俺のおみや

アカデミー賞かどーかはわからんけど、この映画は特別。

「ブルース・ブラザーズ」

最初見た時は、わけわからんかった。

コメディでもなく、アクションでもなく。
かといって全くその要素がないわけでもなく。
そして特筆すべきは、なんかよくわからんけど突然みんな歌いだすし。

観終わっても、サッパリ意味がわからんかった。
いや、ストーリーは分かるんだけど、これは一体なんなんだ？
ためしにもう一回観てみた。
．．．やっぱりよくわからん。
ためしにもう一回、もう一回と大塚愛みたいに繰り返し続けた結果、何故かこの世界にハマってしまった。

やはりというか、すんげー人気のある映画らしい。
でも俺には、この映画の何が面白いかを説明するのは、ちょっと難しい。
その場に流れてる空気と言うか、まぁそれがブルースと言うものなのか、難しい事は俺には分からないけど、とにかく観ていて、それまで感じた事がないような感覚をくれたのが、この映画。
こんな映画もあるんだなぁと、感服しました。

高校の頃、ミュージカルがすんげー好きな友人がいた。
そいつに連れられ、いろんなミュージカルを観たんだけど、俺にはサッパリその良さがわからんかった。
観終わって、横で感動してダバダバ泣いてる友人の横で、へーすごいねーという、ものすごくどうでもいい感想しか抱けなかった。

この映画とミュージカルは全然違うと思うけど、もしかして今なら、ミュージカルの面白さも分かるのかもしれない。
ＮＹから帰国直後にこれを観て、ブロードウェイを素通りしてきた事を大後悔。