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2024/11/23 00:01 |
今年読んだ本でよかったものども
今年読んでよかった本を紹介してきます。



1.君がいなくても平気

職場で殺人事件が起き、ひょんなことから自分の彼女が犯人だという証拠を見つけてしまう。一体何故殺したのか?「殺人犯の恋人」のレッテルから逃れるために、計画的な別れを計画するも、なんとなく離れられずにいるうちに、第二の殺人が..
相変わらずこの人の話は結末があっさりしてる。ほかにどーにもならんかったんかと、色々と考えてしまって切なくなる。
出してる本のほとんどが傑作です。
この人の本を、読んだ事が無い人がうらやましい。



2.存在しなかった男

夢のようなハネムーンからの帰国間際、夫が消えた。
という冒頭から、引き込まれる話の展開。最後まで読ませてくれる。色々と切ない。
相手の素性がわかって無いのに、スピード婚とかマジ怖い。


3.ヒート

知事から日本人が世界記録を樹立するためのマラソン大会を開催しろとの命を受けいろいろあれやこれやと頑張ってマラソン大会を開催したら色々あった話。
かなり長い話ながら、物語は意外な変化を次々見せて、とても楽しい。マラソンシーンでは、目が離せない展開に。
読み終えた後、走りたくなりました。


4.死ねばいいのに

女性が殺害された。彼女に最期に会った若い男が、彼女の関係者に順番に合いに行く話。
タイトルから予想した、ネガティブな言葉の使われ方をしてなかった。
ラストで分かる、この言葉の本当の意味が、ちょっと衝撃的でした。最初はイライラさせられる、主人公のダメさ加減も、いつの間にか好感がもててしまった。

5.超・殺人事件―推理作家の苦悩

笑えるミステリー短編集。
税金をごまかす為に、個人的な買い物を、無理矢理話のなかに出して、経費扱いにしようとする話とか。
ボケてしまった元大文豪のむちゃくちゃな文章(唐突に犯人が現れたり、舞台が変わったりする)を、必死に修正する担当者の話とか。
笑えます。

今年は大体こんな感じでした。
あと「彼女は存在しない」もわりとよかったけど、グロいのでお勧めは出来ませぬ。

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2012/12/31 14:09 | Comments(0) |

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