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2024/11/23 18:19 |
自転車とうどん
自転車通勤してます。
自転車乗ってるとたまに、ものすごい勢いで漕いでる人とかいるじゃないですか。歩行者どころか、原チャリぐらいなら轢きかねない勢いで、ぶっ飛ばしてるんですよね。「ブレーキ=弱音」とか本気で考えていて、女子高生の集団とかに前をふさがれたら、あからさまに舌打ちとかしちゃうような。危ないし、ものすごい迷惑ですよね。ありえないです。
ええまぁ、俺なんですが。

ある夜。
いつものように自転車の持ちうる最高速を叩き出しながら、夜の道をひた走ってました。細い道だったんですが、そこに前から車が来ましてね。
既に書いたように、ブレーキを引くことすなわち敗北、みたいな考えをした残念な人ですから、当然の如くミスターノーブレーキで車のギリギリ横を駆け抜けたんですよね。
俺の左側はお店になってて、そこに広告の旗が立ってたんですよ。参考画像
「旗=やわらかい」という固定概念から抜け出ることの出来なかった俺は、旗に半分体をぶつけながら、強引にしかし華麗に駆け抜けたんです。予定では。

そしたらなんと、その旗が店に固定されていやがりましてね。激しく俺を包み込んでくださりやがりまして、そのまま直下に落下ですよ。まさにリアル旗包み。俺がボールです。ボールが俺です。
自転車はというと、ニュートン先生の言うとおり慣性の法則で、予定通り旗と車を紙一重で避けながら、そのまま吹っ飛んでいきました。俺は旗包みによりホールインワンられました。地面に転がってる俺の上に、ついでに旗も倒れてきて、俺の視界が真っ赤な上に白地で「うどん」と書かれた世界に飲み込まれました。人生初のレッドアウト。
あまりのショックと痛みで、しばらく地面に転がってました。
すると通行人が声をかけてきてくれて、うどん旗をどけつつ助け起こしてくれました。
猛烈に恥ずかしくて、腕をすりむき、右ひざを強打、手のひらにも裂傷という状態であったものの、当然の如くなんでもない顔をして、自転車にまたがってフラフラと逃げ出したんですが。
ものすげー痛かった。大人になってから、あんなに派手に怪我したことないってくらい怪我した。当然、翌日あちこちえらいことになった。

みんなも旗には気をつけよう。

これには後日談がありましてね。
1週間ぐらい経って、ほぼ怪我も治ったんですが、なんかどうもわきの下あたりの胸が痛いんですよね。我慢できないほどの痛みじゃないけど
・息を思い切り吸うと痛む。
・寝返りをうつと絶叫できる
・仰向けで寝ると痛い
などなどの症状がありまして。仕方なく整形外科に行ってレントゲンとってもらいました。
うん、肋骨(ろっこつ)ヒビいってた。
なんか細い骨が、ちょっとだけ竹のささくれみたいになってた。
コルセットみたいなものを巻かれ、日にち薬で治すしかないらしいです。3週間ぐらいかかるとか言われました。

胸の痛みが引かないときは、骨折とか疑ったほうがいいぞ30代後半からはよ。

そしてまだ後日談がありましてね。
3週間も安静になんてしてられないので、山登り、マラソンと好き勝手に遊んでたんですが、普通に悪化してきました。今まで痛くなかった動作でも、痛みがでてきはりました。

医者が「安静に」言うたら、守ったほうがいいぞ30代後半からはよ。

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2013/09/29 18:41 | Comments(0) | 日常

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