不愉快な、スマホによる目覚ましの音。
はいはい分かった分かった今起きますよ起きればいいんでしょとスマホに手を伸ば痛っ!!
激痛発生。
どう少なめに見積もっても、ハレー彗星クラスの隕石(約8km×8km×16km)が直撃したとしか思えない痛みが腰に。
俺の腰!腰はあるの?
病弱暦34年の俺ですら、これまで経験したことの無い、我慢ができない種類の痛み。
ピロピロと鳴り止まないスマホ。
右手を伸ばした体制のまま微動だにせず、脂汗を浮かべる俺。
非常にシュールな景色。
その体制のまま5分ぐらいは固まってた。
5分経過し、ようやく腰の痛みが治まったので、元の体制に戻る。
しかし、ちょっとでも変な動き方しようものなら、うめき声が出るレベルの痛みが全身を襲う。
---------ここから
と、とりあえず仕事!
カバンからノートPCを取り出し、コンセントを繋ぎ、ネットに接続してメールチェック。
昨日からのメールをチェックし、緊急性の高いトラブルは無いことを確認し、まずは一安心。
行動ひとつひとつに、いちいち痛みにうめく時間がはさまれるので、完了するまでに30分以上かかった。
---------ここまで。重度の社蓄にのみ見られる行動。
本日の行動計画を練る。
まず出勤はどう考えても無理。
今日の出勤は中止し、緊急性の高い仕事は、ホテルでやることにする。
そしてもうすぐこのホテルもチェックアウトしなきゃならんが、それも無理。
延泊するか、もしそれができない場合は....またアンビュランス系男子!?
ぎっくり腰(多分)で救急車呼ぶとか、どう考えてもあかんやろ。
でも、確かに命には関わらないけど、まじで動けないし。どーすんだこれ。
ネットでこのホテルの予約を確認するも、見事に満室。これは地味にヤバいな。
ホテル備え付けの電話に手が届かないので、携帯からホテルに電話。
事情を説明し、今の部屋に連泊できないかと相談。
あいにく本日は満室でして..という、予想はしていたけど最悪の回答。
でもその後、ちょっと待ってくれと言われたのでおとなしく待つ。
部屋に直接電話するといわれたので、待っている間に、少しずつ電話ににじり寄り、なんとか館内電話を手中に収めることに成功。
そして電話があり、満室だったけどなんとかしました!その部屋にそのままお泊まりくださいという、神としか思えない言葉をいただく。
部屋の掃除は不要と断り、とりあえずこのまま寝ていられる時間を延ばす事には成功した。
その神対応ホテルはこちら。
「ホテルコンチネンタル」
※予約の際に「俺のおみや見ました!」とお伝えください。何もおきませんが。
府中駅から徒歩1分!大阪駅から徒歩163時間!
アメリカ合衆国(ハワイ経由)からなら、徒歩とカヌーで2809時間!
ビジネス、レジャーの拠点にぜひどうぞ!ギックリ腰になられたお客様への対応も万全!
続けて会社に電話。
動けないので、今日はホテルから仕事させてくれ、と伝える。
承諾をもらい、これで一通りの根回しは完了。
食事とかトイレの問題はあるけど、今のところどちらも切迫していないので、まずは体を休めることに専念する。
数分後。会社の携帯に着信。
出てみると、取引先の部長さんでした。
今から様子見に行きますと言われて、猛烈に慌てる。
いやいやいや寝てれば治りますし来てもらっても起きられないのでーと必死に「来ないでくださいよアピール」をするも、はいはい分かった分かったんじゃ1時間後に、と言う感じで押し切られてしまった。
迎え撃つ準備をしなければ。
就寝は基本素っ裸な俺は、このときも当然全裸。
数回しかお会いしていない部長様に、さすがに全裸対応はマズい。
ベットから降り、這うようにして脱ぎ散らかしてある下着を拾って身に着け、シャツを着てズボンをはく。
腰を気遣いつつ、ゆっくりゆっくりと服を着ていった。
靴下はもう痛すぎて無理。諦めた。
全部着てベットに戻るのに、誇張なしで30分ぐらいかかった。
おまけに痛みが熱をつれてきて、ついでに頭も痛くなってきた。
服を着終わってしばらくして、部屋の電話が鳴る。
手を伸ばして電話を取ると、先ほどの部長さんがフロントからかけてきました。
来てもらっても、俺がドアを開けにいけないので、ホテルの人と一緒に来てもらって、鍵を開けてもらうことにする。
俺はそれまでに、何とか必死にベットの上に上半身だけは起こして、椅子につかまって迎え撃つ。
部長さん登場。
水、おにぎりやパンなどの食料、湿布、腰のサポーターなどをいただく。
ものすごくありがたいが、熱と頭と腰痛のため、まともな対応ができていない予感。
そこから部長さんが、うちの会社の人間とも色々話をして、現状を伝えてくれた。
散々に気遣ってくれて、部長さんは退室。
その後会社とも話て、東京営業所の同僚が、俺を病院に連れて行くために、車で来てくれる事になった。
正直、病院にいくために歩くという事が考えられない痛みなので、放置しておいて欲しかったんだけど、適切な処置をしてもらいたいと言う思いもあり、悶々としてた。
つづく。
はいはい分かった分かった今起きますよ起きればいいんでしょとスマホに手を伸ば痛っ!!
激痛発生。
どう少なめに見積もっても、ハレー彗星クラスの隕石(約8km×8km×16km)が直撃したとしか思えない痛みが腰に。
俺の腰!腰はあるの?
病弱暦34年の俺ですら、これまで経験したことの無い、我慢ができない種類の痛み。
ピロピロと鳴り止まないスマホ。
右手を伸ばした体制のまま微動だにせず、脂汗を浮かべる俺。
非常にシュールな景色。
その体制のまま5分ぐらいは固まってた。
5分経過し、ようやく腰の痛みが治まったので、元の体制に戻る。
しかし、ちょっとでも変な動き方しようものなら、うめき声が出るレベルの痛みが全身を襲う。
---------ここから
と、とりあえず仕事!
カバンからノートPCを取り出し、コンセントを繋ぎ、ネットに接続してメールチェック。
昨日からのメールをチェックし、緊急性の高いトラブルは無いことを確認し、まずは一安心。
行動ひとつひとつに、いちいち痛みにうめく時間がはさまれるので、完了するまでに30分以上かかった。
---------ここまで。重度の社蓄にのみ見られる行動。
本日の行動計画を練る。
まず出勤はどう考えても無理。
今日の出勤は中止し、緊急性の高い仕事は、ホテルでやることにする。
そしてもうすぐこのホテルもチェックアウトしなきゃならんが、それも無理。
延泊するか、もしそれができない場合は....またアンビュランス系男子!?
ぎっくり腰(多分)で救急車呼ぶとか、どう考えてもあかんやろ。
でも、確かに命には関わらないけど、まじで動けないし。どーすんだこれ。
ネットでこのホテルの予約を確認するも、見事に満室。これは地味にヤバいな。
ホテル備え付けの電話に手が届かないので、携帯からホテルに電話。
事情を説明し、今の部屋に連泊できないかと相談。
あいにく本日は満室でして..という、予想はしていたけど最悪の回答。
でもその後、ちょっと待ってくれと言われたのでおとなしく待つ。
部屋に直接電話するといわれたので、待っている間に、少しずつ電話ににじり寄り、なんとか館内電話を手中に収めることに成功。
そして電話があり、満室だったけどなんとかしました!その部屋にそのままお泊まりくださいという、神としか思えない言葉をいただく。
部屋の掃除は不要と断り、とりあえずこのまま寝ていられる時間を延ばす事には成功した。
その神対応ホテルはこちら。
「ホテルコンチネンタル」
※予約の際に「俺のおみや見ました!」とお伝えください。何もおきませんが。
府中駅から徒歩1分!大阪駅から徒歩163時間!
アメリカ合衆国(ハワイ経由)からなら、徒歩とカヌーで2809時間!
ビジネス、レジャーの拠点にぜひどうぞ!ギックリ腰になられたお客様への対応も万全!
続けて会社に電話。
動けないので、今日はホテルから仕事させてくれ、と伝える。
承諾をもらい、これで一通りの根回しは完了。
食事とかトイレの問題はあるけど、今のところどちらも切迫していないので、まずは体を休めることに専念する。
数分後。会社の携帯に着信。
出てみると、取引先の部長さんでした。
今から様子見に行きますと言われて、猛烈に慌てる。
いやいやいや寝てれば治りますし来てもらっても起きられないのでーと必死に「来ないでくださいよアピール」をするも、はいはい分かった分かったんじゃ1時間後に、と言う感じで押し切られてしまった。
迎え撃つ準備をしなければ。
就寝は基本素っ裸な俺は、このときも当然全裸。
数回しかお会いしていない部長様に、さすがに全裸対応はマズい。
ベットから降り、這うようにして脱ぎ散らかしてある下着を拾って身に着け、シャツを着てズボンをはく。
腰を気遣いつつ、ゆっくりゆっくりと服を着ていった。
靴下はもう痛すぎて無理。諦めた。
全部着てベットに戻るのに、誇張なしで30分ぐらいかかった。
おまけに痛みが熱をつれてきて、ついでに頭も痛くなってきた。
服を着終わってしばらくして、部屋の電話が鳴る。
手を伸ばして電話を取ると、先ほどの部長さんがフロントからかけてきました。
来てもらっても、俺がドアを開けにいけないので、ホテルの人と一緒に来てもらって、鍵を開けてもらうことにする。
俺はそれまでに、何とか必死にベットの上に上半身だけは起こして、椅子につかまって迎え撃つ。
部長さん登場。
水、おにぎりやパンなどの食料、湿布、腰のサポーターなどをいただく。
ものすごくありがたいが、熱と頭と腰痛のため、まともな対応ができていない予感。
そこから部長さんが、うちの会社の人間とも色々話をして、現状を伝えてくれた。
散々に気遣ってくれて、部長さんは退室。
その後会社とも話て、東京営業所の同僚が、俺を病院に連れて行くために、車で来てくれる事になった。
正直、病院にいくために歩くという事が考えられない痛みなので、放置しておいて欲しかったんだけど、適切な処置をしてもらいたいと言う思いもあり、悶々としてた。
つづく。