2014/12/09 18:48 | Comments(0) | 日常

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