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2024/11/01 12:27 |
自己顕示欲
カフェ学校の授業の終わり。
帰ろうとする初対面のカフェクラスメンバー全員を呼び止めて、復習のための調理実習と、1日カフェの提案をして、参加を呼びかける俺。
誰かがやったほうがいいけど、別にやらなくてもいいし、そして俺がやらなくてもいい役。
みんなに声を張り上げながら、ふと思った。
そういう役を、先陣切ってやるようになったのは、いったいいつからだったろうか。

元々俺は、組織の中で自分から積極的に行動する方ではなかった。どちらかと言うと、誰かが決めてくれるのを待って、そのとおりに行動してた。その方が楽だから。

これまで、様々な団体に首を突っ込んできた。
その中で分かったのが、
・団体の中に少なくとも最低ひとりは、牽引役がいるべき
・その牽引役を積極的に補佐して、時には牽引役に成り代われる人が最低ひとり必要
ということでした。
長く続く組織は、これを確実にクリアしている。
例えば、牽引役だけしかいないところは、独りよがりな団体になって、やがてみんな離れていく、と言う展開になりやすい。
そして牽引役がいないところは、いつまでたっても何も決まらず、具体的な行動は何もしないまま自然消滅してしまう、という展開になりやすい。

この事情には、一般的に人は、特に日本人は、0から1を生み出すのがものすごくヘタ、というのが起因していると思う。逆に1を10や100にするのは、わりと得意な人が多い。
「今日何食べたい?」
「なんでもいい」
「じゃあ中華は?」
「えー和食がいい」
この、誰もが一生のうち1度は必ず経験する(特に男性が)不毛なやりとりも、
0から1→何が食べたい?というオープンな質問に対する回答が苦手
1から10→中華という限定的な質問に対し、自分の意見が言える
という日本人の性癖を、見事に表現していると思う。ごめん今思いついた。

だから誰かが、0から1を生み出す役をしなけりゃならない。
つまり、どんな組織でもまずは誰かが、牽引しなければ始まらないと言うことが言えると思う。
それは、結果的に間違った方向ですらかまわないから、とにかく牽引する事が大事。
それが気に入らなければ、他の人も文句を言うし、それによって組織の行き先は修正され、より良い方向に発展していく事になる。

最初に何かを提示すること。これをする人は意外に少ない。
出来る人が少ない、では無く、する人が少ない。
実は誰にでも出来ることだけど、出る杭は打たれるというリスクもあるし、面倒だからやらないだけで。

俺も積極的にやりたいわけじゃないけど、誰もやらないなら俺がやったほうが早いな、という思考回路。確かに面倒も多いけど、物事の中心にいるって言うのは、良くも悪くも刺激があって楽しい。だけどみんな、どんどん先頭に立ってくれるといいよ。そしたら俺は補佐か一般になれるよ。

先日、会社の面談中に話の流れで
「君は自己顕示欲が強いよねー」
と、上司にさらっと言われてものすごく驚いた。
俺の知ってる意味と違うのかと思って、「自己顕示欲」をググってしまったぐらい驚いた。
まさかそんな風に見られていたとは。
いやまぁ、職場では確かにそうかもしれませんが、本当のところは自分を積極的にアピールしたいなんて思ってませんよ。むしろ、みんなが楽しそうにしているところを、一歩離れたところから見ているのが大好きなんですが。

自己顕示欲が強いらしい俺の楽しいこと、まだまだ続きますってよ。

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2013/11/16 22:19 | Comments(0) | 日常

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