総務省が、インターネット利用に関するアンケートをとったところ、
インターネットの利用率が、とうとう100%になった事が明らかになったそうですね。
アンケートはネット上で実施されたそうですが。
これとは全く関係が無いのですが、今回は珍しく、役に立つ話をします。
インターネットの悪意についてです。
いわゆる、ウイルス感染や詐欺などの手口です。
必要以上に恐れる必要はありませんが、無防備すぎるのは危険です。
詐欺についても、流行り廃りがあります。
ここに書いている事も、半年と経たずに古くなるかとは思いますが、詐欺も歴史の積み重ねで育ってきました。
ここで基礎を知っておく事で、これからの応用編にも備えられる事でしょう。
まず、最近の流行はメールやSNSなどで、こんな感じのメッセージが届くことから始まります。
弊社のサーバに不正アクセスがー・・・・
お手数ではありますが、こちらのURLにログインし、ID、パスワードの再登録をお願いします。
https://有名な会社っぽい名前~/login/
みたいなの。
昔は詐欺側も阿呆だったために、様々な見分けポイントがありました。メールの送り元だとか、接続先URLが個人サイトだったりとか。
でも最近は巧妙になってますので、ぱっと見で判断する事は困難です。
仮に、アクセスしたらどうなるのでしょうか。
俺もさすがにそんな勇気は無いので試したわけではありませんが、大抵は、普通に使っているログイン画面とそっくりな画面が表示されるはずです。
そこにいつものように、IDとパスワードを入れても、多分ログインできません。だって偽者だもん。そして入力されたIDとパスワードは、詐欺屋さんが有効活用してくれると思います。
また、アクセスした時点で、詐欺屋さんに
・このメールアドレスは使われている
・こいつは情報弱者≒阿呆であり、こんなのに引っかかりかけてるんだから、今後もだませる可能性が高い
と把握されてしまいますので、今後ますますあなたの迷惑フォルダは賑わいを見せ、たまにそこに大切なメールも紛れ込んだりして、その選別作業にイライラさせられることでしょう。
そしてまた、アクセスするだけで、こちらのPCにウイルスを仕込んでくださる親切なページもあります。
対策としては、以下の通りです。
・ある程度有名どころのウイルス対策ソフトを入れる。
無料のでも、無いよりはマシです。でも本当に、無いよりマシ程度です。
最新のウイルスにいち早く対応してもらおうとしたら、投資は必要かもしれません。ノートン先生とか。
・ソフトは常に最新にしておく
プログラマには、いわゆる俺みたいな残念な奴もいっぱいいます。そんな奴が作ったプログラムは、穴だらけかもしれません。だけどそういった穴は、後から見つけて埋めることが出来ます。日々そうしてソフトの穴は埋められていますので、それに合わせて更新していかないと、穴だらけのままのソフトを使い続けることになります。
また、詐欺屋さんは、そういった古いソフトの穴を狙う事が多いです。
だって作った側が「ここに穴がありました」とわざわざ公表してくれてますからね。自分で穴を探すよりも、ずっと楽です。
たとえばここで、主要なPCソフトのバージョンを確認できるページがあります。
これは詐欺じゃないです。
※PC向けです
MyJVN - MyJVN バージョンチェッカ - JVN iPedia
特にフラッシュの脆弱性は、過去に何度もシャレにならん穴を作り出してくれてましたので、最新にしておいたほうが良いかと思います。毎回マカフィー薦めてくるのがウザいですが。
・メッセージのURLは、うかつにクリックしない
まずはメールの文面の一部でいいので、その文章で検索してみましょう。大抵、そういった文章で詐欺が流行しています、とかいう情報が確認できるかと思います。
また、どう考えても本物っぽいのであれば、そのURLからアクセスするのではなく、いつもの自分のブックマークや、検索からアクセスするようにしたほうが良いかと思います。
・IDやパスワードを入力する際には、常にアドレスの確認を
IDやパスワードを入れるサイトのURLの先頭に、httpsがあることを確認してください。
これが無いと、極端な話、誰でも盗み見できてしまいます。
そんな分りやすいサイトはなかなかないですが、今でも中国なんかのオンラインショップでは、顕在だったりします。そんなところでクレジットカードの番号とか求めてきたりしますしね。怖すぎです。
ただし、httpsがあるからといって、正しいサイトであるとは限りません。
確実に同じところにアクセスできるように、いつも利用しているページは、ブックマークしておく事をオススメします。
それでも感染してしまったら。
運が悪かったと諦めて、PCを買い換えるか、マニュアルを読んで購入時の状態に戻してください。
インターネットの利用率が、とうとう100%になった事が明らかになったそうですね。
アンケートはネット上で実施されたそうですが。
これとは全く関係が無いのですが、今回は珍しく、役に立つ話をします。
インターネットの悪意についてです。
いわゆる、ウイルス感染や詐欺などの手口です。
必要以上に恐れる必要はありませんが、無防備すぎるのは危険です。
詐欺についても、流行り廃りがあります。
ここに書いている事も、半年と経たずに古くなるかとは思いますが、詐欺も歴史の積み重ねで育ってきました。
ここで基礎を知っておく事で、これからの応用編にも備えられる事でしょう。
まず、最近の流行はメールやSNSなどで、こんな感じのメッセージが届くことから始まります。
弊社のサーバに不正アクセスがー・・・・
お手数ではありますが、こちらのURLにログインし、ID、パスワードの再登録をお願いします。
https://有名な会社っぽい名前~/login/
みたいなの。
昔は詐欺側も阿呆だったために、様々な見分けポイントがありました。メールの送り元だとか、接続先URLが個人サイトだったりとか。
でも最近は巧妙になってますので、ぱっと見で判断する事は困難です。
仮に、アクセスしたらどうなるのでしょうか。
俺もさすがにそんな勇気は無いので試したわけではありませんが、大抵は、普通に使っているログイン画面とそっくりな画面が表示されるはずです。
そこにいつものように、IDとパスワードを入れても、多分ログインできません。だって偽者だもん。そして入力されたIDとパスワードは、詐欺屋さんが有効活用してくれると思います。
また、アクセスした時点で、詐欺屋さんに
・このメールアドレスは使われている
・こいつは情報弱者≒阿呆であり、こんなのに引っかかりかけてるんだから、今後もだませる可能性が高い
と把握されてしまいますので、今後ますますあなたの迷惑フォルダは賑わいを見せ、たまにそこに大切なメールも紛れ込んだりして、その選別作業にイライラさせられることでしょう。
そしてまた、アクセスするだけで、こちらのPCにウイルスを仕込んでくださる親切なページもあります。
対策としては、以下の通りです。
・ある程度有名どころのウイルス対策ソフトを入れる。
無料のでも、無いよりはマシです。でも本当に、無いよりマシ程度です。
最新のウイルスにいち早く対応してもらおうとしたら、投資は必要かもしれません。ノートン先生とか。
・ソフトは常に最新にしておく
プログラマには、いわゆる俺みたいな残念な奴もいっぱいいます。そんな奴が作ったプログラムは、穴だらけかもしれません。だけどそういった穴は、後から見つけて埋めることが出来ます。日々そうしてソフトの穴は埋められていますので、それに合わせて更新していかないと、穴だらけのままのソフトを使い続けることになります。
また、詐欺屋さんは、そういった古いソフトの穴を狙う事が多いです。
だって作った側が「ここに穴がありました」とわざわざ公表してくれてますからね。自分で穴を探すよりも、ずっと楽です。
たとえばここで、主要なPCソフトのバージョンを確認できるページがあります。
これは詐欺じゃないです。
※PC向けです
MyJVN - MyJVN バージョンチェッカ - JVN iPedia
特にフラッシュの脆弱性は、過去に何度もシャレにならん穴を作り出してくれてましたので、最新にしておいたほうが良いかと思います。毎回マカフィー薦めてくるのがウザいですが。
・メッセージのURLは、うかつにクリックしない
まずはメールの文面の一部でいいので、その文章で検索してみましょう。大抵、そういった文章で詐欺が流行しています、とかいう情報が確認できるかと思います。
また、どう考えても本物っぽいのであれば、そのURLからアクセスするのではなく、いつもの自分のブックマークや、検索からアクセスするようにしたほうが良いかと思います。
・IDやパスワードを入力する際には、常にアドレスの確認を
IDやパスワードを入れるサイトのURLの先頭に、httpsがあることを確認してください。
これが無いと、極端な話、誰でも盗み見できてしまいます。
そんな分りやすいサイトはなかなかないですが、今でも中国なんかのオンラインショップでは、顕在だったりします。そんなところでクレジットカードの番号とか求めてきたりしますしね。怖すぎです。
ただし、httpsがあるからといって、正しいサイトであるとは限りません。
確実に同じところにアクセスできるように、いつも利用しているページは、ブックマークしておく事をオススメします。
それでも感染してしまったら。
運が悪かったと諦めて、PCを買い換えるか、マニュアルを読んで購入時の状態に戻してください。