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2024/11/23 17:51 |
六甲山カフェの日常 その2
ほい。お店に到着。

俺が出会った扉たちの中でも、ぶっちぎり最高峰に立て付けの悪い扉の鍵を開けて、力ずくで引いて、お店に入ります。

このお店、というか洞窟内は、とんでもない湿度を誇っています。
よって、夜の間に壁伝いに水が滴り落ちてきたりするので、お店を出る前には、食器やら器具やらを、お店の真ん中に集めておくルールがあります。
なので、まずお店に入ったら、これらを元の場所に戻す必要があります。
加えて、土曜は全ての食器を煮沸消毒するというルールもありますので、でっかい鍋にお湯を沸かして、食器を次々釜茹での刑に処します。
その間に、電子レンジとトースターを埋め込みの位置に。

電子レンジは最近新しくなったので、ピカピカー。

持ってきた食材を、冷蔵庫に詰め込みます。
他の店長たちが置いていった食材があるので、あまり空いてるスペースはありません。
一番遠くから来ている俺が、冷蔵庫の中には一切何も置いてないのに、すぐ近くのほかの店長どもが万年放置してるって、どうよそれ。ここでも俺の発言権は、最下層です。

黒板に、本日のメニューを書きます。

自信のなさがモロに出た、いつ見ても絶望的に汚い字です。
でも前を通る方がこれを見て
「バターチキンカレーだってー」
とか言ってくれる度に、なんとか解読可能なレベルではあるんだなと、嬉しく思ってました。

まずは自分のために、ウーロン茶を沸かします。

のんびりお茶を飲みながら、暇している間に作るつもりの、試作品の下ごしらえなんかもやってみます。
右のボウルにあるのは、試作品のパンケーキの元です。

こんなことを開店早々から余裕でやっていられるぐらい、お店は暇です。
つづく。

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2014/09/25 23:08 | Comments(0) | カフェ

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