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2024/11/23 05:28 |
六甲山カフェの日常 その5
あまりにも暇なとき(営業時間の8割)は、店のイスに座って往来を眺めながら、ぼんやり本を読みます。登山客が少なくなる時間帯は本当に静かで、おまけに滝の音が心地よくて、たまに居眠りもします。

唐突に、カフェ学校の友人が登場。
ここの営業は、こういった店主の友人や常連さんでもっているようなものです。
あちこちで、ここで日替わり店主やってるって吹聴していたおかげか、たまにご無沙汰な友人が会いに来てくれたりします。
ほとんどトーク、たまに注文もろたり、そんな感じで時間は過ぎていきます。

午後に、感じのいい若い夫婦が来てくれました。
友人も交えて、みんなでお話。
俺が、ここの日替わり店主のシステムの話をすると
「じゃあ次ぎ来た時は、またお兄さんが店主かもしれないし、別の誰かかもしれないんですねー」
と言われる。
「お兄さん」
という部分に、心は全力で反応するも、顔には出ないように押しとどめる。
お兄さんだって!お兄さんとか言われちゃった!
いやぁ、まだ日本には、こんな紳士淑女がいてくれるんだなぁ。

そんなこんなで16時が、一応閉店の時間となります。
これは目安の時間で、最低限この時間までは営業して欲しいと、オーナーさんから言われています。よって、オーバーしてしまっても何の問題もありません。
全体的にゆるい感じが、またいいところです。
この日は夜に大阪で、友人と飲む予定があったので、17時ごろに撤退予定。
だらだらーっと、あまりものを食べたり、洗い物を片付けたり、ごみをまとめたりしながら、閉店作業を行います。
朝来たときと同じように、お皿や電気器具なんかをお店の真ん中に移動させます。
たまに、閉店作業中にお客さんが来てくれたりしますので、提供不可能になる作業は後回しにしていくと、幸せになれます。

全部片付けて、電気を消して、絶望的に立て付けの悪い引き戸を閉める。
壊れてて何周も空回りしてしまう鍵を、物凄く苦労して何度も挑戦して、やっと閉める。

これでおしまい。
余った食材やらを詰めたザックを背負って、帰路につきます。

こんな感じでのんびりやってます。
駅から、カフェ前の高座の滝までは、タクシー1メーターだそうです。
滝を見るついでにでも、来てねっ!

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2014/09/28 23:27 | Comments(0) | カフェ

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