ボウズにしてかれこれ、10年が経過しました。
いや、仕事やなくて、髪型のほうです。
そもそも何でボウズにしたのかと想いをはせてみますと、まぁ当然のごとく女が絡むという、俺の行動理念に則った理由が出てくるのですが、他にもまぁ色々ありましてね。
ざっと挙げてみますと
・毎朝寝癖を整えるのが面倒くさい。寝癖が付いてるからモテないんだきっとそうだ。
・子供の頃から白髪が多いので、髪が多いと老けてみえる。これのせいでモテないんだきっとそうだ。
・床屋に行くのが面倒だしお金もかかる。お金ないからモテないんだきっとそうだ。
・イトコ(イケメンかつ一部上場企業)がボウズ頭。俺もボウズにしたらイケメンかつ一部上場企業になってモテるはずだきっとそうだ。
とかまぁ、色々ありまして。
特に床屋コストはデカい。
女性はよくわかりませんが、一般的な男性の髪ですと、月に1回ぐらいはコンスタントに床屋もしくは美容院に通う必要があるんですよね。今は知らんけど、俺がまだ現役のバーバー通いラーだった頃は、1回で3000~4000円ぐらいとられちゃってたんです。
しかも、予約の電話を入れてー、予定を入れてー、赴いてー、なんか待たされてー、ってもう半日仕事なんですよ。
毎月毎月、これです。だからと言って、切らないわけにはいかないし。
学生の頃とかは、髪形でモテると勘違いしてデートの前日にカット&セットしてもらって、そのまま翌日まで髪形をキープしたりしてました。寝るときも髪型を崩さないよう、枕のカド1点のみで頭を支えるという努力の結果、翌朝見事な寝違いで左斜め下しか向くことが出来ず、デートの間中ずっとうつむいてモソモソ喋ってました。もちろん余裕でフラれたという苦い過去もありながら、今なら「ヒロシです・・デートに気合いれて前日から髪型をセットして、そのまま寝たら、寝違いになったとです・・」とか呟くネタで繋げるのに、とか思う俺はとってもポジティブ。まぁもって5分でしょうが。ってかもうネタが古いですかそうですか。俺の中ではギター侍と同じぐらいフレッシュなのに。
まぁとにかく、このような無駄な時間およびお金が、バリカンひとつで解決しちゃうわけですよ。
唯一最大の不安点は
・自分に似合うだろうか?
・これでさらにモテなくなったらどうしよう
という2点でした。
1点目に関しては、当時好きだった女性に相談したところ、彼女は読んでいる女性週刊誌から目を離すことなく
「ああ、似合うんじゃない?知らんけど」
という、俺にゾッコンラブな回答が返ってきましたので、不安は即解消しました。
2点目に関しては、なんというかこう、本気でそう思えたら、幸せな悩みですよね的な。元々無いものがさらに無くなった所で、本人ですら感知できないというか。
まぁと言うわけでこれもクリア。
そしてボウズ実施。今に至る。
10年も自分でボウズカットしていると、それなりに技術も熟練してきましてね。
大体の流れはこんな感じです。
風呂に入るときに
・バリカン(もちろん充電済み)
・排水溝ネット 排水溝の蓋にまいて、髪の毛をそこで止めるためのもの。
・ゴミ箱
を持っていきます。
そしてゴミ箱を置き、ゴミ箱の上でバリバリやっちゃいます。
こうすると髪が風呂の床にこぼれ難いので、後片付けが楽。
まずは右手で刈れる範囲を大体やったら、次は左手で縦横無尽。
時々、空いてる手で頭全体をなでて、刈り残しをチェック。
耳の周りは残りやすいので、重点的に。
最後にアタッチメント(バリカンに取り付けて、指定の長さだけ髪を残すためのもの。これをつけないとスキンヘッドになる)を外し、襟足を適当にそろえる。もちろん見えないので、感。
大抵揃ってないけど、数日したら分からなくなるので平気。
最後に頭を洗って、風呂の床を洗って、排水溝ネットを取り替えて完了。
こうしてカット技術が磨かれてくると、筆を選ぶようになるんですよね。
ボウズにするためのバリカンは
・防水であること
・アタッチメントで自分好みの長さに出来ること
・コードレスであること
が、最低限必要な機能。
俺が初めて買って、そして10年間使用し続けたのが、今はなきナショナル(だった頃)のER504P-Aという製品。
10年使ってもバッテリも十分もったし、何の不満もなかったんですが、アタッチメントを落として割ってしまいましてね。
修理も出来ないほど、こっぱみじんこになりまして。アタッチメントだけ買おうとしても、さすがに古すぎて生産中止してました。仕方なく、次のものを買い求めました。
価格コムで人気だったこれを、2代目バリカンとして購入。
まぁ値段も手ごろだし、黒くてカッチョイイし、アタッチメントで1mm単位で選べるし(今までは3mm間隔だった)で、これにしたわけです。まぁ筆を選ぶとか言っておきながらアレですけど、バリカンなんてどれも同じでしょ?とかちょっと思っていたことは内緒です。
そしたらこいつが酷い。マジ使えねーのな。
基本性能は満たしているんだけど、ただ1点だけ、ボウズカットで使うとしては致命的な問題がある。
髪をどんどん刈っていくじゃないですか。
そしたら、刃の周りに髪がくっついていって、溜まって行くじゃないですか。
普通は、というか1代目は、くっついた髪が適度なところで勝手に剥がれて、落ちてくれたんです。だから刃の周りに髪がたまり続けるということはなく、終始同じ切れ味を保つことが出来たんですよね。るろうに剣心風に言うと無限刃です。
ところがところか、この黒野郎、どこまで貧乏性なのか知らないですけど、アタッチメントの隙間に、髪を無限に溜めていくんですよ。溜まっても溜まっても、アタッチメントにしっかり挟まっていて、落ちてこないんです。そうこうするうちに、髪が刃を邪魔して、まともにカットできなくなるんです。どんなけ守髪奴やねん。
仕方なく、一旦バリカンを止めて、アタッチメントを外して、中の髪を叩き落とす、という作業が必要になるんです。
これが、1回のカットで5,6回はやる必要が在りましてね。
自分の頭をバリカンでカットするのって、正直テンションあがるんですけど、この問題のせいでリズム狂うんですよね。おまけに全裸だから寒いし。早くカット終えて風呂に入りたいのに。
俺の髪が硬いせいもあると思うけど、これはダメだわ。やっぱ1代目と同系列製品にしとくべきだったか。
せっかく買ったし壊れるまで使うしかないと、我慢して使って3ヶ月が過ぎましたけど、カット完了までに前の倍ぐらい時間がかかるようになってしまって、フラストレーション貯金が右肩上がり。
要らないバリカンの有効利用方法とかねーかなぁ。ガーデニングとかで使えないかなぁ。
いや、仕事やなくて、髪型のほうです。
そもそも何でボウズにしたのかと想いをはせてみますと、まぁ当然のごとく女が絡むという、俺の行動理念に則った理由が出てくるのですが、他にもまぁ色々ありましてね。
ざっと挙げてみますと
・毎朝寝癖を整えるのが面倒くさい。寝癖が付いてるからモテないんだきっとそうだ。
・子供の頃から白髪が多いので、髪が多いと老けてみえる。これのせいでモテないんだきっとそうだ。
・床屋に行くのが面倒だしお金もかかる。お金ないからモテないんだきっとそうだ。
・イトコ(イケメンかつ一部上場企業)がボウズ頭。俺もボウズにしたらイケメンかつ一部上場企業になってモテるはずだきっとそうだ。
とかまぁ、色々ありまして。
特に床屋コストはデカい。
女性はよくわかりませんが、一般的な男性の髪ですと、月に1回ぐらいはコンスタントに床屋もしくは美容院に通う必要があるんですよね。今は知らんけど、俺がまだ現役のバーバー通いラーだった頃は、1回で3000~4000円ぐらいとられちゃってたんです。
しかも、予約の電話を入れてー、予定を入れてー、赴いてー、なんか待たされてー、ってもう半日仕事なんですよ。
毎月毎月、これです。だからと言って、切らないわけにはいかないし。
学生の頃とかは、髪形でモテると勘違いしてデートの前日にカット&セットしてもらって、そのまま翌日まで髪形をキープしたりしてました。寝るときも髪型を崩さないよう、枕のカド1点のみで頭を支えるという努力の結果、翌朝見事な寝違いで左斜め下しか向くことが出来ず、デートの間中ずっとうつむいてモソモソ喋ってました。もちろん余裕でフラれたという苦い過去もありながら、今なら「ヒロシです・・デートに気合いれて前日から髪型をセットして、そのまま寝たら、寝違いになったとです・・」とか呟くネタで繋げるのに、とか思う俺はとってもポジティブ。まぁもって5分でしょうが。ってかもうネタが古いですかそうですか。俺の中ではギター侍と同じぐらいフレッシュなのに。
まぁとにかく、このような無駄な時間およびお金が、バリカンひとつで解決しちゃうわけですよ。
唯一最大の不安点は
・自分に似合うだろうか?
・これでさらにモテなくなったらどうしよう
という2点でした。
1点目に関しては、当時好きだった女性に相談したところ、彼女は読んでいる女性週刊誌から目を離すことなく
「ああ、似合うんじゃない?知らんけど」
という、俺にゾッコンラブな回答が返ってきましたので、不安は即解消しました。
2点目に関しては、なんというかこう、本気でそう思えたら、幸せな悩みですよね的な。元々無いものがさらに無くなった所で、本人ですら感知できないというか。
まぁと言うわけでこれもクリア。
そしてボウズ実施。今に至る。
10年も自分でボウズカットしていると、それなりに技術も熟練してきましてね。
大体の流れはこんな感じです。
風呂に入るときに
・バリカン(もちろん充電済み)
・排水溝ネット 排水溝の蓋にまいて、髪の毛をそこで止めるためのもの。
・ゴミ箱
を持っていきます。
そしてゴミ箱を置き、ゴミ箱の上でバリバリやっちゃいます。
こうすると髪が風呂の床にこぼれ難いので、後片付けが楽。
まずは右手で刈れる範囲を大体やったら、次は左手で縦横無尽。
時々、空いてる手で頭全体をなでて、刈り残しをチェック。
耳の周りは残りやすいので、重点的に。
最後にアタッチメント(バリカンに取り付けて、指定の長さだけ髪を残すためのもの。これをつけないとスキンヘッドになる)を外し、襟足を適当にそろえる。もちろん見えないので、感。
大抵揃ってないけど、数日したら分からなくなるので平気。
最後に頭を洗って、風呂の床を洗って、排水溝ネットを取り替えて完了。
こうしてカット技術が磨かれてくると、筆を選ぶようになるんですよね。
ボウズにするためのバリカンは
・防水であること
・アタッチメントで自分好みの長さに出来ること
・コードレスであること
が、最低限必要な機能。
俺が初めて買って、そして10年間使用し続けたのが、今はなきナショナル(だった頃)のER504P-Aという製品。
10年使ってもバッテリも十分もったし、何の不満もなかったんですが、アタッチメントを落として割ってしまいましてね。
修理も出来ないほど、こっぱみじんこになりまして。アタッチメントだけ買おうとしても、さすがに古すぎて生産中止してました。仕方なく、次のものを買い求めました。
価格コムで人気だったこれを、2代目バリカンとして購入。
まぁ値段も手ごろだし、黒くてカッチョイイし、アタッチメントで1mm単位で選べるし(今までは3mm間隔だった)で、これにしたわけです。まぁ筆を選ぶとか言っておきながらアレですけど、バリカンなんてどれも同じでしょ?とかちょっと思っていたことは内緒です。
そしたらこいつが酷い。マジ使えねーのな。
基本性能は満たしているんだけど、ただ1点だけ、ボウズカットで使うとしては致命的な問題がある。
髪をどんどん刈っていくじゃないですか。
そしたら、刃の周りに髪がくっついていって、溜まって行くじゃないですか。
普通は、というか1代目は、くっついた髪が適度なところで勝手に剥がれて、落ちてくれたんです。だから刃の周りに髪がたまり続けるということはなく、終始同じ切れ味を保つことが出来たんですよね。るろうに剣心風に言うと無限刃です。
ところがところか、この黒野郎、どこまで貧乏性なのか知らないですけど、アタッチメントの隙間に、髪を無限に溜めていくんですよ。溜まっても溜まっても、アタッチメントにしっかり挟まっていて、落ちてこないんです。そうこうするうちに、髪が刃を邪魔して、まともにカットできなくなるんです。どんなけ守髪奴やねん。
仕方なく、一旦バリカンを止めて、アタッチメントを外して、中の髪を叩き落とす、という作業が必要になるんです。
これが、1回のカットで5,6回はやる必要が在りましてね。
自分の頭をバリカンでカットするのって、正直テンションあがるんですけど、この問題のせいでリズム狂うんですよね。おまけに全裸だから寒いし。早くカット終えて風呂に入りたいのに。
俺の髪が硬いせいもあると思うけど、これはダメだわ。やっぱ1代目と同系列製品にしとくべきだったか。
せっかく買ったし壊れるまで使うしかないと、我慢して使って3ヶ月が過ぎましたけど、カット完了までに前の倍ぐらい時間がかかるようになってしまって、フラストレーション貯金が右肩上がり。
要らないバリカンの有効利用方法とかねーかなぁ。ガーデニングとかで使えないかなぁ。