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2024/11/22 17:23 |
シェフに褒められる怖さ
先日、またしてもスキルチェックがありました。
今回はハンバーグ+付け合せの野菜炒め、です。

前回のペペロンチーノでは、2週間ぐらいずっと夕食はペペロンという生活を送ったにもかかわらず、結果は散々で、シェフにも超酷評を受けて泣きました。
その時にちょっと燃え尽きた感があって、今回のハンバーグは2,3回ぐらいは練習したものの、まぁこんなもんでいいかどーせ酷評すんだろがよーと、あまり真剣に練習することなく当日を迎えた。
家で作ったのはこんなの。美味しそうに見せる為に自然光を駆使しまくっても、色々ないびつさが隠せない。


そして当日。
相変わらず手順もミスりまくったし、段取り悪かったし、分量もちょっと間違えたしで残念無念な出来でした。
でもまぁ、盛り付けとかはわりと頑張ったよ。
考えてみればこの半年で、料理について一番学んだことは、盛り付けってものすごく重要だな、という事に尽きます。
盛り付けが良かったら、わりと騙されるし。

そして、色々とごまかす為に盛り付けを頑張ったハンバーグを、シェフに食べてもらう。
その後、授業を続けながら、生徒がひとりずつシェフに呼ばれて、別室で叱咤激励されるわけです。
程なく俺も呼ばれました。
揚げ物の真っ最中だったけど、何とか処理してシェフの下へ。

そしたらね。
なんかむちゃくちゃ高評価なんです。100点満点中96点とかくれるんです。
えっ、もしかして俺、明日死ぬの?ってぐらい、あれもこれも褒めてくれるんです。ちなみに前回のペペロンの時は、40点ぐらいだったかと思います。

ペペロンの時は、
「生まれてこなかったらよかったのにね」
ってため息と共に呟かれるレベルで、俺の存在ごと全否定されたのに、この褒めよう。
逆に怖い。壮大な皮肉なんじゃないだろうかとか、疑ってしまう。
嬉しいけど、素直に喜べないわ。

誰かに見られながら作るって、本当に緊張する。普段どおりには全然出来ないわ。
オープンキッチンで調理する人とか、毎日こんな思いをしてるんだもんな。今は簡単に動画撮影されて世界中に公開できたりするし。本当に凄いと思うわ。
俺なら手元は絶対に見てもらいたくないわ。マジックミラーにしたいぐらいだわ。

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2014/03/17 13:52 | Comments(0) | カフェ

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