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2024/11/23 13:55 |
一度に言うのは二つまで‏
我々プログラマーはプログラムが出来たら、それが正しく動いているかを他の人にチェックしてもらいます。
自分でももちろんチェックはしているので、ほぼ間違いの無いものができている「はず」なのですが、やはり自分視点ではチェックが甘いので、情け容赦ないテスターさんのチェックを受けて、問題が無いことを確認してもらいます。
テスターさんのチェックに引っかかれば、プログラマーがその部分を修正し、再度テストを受けます。大きなプログラムになると、チェックに引っかかる(不具合指摘)が、1日に10個を軽く超えたりすることもあります。プログラマーとテスターさんは、一区切りごとに、それまでに出た不具合の報告を受けながら、対策方法を話し合ったりするのですが、これがハンパなく辛い。

自分が作ったプログラムは、まぁ完璧とは言わないまでも、そこそこイケてんじゃね?と思ってテスターさんに渡しているわけですよ。それが、アレが駄目だコレも駄目だ、お前ちゃんと確認したの?馬鹿なの氏ぬの?というレベルで指摘を受けると、落ち込むと同時に、すっげぇイライラします。
テスターさんは、市場に出る前に不具合を撲滅してくれる、無くてはならない大切な役目があります。そんなテスターさんの指摘にイライラするのはお門違いという事は01100100も承知ですし、むしろ不具合を出しまくるプログラムを作った俺に、テスターさんがイライラする方が筋が通っている事も0x0A,0x0x0A承知なのですが、それでもやっぱり「自分が自信を持って作ったものの否定=自分自身の否定」と捉えてしまい、イライラしてしまうんです。人間だもの。

そんな理不尽なイライラを必死に押さえ込みつつ、顔引きつらせながらテスターさんと理知的に話をして、不具合の全貌を聞き出しながら、ひとつひとつ把握していくわけですが。
まぁ実際、2つぐらいまでですね。やる気が維持できていて、すぐに取り掛かろうと考えられるのは。それ以上になると、ちゃんと聞いて把握しようという気が起きません。まぁ、仕事ですから投げ出したりはしませんけど、一気にあれもそれもこれも直せと言われるのは、やはり精神的にクるものがあります。

これって、男女関係でも同じだと思うんですよ。
ほら、女の人ってケンカのときに、今の議論とは全く関係の無い、100000年前ぐらい昔の事を余裕でサルベージしてきて、まとめて責め立てたりするじゃないですか。まぁそれ自体はしょうがないと思うんですよ。根に持ってたんでしょうし、ガス抜きは必要ですしね。

ただね。
一度にまとめて言うのだけはマズい。
この勢いで、普段悶々としている事を、全部ぶちまけてしまいたいんですよね。気持ちは分かりますが、別れるつもりでなければ、その猛りを今一度抑えて頂きたく。
言われた事がひとつふたつぐらいまでなら、男は基本的に理性的ですから、受けた苦情を甘んじて受け、再発防止策の検討に入ると思うんです。しかし、同時に3つ以上(個人差はあれど)言われたら、もう全否定されたも同じに感じてしまい、
それの再発防止策=修正ではなく交換、という考えに至り、すなわち
「それならもう他の男探せよ...」
と、萎えてしまう訳です。

不具合指摘も、不平不満も、有るものはしょうがない。
ただ、せめて小出しにしてあげてください。

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2012/12/01 18:23 | Comments(0) | 日常

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