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2024/11/23 05:07 |
虎穴に入りたくないけど、虎子は得たい
どう考えても、失敗リスクが高い。高すぎる。
いや、カフェ経営の話なんですけどね。
知れば知るほど、上手く行かない確率のほうが圧倒的に高いように思う。
学校に行く前から、そんなことは薄々知っていたんですが、学校に行ったおかげで、よりしっかりと明確に確実に実情が分りました。こりゃ厳しいわ。
そりゃ、2年で半分はつぶれちゃう業界ですからね。
みんなある程度のリスクは承知の上で、大海原に乗り出している猛者ばかりなんでしょうが、俺みたいに、壊れるまで石橋を叩きまくるタイプのチキンには、とてもじゃないけど踏み出せない。

ならば、どうすればコケコッコな俺にもカフェがやれるか。
うん、リスクを取っ払えばいいわけですよ。

絶対に避けなければならないのが、
・収入および貯金が無い。でも借金やランニングコストが発生していて、借金や未払いが増える一方。
という状況です。

例えば。
仕事を辞めてカフェを立ち上げる。
売上100まんえん(超楽観的な数字)
原材料費30まん人件費30まん諸経費10まん家賃20まん借金返済10まん
という状況になったとします。割とリアルな数字だと思います。
イエス!タダ働き!バイトや社員のが、オーナーの俺より裕福!とかいう事になるわけです。
いやまぁ、タダ働きも多少はアリかもしれませんが、俺かて霞食って生きてるわけじゃないですからね。やっぱ避けたいわけですよ。黒髪女子とデートもしたいですし。

さて、上記収支プランの問題点はどこにあるだろうか。
最初はウンウン唸りながら、原価や人件費を上げ下げしたりしてたわけですが、根本的に見直すべき部分がある事に気がつきました。
それは冒頭です。冒頭の「仕事を辞めてカフェを・・」という戯言です。
仕事、辞めなきゃいいんじゃね?
仕事を辞めずにいれば、定期的に給料が入るわけで、たとえ店の収益が0でも、なんとか食っては行くことはできるわけです。
たとえ俺みたいに、9時5時(両方AM)で働く社蓄なのに、扶養控除内の年収にわりと余裕で収まるレベルの収入であったとしても、定期的に入ってくる収入というのは、ものすごくありがたいわけです。カフェで失敗しても、最低限の生活は保障されるわけですからね。

では、仕事を辞めずにカフェをやれる方法を考えてみます。
大きくは、3つのやり方がありそうです。
ひとつめは、俺が前にやったみたいな、レンタルカフェを利用する方法です。
ふたつめは、FCいわゆるフランチャイズ契約。
みっつめは、自分の代わりとなれる店長を雇って、現場をお任せする方法です。

ます、レンタルカフェについてですが、少し動いています。ただ、まだ成果と呼べる動きは出来ていないので、ここに書くのは後回し。

次にFCについて。
これを思いついたときに、たまたま、東京でフランチャイズショーをやってたので行ってきました。ショーでFC側の人の話を聞いて、ネットでFC契約した人の話も拾って、近所の某カフェフランチャイズのお店でオーナー店長と、実際に話もしてきました。

結論。FCは危険。

メリットとしては、
・ある程度上手く行くマニュアルや、場所や人員、ノウハウの提供を受けられる
・ネームバリューがある(悪いことがおきると、デメリットにもなりえる)
・仕入れ価格が、個人でやるよりは信用があるので低く抑えられる
などという、何の知恵も技能も無いけどカフェやりたいんですとかほざく俺みたいな奴には、まさにうってつけの契約ではあるのだけれども。
実際にお店で聞いた話は、やっぱ相当キツいみたい。少なくともFC側が話す、売り上げ保障もありますよオーナー様は時々顔出す程度ですよ至れり尽くせりですよという話と、実態は結びついていないところが多いのは、間違いないみたい。
FCは多いし会社にもよりけりなんだろうけど、契約期間に縛りもあるし、赤字が出ても期間内は抜けられないまま赤字垂れ流しとかになりかねないみたい。
次に面白そうなこと見つけたら即離脱したい俺としては、これは致命的。
というわけで、FCは選択肢から外すことにする。

最後に、手足となる店長を雇うという方法。
これが一番現実的、というかこれしかないけども、人選は困難。
カフェスクールにも、お金は無いけどカフェをやりたいという人はいたので、そういう人と一緒にカフェを作り上げていって、現場はほとんどお任せするという方法は、取れなくは無いと思う。
ただし、給料は保証できず、いざとなったら即店畳むかもしれないことを了承してくれる人で、なおかつ自分と、理想とするカフェの方向性が近い人で無ければならない。
これだけでも合コンで100回連続運命の人に出会うくらいの奇跡なのに、その上、全面的にお任せできるような信頼関係が必要なわけですよ。
信頼関係なんて、そんな短時間で築けますかね。

そう考えると、家族と一緒にカフェやろうとしている人は、少なくとも信頼関係に関しては問題がなくなるわけだ。人経費も大幅に削減できるし。技術や知識なんて、後からいくらでも身につけてもらうことは出来るわけですし。
いいなぁ、勝ち組。

来世では、結婚も子育てもしたいなぁ。
無理か。そうか。

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2014/03/22 22:07 | Comments(0) | カフェ

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